JP7127245B2 - 基板収納容器 - Google Patents

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本発明は、複数枚の基板を収納する基板収納容器に関する。
半導体ウェーハなどの基板は、基板収納容器の内部空間に収納された状態で、倉庫での保管、半導体加工装置間での搬送、工場間での輸送などが行われている。この基板収納容器は、天井走行装置やロボットなどの自動搬送装置で取扱ができるように、容器本体の天井壁に搬送部品が取付けられている(特許文献1-3参照)。
例えば、特許文献1には、容器本体の天井壁に、ガイド片と干渉係合部とを組み合わせて二股部が形成された取付機構を設け、取付機構の二股部に搬送用の搬送部品に設けられた弾性係合片を着脱自在に取付けるようにした基板収納容器が記載されている。
また、特許文献2には、容器本体の天井壁に設けられた取付機構の前後の係止用突起に、搬送部品の係止用爪を弾性変形させて、当接させ、搬送部品を着脱自在に取付けるようにした基板収納容器が記載されている。
また、特許文献3には、搬送部品とは別の係止部材を用いて、搬送部品の係止用爪を容器本体に係止するようにした基板収納容器が記載されている。具体的には、容器本体の天井壁に設けられた枠状の取付機構に、枠状部分を有する搬送部品を、係止用爪により係止し、さらに、搬送部品の枠状部分の内側に、係止部材を挿入して、係止用爪の解除側への変形を防止するようになっている。
特開2011-181867号公報 特開2008-034879号公報 特表2013-546176号公報
しかしながら、特許文献1又は2のように、左右方向又は前後方向の1方向だけの動きにより係止する構造では、基板収納容器の搬送中の急停止又は移動による衝撃により、搬送部品が容器本体から外れることがあった。また、作業者が取扱う場合でも、搬送部品が容器本体から簡単に外れないようにすることが望まれていた。
そこで、係止部の数量や係止面の面積を大きくすることで、装着力を高めることが考えられるが、取外す場合には、搬送部品の係止部を大きく弾性変形させる必要があり、係止部の強度も必要になり、変形させる力が却って大きくなることが想定される。
また、特許文献3のような別部品の係止部材を用いる構造は、いわゆる「ハメ殺し」状態に近いものであり、係止部材を取外すことが非常に困難であり、それに伴って搬送部品の取外しも困難であった。
そこで、本発明は以上の課題を鑑みてなされたものであり、搬送部品の装着力を高めるとともに、搬送部品の着脱作業性に優れた基板収納容器を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る1つの態様は、蓋体により閉鎖される開口部を有し、複数枚の基板を収納可能な容器本体と、前記容器本体に設けられた取付機構に着脱自在に取付けられる搬送部品と、前記取付機構及び前記搬送部品に対して別部品である係止部材と、を備え、前記取付機構は、係止用突起を有し、前記搬送部品は、前記係止部材が前記係止用突起に接触することで、前記取付機構に係止されるものである。
(2)上記(1)の態様において、前記搬送部品は、前記係止部材を挿入する取付開口が形成され、前記係止部材は、前記取付開口に挿入されることで、前記係止用突起に接触してもよい。
(3)上記(1)又は(2)の態様において、前記係止部材は、前記搬送部品に係止される係止片を有してもよい。
(4)上記(3)の態様において、前記係止片は、弾性変形可能に形成されてもよい。
(5)上記(3)又は(4)の態様において、前記搬送部品は、前記容器本体の開口部側に、前記係止片を操作可能な切欠部が形成されてもよい。
本発明によれば、搬送部品の装着力を高めるとともに、搬送部品の着脱作業性に優れた基板収納容器を提供することができる。
本発明に係る実施形態の基板収納容器を示す分解斜視図である。 搬送部品を示す(a)表側からの斜視図、(b)裏側からの斜視図である。 搬送部品を示す(c)平面図、(d)前方側面図、(e)後方側面図、(f)左側面図、(g)底面図である。 取付機構を示す平面図である。 係止部材を示す(a)斜視図、(b)正面図、(c)側面断面図である。 搬送部品の取付機構への装着方法を示す拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本明細書の実施形態においては、全体を通じて、同一の部材には同一の符号を付している。
図1は、本発明に係る実施形態の基板収納容器1の分解斜視図である。なお、以降の図中に、左右の側壁23を結ぶ左右方向をX軸、開口部21と背面壁24とを結ぶ前後方向をY軸、天井壁22と底面壁とを結ぶ上下方向をZ軸として示すことがある。また、開口部21を正面Fとし、背面壁24を後方BとするY軸方向を白抜き矢印で示すこともある。
図1に示される基板収納容器1は、蓋体10と、複数枚の基板を収納する容器本体20とを備えている。基板収納容器1に収納される基板としては、直径が300mmや450mmの半導体ウェーハ、マスクガラスなどが挙げられる。
容器本体20は、開口部21を形成する正面開口枠と、天井壁22と、左右の側壁23と、背面壁24と、底面壁とで形成される、いわゆるフロントオープンボックスタイプのものである。この容器本体20の開口部21は、蓋体10により閉鎖される。なお、底面壁には、ベースプレート26が取付けられている。
これらの蓋体10及び容器本体20は、所定の樹脂を含有する成形材料により複数の部品がそれぞれ射出成形され、複数の部品が組立てられて構成されている。成形材料中の所定の樹脂としては、例えば機械特性や耐熱性などに優れるポリカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、液晶ポリマー、あるいは環状オレフィン樹脂などが挙げられる。また、必要に応じてこれらの樹脂に、カーボン、金属繊維、導電性ポリマー、帯電防止剤、又は難燃剤などが選択的に添加されることもある。
また、容器本体20の天井壁22には、搬送部品30が着脱自在に装着される取付機構40が形成されている。
ここで、取付機構40を説明する前に、取付機構40に着脱可能に装着される搬送部品30について先に説明する。図2は、搬送部品30を示す(a)表側からの斜視図、(b)裏側からの斜視図である。図3は、搬送部品30を示す(c)平面図、(d)前方側面図、(e)後方側面図、(f)左側面図、(g)底面図である。
搬送部品30は、容器本体20の天井壁22の略中央部に着脱自在に装着されるものである。搬送部品30は、トップフランジ又はロボティックフランジとも呼ばれ、容器本体20に装着された状態で、例えば、天井搬送装置に把持され、搬送される。この搬送部品30は、基板を収納した基板収納容器1を確実に支持する観点から、蓋体10及び容器本体20と同様の成形材料により成形される。
搬送部品30は、図2に示されるように、平面視で略中空枠形の部品本体31を備えている。この部品本体31の(天井壁22側)下端部両側には、左右一対の被挟持板32が水平方向に延出している。一方、部品本体31の開口した上端部には、天井搬送装置に把持されるフランジ33が一体に形成されている。
被挟持板32は、容器本体20の天井壁22に重なる平坦な板状に形成されて、その両側面が、正面F側で近づくように傾斜している。なお、被挟持板32には、平面視で長穴状の流通口が穿設されてもよい。
また、被挟持板32には、裏面の前部及び両側部には複数の凹凸部が形成されてもよい。複数の凹凸部は、被挟持板32の裏面の他、必要に応じて部品本体31の裏面などにも形成されてもよい。この複数の凹凸部で、容器本体20の天井壁22との間に複数の隙間を形成することにより、流通口と同じように、搬送部品30が容器本体20に装着された状態で洗浄されたとしても、洗浄水や乾燥エアを流通させることができるから、洗浄水が残らず、短時間で乾燥させることができる。
フランジ33は、四隅部が面取りされた平面矩形に形成され、中央部に凹部331が形成されており、天井搬送装置でセンシングされたり、位置決めされたりする。凹部331は、略円錐台形状に形成されている。
フランジ33には、部品本体31内に連通する、矩形の取付開口332と、4つの角孔333と、流通口334とが、穿設されている。具体的には、取付開口332が正面F中央側に、流通口334が後方B中央側に、それぞれ穿設されている。また、4つの角孔333は、凹部331を囲むように穿設されている。なお、取付開口332は、後述する係止部材50が挿入されるもので、略矩形状に形成されている。
また、部品本体31は、前後左右に縦壁を備えており、内部にはフランジ33と一体化して強度を確保する複数の補強リブ35が前後左右に設けられている。複数の補強リブ35のうち、容器本体20の正面F側に位置する左右一対の補強リブ35間に、上述の取付開口332が形成されている。
補強リブ35は、部品本体31の縦壁の隅部を跨ぐように縦壁の内面間に一体的に架設される平面視でL字状に形成され、部品本体31の縦壁との間に平面視で略矩形状の空間を区画しており、角孔333に連通している。補強リブ35は、部品本体31の縦壁よりも低く形成されており、洗浄水や乾燥エアを流通させる図示しない隙間が形成されている。この隙間と縦壁の流通口を介して洗浄水や乾燥エアが部品本体31の内外を流通するようにしてもよい。
さらに、部品本体31の正面F側の縦壁の中央には、取付開口322に近接するように、切欠部311が形成されている。
つぎに、取付機構40について説明する。図4は、取付機構40を示す平面図である。
搬送部品30を取付ける取付機構40は、容器本体20の天井壁22に射出成形による一体成形で形成されている。そのため、取付機構40は、容器本体20と同様の成形材料で形成されている。
この取付機構40は、容器本体20の天井壁22の表面の両側部に、相対向する左右一対の支持レール41,42を有している。具体的には、一対の支持レール41,42は、容器本体20の天井壁22の中央部を挟んで配置されている。上述した搬送部品30は、一対の支持レール41,42間に着脱自在に支持される。
一対の支持レール41,42は、容器本体20の後方B側から正面F側に向かうに従い、支持レール41と支持レール42との間の幅が徐々に狭まるよう傾斜して設けられている(図4参照)。また、各支持レール41,42は、天井壁22との間に溝を形成するように、天井壁22から立ち上がる断面略L字状に屈曲形成され、容器本体20の前後方向に直線的に延びている。
一対の支持レール41,42間の正面F側には、容器本体20の天井壁22に支持レール41,42と同様の断面略L字形のストッパ43が形成されている。ストッパ43は、搬送部品30の正面F側への移動を規制し嵌合係止する。なお、実施形態では、支持レール42,42間の後方B側は、連結されているが、連結されていなくてもよく、また、支持レール41、ストッパ43、支持レール42のすべてが連結されていてもよい。
また、支持レール42,42間の正面F側には、搬送部品30の着脱方向への移動を規制する係止用突起44が形成されている。この係止用突起44は、搬送部品30の着脱方向に直交又は交差する方向に延在する接触面44aを有している(図6も参照)。
最後に、搬送部品30を取付機構40に係止させる係止部材50について説明する。図5は、係止部材50を示す(a)斜視図、(b)正面図、(c)側面断面図である。
係止部材50は、扁平な略角筒状であり、係止本体51と、上面ストッパ52とを有している。係止本体51は、係止用突起44の接触面44aに圧接される係止面51aを有し、係止面51aに対向する面側に、係止用爪54が形成された係止片53を有している。なお、係止面51aは、搬送部品30の着脱方向に直交又は交差する方向に延在している。
係止片53は、弾性変形可能に形成されており、係止片53の先端を係止面51a側(後方B側)に指又は治具で押圧することで、係止片53を破線で示すように弾性変形させ、係止用爪54による搬送部品30の切欠部311への係止を解除することができる。なお、係止部材50は、蓋体10、容器本体20及び搬送部品30と同様の成形材料により形成されてもよい。
ここで、係止部材50を用いた搬送部品30の取付機構40への装着方法について説明する。図6は、搬送部品30の取付機構40への装着方法を示す拡大断面図である。
搬送部品30を容器本体20の取付機構40に装着するには、まず、容器本体20の天井壁22の後方B側に搬送部品30を配置し、取付機構40の複数対の支持レール41,42間に搬送部品30の被挟持板32をそれぞれ挟持させ、容器本体20の正面F側にスライドさせ、各ストッパ43に搬送部品30の被挟持板32の前部を嵌合係止し、搬送部品30の上方への抜け、及び、正面Fへの移動を防止する(図6(a)参照)。
このとき、取付機構40の複数対の支持レール41,42が容器本体20の前後方向に傾斜しているので(図4参照)、容器本体20に対する搬送部品30の位置ズレやガタツキを簡易な構成で防止することができる。したがって、所定の位置に搬送部品30を適切にスライドさせることができる。また、搬送部品30の被挟持板32の側面も支持レール41,42の傾斜に対応して傾いているので、搬送部品30をセットする際の向きを間違えることがない。
つづいて、図6(b)に示すように、係止片53を正面Fに向けた係止部材50を、搬送部品30の取付開口332に挿入していく。係止部材50を挿入していくと、係止片53の係止用爪54が、搬送部品30の部品本体31の縦壁に当接して、係止片53が後方B側に弾性変形される。
そして、係止部材50を更に天井壁22に向かって挿入すると、図6(c)に示すように、係止用爪54が切欠部311に係止されて、係止部材50の上方への移動が規制される。このとき係止部材50の上面ストッパ52も、取付開口332内で補強リブ35(図示なし)などと当接して、より一層の挿入が規制される。
一方、係止部材50の係止面51aは、容器本体20の天井壁22に形成された係止用突起44の接触面44aに圧接状態で接触し、搬送部品30の着脱方向である後方B側への移動を規制する。このようにして、係止部材50を用いて、搬送部品30を取付機構40に装着することができる。
ところで、矩形の取付開口332の後方B側の辺の位置は、被挟持板32がストッパ43に当接するよりも若干手前(後方B側)で、係止用突起44の接触面44aが延在する平面に存在するようにすると、接触面44aと係止面51aを圧接させるクサビ効果をより奏することができる。
逆に、搬送部品30を容器本体20の取付機構40から取外すには、係止部材50に対し、2つの操作を行わなければならない。
まず、図6(c)の状態において、搬送部品30の切欠部311の空間を利用して、係止片53の先端を指又は治具で後方B側に押圧し、係止用爪54の切欠部311に対する係止を解除する。そして、他方の手で、係止部材50の上面ストッパ52を摘んで、取付開口322から係止部材50を引き抜く。
係止部材50が引き抜かれると、搬送部品30は、取外し方向である後方B側へのスライドが可能になる。その後、搬送部品30を取付機構40に対して後方B側にスライドさせることで、搬送部品30を取付機構40から取外すことができる。
以上説明したとおり、本発明に係る実施形態の基板収納容器1は、蓋体10により閉鎖される開口部21を有し、複数枚の基板を収納可能な容器本体20と、容器本体20に設けられた取付機構40に着脱自在に取付けられる搬送部品30と、取付機構40及び搬送部品30に対して別部品である係止部材50と、を備え、取付機構40は、係止用突起44を有し、搬送部品30は、係止部材50が係止用突起44に接触することで、取付機構40に係止されるものである。
これにより、搬送部品30は、係止部材50が容器本体20の取付機構40に接触することで、前後方向の移動が規制され、取付機構40に係止されるため、係止部材50と係止用突起44との接触面積を大きくすることができ、容器本体20に対する装着力を高めることができる。
実施形態では、搬送部品30は、係止部材50を挿入する取付開口332が形成され、係止部材50は、取付開口332に挿入されることで、係止用突起44に接触する。これにより、係止部材50が位置決めされるとともに、搬送部品30の取付機構40に対する係止が行われる。つまり、搬送部品30の取付開口332にクサビを打ち込むように係止部材50を挿入し、係止部材50を係止用突起44に接触させることで、搬送部品30の被挟持板32は、容器本体20の後方B側から正面F側にスライドして支持レール41,42に着脱自在に係合するとともにストッパ43に嵌合係止するため、正面F側に必要以上にスライドすることも規制される。
実施形態では、係止部材50は、搬送部品30に係止される弾性変形可能な係止片53を有する。これにより、搬送部品30が取付機構40に装着された状態において、係止部材50を搬送部品30から引き抜くだけで簡単に外れることがなく、つまり、ワンアクションで係止部材50が容易に外れることがない。
実施形態では、搬送部品30は、容器本体20の開口部21側に、係止片53を操作可能な切欠部311が形成されている。これにより、搬送部品30の外部から係止部材50の係止片53に容易にアクセスでき、係止部材50の取外しが容易になる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
(変形例)
上記実施形態では、搬送部品30の着脱方向は、開口部21側と、開口部21とは反対の背面壁24側とを結ぶ前後方向(Y軸方向)であったが、着脱方向はこの方向に限らず、X軸方向でもよく、X軸方向からY軸方向に傾斜した方向であってもよい。また、上記実施形態では、接触面44a及び係止面51aの延在方向は、搬送部品30の着脱方向と直交していたが、搬送部品30の形状及び構造に応じて、搬送部品30の着脱方向に対して傾斜させてもよい。
上記実施形態では、容器本体20の天井壁22に取付機構40を設け、トップフランジを搬送部品30として装着したが、容器本体20の周壁である左右の側壁23の外面に取付機構40を設け、マニュアルハンドルを搬送部品30として装着するようにしてもよい。
また、容器本体20の取付機構40に装着した搬送部品30を取外す場合、作業者の指でなく、専用治具を作製し、専用治具を用いて取外してもよい。
なお、搬送部品30の容器本体20に対する装着力をより一層高めるために、搬送部品30と容器本体20とを、凹部331を利用してネジで直接締結するような手段を、更に付加してもよい。
1 基板収納容器
10 蓋体
20 容器本体
21 開口部、22 天井壁、23 側壁、24 背面壁、26 ベースプレート
30 搬送部品
31 部品本体、311 切欠部、32 被挟持板、33 フランジ、331 凹部、
332 取付開口、333 角孔、334 流通口、35 補強リブ
40 取付機構
41,42 支持レール、43 ストッパ、44 係止用突起、44a 接触面
50 係止部材
51 係止本体、51a 係止面、52 上面ストッパ、53 係止片、54 係止用爪
F 正面、B 後方

Claims (5)

  1. 蓋体により閉鎖される開口部を有し、複数枚の基板を収納可能な容器本体と、
    前記容器本体に設けられた取付機構に、着脱方向に直線的にスライドすることで着脱自在に取付けられる搬送部品と、
    前記取付機構及び前記搬送部品に対して別部品である係止部材と、を備え、
    前記取付機構は、前記容器本体から突出して形成され、前記着脱方向のうち取外し方向への前記搬送部品の移動を規制する係止用突起を有し、
    前記搬送部品は、前記係止部材を挿入する取付開口が形成され、
    前記係止部材は、前記搬送部品に係止される係止片を有し、
    前記搬送部品を前記取付機構に装着した状態において、前記係止部材を前記取付開口に挿入することで、
    前記係止部材は、前記搬送部品に係止されるとともに、前記着脱方向のうち取外し方向で 前記係止用突起に接触前記搬送部品が前記取付機構に係止される、
    ことを特徴とする基板収納容器。
  2. 前記係止片は、弾性変形可能に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板収納容器。
  3. 前記搬送部品は、前記容器本体の開口部側に、前記係止片を操作可能な切欠部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基板収納容器。
  4. 前記取付機構は、前記搬送部品を前記取付機構に装着した状態において、前記着脱方向のうち装着方向への前記搬送部品の移動を規制するストッパを有する、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の基板収納容器。
  5. 前記搬送部品を前記ストッパに当接するよりも手前の位置で前記取付機構に装着した状態において、前記係止部材を前記取付開口に挿入することで、
    前記係止部材は、前記係止用突起に接触し、
    前記搬送部品は、前記ストッパに係止される、
    ことを特徴とする請求項に記載の基板収納容器。
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