JP2010241435A - 中仕切りコンテナおよび中仕切り部材の位置決め固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテナを倒しても中仕切り部材が飛び出すことがなく、位置精度良好に物品の取出しが可能であるとともに、様々な物品を収容することのできる中仕切りコンテナおよび中仕切り部材の位置決め固定具を提供する。
【解決手段】内方に物品収容部74を形成するとともに底壁部70と対向する側が開口されたコンテナ本体部76と、複数の中仕切り板82で複数の小部屋に区画形成する中仕切り部材80と、を有する中仕切りコンテナ90において、各中仕切り板82を位置決め固定する位置決め固定具10は、複数の中仕切り板82を係止するための係止溝が所定間隔置きに複数形成された平板部材20と、平板部材20を側壁部72に着脱自在に多点止めする固定手段30と、を備え、各中仕切り板82を挿入して係止した後、少なくともコンテナ本体部76の寸法基準点に近い側に位置する平板取り付け点において、平板部材20が位置決めされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、中仕切りコンテナ内に配設された中仕切り部材の位置決め固定を行うための位置決め固定具、およびこの位置決め固定具を配設してなる中仕切りコンテナに関する。
従来より、電子部品をはじめとするあらゆる物品の保管や運搬用として、樹脂製のコンテナが広く利用されており、このようなコンテナの一つとして、コンテナ内に複数の中仕切り板を設置し、コンテナ内に複数の小部屋を区画形成した中仕切りコンテナが広く用いられている。
このような中仕切りコンテナ100は、例えば図15に示したように、コンテナ本体部102の底壁部104に貫通スリット108を複数設けるとともに、貫通スリット108と直交する2辺の側壁部106にも貫通スリット108にあわせた位置に溝部110が設けられ、この溝部110と貫通スリット108に挿入される凸部122,124を有する中仕切り板120をコンテナ本体部102内の各溝部110および貫通スリット108に配設することで、複数の小部屋が区画形成されるようになっている(特許文献1参照のこと)。
なお、この中仕切りコンテナ100は、あらかじめ複数の貫通スリット108と溝部110が設けられているので、収容する物品の大きさに合わせて、中仕切り板120の配設位置を変えて小部屋の大きさや数を調整可能であり、様々な物品の収容ができるようになっている。
一方、特許文献2に開示された中仕切りコンテナ200は、図16に示したように、コンテナ本体部202内に複数の中仕切り板222を格子状に組み合わせた中仕切り部材220を設置し、この中仕切り部材220の四方の端部に、それぞれ中仕切り部材220の中仕切り板222の位置にあわせて複数の溝232が形成された平板部材230を嵌め合わせ、この状態で平板部材230を両面テープ(図示せず)でコンテナ本体部202の各側壁部204に接着して構成されており、これにより中仕切りコンテナ200を傾倒させても、コンテナ本体部202内の中仕切り部材220が外方に飛び出さないように工夫がされている。
さらに、内部の中仕切り部材220および平板部材230を別の物品用のものに交換して小部屋の大きさを変えれば、別の物品の収容にも用いることができるようになっている。
このような中仕切りコンテナ200は、複数の小部屋内に物品が収容されるようになっているため、中仕切りコンテナ200内の各小部屋内に配設された物品の位置が判明し易く、例えば自動ラインなどにおいて中仕切りコンテナ200が用いられる場合には、中仕切りコンテナ200内の各小部屋に収容された物品を自動機で取り出せるようになっている。
なお自動ラインでは、例えば中仕切りコンテナ200内の各小部屋の位置データを予め記憶装置内に記憶しておき、この位置データに基づいて自動機を作動させ、所望の小部屋内に収容された物品を取り出すようにしている。
実公昭63−169439号公報 特許第3300276号公報
しかしながら、特許文献1に記載の中仕切りコンテナ100は、貫通スリット108や溝部110に中仕切り板120を配設するだけであるため、貫通スリット108や溝部110の寸法公差と、中仕切り板120の板厚寸法公差とにより、貫通スリット108や溝部110に中仕切り板120を配設した際、両者の間にクリアランスが生じ、貫通スリット108や溝部110内で中仕切り板120が、がたつきを生ずる場合があった。
また、このような中仕切りコンテナ100を自動ラインで使用すると、中仕切りコンテナ100に対する各中仕切り板120の位置が定まらないため、自動機が誤った位置の物品を取り出してしまったり、物品を確実に挟持できず破損してしまう虞があった。
さらに、貫通スリット108や溝部110が設けられた中仕切りコンテナ100は、貫通スリット108や溝部110の位置が初めから決められているため、貫通スリット108や溝部110の位置とは合わない大きさの物品搬送には適さず、汎用性が悪いという難点を有している。
一方、特許文献2に記載の中仕切りコンテナ200では、平板部材230が両面テープでコンテナ本体部202の側壁部204に接着されているため、平板部材230を側壁部204から取り外す際、平板部材230が変形したり、側壁部204に接着剤が残存することも有り、他の物品用に換えて使用するにしても、使用までにコストや時間がかかってしまうものであった。
また、この中仕切りコンテナ200を自動ラインで使用すると、平板部材230が単に両面テープで側壁部204に接着されているだけであるため、側壁部204に対する平板部材230の位置決めがなされていない。
このため、中仕切り部材220の位置が定まらず、やはり特許文献1と同様、自動機が誤った位置の物品を取り出してしまったり、物品を確実に挟持できず破損してしまう虞があった。
本発明はこのような現状に鑑みなされたものであって、例えば自動ラインにおいて使用する場合にコンテナを倒しても中仕切り部材が飛び出すことがなく、位置精度良好に物品の取出しが可能であるとともに、様々な物品を収容することのできる汎用性の高い中仕切りコンテナおよび中仕切り部材の位置決め固定具を提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における問題点を解決するために発明されたものであって、
本発明の位置決め固定具は、
底壁部と前記底壁部の周縁より立設された複数の側壁部とにより、内方に物品収容部を形成するとともに前記底壁部と対向する側が開口されたコンテナ本体部と、
前記コンテナ本体部内に配設され、複数の中仕切り板で前記物品収容部を複数の小部屋に区画形成する中仕切り部材と、を有する中仕切りコンテナにおいて、
前記コンテナ本体部内に配設された中仕切り部材の各中仕切り板を位置決め固定する位置決め固定具であって、
前記位置決め固定具は、
前記中仕切り部材を構成する複数の中仕切り板の開口側端部を係止するための係止溝が所定間隔置きに複数形成された平板部材と、
前記平板部材に設けられた複数の係止溝内に各中仕切り板の開口側端部を差し込んで係止した状態で、前記平板部材を側壁部に着脱自在に多点止めする固定手段と、を備え、
前記平板部材の各係止溝内に中仕切り部材の各中仕切り板を挿入して係止した後、前記側壁部に、前記平板部材を固定手段で多点止めして取り付けた際、
前記側壁部の複数の平板取り付け点のうち、少なくとも前記コンテナ本体部の寸法基準点に近い側に位置する平板取り付け点において、前記平板部材が位置決めされるよう構成されていることを特徴とする。
このように位置決め固定具が構成されていれば、中仕切りコンテナを倒した状態でも、中仕切り板の飛び出しを防止することができ、さらに平板部材が固定手段により位置決め固定されるとともに、固定手段が着脱自在であるため、コンテナの側壁部から平板部材を取り外すことが容易で、コンテナを汎用性高く使用することができる。
さらに、側壁部に取り付けられた平板部材の取り付け点のうち、コンテナ本体部の寸法基準点に近い側に位置する平板取り付け点において、平板部材が位置決めされていれば、中仕切りコンテナ内に配設された中仕切り部材による各小部屋の位置精度が高められるため、自動ラインで中仕切りコンテナを使用した際に、確実に所望の位置に配設された物品を自動機で取り出すことができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記固定手段が、
前記平板部材と前記側壁部とを貫通する軸部と、前記軸部の一方側の端部に抜け止めフランジ部とを有する取り付けピン部材と、
前記貫通された軸部の他方側の端部と係合する係合部を有する係止操作部材と、
から構成されていることを特徴とする。
このように固定手段が取り付けピン部材と係止操作部材とから構成されていれば、平板部材の位置決め固定が容易であるとともに、取り外しも容易に行うことができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記取り付けピン部材が、前記コンテナ本体部の内側に位置され、
前記係止操作部材が、前記コンテナ本体部の外側に位置するよう構成されていることを特徴とする。
このような位置関係で取り付けピン部材と係止操作部材とを設置すれば、コンテナの内側に位置する部分が、取り付けピン部材の抜け止めフランジ部のみとなるため、自動機で物品を取り出す際に誤って物品と取り付けピン部材とが接触して障害となることを防止することができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記平板部材において、
前記取り付けピン部材の抜け止めフランジ部が位置する部分に段部が設けられ、前記段部の段差幅が、前記抜け止めフランジ部の厚み以上に設定されていることを特徴とする。
このように平板部材の段部に取り付けピン部材の抜け止めフランジ部が配設され、段部の段差幅が抜け止めフランジ部の厚み以上であれば、コンテナの端部に物品が入れられていても、物品が抜け止めフランジ部に接触することがないため、物品の取り出し時の障害となることを確実に防止することができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記係止操作部材が、
前記コンテナ本体部の外形よりも外側に突出しないように構成されていることを特徴とする。
このように構成されていれば、中仕切りコンテナを複数並べる場合に、隣り合った中仕切りコンテナ同士がぶつかりあっても、係止操作部材同士は接触することがないため、破損の心配もなく、またコンテナの最外形が大きくならないので好ましい。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記コンテナ本体部の寸法基準点に近い側において、
前記平板部材に設けられた係止孔の形状と、
前記側壁部に設けられた取り付け用孔の形状と、
前記平板部材の係止孔および前記側壁部の取り付け用孔を貫通する軸部の断面形状が、
略同一であることを特徴とする。
このように貫通孔の形状と軸部の断面形状とが略同一であれば、平板部材の位置決めおよび固定を確実に行うことができる。また、コンテナ本体部の寸法基準点に近い側であるため、コンテナ本体部の寸法精度にばらつきが生じても、寸法基準点から貫通孔までの距離はほとんど離れていないため、この位置に確実に平板部材の一端部が位置決め固定されれば、中仕切り部材を所望の精度で位置決めすることができる。
したがって、自動ラインにおいて中仕切りコンテナを用いた場合に、自動機が所望の物品を確実に取り出すことができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記コンテナ本体部の寸法基準点に遠い側において、
前記平板部材に設けられた係止孔の形状が、前記側壁部に設けられた取り付け用孔の形状よりも大きいことを特徴とする。
このようにコンテナ本体部の寸法基準点に遠い側の係止孔の形状が、側壁部に設けられた取り付け用孔よりも大きくても、寸法基準点に近い側については、位置精度良く固定されているため、中仕切り部材を所望の精度で位置決めさせることができる。
なお、コンテナ本体部の寸法基準点に遠い側の係止孔については、左右の方向に長孔とし、上下方向については取り付け用孔と同幅とすることが好ましい。このようにすれば、左右方向のみに遊びがあることになるため、上下方向に平板部材がずれることなく、中仕切り部材を所望の精度で位置決めさせることができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記固定手段は、
前記側壁部の開口側端面上に設けられた側壁嵌合孔に嵌合される嵌合爪と、
前記平板部材を前記側壁部側に沿うように押圧する押圧部と、を有する嵌合部材から構成されていることを特徴とする。
このように嵌合部材のみで平板部材を位置決め固定すれば、部品点数が少なくて済むため、製造コストを抑えつつ、中仕切り部材を所望の精度で位置させることができる。したがって、自動ラインにおいて中仕切りコンテナを用いた場合に、自動機が所望の物品を確実に取り出すことができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記平板部材は、
前記嵌合部材の押圧部が位置する部分に、前記押圧部が挿入される挿入凹部が設けられ、
前記挿入凹部の凹部深さが、前記押圧部の厚み以上となるように設定されていることを特徴とする。
このように嵌合凹部の凹部深さが、押圧部の厚み以上であれば、コンテナの端部に物品が入れられていても、物品が押圧部に接触することがないため、物品の取り出し時の障害となることを確実に防止することができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記嵌合部材が、
前記コンテナ本体部の側壁部の上端面に設けられた上端凹部に挿入されるように構成され、前記上端凹部内に前記側壁嵌合孔が設けられていることを特徴とする。
このように嵌合部材が側壁部の上端面に設けられた上端凹部に挿入されるようになっていれば、嵌合部材の両側面を上側凹部の両側面で保持することになるため、嵌合部材が上端凹部内でぐらつくことなく、確実に固定することができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記嵌合部材に挿入凸部が設けられるとともに、前記側壁部の上端凹部に挿入孔が設けられ、
前記嵌合部材を前記側壁部の上端面に設けられた上端凹部に挿入した際において、
前記挿入凸部が、前記側壁部の上端凹部に設けられた前記挿入孔に挿入されるように構成されていることを特徴とする。
このように、嵌合部材の挿入凸部が、側壁部の上端凹部に設けられた挿入孔に挿入されるようになっていれば、挿入凸部が挿入孔に案内されて位置決めされるため、側壁嵌合孔に嵌合部材の嵌合爪が嵌合させ易くすることができる。なお、嵌合部材の挿入凸部は、端部に行くにしたがって幅が狭くなるようテーパー形状となっていれば、このテーパー形状の挿入凸部が挿入孔に案内され易くすることができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記嵌合部材が、
前記コンテナ本体部の最外形よりも外方および上方に突出しないように構成されていることを特徴とする。
このように構成されていれば、中仕切りコンテナを複数並べる場合に、上下左右に隣り合った中仕切りコンテナ同士がぶつかりあっても、嵌合部材同士は接触することがないため、破損の心配もなく、コンテナの最外形が大きくならないので好ましい。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記コンテナ本体部の寸法基準点に近い側において、
前記平板部材の嵌合凹部の形成幅と、
前記コンテナ本体部の側壁部の上端面に設けられた上端凹部の形成幅と、
前記嵌合部材の長辺側の幅と、
前記嵌合部材の押圧部の長辺側の幅が、
略同一に設定されていることを特徴とする。
このようにそれぞれの幅が略同一であれば、平板部材の位置決めおよび固定を確実に行うことができる。また、コンテナ本体部の寸法基準点に近い側において上記の寸法となっていれば、コンテナ本体部の寸法精度にばらつきが生じても、寸法基準点から上端凹部までの距離はほとんど離れていないため、この位置に確実に平板部材の一端部が位置決め固定されれば、中仕切り部材を所望の精度で位置決めすることができる。
したがって、自動ラインにおいて中仕切りコンテナを用いた場合に、自動機が所望の物品を確実に取り出すことができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記コンテナ本体部の寸法基準点に遠い側において、
前記平板部材の嵌合凹部の形成幅が、
前記嵌合凹部に挿入される前記嵌合部材の押圧部の長辺側の幅よりも、大きく設定されていることを特徴とする。
このようにコンテナ本体部の寸法基準点に遠い側の嵌合凹部の幅が、嵌合部材の押圧部の長辺側の幅よりも大きく設定されていても、寸法基準点に近い側については、位置精度良く固定されているため、中仕切り部材を所望の精度で位置させることができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記平板部材に設けられた前記係止溝の幅と、前記係止溝に係止される前記中仕切り部材の各仕切り板の幅が、略同一幅であることを特徴とする。
このように係止溝と中仕切り部材の幅が設定されていれば、係止溝内で中仕切り部材ががたつくことを防止することができる。したがって、自動ラインにおいて中仕切りコンテナを用いた場合に各中仕切り板の位置決め精度が良好であり、自動機が所望の物品を確実に取り出すことができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記平板部材が、打ち抜き加工により成形されていることを特徴とする。
このように打ち抜き加工で固定部材を成形すれば、所望の寸法精度を得ることが確実にできる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記平板部材が、射出成形により成形されていることを特徴とする。
このように射出成形であっても、平板部材が板状の比較的簡単な形状であるため、寸法精度の良い平板部材を得ることができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
少なくとも前記平板部材の長辺側の寸法公差が、±0.5mm以内であることを特徴とする。
このように平板部材の寸法公差を設定すれば、寸法精度にばらつきを生ずるコンテナ本体部の所定位置を基準としても、平板部材の寸法精度が高いため、コンテナ本体部の所定の基準点からの中仕切り部材の位置精度を高めることができる。
したがって、自動ラインにおいて中仕切りコンテナを用いた場合に、自動機が所望の物品を確実に取り出すことができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記平板部材を側壁部に多点止めする固定手段が、
少なくとも前記平板部材の両端部に設けられていることを特徴とする。
このように位置決め固定具が平板部材の両端部に設けられていれば、平板部材を確実に側壁部に固定することができる。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記中仕切り部材が、
複数の前記中仕切り板を互いに嵌め合わせて格子状に構成されていることを特徴とする。
このように中仕切り部材が格子状に構成されていれば、物品収容部を複数に区画形成することが容易であるとともに、各小部屋のサイズが変わってしまうことがないため、位置決め良好である。
また、本発明の位置決め固定具は、
前記コンテナ本体部の一方の側壁部と、前記一方の側壁部と直交する方向に設けられた他方の側壁部と、に少なくとも設けられることを特徴とする。
このようにコンテナ本体部の2辺にのみ位置決め固定具が配設されていても、この2辺から形成される端部付近がコンテナの基準点であれば、中仕切り部材を所望の精度で位置決めさせることができる。
したがって、自動ラインにおいて中仕切りコンテナを用いた場合に、自動機が所望の物品を確実に取り出すことができる。
また、本発明の中仕切りコンテナは、
底壁部と前記底壁部の周縁部より立設された複数の側壁部とにより、内方に物品収容部を形成するとともに前記底壁部と対向する側が開口されたコンテナ本体部と、
前記コンテナ本体部内に配設され、前記物品収容部を複数に区画形成する複数の中仕切り板からなる中仕切り部材と、
を有する中仕切りコンテナであって、
前記中仕切りコンテナは、
上記記載の位置決め固定具を備え、前記コンテナ本体部内に配設された前記中仕切り部材の位置決め固定を行うよう構成されていることを特徴とする。
このような位置決め固定具により中仕切り部材が位置決め固定された中仕切りコンテナであれば、複数に区画形成された物品収容部の各小部屋の位置精度が極めて良好であるため、自動ラインにおいて中仕切りコンテナを用いた場合に、自動機が各小部屋内に収容された所望の物品を確実に取り出すことができる。
また、本発明の中仕切りコンテナは、
前記中仕切りコンテナが、自動ラインにて用いられ、
前記コンテナ本体部内に区画形成された各小部屋内に収容された物品が、自動機にて取り出し可能に構成されていることを特徴とする。
このように中仕切りコンテナが、自動ラインで用いられるものであれば、本発明の位置決め固定具により、各中仕切り板の位置決め固定が確実に行えるため、所望の位置に収容された物品を、自動機にて確実に取り出すことができる。
本発明によれば、例えば自動ラインにおいて使用する場合にコンテナを倒しても中仕切り部材が飛び出すことがなく、位置精度良好に物品の取出しが可能であるとともに、様々な物品を収容することのできる汎用性の高い中仕切りコンテナおよび中仕切り部材の位置決め固定具を提供することができる。
図1は、本発明の中仕切りコンテナの斜視図である。 図2は、本発明の平板部材の斜視図である。 図3は、図1に示した中仕切りコンテナのA−A線による断面図である。 図4は、本発明の中仕切りコンテナにおいて、第1の実施例である位置決め固定具の装着前の状況を説明する部分拡大斜視図である。 図5は、本発明の中仕切りコンテナにおいて、第1の実施例である位置決め固定具の装着前の状況を説明する部分拡大斜視図である。 図6は、本発明の中仕切りコンテナにおいて、第1の実施例である位置決め固定具の装着状況を説明する部分拡大斜視図である。 図7は、本発明の中仕切りコンテナにおいて、第1の実施例である位置決め固定具の装着状況を説明する部分拡大斜視図である。 図8は、本発明の中仕切りコンテナの上面図であって、図8(a−2)は図8(a−1)の拡大図、図8(b−2)は、図8(b−1)の拡大図である。 図9は、本発明の中仕切りコンテナの上面図である。 図10は、本発明の中仕切りコンテナの上面図である。 図11は、本発明の中仕切りコンテナにおいて、第2の実施例である位置決め固定具の装着前の状況を説明する部分拡大斜視図である。 図12は、本発明の中仕切りコンテナにおいて、第2の実施例である位置決め固定具の装着前の状況を説明する部分拡大斜視図である。 図13は、本発明の中仕切りコンテナにおいて、第2の実施例である位置決め固定具の装着状況を説明する部分拡大斜視図である。 図14は、本発明の中仕切りコンテナの上面図であって、図14(a−2)は図14(a−1)の拡大図、図14(b−2)は、図14(b−1)の拡大図である。 図15は、従来の中仕切りコンテナを説明するための概略斜視図である。 図16は、従来の中仕切りコンテナを説明するための概略斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本発明の中仕切りコンテナの斜視図、図2は、本発明の平板部材の斜視図、図3は、図1に示した中仕切りコンテナのA−A線による断面図、図4および図5は、本発明の中仕切りコンテナにおいて、第1の実施例である位置決め固定具の装着前の状況を説明する部分拡大斜視図、図6および図7は、本発明の中仕切りコンテナにおいて、第1の実施例である位置決め固定具の装着状況を説明する部分拡大斜視図、図8から図10は、本発明の中仕切りコンテナの上面図である。なお図3については、説明の便宜上、格子状に設けられた中仕切り部材のうち、横方向に配設された中仕切り板を省略して示しており、図4および図5については、中仕切り部材を省略して示しており、図8から図10については、固定手段が省略されている。
本発明の中仕切りコンテナおよび中仕切り部材の位置決め固定具は、例えば中仕切りコンテナを自動ラインにおいて使用する際に、中仕切り部材の飛び出しを防止し、位置精度良好に物品の取出しが可能であるとともに、様々な物品を収容して汎用性高く使用できるものである。
<中仕切りコンテナ90>
本発明の中仕切りコンテナ90は、図1に示したように、まず底壁部70と底壁部70の周縁より立設された複数の側壁部72とにより、内方に物品収容部74を形成するとともに、底壁部70と対向する側(図1では上方)が開口されたコンテナ本体部76を備えている。
そして、このコンテナ本体部76内には、複数の中仕切り板82で物品収容部74を複数の小部屋に区画形成する中仕切り部材80が配設され、この中仕切り部材80は、位置決め固定具10により、コンテナ本体部76の側壁部72に位置決め固定されている。
本願発明における中仕切りコンテナ90では、この位置決め固定具10が特徴的な構成を有しており、以下、この位置決め固定具10について詳細に説明する。
<位置決め固定具10>
位置決め固定具10は、図1に示したように、平板部材20と固定手段30とから構成されている。
まず平板部材20は、図2に示したようにコンテナ本体部76の物品収容部74内に収容された複数の中仕切り板82の各開口側端部84を係止するための係止溝22が所定間隔置きに櫛状に複数形成され、コンテナ本体部76の側壁部72の開口縁に沿って配設されるようになっている。
このような平板部材20は、寸法精度を高めるため、打ち抜き加工または射出成形を用いて製造することが好ましい。
なお、このような方法で製造された平板部材20は、長辺側の寸法公差が、±0.5mm以内であることが好ましい。
そして、この平板部材20に設けられた複数の係止溝22内に中仕切り板82の各開口側端部84を差し込んで係止した状態で、固定手段30によってコンテナ本体部76の側壁部72に対して着脱自在に固定されている。
このような位置決め固定具10は、例えば中仕切りコンテナ90の各側壁部72にそれぞれ設けられており、図1においては、4つの側壁部72に対して、それぞれ平板部材20が位置決め固定されている。
各位置決め固定具10は、図3に示したように、平板部材20に設けられた係止溝22内に中仕切り部材80の各中仕切り板82の開口側端部84が係止されるようになっており、この係止溝22の間隔と、中仕切り板82の間隔とは略同一である。
なお、平板部材20の各係止溝22の幅T1と、中仕切り部材80の各中仕切り板82の幅T2についても、略同一幅に設定されている。このため、中仕切り部材80の各中仕切り板82が、平板部材20の各係止溝22内でがたつくことがないようになっている。
そして平板部材20の各係止溝22に、中仕切り部材80の各中仕切り板82を係止した後、コンテナ本体部76の側壁部72に固定手段30を用いて着脱自在に固定される。
このような固定手段30は、コンテナ本体部76の側壁部72に対して着脱自在に位置決め固定されるようになっていれば、如何なる固定手段を用いても良いものであるが、例えば下記実施例1または2による固定手段30を用いれば、確実に位置決め固定をすることができる。
以下、実施例1における固定手段30について説明する。
図4および図5に示した実施例1における固定手段30は、コンテナ本体部76の物品収容部74側に位置する取り付けピン部材36と、コンテナ本体部76の外側に位置する係止操作部材40とから構成されている。
取り付けピン部材36は、平板部材20と側壁部72を貫通する軸部32を有しており、軸部32の一端部には軸部32よりも一回り大きな抜け止めフランジ部34が設けられている。
このとき平板部材20と側壁部72には、それぞれ取り付けピン部材36の軸部32と略同サイズの係止孔26および取り付け用孔78が設けられている。
なお本実施例では、軸部32の断面形状は略長楕円形状であり、これに対応して係止孔26,取り付け用孔78の形状も略長楕円形状となっている。
そして、平板部材20の係止孔26と側壁部72の取り付け用孔78とを位置合わせし、図6に示したようにこの状態で両孔26,78内に取り付けピン部材36の軸部32を挿入して、平板部材20の係止孔26の端部に抜け止めフランジ部34を引っ掛け、側壁部72の外側より突出した軸部32の端部を、係止操作部材40の係合部42と係合させることにより、平板部材20が側壁部72に対して位置決め固定される。
このとき、軸部32の断面形状が略長楕円形であるため、軸部32の外形部分が、係止孔26,取り付け用孔78に嵌合して、係止孔26,取り付け用孔78内で取り付けピン部材36が回転しないようになっている。
なお、取り付けピン部材36と係止操作部材40との係合方法については、特に限定されるものではないが、例えば図7に示したように、取り付けピン部材36の軸部32に係合リブ38を設けておき、係止操作部材40のつまみ部44を把持して90度回転させることで、取り付けピン部材36の軸部32の係合リブ38と係止操作部材40の係合部42の係合突起(図示せず)とが係合するようにすれば、互いの固定が良好であるとともに、着脱が簡単に行える。
また、取り付けピン部材36の抜け止めフランジ部34は、平板部材20の段部24内に位置するようになっており、この段部24の段差幅が、抜け止めフランジ部34の厚みよりも大きく設定されていることから、中仕切りコンテナ90から物品を取り出す際に、抜け止めフランジ部34が物品に引っかからないようになっている。
このような固定手段30により、側壁部72に平板部材20が固定された中仕切りコンテナ90は、図8に示したように、中仕切りコンテナ90の寸法基準点Pをコンテナ本体部76の上面視において左下に設定した場合、寸法基準点Pに近い側における平板部材20に設けられた係止孔26aの形状と、側壁部72に設けられた取り付け用孔78aの形状と、取り付けピン部材(図示せず)の軸部(図示せず)の断面形状が、略同一に設定されている。
このため、中仕切りコンテナ90の側壁部72に対して、平板部材20が上下左右に動くことなく、所定の位置に確実に位置決めされるようになっている。
一方、コンテナ本体部76の寸法基準点に遠い側においては、平板部材20に設けられた係止孔26bの形状が、側壁部72に設けられた取り付け用孔78bの形状よりも若干大きく設定されている。
これは、コンテナ本体部76の材質によって、側壁部72の一方の取り付け用孔78から他方の取り付け用孔78までの距離がばらつくのに対し、平板部材20の寸法公差が厳しく設定されていることから、互いの孔26a,78aから孔26b,78bまでの距離と位置が合致しない場合が有るためである。
このように寸法基準点Pに遠い側に位置する平板部材20の係止孔26bが取り付け用孔78bよりも大きければ、取り付け用孔78bの位置と係止孔26bの位置とが多少ずれていても、側壁部72に平板部材20を固定手段30で確実に固定することができる。
なお、コンテナ本体部76の寸法基準点Pに遠い側に位置される平板部材20の係止孔26bの形状は、側壁部72の取り付け用孔78bと比べて左右の方向にのみ大きく設定されていれば、上下方向については位置決めがなされているため、位置決め良好である。
また、図9に示したように、例えば中仕切りコンテナ90の寸法基準点Pがコンテナ本体部76の中心である場合には、側壁部72の上端中央に取り付け用孔78aを設けるとともに、平板部材20の上端中央に同様に係止孔26aを設け、この中央の係止孔26aを取り付け用孔78aと略同一に設定し、平板部材20の両端部に位置する係止孔26bを取り付け用孔78bよりも若干大きく設定することが好ましい。
さらに、図10に示したように、平板部材20を一枚の側壁部72に対して2枚設置するようにしても良く、この場合においても寸法基準点Pに近い側における平板部材20に設けられた係止孔26aの形状と、側壁部72に設けられた取り付け用孔78aの形状と、取り付けピン部材(図示せず)の軸部(図示せず)の断面形状を、略同一に設定し、寸法基準点Pに遠い側に位置する平板部材20の係止孔26bを取り付け用孔78bよりも大きく設定することが好ましい。
要は、寸法基準点Pにより近い係止孔26aを、取り付け用孔78aと、取り付けピン部材(図示せず)の軸部(図示せず)の断面形状と略同一に設定すれば、如何なる形態であっても良いものである。
このため、上記した固定手段30を用いた位置決め固定具10を使用すれば、例えば自動ラインにおいて中仕切りコンテナ90を使用する際に、中仕切り部材80の飛び出しを防止し、位置精度良好に物品の取出しを可能とすることができる。
また、物品のサイズに合わせて中仕切り部材80の複数の中仕切り板82によって仕切られる小部屋の大きさを変化させ、この間隔に合わせた位置に係止溝22を有する平板部材20を用意すれば、様々な大きさの物品に対しても同じコンテナ本体部76を用いることができるため、汎用性が高く、使用用途を拡大することができる。
次に、図11〜図14に示した位置決め固定具10は、第2の実施例における部分拡大斜視図である。なお、図11〜図13については、説明の便宜上、中仕切り部材80を省略して示しており、図14は嵌合部材50を省略して示している。
図11〜図14に示した位置決め固定具10は、図1〜図10に示した第1の実施例の位置決め固定具10と基本的には同じ構成であるので、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
図11および図12に示した位置決め固定具10は、まず固定手段30が、側壁部72の開口側端面75上に形成された上端凹部73内に設けた側壁嵌合孔71に嵌合される嵌合爪52と、上端凹部73内に設けた挿入孔77に挿入される挿入凸部56と、平板部材20を側壁部72側に押圧する押圧部54と、を有する嵌合部材50から構成されている。
一方、嵌合部材50により側壁部72に固定される平板部材20には、嵌合部材50の押圧部54が挿入される挿入凹部28が設けられている。
そして、平板部材20の側壁部72への固定に際しては、実施例1の位置決め固定具10の場合と同様、まず中仕切り部材80の各中仕切り板82を、平板部材20の各係止溝22内に挿入して係止する。
そして、図13に示したように、嵌合部材50の嵌合爪52と側壁部72の側壁嵌合孔71とを嵌合させると同時に、挿入凸部56を挿入孔77へ挿入し、さらに平板部材20の挿入凹部28に嵌合部材50の押圧部54を挿入することにより、側壁部72に対して平板部材20が固定される。
嵌合部材50の挿入凸部56は、先端部に行くにしたがって幅が狭くなるテーパー形状となっており、このテーパー形状の挿入凸部56が挿入孔77に案内されることで、側壁嵌合孔71に嵌合部材50の嵌合爪52が嵌合させ易くなっている。
また図14に示したように、中仕切りコンテナ90の寸法基準点Pをコンテナ本体部76の上面視において左下に設定した場合、コンテナ本体部76の寸法基準点Pから近い側の固定位置においては、コンテナ本体部76の側壁部72の開口側端面75に設けられた上端凹部73aの位置と平板部材20の挿入凹部28aの位置が、ぴったりと合うように設定されており、上端凹部73aの形成幅と嵌合凹部28aの形成幅とが略同一幅に設定されているとともに、嵌合部材50(図示せず)の長辺幅と押圧部54の形成幅とが略同一幅に設定されている。
一方、コンテナ本体部76の基準点から遠い側に固定位置においては、平板部材20の挿入凹部28bの形成幅が、上端凹部73bの形成幅よりも大きく設定されている。
このように幅を設定することによる効果は、上記した実施例1における位置決め固定具10と同様、寸法基準点Pに近い側の固定位置については、寸法精度良く位置決めし、寸法基準点Pに遠い側の固定位置については、挿入凹部28bの位置と上端凹部73bの位置とが多少ずれていても、側壁部72に平板部材20を固定手段30で確実に固定することができるので、中仕切り部材80の各中仕切り板82を位置精度良く、位置決めすることができることである。
もちろん、実施例1と同様、寸法基準点Pの位置によっては、平板部材20を分割して設けたり、固定手段30による固定点を増やしたりすることができる。
また、挿入凹部28の凹部深さ21は、嵌合部材50の押圧部54の厚み以上となるように設定することが好ましく、このように設定されていれば、コンテナ本体部76の端部に物品が入れられていた場合でも、物品取り出し時に物品が押圧部54に接触することがない。
さらに、嵌合部材50が、コンテナ本体部76の最外形よりも外方および上方に突出しないように構成されていることが好ましく、このように構成されていれば、中仕切りコンテナ90を重ねたり並べたりした際に、互いに干渉することがないため、破損の心配がない。
以上、本発明における中仕切りコンテナ90および中仕切り部材80の位置決め固定具10の好ましい形態について説明したが、本発明は上記の形態に限定されるものではないものである。
上記実施例では、各側壁部72のそれぞれに平板部材20を位置決め固定するようになっているが、例えば縦横それぞれ一辺にのみ平板部材20を配設しても良いものである。
また、中仕切り部材80については、格子状に設けられたものを例に挙げているが、これ以外にも物品収容部74を単に一方向にのみ仕切るものであっても良く、要はコンテナ本体部76内の各中仕切り板82を精度良く位置決め固定できるよう、側壁部72に対して平板部材20を着脱自在に固定でき、特にコンテナ本体部76の寸法基準点Pに近い固定位置において位置決めなされていれば、どのように中仕切り部材80が構成されていても良く限定されないものである。
このように、本発明における中仕切りコンテナ90および中仕切り部材80の位置決め固定具10は、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能なものである。
10・・・位置決め固定具
20・・・平板部材
21・・・挿入凹部の凹部深さ
22・・・係止溝
24・・・段部
26・・・係止孔
26a・・係止孔
26b・・係止孔
28・・・嵌合凹部
28a・・嵌合凹部
28b・・嵌合凹部
30・・・固定手段
32・・・軸部
34・・・抜け止めフランジ部
36・・・取り付けピン部材
38・・・係合リブ
40・・・係止操作部材
42・・・係合部
44・・・つまみ部
50・・・嵌合部材
52・・・嵌合爪
54・・・押圧部
56・・・挿入凸部
70・・・底壁部
71・・・側壁嵌合孔
72・・・側壁部
73・・・上端凹部
73a・・上端凹部
73b・・上端凹部
74・・・物品収容部
75・・・開口側端面
76・・・コンテナ本体部
77・・・挿入孔
78・・・取り付け用孔
78a・・取り付け用孔
78b・・取り付け用孔
80・・・中仕切り部材
82・・・中仕切り板
84・・・開口側端部
90・・・中仕切りコンテナ
T1・・係止溝の幅
T2・・中仕切り板の幅
P・・・寸法基準点
100・・・中仕切りコンテナ
102・・・コンテナ本体部
104・・・底壁部
106・・・側壁部
108・・・貫通スリット
110・・・溝部
120・・・中仕切り板
122・・・凸部
124・・・凸部
200・・・中仕切りコンテナ
202・・・コンテナ本体部
204・・・側壁部
220・・・中仕切り部材
222・・・中仕切り板
230・・・平板部材
232・・・溝

Claims (4)

  1. 底壁部と前記底壁部の周縁より立設された複数の側壁部とにより、内方に物品収容部を形成するとともに前記底壁部と対向する側が開口されたコンテナ本体部と、
    前記コンテナ本体部内に配設され、複数の中仕切り板で前記物品収容部を複数の小部屋に区画形成する中仕切り部材と、を有する中仕切りコンテナにおいて、
    前記コンテナ本体部内に配設された中仕切り部材の各中仕切り板を位置決め固定する位置決め固定具であって、
    前記位置決め固定具は、
    前記中仕切り部材を構成する複数の中仕切り板の開口側端部を係止するための係止溝が所定間隔置きに複数形成された平板部材と、
    前記平板部材に設けられた複数の係止溝内に各中仕切り板の開口側端部を差し込んで係止した状態で、前記平板部材を側壁部に着脱自在に多点止めする固定手段と、を備え、
    前記平板部材の各係止溝内に中仕切り部材の各中仕切り板を挿入して係止した後、前記側壁部に、前記平板部材を固定手段で多点止めして取り付けた際、
    前記側壁部の複数の平板取り付け点のうち、少なくとも前記コンテナ本体部の寸法基準点に近い側に位置する平板取り付け点において、前記平板部材が位置決めされるよう構成されていることを特徴とする位置決め固定具。
  2. 前記固定手段が、
    前記平板部材と前記側壁部とを貫通する軸部と、前記軸部の一方側の端部に抜け止めフランジ部とを有する取り付けピン部材と、
    前記貫通された軸部の他方側の端部と係合する係合部を有する係止操作部材と、
    から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の位置決め固定具。
  3. 前記コンテナ本体部の寸法基準点に近い側において、
    前記平板部材に設けられた係止孔の形状と、
    前記側壁部に設けられた取り付け用孔の形状と、
    前記平板部材の係止孔および前記側壁部の取り付け用孔を貫通する軸部の断面形状が、
    略同一であることを特徴とする請求項1または2に記載の位置決め固定具。
  4. 前記位置決め固定具は、
    前記コンテナ本体部の一方の側壁部と、前記一方の側壁部と直交する方向に設けられた他方の側壁部と、に少なくとも設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の位置決め固定具。
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