JPH0223143Y2 - - Google Patents

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JPH0223143Y2
JPH0223143Y2 JP1984051814U JP5181484U JPH0223143Y2 JP H0223143 Y2 JPH0223143 Y2 JP H0223143Y2 JP 1984051814 U JP1984051814 U JP 1984051814U JP 5181484 U JP5181484 U JP 5181484U JP H0223143 Y2 JPH0223143 Y2 JP H0223143Y2
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JP
Japan
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pin
insertion hole
locking piece
pin insertion
nut
Prior art date
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JP1984051814U
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JPS60163023U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案はピアノ等の装身具用に使用する止金
具に関し、ナツトがスタツドのピンをぐらつかせ
ることなく保持して抜けにくく、かつナツトを使
用者の耳たぶの厚さに応じて適当な位置に、ぴつ
たり保持することのできる装身具用止金具を提供
せんとするものである。
【従来の技術】
従来のピアノ等に用いられる装身具用止金具
は、第1図に示すように、スタツド1のピン11
先端部分に、全周にわたつて細径化した一本の嵌
合溝12を形成し、他方板バネ製ナツト2の基部
の両端を所定半径の円弧を描くよう内方に向けて
ループ状に屈曲させ、この相対向する一対のルー
プ3を、基部の中心部に設けたピン挿入孔から挿
入したピン11の上記嵌合溝12に嵌着すること
により、スタツド1にナツト2を取り付けてなる
ものであつた。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、この従来例においてはピン11
がただ一本の嵌合溝12にのみ、ナツト2の一対
のループ3の先端部分で両側から狭まれるよう構
成されており、ナツト2がピン11から抜け易い
という欠点があつた。 この考案の装身具用止金具は、従来と同様に用
法が簡単で使い易く、またピンが抜けにくい装身
具用止金具を提供せんとするものである。
【問題点を解決するための手段】
すなわちこの考案の装身具用止金具は、ピン挿
入孔を基部の中央部に穿孔し、基部端部からピン
挿入孔に向けて係止片をループ状に折り返して、
ピン挿入孔に挿入したピンを係止片によりピン挿
入孔の中心線上で弾発状態で狭持するようにした
装身具用止金具において、ピンの長さ方向先端部
分に、係止片を嵌着するための、長さ方向になだ
らかな波形の断面形状を描く2以上の嵌合溝を設
けたことを特徴とするものである。
【実施例】
以下図面に基いて本考案の一実施例を説明す
る。 第2図において11は、スタツドに設けたピン
で、このピン11の先端部分には全周にわたつて
細径化した嵌合溝12′が2以上(図示したとこ
ろでは5本)穿設されている。 上記スタツドのピン11に嵌着されるナツト2
は、基部22の中心部にピン挿入孔21が形成さ
れ、基部22端部に穿設した2以上の係止片23
を、上記ピン挿入孔21に向けてループ状に折り
返し、ピン挿入孔21に挿入したピン11をピン
挿入孔21の中心線上で弾発状態で狭持してい
る。なお各係止片23にはその長さ方向に沿つて
ほぼ先端まで補強溝24が形成してある。上記各
係止片23は、全体としてピン11外周上をこの
補強溝24で包囲している。この補強溝24は、
先端を外方に向けてループ状に屈曲させたとき
に、係止片23の外周に対して凹状をなしてい
る。したがつて係止片23の補強溝24は、上記
ピン11を緊密に包囲している。 なお、スタツドのピン11に形設した嵌合溝1
2′には、上記係止片23のループの一部が嵌着
し、ピン11を確実に保持する。この考案におい
てピン11の複数の嵌合溝12′が描く断面形状
は、図示したような、なだらかな波形の断面形状
とすることが必要である。 次に本考案の作用について説明する。スタツド
にナツト2を装着させる場合は従来と同様に、単
にナツト2の基部22に穿設された挿入孔21に
ピン11を嵌挿すれば良い。こうすることによつ
てナツト2の係止片23が、適宜位置の嵌合溝1
2′に係合して強固に結合する。逆に取りはずす
場合には、ピン11を引き抜けば簡単にナツト2
からピン11を引き抜くことができる。
【考案の効果】
この考案の装身具用止金具は以上のように構成
されているので、ピン11を使用者の耳たぶの厚
さに応じて適宜位置まで挿入することができ、ピ
ンが長すぎてスタツドの飾りがその重さによつて
下向きに保持されたり、一本しかない嵌合溝1
2′から抜けてすぐに脱落してしまつたりするこ
とがない。すなわちナツト2により強固にピン1
1を狭持することができる。したがつて、挟着状
態ではピン11が抜けにくく、ナツト2のバネに
無理な応力がかからないので係止片23の弾性を
長期間にわたつて強固に保つことができる。また
ナツト2が当該嵌合溝12′からはずれても、次
の嵌合溝12′に嵌合するので、ピン11が簡単
に脱落しやすいという従来みられた欠点が解消で
きた。 さらに複数本の嵌合溝12′を、長さ方向にな
だらかな波形の断面形状を描くように形成してい
るので、所望の位置に滑らかに移動させることが
できて非常に操作性がよく、しかもナツト2の係
止片23が嵌合溝12′の段差で磨耗することが
ないため、耐久性が大幅に向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装身具用止金具を示す斜視図、
第2図はこの考案の装身具用止金具を示す断面図
である。 1……スタツド、2……ナツト、3……ルー
プ、11……ピン、12′……嵌合溝、21……
ピン挿入孔、22……基部、23……係止片、2
4……補強溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピン挿入孔21を基部22の中央部に穿孔し、
    基部22端部からピン挿入孔21に向けて係止片
    23をループ状に折り返して、ピン挿入孔21に
    挿入したピン11を係止片23により、ピン挿入
    孔21の中心線上で弾発状態で狭持するようにし
    た装身具用止金具において、ピン11の長さ方向
    先端部分に、係止片23を嵌着するための、長さ
    方向になだらかな波形の断面形状を描く2以上の
    嵌合溝12′を設けたことを特徴とする装身具用
    止金具。
JP5181484U 1984-04-07 1984-04-07 装身具用止金具 Granted JPS60163023U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5181484U JPS60163023U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 装身具用止金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5181484U JPS60163023U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 装身具用止金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60163023U JPS60163023U (ja) 1985-10-29
JPH0223143Y2 true JPH0223143Y2 (ja) 1990-06-22

Family

ID=30571202

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5181484U Granted JPS60163023U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 装身具用止金具

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JP (1) JPS60163023U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04315957A (ja) * 1991-04-16 1992-11-06 Ngk Insulators Ltd 鉄塔取付機器の振動測定装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158416U (ja) * 1984-03-30 1985-10-22 株式会社パイロット 装身具の止着構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60163023U (ja) 1985-10-29

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