JP3031592U - 装身具 - Google Patents

装身具

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JP3031592U
JP3031592U JP1996005426U JP542696U JP3031592U JP 3031592 U JP3031592 U JP 3031592U JP 1996005426 U JP1996005426 U JP 1996005426U JP 542696 U JP542696 U JP 542696U JP 3031592 U JP3031592 U JP 3031592U
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JP
Japan
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accessory
fastening
clothing
band
pin
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JP1996005426U
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Inventor
吉田　　孝
Original Assignee
平和堂貿易株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯締めと洋装用装身具を兼用できる装身具を
得る。 【解決手段】 ブローチなどの洋装用装身具の留めピン
２部分に帯締め挿通金具５を装着することによって帯留
めとして使用できるようにした。上記洋装用装身具の留
めピン２は複数本の針を有し、一方、帯締め挿通金具５
は帯締めを挿通するための環状部６と、これをつなぐ上
記留めピンを挿通する管状部材７からなり、該管状部材
に上記洋装用装身具の留めピンを挿通し、ピン先を係止
具４によって固定することにより、帯締め挿通金具が洋
装用装身具の留めピン部に装着される。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は和装、洋装兼用の装身具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、和装は慶弔の儀式への参列、茶会、温習会への参加など、特殊な場合に 限られているのが実情である。和装用の装身具としては、帯留めがよく用いられ 、高価なものが多いにもかかわらず、和服を着る機会の減少に伴い使用頻度は低 下してしまうという問題があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、帯留めをブローチなどの洋装用装身具と兼用可能とすることによ り、その使用の機会を増加させるようにしたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この考案の装身具は、洋装用装身具の留めピン部分に帯締めを挿通するための 金具を装着することによって帯留めとして使用できるようにしたことを特徴とす る。 兼用とするには、帯留めの帯締め挿通金具に洋装用の留めピンを装着すること も可能ではあるが、常に一定の姿勢で使用され、他のものに接触する機会の少な い帯留めに比べて、たとえばブローチの場合、留める場合の傾斜角度、右に付け るか左に付けるかなど、使用法が必ずしも一定せず、それに伴い使用中の姿勢の 変化、他のものへの接触する機会が多いなど、より確実に装着することが望まし いことから、洋装用装身具の留めピン部分に帯締めを挿通するための金具を装着 することによって帯留めとして使用できるように構成する。
【０００５】
【実施例】
以下、実施例によってこの考案を詳細に説明する。 図１はたとえばブローチのような装身具を示し、貴金属あるいはこれに宝石を 配した装身具本体１の裏面には、通常のように留めピン２が軸３により回動自在 に固着される。その先端部には、ピン先の係止具４が配設される。 帯締め挿通金具の取付け金具の装着のためだけでなく、装身具本体１を所望の 角度でスーツなどに固定するためにも、留めピン２は複数の針を持つことが好ま しい。すなわち、このピンが１本の針を有するのみであれば、装身具をスーツな どに装着した状態で、装身具はこの針の周りに自由に回転できることとなり、意 図した姿勢に保持することは出来ない。しかし、複数本の針で装着すれば、針の 周りの回転は出来ず、このような問題は生じない。 針が複数本あっても、その先端の係止具４は、その中の１本を固定できればよ い。
【０００６】 帯締め挿通金具５は、図２に示すように、２つの帯締めを挿通するための環状 部６と、これをつなぐ管状部材７から構成される。 図３に示すように、上記帯締め挿通金具５の管状部材７に、上記装身具の留め ピン２の針を挿通し、ピン先を係止具４により固定することにより、上記帯締め 挿通金具５が上記装身具の留めピン部に装着されることとなる。そして、帯締め 挿通金具５は複数本の針で装身具に係合しているため、装身具本体１と帯締め挿 通金具５は相互に回転は許されず、帯締めによりしっかりと帯前面に装着される こととなる。
【０００７】
【考案の効果】
本考案の装身具は、上記のように、装身具本体に設けられた留めピンに帯締め 挿通金具を装着するだけで帯留めとして使用できるので、利用機会の少ない帯留 めの利用機会を増し、あるいは洋装用装身具を帯留めとして利用できるので、伝 統的な帯留めのデザインにも新風を吹き込むことが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の装身具本体の留めピン部を示す平面図
である。
【図２】本考案の帯締め挿通金具の（ａ）側面図、
（ｂ）平面図である。
【図３】本考案の装身具に帯締め挿通金具を装着した状
態を示す平面図である。
【符号の説明】
１ 装身具本体 ２ 留めピン ３
軸 ４ 係止具 ５ 帯締め挿通金具 ６
環状部 ７ 管状部材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 洋装用装身具の留めピン部分に帯締めを
    挿通するための金具を装着することによって帯留めとし
    て使用できるようにしたことを特徴とする装身具
  2. 【請求項２】 上記洋装用装身具はブローチであること
    を特徴とする請求項１の装身具
  3. 【請求項３】 上記洋装用装身具の留めピンは、複数本
    の針を有する留めピンであることを特徴とする請求項１
    の装身具
  4. 【請求項４】 上記帯締めを挿通するための金具は、帯
    締めを挿通するための環状部と、これをつなぐ上記留め
    ピンを挿通する管状部材からなることを特徴とする請求
    項１の装身具
  5. 【請求項５】 上記帯締めを挿通するための金具の管状
    部材に、上記洋装用装身具の留めピンを挿通し、ピン先
    を係止具により固定することにより、上記帯締めを挿通
    するための金具が上記洋装用装身具の留めピン部に装着
    されることを特徴とする請求項１あるいは請求項４の装
    身具
JP1996005426U 1996-05-23 1996-05-23 装身具 Expired - Lifetime JP3031592U (ja)

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