JPH0119846Y2 - - Google Patents

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JPH0119846Y2
JPH0119846Y2 JP5181384U JP5181384U JPH0119846Y2 JP H0119846 Y2 JPH0119846 Y2 JP H0119846Y2 JP 5181384 U JP5181384 U JP 5181384U JP 5181384 U JP5181384 U JP 5181384U JP H0119846 Y2 JPH0119846 Y2 JP H0119846Y2
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JP
Japan
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pin
insertion hole
pin insertion
base
nut
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JP5181384U
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JPS60163022U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はピアス等の装身具用に使用する止金
具に関し、ナツトがスタツドのピンをぐらつかせ
ることなく保持して抜けにくく、かつナツトの係
止片の弾性を長期間にわたつて強固に保つことの
できる装身具用止金具を提供せんとするものであ
る。
従来のピアス等に用いられる装身具用止金具
は、第1図に示すように、スタツド1のピン11
先端に全周にわたつて細径化した嵌合溝12を形
成し、他方板バネ製ナツト2の基部の両端を、所
定半径の円弧を描くよう内方に向けてループ状に
屈曲させ、この相対向する一対のループ3を、基
部の中心部に設けたピン挿入孔から挿入したピン
11の上記嵌合溝12に嵌着することにより、ス
タツド1にナツト2を取り付けてなるものであつ
た。しかしながらこの従来例においては、ナツト
2がピン11を一対のループ3の先端部分で両側
から挟むよう構成されており、このナツト2はピ
ン11を保持する挟着力が弱い。したがつてピン
11が抜け易く、ナツト2のバネが弱くなり易い
という欠点があつた。
この考案は従来と同様に用法が簡単で使い易
く、またピンが抜けにくい装身具用止金具を提供
せんとするもので、ピン挿入孔を基部の中央部に
穿孔し、基部端部からピン挿入孔に向けて、2以
上の係止片を基部に沿つて折り返し、この係止片
をさらに上記ピン挿入孔上から外方に向かつてル
ープ状に折り返して、ピン挿入孔に挿入したピン
を係止片によりピン挿入孔の中心線上で弾発状態
で挟持するようにしたことを特徴とするものであ
る。
以下図面に基いて本考案の一実施例を説明す
る。第2図および第3図において11はスタツド
の底面に突設したピン11で、このピン11の先
端部分には全周にわたつて細径化した嵌合溝12
が穿設されている。
上記スタツドのピン11に嵌着されるナツト2
は、基部22の中心部にピン挿入孔21が形成さ
れ、基部22端部に突設した2以上の係止片23
を、上記ピン挿入孔21に向け基部22に沿つて
鋭角に折り返している。この係止片23は、さら
に上記ピン挿入孔21上から外方に向かつてルー
プ状に折り返し、ピン挿入孔21に挿入したピン
11をピン挿入孔21の中心線上で弾発状態で挟
持している。なお各係止片23にはその長さ方向
に沿つてほぼ先端まで補強溝24が形成してあ
る。上記各係止片23は、全体としてピン11外
周上をこの補強溝24で包囲している。
この係止片23は、板バネ製ナツト2の基部2
2端部に相対向するよう突設されている。勿論2
本以上であれば数は問わない。またその長さ方向
に沿つて補強溝24が形成され、先端を外方に向
けてループ状に屈曲させたときにこの補強溝24
は、係止片23の外周に対して凹状をなしてい
る。したがつて係止片23の補強溝24はピン1
1を緊密に包囲している。なおスタツドのピン1
1に形設した嵌合溝12には上記係止片23のル
ープの一部が嵌着し、ピン11を確実に保持す
る。勿論、この考案において係止片23が描くル
ープの輪郭は、円形、楕円形、3角形その他任意
の断面形状とすることができる。
次に本考案の作用について説明する。スタツド
にナツト2を装着させる場合は従来と同様に、単
にナツト2の基部22に穿設された挿入孔21に
ピン11を嵌挿すれば良い。こうすることによつ
てナツト2の係止片23が、嵌合溝12に係合し
て強固に結合する。逆に取りはずす場合には、ピ
ン11を引き抜けば簡単にナツト2からピン11
を引き抜くことができる。
この考案の装身具用止金具は以上のように構成
されているので、ピン11を持着する部位が基部
22に近く、その弾発力が良くピン11に作用す
るため、強固にピン11を挟持することができ
る。したがつて、挟着状態ではピン11が抜けに
くく、ナツト2のバネに無理な応力がかからない
ので係止片23の弾性を長期間にわたつて強固に
保つことができる。
またナツト2からピン11を引き抜く際、係止
片23がピン挿入孔21側へ引き付けられ、ピン
11をより強固に挟着するよう作用して、ピン1
1が簡単に脱落しやすいという従来みられた欠点
が解消できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装身具用止金具を示す斜視図、
第2図はこの考案の装身具用止金具を示す斜視
図、第3図はその断面図である。 1……スタツド、2……ナツト、3……ルー
プ、11……ピン、12……嵌合溝、21……ピ
ン挿入孔、22……基部、23……係止片、24
……補強溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピン挿入孔21を基部22の中央部に穿孔し、
    基部22端部からピン挿入孔21に向けて、2以
    上の係止片23を基部22に沿つて折り返し、こ
    の係止片23をさらに上記ピン挿入孔21上から
    外方に向かつてループ状に折り返して、ピン挿入
    孔21に挿入したピン11を係止片23によりピ
    ン挿入孔21の中心線上で弾発状態で挟持するよ
    うにしたことを特徴とする装身具用止金具。
JP5181384U 1984-04-07 1984-04-07 装身具用止金具 Granted JPS60163022U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5181384U JPS60163022U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 装身具用止金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5181384U JPS60163022U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 装身具用止金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60163022U JPS60163022U (ja) 1985-10-29
JPH0119846Y2 true JPH0119846Y2 (ja) 1989-06-08

Family

ID=30571200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5181384U Granted JPS60163022U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 装身具用止金具

Country Status (1)

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JP (1) JPS60163022U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007007025A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Naito Kikinzoku Seisakusho:Kk ピアス用キャッチとその構成部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007007025A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Naito Kikinzoku Seisakusho:Kk ピアス用キャッチとその構成部品

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60163022U (ja) 1985-10-29

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