JPH0527048Y2 - - Google Patents

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JPH0527048Y2
JPH0527048Y2 JP1987066899U JP6689987U JPH0527048Y2 JP H0527048 Y2 JPH0527048 Y2 JP H0527048Y2 JP 1987066899 U JP1987066899 U JP 1987066899U JP 6689987 U JP6689987 U JP 6689987U JP H0527048 Y2 JPH0527048 Y2 JP H0527048Y2
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band
plate
buckle
stop plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は可撓性材料より成る腕時計のバンド
を連結する時計バンドの中留構造に関する。
[従来技術の説明] 従来より一般に、腕時計に取付ける皮や布や合
成樹脂等の可撓性材料より成るバンドは二片に分
離され、腕時計を腕に止める度に各片の自由端同
士を連結するようにされていた。この連結手段と
しては、一方のバンドの自由端にツク棒を備えた
尾錠を取付け、他方のバンドの自由端付近に係止
穴を等間隔に複数個穿設する。そして、前記尾錠
のツク棒を前記係止穴のひとつに挿入することに
よつて、前記二片のバンドを互いに係合させ、腕
時計を腕に止めていた。
このように、バンドを二片に分離し、腕時計を
腕に止める度に分離したバンドを連結させるもの
においては、バンドを連結する際に片方の手しか
使うことができないものであつた。更に、バンド
同士が連結されていないので、バンドを腕に止め
る時や腕から外す時に、腕時計が腕から落ちる危
険性があつた。
このような不具合を解消するものとして、特開
昭56−152589号に示すように、腕時計の取付けや
取外し操作を容易にし、しかもその際に腕時計が
腕から落ちる危険性を無くし、その上バンドの長
さの調節を可能にしたバンド類の留め金が提案さ
れている。
このバンド類の留め金の構成は、第4図に示す
ように、腕時計10に一方のバンド12の一端を
取り付け、そのバンド12の先端に裏板14を取
り付ける。その裏板14に中板16の一端を枢着
し、その中板16の他端にバツクル18を枢軸2
0を介して取付ける。腕時計10に他方のバンド
22の一端を取り付け、そのバンド22の自由端
付近に複数個の係止穴24を穿設する。前記表カ
バー18には突起26を一体に形成し、この突起
26に前記バンド22の係止穴24のひとつを係
合させて、バンド12とバンド22とを連結す
る。即ち、バンド22の係止穴24の間隔ごとに
バンド22の長さを調節できるようにしている。
前記裏板14のバンド12側にはフツク28が設
けられ、裏板14と中板16とを接合させ、前記
フツク28を前記枢軸20に掛止することによつ
て、腕時計10を腕に止めることができる。この
反対に腕時計10を腕から外す場合には、前記フ
ツク28と枢軸20との係合を解く。
このように、バンド12とバンド22とを常に
連結させておくことによつて、腕時計を腕に止め
る時や腕から外す時に、腕時計を腕から落とす危
険性が無くなると共に、その取付け取外し操作を
容易に行なうことができる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしこの従来の構成では、バンド22の係止
穴24にバツクル18の突起26を係止させてバ
ンドの長さを調節するので、各係止穴24の間隔
ごとにしか長さを調節できない。つまり、各人の
腕の太さにバンドの長さを自由に調節することが
できない。
その上、バンド22の係止穴24に突起26が
挿入されているので、この突起26が挿入される
係止穴24が次第に大きくなつて外観上見栄えが
悪くなるものであつた。更に、バンド22に複数
個の係止穴24が穿設されている為、バンド22
自体が強度的に弱くなり、バンド22に外力が加
わると係止穴24に応力が集中して、係止穴24
から亀裂が生じるという不具合があつた。
[考案の目的] この考案は上記欠点を解決するもので、皮や布
等の可撓性材料より成るバンド係止穴を穿設しな
いようにして、バンドの美観を保つと共に強度を
向上させ、その上バンドの長さを自由に調節でき
るようにし、更に腕に時計を取り付けた際に2片
のバンド間に段差が生じないようにした時計バン
ドの中留構造を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するために、可撓性
材料より成る2片のバンドと、プレート部とその
両側に折り曲げた一対の側壁とから成るものであ
つて前記2片のバンドのうちの一方のバンドを位
置調節可能に取り付けるためのバツクルと、他方
のバンドを取り付ける裏板と、それらバツクルと
裏板とをヒンジ連結する中板と、それらバツクル
と裏板とを着脱自在に取付ける手段とを有する時
計バンドの中留構造において、前記バツクルの一
対の側壁の間に回動自在に取り付けた止板と、前
記止板を所定の位置に係止させるために前記バツ
クルの一対の側壁の間に取付けた係止手段とを有
し、一方のバンドを前記バツクルのプレート部と
前記止板との間に挿通させ、その止板が前記係止
手段に係止する位置ではその止板とバツクルのプ
レート部とによつて一方のバンドを挟持固定し、
止板が係止手段に係止しない回動範囲ではその止
板とバツクルのプレート部との間隙に一方のバン
ドを移動可能としたものである。
[作用] バツクルに取り付けられた止板を回動させ、バ
ツクルと止板の間をバンドが自由に移動できるよ
うにし、バンドを任意の位置に合わせる。その
後、止板を回動して係止手段に係止させる。この
止板が係止した状態において、その止板とバツク
ルによつてバンドを挟持固定する。
[実施例] 次に、この考案に係る時計バンドの中留構造の
一実施例を図面に基づいて説明する。第1図は本
考案に係わる時計バンドの中留構造を備えた三つ
の折れ金具の斜視図である。三つ折れ金具30
は、一方のバンド32を係合させそのバンド32
の取付け位置を調整するバツクル34と、他方の
バンド36を固定的に取付ける裏板38と、前記
バツクル34と裏板38とをヒンジ連結する中板
40等から構成されている。これらのバンド32
とバンド36とのそれぞれの他端は、図示しない
腕時計に取付けられている。
前記バツクル34はプレート部41とその両側
に折曲げた側壁42とから成り、この両側の側壁
42間の間隔は前記バンド32の幅より大きくし
てある。この両側の側壁42の間に、止板44が
回動可能に取付けられている。即ち、両側壁42
にはそれぞれ穴46が設られ、止板44の両縁に
突出支持部48が一体に形成され、突出支持部4
8を前記穴46に係止させることによつて、止板
44が側壁42に突出支持部48位置を中心に回
動できるようにしている。
この止板44には、前記バンド32を前記プレ
ート部41とで挟持固定させるための挟持部50
が一体に形成されている。また、この止板44の
突出支持部48から離れた位置にある回動先端部
51は、挟持部50側に向いてやや折曲した形状
とされ、その回動先端部51の中央に切欠52が
形成されている。前記両側壁42間にはピン54
が固定される。そのピン54は、前記止板44が
回動した時にその回動先端部51が接触し、止板
44に外力を加えることによつてその回動先端部
51がピン54を越えれるような位置に配置され
ている。
第2図に示したように、止板44をプレート部
41から離した位置まで回動した時は、止板44
の挟持部50とプレート部41との間は、バンド
32が充分挿通できる間隙とされている。ここ
で、第2図の状態から、止板44を矢印A方向に
回動させると、前記止板44の回動先端がピン5
4を越えて第1図や第3図に示した状態になる。
この状態においては、止板44がバツクル34に
係合しており、外力を加えない限り止板44の回
動先端部51がピン54を越えて第2図の状態に
戻ることはない。また、バツクル34のプレート
部41と止板44の挟持部50との間隙はバンド
32が移動できないものとなる。即ち、バンド3
2は挟持部50とプレート部41とによつて挟持
固定されるよう構成されている。
両側壁42には、止板44やピン54の位置よ
り時計側から離れた位置に、穴55が形成されて
いる。前記中板40の先端には軸56を挿通でき
る軸管58が一体に形成されている。その軸管5
8に軸56を挿通させて、軸56を前記穴55に
嵌合して軸管58を両側壁42間に取付ける。即
ち、中板40はこの軸管58を中心にバツクル3
4に回動自在に取付けられる。一方、この中板4
0と枢着されている裏板38には、前記軸管58
と係合するためのフツク60が形成されている。
また、裏板38には中板40よりやや大きい穴6
2が形成され、三つ折れ金具30を第3図に示す
ように折り畳んだ時に、前記中板40が裏板38
の穴62に収納されるようになつている。
次に、この三つ折れ金具30の使用について説
明する。先ず、止板44を第2図の状態にして、
プレート部41と止板44やピン54や軸管58
との間にバンド32を挿入する。それから、バン
ド32の挿入長さが適当になつたところで止板4
4をピン54を越えるまで、第2図の矢印A方向
に回動させ、止板44の外側先端部51をピン5
4に係止させる。止板44がピン54に係止した
状態においては、プレート32は止板44の挟持
部50とプレート部41とによつて固定挟持さ
れ、バツクル34より外れることはない。また、
第3図に示した状態においては裏板38や中板4
0が止板44に接触し、止板44がピン54から
外れることはない。
この第3図の状態においては、裏板38と中板
40を中心とすると、バンド32とバンド36は
同じ側に位置する。即ち、バンド32とバンド3
6とを連結するバツクル34の位置において、バ
ンド32とバンド36との間に段差はあるが、そ
の段差は小さくしかも気づかない程度のものであ
る。
その後、バンド32の長さを調節する場合に
は、腕時計を腕から外して第1図の状態とし、止
板44の切欠52に棒などを挿入して止板44を
開き、止板44とピン54との係合を解除する
(第2図の状態)。これによつて、バンド32がバ
ツクル34に対し自由に移動可能となり、バンド
32を適当な長さに調節して、再び止板44をピ
ン54に係止させてバンド32を固定する。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係わる時計バ
ンドの中留構造によれば、皮や布や合成樹脂等の
可撓性材料より成る二片のバンドを三つ折れ金具
に連結し、しかも一方のバンドをその三つ折れ金
具に任意な位置で挟持できるようにしたものであ
る。従つて、従来のような係止穴の間隔幅ごとに
しか長さを調節できないものと違つて、バンドを
任意の長さに調節することができる。
更に、皮や布や合成樹脂等の可撓性材料より成
るバンドに係止穴を設ける必要がないので、バン
ドの強度を向上させることができると共に、バン
ドのほつれ等を無くして美観を保つことができ
る。
その上、一対のバンドを連結するバツクル位置
において、その一対のバンドの間生じる段差を小
さくして、連結部における美観を保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる時計バンドの中留構造
の斜視図、第2図は第1図に示した時計バンドの
中留構造を構成するバツクルの斜視図、第3図は
第1図に示した時計バンドの中留構造のロツク状
態を示す断面図、第4図は従来の時計バンドの中
留構造を示す概略側面図である。 30……三つ折れ金具、32……バンド、34
……バツクル、36……バンド、38……裏板、
40……中板、41……プレート部、42……側
壁、44……止板、50……挟持部、54……ピ
ン、60……フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性材料より成る2片のバンドと、プレート
    部とその両側に折り曲げた一対の側壁とから成る
    ものであつて前記2片のバンドのうちの一方のバ
    ンドを位置調節可能に取り付けるためのバツクル
    と、他方のバンドを取り付ける裏板と、それらバ
    ツクルと裏板とをヒンジ連結する中板と、それら
    バツクルと裏板とを着脱自在に取付ける手段とを
    有する時計バンドの中留構造において、前記バツ
    クルの一対の側壁の間に回動自在に取り付けた止
    板と、前記止板を所定の位置に係止させるために
    前記バツクルの一対の側壁の間に取付た係止手段
    とを有し、一方のバンドを前記バツクルのプレー
    ト部と前記止板との間に挿通させ、その止板が前
    記係止手段に係止する位置ではその止板とバツク
    ルのプレート部とによつて一方のバンドを挟持固
    定し、止板が係止手段に係止しない回動範囲では
    その止板とバツクルのプレート部との間隙に一方
    のバンドを移動可能としたことを特徴とする時計
    バンドの中留構造。
JP1987066899U 1987-05-06 1987-05-06 Expired - Lifetime JPH0527048Y2 (ja)

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JPS63175915U JPS63175915U (ja) 1988-11-15
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