JP6162803B2 - 基板収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェーハ等の基板を収納する基板収納容器に関する。
半導体ウェーハ等の基板を収納する容器としては、容器本体と、蓋体と、基板支持板状部とを備える構成のものが、従来より知られている。
容器本体は、一端部に容器本体開口部が形成され、他端部が閉塞された筒状の壁部を有する。容器本体内には基板収納空間が形成されている。基板収納空間は、壁部により取り囲まれて形成されており、複数の基板を収納可能である。蓋体は、容器本体開口部に対して着脱可能であり、容器本体開口部を閉塞可能である。基板支持板状部は、基板収納空間内において対をなすように壁部に設けられている。基板支持板状部は、蓋体によって容器本体開口部が閉塞されていないときに、隣接する基板同士を所定の間隔で離間させて並列させた状態で、複数の基板の縁部を支持可能である。
蓋体の部分であって容器本体開口部を閉塞しているときに基板収納空間に対向する部分には、フロントリテーナが設けられている。フロントリテーナは、蓋体によって容器本体開口部が閉塞されているときに、複数の基板の縁部を支持可能である。また、フロントリテーナと対をなすようにして、奥側基板支持部が壁部に設けられている。奥側基板支持部は、複数の基板の縁部を支持可能である。奥側基板支持部は、蓋体によって容器本体開口部が閉塞されているときに、フロントリテーナと協働して複数の基板を支持することにより、隣接する基板同士を所定の間隔で離間させて並列させた状態で、複数の基板を保持する。
容器本体の壁部は、奥壁と、上壁と、下壁と、第1側壁と、第2側壁と、を有している。基板支持板状部は、一対設けられており、基板収納空間内において対をなすように第1側壁、第2側壁にそれぞれ固定されている。より具体的には、基板支持板状部には、孔部が形成されている。第1側壁、第2側壁に形成された凸部が、基板支持板状部の孔部に係合することにより、基板支持板状部は、第1側壁と、第2側壁とにそれぞれ固定される。
国際公開第99/39994号パンフレット 国際公開第2013/025629号パンフレット
前述のように、第1側壁、第2側壁に形成された凸部が、基板支持板状部の孔部に係合することにより、基板支持板状部は、第1側壁と、第2側壁とにそれぞれ固定されていたため、基板支持板状部に変形が生じた場合に、十分に基板支持板状部の変形を矯正することは困難であった。
また、第1側壁、第2側壁に形成された凸部が、基板支持板状部の孔部に係合する構成を有していたため、互いに係合し合う孔部と凸部とにおいて、互いに寸法調整する必要があった。また、凸部を孔部ではなく溝に係合させようとする場合には、基板支持板状部を高い精度で第1側壁、第2側壁に固定させることは困難であった。
本発明は、基板支持板状部に変形が生じた場合に、十分に基板支持板状部の変形を矯正することができ、且つ、高い寸法精度で基板支持板状部を第1側壁、第2側壁に固定させることができる基板収納容器を提供することを目的とする。
本発明は、一端部に容器本体開口部が形成され他端部が閉塞された筒状の壁部であって、奥壁、上壁、下壁、及び一対の側壁を有し前記上壁の一端部、前記下壁の一端部、及び前記側壁の一端部によって前記容器本体開口部が形成された壁部を備え、前記上壁の内面、前記下壁の内面、前記側壁の内面、及び前記奥壁の内面によって、複数の基板を収納可能であり前記容器本体開口部に連通する基板収納空間が形成された容器本体と、前記容器本体開口部に対して着脱可能であり、前記容器本体開口部を閉塞可能な蓋体と、前記基板収納空間内において対をなすように前記一対の側壁にそれぞれ固定されて配置され、前記蓋体によって前記容器本体開口部が閉塞されていないときに、前記複数の基板のうちの隣接する基板同士を所定の間隔で離間させて並列させた状態で、前記複数の基板の縁部を支持可能な側方基板支持部と、を備え、前記側方基板支持部は、平行な位置関係を有して前記複数の基板の縁部を支持する複数の板部と、前記板部を支持すると共に前記側壁に固定される板部支持部とを有し、前記板部支持部は、前記複数の板部に交差する方向へ前記複数の板部の全体にわたって直線状に延びる溝が形成された溝形成部と、前記溝内に形成され前記溝の延びる方向に直交する方向における前記溝の幅を狭めるように突出する突起と、前記溝の延びる方向における前記溝の中央部に形成された被位置決め部とを有し、前記側壁の内面には、前記溝に嵌合可能な直線状に延出する溝嵌合リブ部が存在し、前記溝嵌合リブ部の延出方向における前記溝嵌合リブ部の中央部には、前記被位置決め部を係止可能な位置決め部が存在する基板収納容器に関する。
また、前記側壁の奥壁側の部分は、奥側係止部を有し、前記板部支持部は、前記板部の長手方向における一端部から他端部にわたって前記板部の側端縁に接続された板状の支持壁により構成され、前記溝形成部は、前記容器本体開口部側の前記支持壁の部分である開口側部に存在し、前記奥壁側の前記支持壁の部分である奥側部は、前記奥側係止部に係止可能な奥側被係止部を有することが好ましい。
また、前記板部支持部の前記奥側被係止部は、弾性変形可能であり前記溝の開口する方向に延びる被係止部延出部と、前記被係止部延出部の延出端部に形成され、前記溝の延びる方向に前記被係止部延出部よりも幅広に形成された被係止板部とを有し、前記側壁の奥側係止部は、前記被係止部延出部を挿入可能であるが前記被係止板部を挿入不能とする狭い通路を形成する狭通路形成壁を有し、前記被係止部延出部が前記狭い通路に挿入されているときに、前記被係止板部は前記狭通路形成壁に係止されることが好ましい。
また、前記板部支持部の奥側部の端部は、前記奥壁と前記容器本体開口部とを結ぶ方向及び前記上壁と前記下壁とを結ぶ方向に平行な平坦な端部面を有し、前記被係止部延出部は、前記端部面よりも前記基板収納空間の内方へ突出せずに、前記端部面と一致する位置関係を有するか、又は、前記端部面よりも前記基板収納空間の外方へ位置していることが好ましい。
また、前記被係止板部は、前記狭通路形成壁に係止されているときに、前記狭通路形成壁に当接可能な係合当接面を有することが好ましい。
また、前記板部支持部の奥側部の端部は、前記奥壁と前記容器本体開口部とを結ぶ方向及び前記上壁と前記下壁とを結ぶ方向に平行な平坦な端部面を有し、前記係合当接面は、前記端部面よりも前記基板収納空間の内方へ突出せずに、前記端部面と一致する位置関係を有するか、又は、前記端部面よりも前記基板収納空間の外方へ位置していることが好ましい。
また、前記係合当接面は、前記基板収納空間の内方へ向かうにつれて、前記容器本体開口部へ向かう斜面により構成されていることが好ましい。
また、前記支持壁には、前記溝と平行の位置関係を有する直線状のリブが前記溝の略全体にわたって対向して存在することが好ましい。
本発明によれば、基板支持板状部に変形が生じた場合に、十分に基板支持板状部の変形を矯正することができ、且つ、高い寸法精度で基板支持板状部を第1側壁、第2側壁に固定させることができる基板収納容器を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2の基板収納空間27に基板Wを収納した状態を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2を示す側方斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2を示す側方断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2を示す側方拡大断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す前方斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す拡大前方斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す後方斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す拡大後方斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す拡大平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2の第1側壁25に基板支持板状部5が固定された様子を示す側方斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2に基板支持板状部5が固定された様子を示す要部平面断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2に基板支持板状部5が固定された様子を示す平面拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Bを示す前方斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Bを示す拡大前方斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Bを示す平面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Bの被係止部延出部526及び被係止板部527を示す拡大平面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の容器本体2に基板支持板状部5Bが固定された様子を示す要部平面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の容器本体2に基板支持板状部5Bが固定された様子を示す平面拡大断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Cを示す前方斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Cを示す拡大前方斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Cを示す平面断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Cの被係止部延出部526C及び被係止板部527を示す拡大平面断面図である。
以下、本発明の第1実施形態に係る基板収納容器1について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1を示す分解斜視図である。図2は、本実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2の基板収納空間27に基板Wを収納した状態を示す分解斜視図である。図3は、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2を示す側方斜視図である。図4Aは、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2を示す側方断面図である。図4Bは、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2を示す側方拡大断面図である。
図5Aは、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す前方斜視図である。図5Bは、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す拡大前方斜視図である。図6Aは、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す後方斜視図である。図6Bは、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す拡大後方斜視図である。図6Cは、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す平面図である。図6Dは、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5を示す拡大平面図である。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2の第1側壁25に基板支持板状部5が固定された様子を示す側方斜視図である。図8Aは、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2に基板支持板状部5が固定された様子を示す要部平面断面図である。図8Bは、本発明の第1の実施形態に係る基板収納容器1の容器本体2に基板支持板状部5が固定された様子を示す平面拡大断面図である。
ここで、説明の便宜上、後述の容器本体2から蓋体3へ向かう方向(図1における左下方向)を前方向D11と定義し、その反対の方向を後方向D12と定義し、これらを前後方向D1と定義する。また、後述の下壁24から上壁23へと向かう方向(図1における上方向)を上方向D21と定義し、その反対の方向を下方向D22と定義し、これらを上下方向D2と定義する。また、後述する第2側壁26から第1側壁25へと向かう方向(図1における左上方向)を左方向D31と定義し、その反対の方向を右方向D32と定義し、これらを左右方向D3と定義する。
また、基板収納容器1に収納される基板W(図2参照)は、円盤状のシリコンウェーハ、ガラスウェーハ、サファイアウェーハ等であり、産業に用いられる薄いものである。本実施形態における基板Wは、直径450mmのシリコンウェーハである。
図1に示すように、基板収納容器1は、容器本体2と、蓋体3と、側方基板支持部としての基板支持板状部5とを有している。
容器本体2は、一端部に容器本体開口部21が形成され、他端部が閉塞された筒状の壁部20を有する。容器本体2内には基板収納空間27が形成されている。基板収納空間27は、壁部20により取り囲まれて形成されている。壁部20の部分であって基板収納空間27を形成している部分には、基板支持板状部5が配置されている。図2に示すように、基板収納空間27には、複数の基板Wを収納可能である。
基板支持板状部5は、基板収納空間27内において左右方向D3に対をなすように壁部20に設けられている。基板支持板状部5は、蓋体3によって容器本体開口部21が閉塞されていないときに、隣接する基板W同士を所定の間隔で離間させて並列させた状態で、複数の基板Wの縁部を支持可能である。基板支持板状部5の奥側には、奥側基板支持部6(図7等参照)が設けられている。奥側基板支持部6は、蓋体3によって容器本体開口部21が閉塞されているときに、複数の基板Wの縁部の後部を支持可能である。
蓋体3は、容器本体開口部21に対して着脱可能であり、容器本体開口部21を閉塞可能である。蓋体3の部分であって蓋体3によって容器本体開口部21が閉塞されているときに基板収納空間27に対向する部分(図1に示す蓋体3の裏側の面)には、フロントリテーナ(図示せず)が設けられている。フロントリテーナ(図示せず)は、奥側基板支持部6と対をなすように配置されている。
フロントリテーナ(図示せず)は、蓋体3によって容器本体開口部21が閉塞されているときに、複数の基板Wの縁部の前部を支持可能である。フロントリテーナ(図示せず)は、蓋体3によって容器本体開口部21が閉塞されているときに、奥側基板支持部6と協働して複数の基板Wを支持することにより、隣接する基板W同士を所定の間隔で離間させて並列させた状態で、複数の基板Wを保持する。
図1に示すように、壁部20を構成する後述する一対の側壁25、26には、側壁25、26の外面に沿うように、ハンドリング部材8がそれぞれ一対の側壁の外面に対向して配置されて設けられている。ハンドリング部材8のリブ82の下部がフォークリフト(図示せず)のフォークにより支持されることによって、基板収納容器1はフォークリフトにより持ち上げることができる。以下、各部について、詳細に説明する。
図1に示すように、容器本体2の壁部20は、奥壁22と上壁23と下壁24と第1側壁25と第2側壁26とを有する。奥壁22、上壁23、下壁24、第1側壁25、及び第2側壁26は、プラスチック材等により構成されており、第1実施形態では、ポリカーボネートにより一体成形されて構成されている。
第1側壁25と第2側壁26とは対向しており、上壁23と下壁24とは対向している。上壁23の後端、下壁24の後端、第1側壁25の後端、及び第2側壁26の後端は、全て奥壁22に接続されている。上壁23の前端、下壁24の前端、第1側壁25の前端、及び第2側壁26の前端は、奥壁22に対向する位置関係を有し、略長方形状をした容器本体開口部21を形成する開口周縁部28を構成する。
開口周縁部28は、容器本体2の一端部に設けられており、奥壁22は、容器本体2の他端部に位置している。壁部20の外面により形成される容器本体2の外形は箱状である。壁部20の内面、即ち、奥壁22の内面、上壁23の内面、下壁24の内面、第1側壁25の内面、及び第2側壁26の内面は、これらによって取り囲まれた基板収納空間27を形成している。開口周縁部28に形成された容器本体開口部21は、壁部20により取り囲まれて容器本体2の内部に形成された基板収納空間27に連通している。基板収納空間27には、最大で25枚の基板Wを、基板Wの上面及び下面が略水平となる位置関係で収納可能である。
図1に示すように、上壁23及び下壁24の部分であって、開口周縁部28の近傍の部分には、基板収納空間27の外方へ向かって窪んだラッチ係合凹部231A、231B、241A、241Bが形成されている。ラッチ係合凹部231A、231B、241A、241Bは、上壁23及び下壁24の左右両端部近傍に1つずつ、計4つ形成されている。
図1に示すように、上壁23の外面においては、フランジ固定部(図示せず)及びリブ235A、235Bが、上壁23と一体成形されて設けられている。フランジ固定部(図示せず)は、上壁23の中央部に配置されている。フランジ固定部(図示せず)には、図1に示すように、トップフランジ236が固定される。トップフランジ236は、上壁23の中央部に配置されている。トップフランジ236は、AMHS(自動ウェーハ搬送システム)、PGV(ウェーハ基板搬送台車)等において基板収納容器1を吊り下げる際に、吊り上げ部材としてのこれらの機械のアーム(図示せず)に掛けられ、これにより基板収納容器1は、アームに吊り下げられる。
リブ235Aは、トップフランジ236から左前方向、右前方向にそれぞれ複数本延びている。また、リブ235Bは、トップフランジ236から前方向D11に複数本延びており、また、トップフランジ236から後方向D12に複数本延びている。
第1側壁25は、第2側壁26と左右対称形状を有するため、以下、第1側壁25についてのみ説明し、第2側壁26については、説明を省略する。図1〜図3等に示すように、第1側壁25は、奥部外面窪み部254を有している。また、図3に示すように、第1側壁25は、溝嵌合リブ部251と、前方凸部252と、奥側係止部としての狭通路形成壁253と、を有する。
図1、図8Aに示すように、奥部外面窪み部254は、開口周縁部28から後方向D12に向かって徐々に左右方向D3における第1側壁25と側壁26との間の距離が小さくなるように、階段状に形成されている。
特に、図8Aに示すように、第1側壁25の奥側(後ろ側)における奥部外面窪み部254の部分は、基板収納空間27(図1参照)に収納された円盤状の基板W(図2参照)の周縁に沿って、一対の側壁25、26の外面が階段状に窪んでおり、第1側壁25の前側における奥部外面窪み部254の部分よりも左右方向D3における段差が大きく構成されている。奥部外面窪み部254の内面も、奥部外面窪み部254の外面と同様に階段状を有している。
図4Aに示すように、溝嵌合リブ部251は、第1側壁25の内面の部分であって、前後方向における容器本体2の奥行きの略3分の1程度、開口周縁部28から後方向D12へ向かった部分に存在している。この部分には、階段状の奥部外面窪み部254の最も前方向D11に位置する段部254G(図3等)が存在する。溝嵌合リブ部251は、第1側壁25の内面の部分であって、当該段部254Gの内方へ入った部分から、前方向へ向かって突出しており、上下方向D2に直線状に延出している。
溝嵌合リブ部251は、後述する溝521Aに嵌合可能である。上下方向D2における溝嵌合リブ部251の中央部には、位置決め部としての位置決め溝251Aが形成されている。位置決め溝251Aは、溝嵌合リブ部251の突出端である前端から後方向D12へ向かって切欠いたように形成されており、後述の被位置決め部としての位置合せリブ523が係合可能である。
図3等に示すように、前方凸部252は、階段状の奥部外面窪み部254の一部であって、奥壁22から1段目の部分254B(奥壁22と略平行な壁面を有する部分(図8B参照))の内面に存在している。前方凸部252は、奥部外面窪み部254の上端部近傍、下端部近傍、及び上下方向D2における中央部に計3つ設けられている。前方凸部252は、正面視では、それぞれ上下方向D2に長いコの字形状を有しており、前方向D11へ突出している。前方凸部252には、後述の支持壁52の端部係合部としてのロの字状枠部525Cが係合可能である。
また、図3等に示すように、1段目の部分254B(図8B参照)と、奥壁22から1段目の部分254Bへ向かう部分254Aとの接続部分は、容器本体2の外方へ突出する外方突出部254Hを有している。外方突出部254Hの内面は、容器本体2の外方へ窪んだ凹部を形成している。外方突出部254Hは、上下方向D2において対をなして形成されている。外方突出部254Hは、上下方向D2において、3つの前方凸部252のうちの上側の前方凸部252と中央の前方凸部252との間の位置と、下側の前方凸部252と中央の前方凸部252との間の位置とに存在している。
図4Bに示すように、狭通路形成壁253は、各外方突出部254Hにおいてそれぞれ1対ずつ存在している。狭通路形成壁253は、上下方向において外方突出部254Hの前方の上部の3分の1及び下部の3分の1程度を遮るように、外方突出部254Hの内面から基板収納空間27の内方(右方向D32)へ突出している。対をなしている狭通路形成壁253の間の部分は、狭い通路253Aを形成している。外方突出部254Hの内面により形成される空間253Bは、前方向D11においては、狭い通路253Aを通して、基板収納空間27の部分であって狭通路形成壁253よりも前の部分と連通している。空間253Bについては、基板収納空間27の内方へ向かう方向(右方向D32)においては、特に、遮るものは存在せず、基板収納空間27の部分であって、空間253B以外の部分と連通している。
基板支持板状部5(図1参照)は、第1側壁25及び第2側壁26にそれぞれ設けられて、左右方向D3において対をなすようにして基板収納空間27内に配置されている。具体的には、図5A等に示すように、基板支持板状部5は、板部51と板部支持部としての支持壁52とを有している。
板部51と支持壁52とは、樹脂が一体成形されて構成され、これにより板部51は、支持壁52によって支持されている。板部51は、板状の略弧形状を有している。板部51は、第1側壁25、第2側壁26それぞれに、上下方向D2に25枚ずつ計50枚設けられている。隣接する板部51は、上下方向D2において10mm〜12mm間隔で互いに離間して平行な位置関係で配置されている。なお、最も上に位置する板部51の上方には、もう一枚板部51と平行に板状の部材59が配置されているが、これは、最も上に位置して基板収納空間27内へ挿入される基板Wに対して、当該挿入の際のガイドの役割をする部材である。
また、第1側壁25に設けられた25枚の板部51と、第2側壁26に設けられた25枚の板部51とは、互いに左右方向D3において対向する位置関係を有している。また、50枚の板部51、及び、板部51と平行な板状のガイドの役割をする部材59は、下壁24の内面に平行な位置関係を有している。図5Aに示すように、板部51の上面には、凸部511が設けられている。板部51に支持された基板Wは、凸部511の突出端にのみ接触し、面で板部51に接触しない。
支持壁52は、図6Aに示すように、上下方向D2及び略前後方向D1に延びる板状の支持壁52により構成されている。支持壁52は、図6A〜図6Cに示すように、板部51の長手方向における一端部から他端部にわたって、板部51の側端縁に接続されている。板状の支持壁52は、板部51の外側端縁に沿って基板収納空間27へ湾曲している。
即ち、第1側壁25に設けられた25枚の板部51は、第1側壁25側に設けられた支持壁52に接続されている。同様に、第2側壁26に設けられた25枚の板部51は、第2側壁26側に設けられた支持壁52に接続されている。支持壁52は、第1側壁25、第2側壁26にそれぞれ固定される。
支持壁52は、溝形成部521と、突起522と、被位置決め部としての位置合せリブ523と、直線状のリブ524と、端部面525Aと、奥側被係止部としての被係止部延出部526及び被係止板部527と、を有する。図6A等に示すように、溝形成部521は、容器本体開口部21の側の支持壁52の部分(開口側部)に存在している。より具体的には、開口側部とは、支持壁52の前端部近傍を意味しており、溝形成部521は、支持壁52の当該前端部近傍に存在している。
溝形成部521は、平面視で、基板収納空間27外方へ延びて直角に折れ曲がり、後方へ延びる略L字形状を有している。溝形成部521と支持壁52の外面52Aとにより、後方向D12へ向けて開口する溝521Aが形成されている。溝521Aは、複数の板部51に交差する方向、具体的には、上下方向D2へ、25枚の板部51の全体にわたって直線状に延びている。
突起522は、溝521A内に計12個形成されている。突起522は、上下方向D2において溝521Aを上側と下側とに分けた場合に、溝521Aの上側及び下側それぞれの上端部、中央部、及び、下端部に、それぞれ2つずつ、所定の間隔を隔てて存在している。突起522は、溝521Aを形成している支持壁52の外面52Aから基板収納空間27外方(左方向D31)へ突出している。これにより、突起522は、溝521Aの延びる方向に直交する方向、即ち、左右方向D3における溝521Aの幅を狭めて、所定の幅としている。
図6Aに示すように、位置合せリブ523は、溝521Aの延びる方向である上下方向D2における溝521Aの中央部に形成されている。位置合せリブ523は、図6B等に示すように、溝形成部521から支持壁52の外面52Aに至るまで延びており、溝521Aを上側の部分と下側の部分とに分割するように形成されている。上下方向D2における位置合せリブ523の幅は、同方向における位置決め溝251A(図3等)の幅と同等又は同方向における位置決め溝251Aの幅より小さい。従って、位置決め溝251Aには、位置合せリブ523を挿入可能であり、この挿入により、位置決め溝251Aは、位置合せリブ523を係止する。
図6Aに示すように、直線状のリブ524は、支持壁52の外面52Aであって、前後方向D1における略中央位置に存在している。図6C、図6Dに示すように、直線状のリブ524は、平面視で、基板収納空間27外方へ延び、直角に折れ曲がり、後方へ延びる略L字形状を有している。直線状のリブ524は、溝521A(図6A)と平行の位置関係を有して上下方向に延びており、溝521Aの略全体にわたって対向して存在する。
支持壁52の奥側部の端部、即ち、支持壁52の後方向D12の端部は、端部壁525を有する。端部壁525は、前後方向D1及び上下方向D2に平行な位置関係を有する板状を有している。端部壁525は、基板収納空間27の内方側の端部壁525の面である端部面525Aを有している。端部面525Aは、奥壁22と容器本体開口部21とを結ぶ方向である前後方向D1、及び、上壁23と下壁24とを結ぶ方向である上下方向D2に平行な平坦な面により構成されている。
図5A、図5B等に示すように、端部壁525には、上下2箇所に前方向D11へ窪んだ凹部525Bが形成されており、被係止部延出部526は、凹部525Bに存在している。被係止部延出部526は、凹部525Bを形成している端部壁525の部分と一体成形されて接続されている。被係止部延出部526は、端部壁525と平行な位置関係を有して、凹部525Bを構成している端部壁525の部分から、溝521Aの開口する方向である後方向D12へ延出している。
被係止部延出部526は、端部面525Aの法線方向(左右方向D3)へ揺動するように弾性変形可能である。上下方向D2における被係止部延出部526の幅は、対をなしている狭通路形成壁253の間の狭い通路253A(図4B参照)の幅よりも小さい。従って、当該狭い通路253Aには、被係止部延出部526を挿入可能である。図8B等に示すように、被係止部延出部526は、端部面525Aよりも基板収納空間27の内方(右方向D32)へ突出していない。被係止部延出部526の基板収納空間27の内方側の面(図8Bにおける被係止部延出部526の右端面)は、端部面525Aと一致する位置関係(面一の位置関係)を有している。
図5Bに示すように、被係止板部527は、被係止部延出部526の延出端部に一体成形されて形成されて接続されている。被係止板部527は、被係止部延出部526の延出端部から、被係止部延出部526の延出する方向(後方向D12)へ僅かに延び、基板収納空間27の内方へ折れ曲がって延出し、更に、後方向D12へ折れ曲がって僅かに延びている。図5Bに示すように、被係止板部527は、溝521Aの延びる方向である上下方向D2において、被係止部延出部526よりも幅広に形成されている。このため、上下方向D2における被係止板部527の幅は、対をなしている狭通路形成壁253(図4B参照)の間の狭い通路253Aの幅よりも大きい。従って、狭い通路253Aには、被係止板部527を挿入不能である。被係止板部527の広い板状の部分528は、全体として略台形の略板状を有しており、上下方向D2における被係止板部527の幅は、被係止板部527の板状の部分528の延出する方向へ僅かに被係止板部527が先細りするように、小さくなっている。
被係止部延出部526の延出端部に接続されている被係止板部527の部分の上側及び下側の部分、即ち、被係止板部527の前端は、係合当接面529を有している。係合当接面529は、図8Bに示すように、上下方向D2及び左右方向D3に平行な位置関係を有している。係合当接面529は、後述のように、被係止板部527が狭通路形成壁253に係止されることにより、支持壁52が第1側壁25に固定されているときに、狭通路形成壁253の後方向D12の側の面253Cに、面当接する。係合当接面529は、図8B等に示すように、端部面525Aよりも基板収納空間27の内方へ突出せずに、端部面525Aよりも基板収納空間27の外方へ位置している。
図6Aに示すように、端部壁525の後端には、それぞれ長方形の貫通孔が形成された3つのロの字状枠部525Cが存在している。3つのロの字状枠部525Cは、上下方向D2において等間隔で位置しており、ロの字状枠部525Cの貫通孔は、前後方向D1に開口している。ロの字状枠部525Cの貫通孔には、前方凸部252(図3等参照)をそれぞれ挿入可能である。
以上のような構成の基板支持板状部5が第1側壁25、第2側壁26に固定され、基板支持板状部5は、複数の基板Wのうちの隣接する基板W同士を、所定の間隔で離間した状態で且つ互いに平行な位置関係とした状態で、複数の基板Wの縁部を支持可能である。
奥側基板支持部6は、図5Bに示すように、壁部基板支持部60を有している。壁部基板支持部60は、基板支持板状部5の板部51の後端部及び支持壁52の後端部に、板部51及び支持壁52と一体で成形されている。なお、奥側基板支持部6は、基板支持板状部5とは別体、即ち、壁部基板支持部60は、基板支持板状部5の板部51及び支持壁52とは別体で構成されていてもよい。
壁部基板支持部60は、基板収納空間27に収納可能な基板Wの一枚毎に対応した個数、具体的には、25個設けられている。第1側壁25及び第2側壁26に設けられた壁部基板支持部60は、前後方向D1において、後述するフロントリテーナ(図示せず)と対をなすような位置関係を有している。基板収納空間27内に基板Wが収納され、蓋体3が閉じられることにより、壁部基板支持部60は、基板Wの縁部の端縁を挟持する。
図1に示すように、蓋体3は、容器本体2の開口周縁部28の形状と略一致する略長方形状を有している。蓋体3は容器本体2の開口周縁部28に対して着脱可能であり、開口周縁部28に蓋体3が装着されることにより、蓋体3は、容器本体開口部21を閉塞可能である。蓋体3の内面(図1に示す蓋体3の裏側の面)であって、蓋体3が容器本体開口部21を閉塞しているときの開口周縁部28のすぐ後方向D12の位置に形成された段差の部分の面(シール面281)に対向する面には、環状のシール部材4が取り付けられている。シール部材4は、弾性変形可能なPOE(ポリオキシエチレン)製、PEE製をはじめ、ポリエステル系、ポリオレフィン系など各種熱可塑性エラストマー、フッ素ゴム製、シリコンゴム製等である。シール部材4は、蓋体3の外周縁部を一周するように配置されている。
蓋体3が開口周縁部28に装着されたときに、シール部材4は、シール面281と蓋体3の内面とにより挟まれて弾性変形し、蓋体3は、容器本体開口部21を密閉した状態で閉塞する。開口周縁部28から蓋体3が取り外されることにより、容器本体2内の基板収納空間27に対して、基板Wを出し入れ可能となる。
蓋体3においては、ラッチ機構が設けられている。ラッチ機構は、蓋体3の左右両端部近傍に設けられており、図1に示すように、蓋体3の上辺から上方向D21へ突出可能な2つの上側ラッチ部32Aと、蓋体3の下辺から下方向D22へ突出可能な2つの下側ラッチ部(図示せず)と、を備えている。2つの上側ラッチ部32Aは、蓋体3の上辺の左右両端近傍に配置されており、2つの下側ラッチ部は、蓋体3の下辺の左右両端近傍に配置されている。
蓋体3の外面においては操作部33が設けられている。操作部33を蓋体3の前側から操作することにより、上側ラッチ部32A、下側ラッチ部(図示せず)を蓋体3の上辺、下辺から突出させることができ、また、上辺、下辺から突出させない状態とすることができる。上側ラッチ部32Aが蓋体3の上辺から上方向D21へ突出して、容器本体2のラッチ係合凹部231A、231Bに係合し、且つ、下側ラッチ部が蓋体3の下辺から下方向D22へ突出して、容器本体2のラッチ係合凹部241A、241Bに係合することにより、蓋体3は、容器本体2の開口周縁部28に固定される。
蓋体3の内側においては、基板収納空間27の外方へ窪んだ凹部(図示せず)が形成されている。凹部(図示せず)及び凹部の外側の蓋体3の部分には、フロントリテーナ(図示せず)が固定されて設けられている。
フロントリテーナは、フロントリテーナ基板受け部(図示せず)を有している。フロントリテーナ基板受け部は、左右方向D3に所定の間隔で離間して対をなすようにして2つずつ配置されている。このように対をなすようにして2つずつ配置されたフロントリテーナ基板受け部は、上下方向D2に25対並列した状態で設けられている。基板収納空間27内に基板Wが収納され、蓋体3が閉じられることにより、フロントリテーナ基板受け部は、基板Wの縁部の端縁を挟持して支持する。
上記構成の基板収納容器1において、基板支持板状部5の第1側壁25に対する着脱は、以下のようにして行われる。
基板支持板状部5を第1側壁25に装着させるときには、先ず、位置決め溝251A(図3参照)に位置合せリブ523(図6B参照)を挿入させるようにして、溝521A(図6B参照)に溝嵌合リブ部251(図3参照)を嵌合させると同時に、ロの字状枠部525C(図6A参照)の貫通孔に前方凸部252(図3参照)を挿入可能に、ロの字状枠部525Cの貫通孔に前方凸部252を近接配置させる。そして、被係止部延出部526(図5B参照)を、基板収納空間27の内方(図8Bにおける右方向D32)へ湾曲するように弾性変形させながら、支持壁52の後部を第1側壁25に接近するように左方向D31へ押圧する。
これにより、係合当接面529(図8B参照)の端縁が狭通路形成壁253の延出方向における端縁を乗り越える。そして、被係止板部527が狭通路形成壁253に係止されることにより、即ち、奥壁側の支持壁52の部分である奥側部が、奥側係止部に係止されることにより、支持壁52が第1側壁25に固定される。このとき、図8Bに示すように、係合当接面529は、狭通路形成壁253の後方向D12の側の面253Cに、面当接する。また、被係止部延出部526は、狭い通路253Aに挿入されている。また、ロの字状枠部525C(図6A参照)の貫通孔に前方凸部252(図3参照)が挿入されている。
基板支持板状部5を第1側壁25から取り外すときには、先ず、被係止部延出部526(図8B参照)を、基板収納空間27の内方(図8Bにおける右方向D32)へ湾曲するように弾性変形させながら、支持壁52の後部を基板収納空間27の内方へ引き寄せる。これにより、係合当接面529の端縁が狭通路形成壁253の延出方向における端縁を乗り越える。これにより被係止板部527が狭通路形成壁253から外れることにより、即ち、奥壁側の支持壁52の部分(奥側部)が、奥側係止部としての狭通路形成壁253から外れることにより、支持壁52の第1側壁25への固定が解除される。
このとき、ロの字状枠部525Cの貫通孔から前方凸部252が外れる。そして、溝521Aから溝嵌合リブ部251を取り外して嵌合を解除させることにより、基板支持板状部5は、第1側壁25から取り外される。
上記構成の第1実施形態に係る基板収納容器1によれば、以下のような効果を得ることができる。
前述のように、支持壁52は、複数の板部51に交差する方向へ複数の板部51の全体にわたって直線状に延びる溝521Aが形成された溝形成部521を有し、第1側壁25の内面には、溝521Aに嵌合可能な直線状に延出する溝嵌合リブ部251が存在する。
このため、側方基板支持部としての基板支持板状部5の成形収縮による変形、例えば、反り等を、変形が少ない容器本体2の溝嵌合リブ部251に倣わせて矯正することができ、基板Wを支持する部材の組立精度を向上させることができる。
また、支持壁52は、溝521Aの延びる方向における溝521Aの中央部に形成された被位置決め部としての位置合せリブ523を有し、溝嵌合リブ部251の延出方向における溝嵌合リブ部251の中央部には、被位置決め部を係止可能な位置決め部としての位置決め溝251Aが存在する。
このため、溝521Aの延出する方向における一端を基準として位置決めする場合と比較して、位置決め溝251Aで位置合せリブ523を係止することにより、溝521Aの両端における複数の板部51間のピッチ方向における寸法誤差を、1/2にすることができる。この結果、従来のように、ピンと穴とを嵌合させて容器本体に支持壁を固定する構成の場合には、各ピンや穴の寸法を各ピンや穴において調整する必要があったが、このような調整を不要とすることができる。
また、基板支持板状部5は、溝521A内に形成され溝521Aの延びる方向に直交する方向における溝521Aの幅を狭めるように突出する突起522を有する。このため、突起522の突出量を調整することにより、第1側壁25に対する基板支持板状部5の位置を微調整することができる。また、第1側壁25に対して基板支持板状部5にガタが生じている場合に、突起522の突出量を調整することにより、ガタをなくすことができる。
また、溝形成部521は、容器本体開口部側の支持壁52の部分である開口側部に存在し、奥壁側の支持壁52の部分である奥側部は、奥側係止部に係止可能な奥側被係止部を有する。そして奥側被係止部は、弾性変形可能であり溝521Aの開口する方向に延びる被係止部延出部526と、被係止部延出部526の延出端部に形成され、溝521Aの延びる方向に被係止部延出部526よりも幅広に形成された被係止板部527とを有する。また、第1側壁25の奥側係止部は、被係止部延出部526を挿入可能であるが被係止板部527を挿入不能とする狭い通路253Aを形成する狭通路形成壁253を有する。
このため、被係止部延出部526が狭い通路253Aに挿入されているときに、被係止板部527を狭通路形成壁253に係止することができる。そして、このように係止されることで、奥壁側の支持壁52の部分は、奥側係止部に係止される。このため、支持壁52の奥側と開口側部とにおいて、支持壁52を第1側壁25に係止することができる。
また、被係止部延出部526は、端部面525Aよりも基板収納空間27の内方へ突出せずに、端部面525Aと一致する位置関係を有するため、基板支持板状部5が第1側壁25から取り外される方向である奥側から開口側へと向かう方向(前方向D11)へ基板支持板状部5が引っ張られた場合であっても、被係止板部527の狭通路形成壁253への係止が解除される方向である基板収納空間27の内方へ、被係止板部527を移動しにくくすることができる。この結果、側方基板支持部としての基板支持板状部5を第1側壁25から外れにくくすることができる。
また、被係止板部527は、狭通路形成壁253に係止されているときに、狭通路形成壁253に当接可能な係合当接面529を有するため、被係止板部527の狭通路形成壁253への係止を安定させることができる。
また、係合当接面529は、端部面525Aよりも基板収納空間27の内方へ突出せずに、端部面525Aよりも基板収納空間27の外方へ位置している。このため、基板支持板状部5が第1側壁25から取り外される方向である奥側から開口側へと向かう方向(前方向D11)へ基板支持板状部5が引っ張られた場合であっても、被係止板部527の狭通路形成壁253への係止が解除される方向である基板収納空間27の内方へ、被係止板部527を移動しにくくすることができる。この結果、側方基板支持部としての基板支持板状部5を第1側壁25から外れにくくすることができる。
また、支持壁52には、溝521Aと平行の位置関係を有する直線状のリブ524が溝521Aの略全体にわたって対向して存在する。このため、板部支持部としての支持壁52の強度を、複数の板部51間のピッチ方向における全体にわたって高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態による基板収納容器について図9A〜図10Bを参照しながら説明する。図9Aは、本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Bを示す前方斜視図である。図9Bは、本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Bを示す拡大前方斜視図である。図9Cは、本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Bを示す平面断面図である。図9Dは、本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の基板支持板状部5Bの被係止部延出部526及び被係止板部527を示す拡大平面断面図である。図10Aは、本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の容器本体2に基板支持板状部5Bが固定された様子を示す要部平面断面図である。図10Bは、本発明の第2の実施形態に係る基板収納容器の容器本体2に基板支持板状部5Bが固定された様子を示す平面拡大断面図である。
第2実施形態による基板収納容器は、基板支持板状部5Bの係合当接面529Bの方向が異なる点において、第1実施形態による基板収納容器1とは異なる。第1実施形態における各構成と同様の構成については、同様の符号を付して説明を省略する。
図8Bと対比しながら図10Bを参照すると分かるように、係合当接面529Bは、基板収納空間27の内方(右方向D32)へ向かうにつれて、容器本体開口部21へ向かう平坦な斜面(前方向D11へ向かう平坦な斜面)により構成されている。従って、係合当接面529Bにおいて、狭通路形成壁253の後方向D12の側の面253Cに当接するのは、基板収納空間27の内方側の端縁(右方向D32側の端縁)のみである。
上記構成の第2実施形態による基板収納容器によれば、以下のような効果を得ることができる。
係合当接面529Bは、基板収納空間27の内方へ向かうにつれて、容器本体開口部へ向かう斜面により構成されている。このため、基板支持板状部5が第1側壁25から取り外される方向である奥側から開口側へと向かう方向(前方向D11)に基板支持板状部5が引っ張られた場合であっても、被係止板部527の狭通路形成壁253への係止が解除される方向である基板収納空間27の内方へ、被係止板部527を極めて移動しにくくすることができる。この結果、側方基板支持部としての基板支持板状部5を第1側壁25から極めて外れにくくすることができる。
次に、本発明の第3実施形態による基板収納容器について図11A〜図11Dを参照しながら説明する。図11Aは、本発明の第3の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5Cを示す前方斜視図である。図11Bは、本発明の第3の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5Cを示す拡大前方斜視図である。図11Cは、本発明の第3の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5Cを示す平面断面図である。図11Dは、本発明の第3の実施形態に係る基板収納容器1の基板支持板状部5Cの被係止部延出部526C及び被係止板部527を示す拡大平面断面図である。
第3実施形態による基板収納容器は、基板支持板状部5Cの被係止部延出部526Cが端部面525Aよりも基板収納空間27の外方(左方向D31)へ位置している点において第1実施形態による基板収納容器1とは異なる。第1実施形態における各構成と同様の構成については、同様の符号を付して説明を省略する。
図11A〜図11Dに示すように、被係止部延出部526Cは、凹部525Bを構成している端部壁525の部分であって、端部面525Aよりも基板収納空間27の外方(左方向D31)の部分と一体成形されて接続されている。そして被係止部延出部526Cは、凹部525Bを構成している端部壁525の部分から、溝521Aの開口する方向である後方向D12へ延出している。従って、図11D等に示すように、被係止部延出部526Cは、端部面525Aよりも基板収納空間27の内方へ突出せずに、端部面525Aよりも基板収納空間27の外方(左方向D31)へ位置している。
また、被係止部延出部526Cの延出端部は、被係止板部527の幅広い部分528であって、幅広い部分528の最も前側に位置している部分に、一体成形されて接続されている。
上記構成の第3実施形態による基板収納容器によれば、以下のような効果を得ることができる。
被係止部延出部526Cは、端部面525Aよりも基板収納空間27の内方へ突出せずに、端部面525Aよりも基板収納空間27の外方へ位置している。このため、基板支持板状部5が第1側壁25から取り外される方向である奥側から開口側へと向かう方向(前方向D11)へ基板支持板状部5が引っ張られた場合であっても、被係止板部527の狭通路形成壁253への係止が解除される方向である基板収納空間27の内方へ、被係止板部527を極めて移動しにくくすることができる。この結果、側方基板支持部としての基板支持板状部5Cを第1側壁25から極めて外れにくくすることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的範囲において変形が可能である。例えば、基板収納容器1の形状や構成は、上述した実施形態の形状や構成に限定されない。具体的には、例えば、係合当接面529は、端部面525Aよりも基板収納空間27の外方へ位置していたが、これに限定されない。例えば、係合当接面は、端部面525Aよりも基板収納空間27の内方へ突出せずに、端部面525Aと一致する位置関係を有していてもよい。
1 基板収納容器
2 容器本体
3 蓋体
5 基板支持板状部(側方基板支持部)
20 壁部
21 容器本体開口部
22 奥壁
23 上壁
24 下壁
25 第1側壁
26 第2側壁
27 基板収納空間
51 板部
52 支持壁(板部支持部)
251 溝嵌合リブ部
251A 位置決め溝(位置決め部)
253 狭通路形成壁(奥側係止部)
253A 狭い通路
521 溝形成部
521A 溝
522 突起
523 位置合せリブ(被位置決め部)
524 直線状のリブ
525C ロの字状枠部(端部係合部)
526 被係止部延出部
527 被係止板部
529 係合当接面
W 基板

Claims (8)

  1. 一端部に容器本体開口部が形成され他端部が閉塞された筒状の壁部であって、奥壁、上壁、下壁、及び一対の側壁を有し前記上壁の一端部、前記下壁の一端部、及び前記側壁の一端部によって前記容器本体開口部が形成された壁部を備え、前記上壁の内面、前記下壁の内面、前記側壁の内面、及び前記奥壁の内面によって、複数の基板を収納可能であり前記容器本体開口部に連通する基板収納空間が形成された容器本体と、
    前記容器本体開口部に対して着脱可能であり、前記容器本体開口部を閉塞可能な蓋体と、
    前記基板収納空間内において対をなすように前記一対の側壁にそれぞれ固定されて配置され、前記蓋体によって前記容器本体開口部が閉塞されていないときに、前記複数の基板のうちの隣接する基板同士を所定の間隔で離間させて並列させた状態で、前記複数の基板の縁部を支持可能な側方基板支持部と、を備え、
    前記側方基板支持部は、平行な位置関係を有して前記複数の基板の縁部を支持する複数の板部と、前記板部を支持すると共に前記側壁に固定される板部支持部とを有し、前記板部支持部は、前記複数の板部に交差する方向へ前記複数の板部の全体にわたって直線状に延びる溝が形成された溝形成部と、前記溝内に形成され前記溝の延びる方向に直交する方向における前記溝の幅を狭めるように突出する突起と、前記溝の延びる方向における前記溝の中央部に形成された被位置決め部とを有し、
    前記側壁の内面には、前記溝に嵌合可能な直線状に延出する溝嵌合リブ部が存在し、前記溝嵌合リブ部の延出方向における前記溝嵌合リブ部の中央部には、前記被位置決め部を係止可能な位置決め部が存在する基板収納容器。
  2. 前記側壁の奥壁側の部分は、奥側係止部を有し、
    前記板部支持部は、前記板部の長手方向における一端部から他端部にわたって前記板部の側端縁に接続された板状の支持壁により構成され、
    前記溝形成部は、前記容器本体開口部側の前記支持壁の部分である開口側部に存在し、
    前記奥壁側の前記支持壁の部分である奥側部は、前記奥側係止部に係止可能な奥側被係止部を有する請求項1に記載の基板収納容器。
  3. 前記板部支持部の前記奥側被係止部は、弾性変形可能であり前記溝の開口する方向に延びる被係止部延出部と、前記被係止部延出部の延出端部に形成され、前記溝の延びる方向に前記被係止部延出部よりも幅広に形成された被係止板部とを有し、
    前記側壁の奥側係止部は、前記被係止部延出部を挿入可能であるが前記被係止板部を挿入不能とする狭い通路を形成する狭通路形成壁を有し、前記被係止部延出部が前記狭い通路に挿入されているときに、前記被係止板部は前記狭通路形成壁に係止される請求項2に記載の基板収納容器。
  4. 前記板部支持部の奥側部の端部は、前記奥壁と前記容器本体開口部とを結ぶ方向及び前記上壁と前記下壁とを結ぶ方向に平行な平坦な端部面を有し、
    前記被係止部延出部は、前記端部面よりも前記基板収納空間の内方へ突出せずに、前記端部面と一致する位置関係を有するか、又は、前記端部面よりも前記基板収納空間の外方へ位置している請求項3に記載の基板収納容器。
  5. 前記被係止板部は、前記狭通路形成壁に係止されているときに、前記狭通路形成壁に当接可能な係合当接面を有する請求項3に記載の基板収納容器。
  6. 前記板部支持部の奥側部の端部は、前記奥壁と前記容器本体開口部とを結ぶ方向及び前記上壁と前記下壁とを結ぶ方向に平行な平坦な端部面を有し、
    前記係合当接面は、前記端部面よりも前記基板収納空間の内方へ突出せずに、前記端部面と一致する位置関係を有するか、又は、前記端部面よりも前記基板収納空間の外方へ位置している請求項5に記載の基板収納容器。
  7. 前記係合当接面は、前記基板収納空間の内方へ向かうにつれて、前記容器本体開口部へ向かう斜面により構成されている請求項5又は請求項6に記載の基板収納容器。
  8. 前記支持壁には、前記溝と平行の位置関係を有する直線状のリブが前記溝の略全体にわたって対向して存在する請求項2〜請求項7のいずれかに記載の基板収納容器。
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