JP5269077B2 - 支持体及び基板収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェーハ等のウェーハを支持する支持体及び基板収納容器に関するものである。
半導体ウェーハを収納する従来の基板収納容器は、図示しないが、φ300mmの薄い半導体ウェーハを複数枚整列収納するフロントオープンボックスの容器本体と、この容器本体の開口した正面部を開閉する着脱自在の蓋体とを備えて構成されている。容器本体は、700〜800μmの厚さを有する半導体ウェーハの収納を前提に、樹脂を含む成形材料を使用して射出成形され、両側壁の内面に、半導体ウェーハを水平に支持する左右一対のティースが一体的に対設されており、この一対のティースが所定のピッチをおいて上下方向に複数配設されている(特許文献1、2、3、4、5、6参照)。
各ティースは、容器本体の側壁内面から内方向に水平に突出して容器本体の前後方向に伸びる細長い板片に形成され、後部が容器本体の後方に向かうにしたがい徐々に狭く細くなるよう形成されており、半導体ウェーハの周縁部側方の最大径近傍を下方から支持するよう機能する。このようなティースに支持される半導体ウェーハは、専用のロボットにより出し入れされる。
ところで近年、半導体ウェーハは、メモリ容量の拡大に伴うチップサイズの大型化や生産性向上のため、φ300mmタイプの次世代タイプとして大口径のφ450mmタイプが検討され、国際的に議論されている。このような議論に伴い、基板収納容器も大口径の半導体ウェーハに対応する構成が求められてきている。
WO99/39994 特開2000‐306988号公報 特開2004‐214269号公報 特開2006‐128461号公報 特開2002‐68364号公報 特開2003‐174080号公報
従来における基板収納容器は、以上のように構成され、容器本体やティースがφ300mmで厚さが700〜800μmの半導体ウェーハを支持・収納するのを前提に形成されているので、ティースにφ300mmで厚さが600μm以下の薄く加工された半導体ウェーハ、あるいはφ450mmの薄く重い大口径の半導体ウェーハを支持させる場合には、半導体ウェーハの撓み量が増大することとなる。
この結果、搬送時に半導体ウェーハが振動したり、隣接する半導体ウェーハ同士が接触したり、共振して破損するおそれが考えられる。また、半導体ウェーハの撓み量が増大すると、専用のロボットによる出し入れの際、半導体ウェーハを安全に出し入れすることが困難になるおそれも考えられる。
本発明は上記に鑑みなされたもので、薄いウェーハや大口径のウェーハが振動したり、接触して損傷等するのを抑制防止し、しかも、これらのウェーハを安全に出し入れすることのできる支持体及び基板収納容器を提供することを目的としている。
本発明においては上記課題を解決するため、枠体に直径300mm以上のウェーハを支持する支持片を設けたものであって、
前記枠体は、間隔をおいて相対向する上下一対の横桟と、この上下一対の横桟の前後両端部間に縦に架設される一対の縦桟とを含み、該横桟に、左右方向に位置決めする左右方向位置決め取付部と、上下方向に位置決めする上下方向位置決め取付部とをそれぞれ設け、
前記支持片は、前記枠体から突出して前記ウェーハの少なくとも周縁部の側部前方を略水平に支持する前部支持片と、該枠体から突出して該ウェーハの少なくとも周縁部の側部後方を略水平に支持する後部支持片とを含み、該前部支持片を、該枠体の前部から該ウェーハの周縁部前方に伸びる突出部と、この突出部から該ウェーハの周縁部に沿うよう後方に伸びる屈曲部とから形成し、
前記枠体、前記前部支持片、及び前記後部支持片を一体成形し、該枠体と該前部支持片との間に空洞部を形成したことを特徴としている。
なお、前記枠体を略横長に形成してその上下一対の横桟間には区画連結片を設け、この区画連結片に前記前部支持片の屈曲部後方と前記後部支持片の前部とを接続することができる。
また、前記枠体の上下一対の横桟間に、前記後部支持片を支持する補強連結片を設けることができる。
また、枠体に取付部を形成し、枠体の上部と下部の少なくともいずれかに高さ調整部をそれぞれ形成することもできる。
また、前部支持片と後部支持片とに、ウェーハを略水平に支持する支持突部をそれぞれ形成することが可能である。
また、枠体の横桟の最前部に取付ピンを突出形成し、横桟の前部に、取付ピンの後方に位置する位置決め取付片を突出形成し、枠体前部の縦桟に取付溝を切り欠くとともに、枠体後部の縦桟には取付膨張片を形成することが可能である。
また、枠体の容器本体の内側に対向する背面と横桟のうち、少なくとも背面にカバー板を取り付け、このカバー板に、複数の位置合わせボスを配設するとともに、この複数の位置合わせボスの間にはフックを形成し、カバー板に、複数の位置合わせリブを配設することも可能である。
また、本発明においては上記課題を解決するため、直径300mm以上のウェーハを収納する容器本体と、この容器本体の内部両側にそれぞれ取り付けられる請求項1、2、又は3記載の前記支持体とを備えたものであって、
前記容器本体を正面の開口したフロントオープンボックスに形成し、この容器本体の底板と天板とをその正面側が広く、背面側が狭くなるよう傾斜形成し、該容器本体の内部正面側の上下に、前記支持体の左右方向位置決め取付部に嵌まる左右方向取付溝をそれぞれ形成するとともに、該容器本体の内部両側の上下には、該支持体の上下方向位置決め取付部を挟み持つ嵌合レールを対設したことを特徴としている。
なお、容器本体の内部正面側の上下に支持体の取付ピン用の左右方向取付溝をそれぞれ形成し、容器本体の内部背面に、支持体の取付膨張片を位置決め挟持する複数の抜け落ち防止片を配設し、容器本体の内部両側の上下には、支持体の位置決め取付片用の嵌合レールを対設し、容器本体の内側面には、正面部側に位置する支持体の取付溝用の鍵付きストッパを形成することができる。
ここで、特許請求の範囲におけるウェーハには、少なくともφ300mm以上の半導体ウェーハや厚さが薄くて撓み易い各種のウェーハが含まれる。また、枠体の後部と後部支持片とは、ウェーハの周縁部の側部後方に沿うよう曲げることができる。前部支持片と後部支持片とは、必要に応じ、単数複数に増減することができる。さらに、容器本体は、透明、不透明、半透明を特に問うものではない。
本発明によれば、枠体から突き出た支持片の前部支持片と後部支持片とが、ウェーハの周縁部側方の最大径近傍部分の他、ウェーハの裏面を従来よりも広範囲に亘り側方から支持する。
本発明によれば、枠体の支持片を長く突出させてウェーハを支持する支持領域を従来よりも幅広く拡大させるので、薄く重いウェーハの撓み量の増大を抑制することができる。したがって、搬送時に薄いウェーハや大口径のウェーハが振動したり、隣接するウェーハ同士が接触したり、共振して破損するおそれを有効に排除することができるという効果がある。また、従来よりも大型の支持体を容器本体とは別に成形するので、滑り性の良い成形材料を用いて支持体を容易に成形することができる他、寸法精度を向上させることができ、専用のロボットによる出し入れの際、薄いウェーハや大口径のウェーハを迅速、かつ安全に出し入れすることができる。
また、長い支持片を、単一の平板とするのではなく、前部支持片と後部支持片とに分割するので、成形に伴う支持片の変形を防止することができる。また、枠体と前部支持片の間に成形材料を充填するのではなく、空洞部を形成するので、例え枠体から突出する前部支持片の根元部が厚く、前部支持片の突出部と屈曲部とが長く伸長されても、成形時における前部支持片表面のひけや変形を抑制し、寸法精度を向上させることが可能となる。
また、枠体を略横長に形成してその対向する上下部間には区画連結片を設け、この区画連結片に前部支持片の屈曲部後方と後部支持片の前部とを接続すれば、長い支持片を前後に分割してその端部を区画連結片に接続することができるので、成形時における支持片の変形を防ぐことが可能となる。
さらに、枠体の上下部間に、後部支持片を支持する補強連結片を設ければ、ウェーハの重量や枚数により後部支持片が撓み、ウェーハの位置精度等に支障を来たすのを防ぐことが可能となる。
本発明に係る基板収納容器の実施形態を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態を模式的に示す底面図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態を模式的に示す正面図である。 本発明に係る支持体及び基板収納容器の実施形態を模式的に示す断面側面図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における容器本体を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における容器本体と位置決め具とを模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態におけるボトムプレートを模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態を模式的に示す底面側の斜視説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における容器本体の正面部と蓋体とを模式的に示す要部断面説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における容器本体の天板を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における容器本体の内部を模式的に示す説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における容器本体の内部を模式的に示す断面側面図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における容器本体と支持体との関係を模式的に示す正面説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における容器本体と支持体との関係を模式的に示す部分断面説明図である。 本発明に係る支持体の実施形態における半導体ウェーハの支持状態を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る支持体の実施形態を模式的に示す正面図である。 本発明に係る支持体の実施形態を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る支持体の実施形態を模式的に示す平面図である。 本発明に係る支持体の実施形態を模式的に示す裏面側の斜視説明図である。 本発明に係る支持体の実施形態を模式的に示す説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における筐体の表面側を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における蓋体の裏面側を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における蓋体を模式的に示す平面図である。 本発明に係る基板収納容器の実施形態における蓋体を模式的に示す側面説明図である。
以下、図面を参照して本発明に係る基板収納容器の好ましい実施形態を説明すると、本実施形態における基板収納容器は、図1ないし図24に示すように、大口径の半導体ウェーハWを複数枚収納するフロントオープンボックスの容器本体1と、この容器本体1の開口した正面部31を開閉する蓋体60とを備え、容器本体1の内部両側に、大口径の半導体ウェーハWを水平に支持可能な別体の支持体40をそれぞれ装着するようにしている。
半導体ウェーハWは、図4、図15、図16に示すように、例えば925μmの厚さを有するφ450mmのシリコンウェーハからなり、周縁部に図示しない位置合わせや識別用のノッチが平面半円形に切り欠かれており、容器本体1に25枚が整列して収納される。
容器本体1と蓋体60とは、専用の金型に所定の樹脂を含有する成形材料が射出されることによりそれぞれ射出成形される。この成形材料中の所定の樹脂としては、例えば力学的性質や耐熱性等に優れるポリカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、あるいは環状オレフィン樹脂等があげられる。これらの樹脂には、カーボン、カーボン繊維、金属繊維、カーボンナノチューブ、導電性ポリマー、帯電防止剤、又は難燃剤等が必要に応じて選択的に添加される。
容器本体1は、図1、図2、図4ないし図6、図8、図10ないし図14に示すように、半導体ウェーハWよりも大きい底板2と、この底板2に半導体ウェーハWの収納空間をおいて上方から対向する天板16と、これら底板2と天板16の後部間を上下に連結する背面壁24と、底板2と天板16の左右両側部間を上下に連結する左右一対の側壁27とを備えた不透明のフロントオープンボックスタイプに形成され、開口した横長の正面部31を水平横方向に向けた状態で半導体加工装置や気体置換装置上に位置決めして搭載される。
底板2と天板16とは、基本的には容器本体1の正面部31側が広く長く、背面壁24側が狭く短い平面略台形にそれぞれ形成され、正面部31側から背面壁24方向に向かうにしたがい徐々に接近するよう傾斜する(図4参照)。この底板2と天板16との内面における正面部31側の上下四隅部には図11や図13に示すように、支持体40用の左右方向取付溝3がそれぞれU字形あるいはV字形に形成される。
底板2は、有底円筒形を呈する多数の螺子ボス4が配設され、四隅部付近には円筒形のフィルタボス5がそれぞれ貫通して配設されており、この複数のフィルタボス5に、容器本体1の内外を連通する給気用フィルタ6と排気用フィルタ7とがそれぞれOリングを介し着脱自在に嵌合される。これら給気用フィルタ6と排気用フィルタ7とは、例えば一方向弁が内蔵され、この一方向弁が内蔵される場合には、一方向弁が気体置換装置に接続されて容器本体1内の空気を窒素ガスに置換し、半導体ウェーハWの表面酸化等を防止するよう機能する。
底板2の前部両側と後部中央とには、細長い複数の高さ調整板8がそれぞれ所定のピッチで並設され、この複数の高さ調整板8に、容器本体1を位置決めする位置決め具9が締結ビスや螺子ボス4を介しそれぞれ螺着される。各位置決め具9は、複数の高さ調整板8間に接触する一対の位置決めブロック10を備え、この一対の位置決めブロック10が僅かな水切り空間11をおき相互に対向しており、この対向した一対の位置決めブロック10が締結ビスや底板2の螺子ボス4により螺着される。
各位置決めブロック10は、基本的には平面略正方形を呈する断面略V字形に形成されてその一対の斜面を備えた凹部を下方に指向させ、両側部には取付フランジ12がそれぞれ水平に突出形成されており、半導体加工装置や気体置換装置の位置決めピンに上方から凹部を嵌合・摺接させ、容器本体1を高精度に位置決めするよう機能する。
底板2の螺子ボス4には、底板2を被覆して複数の給気用フィルタ6、排気用フィルタ7、及び位置決め具9をそれぞれ露出させるボトムプレート13が締結ビスを介して水平に螺着される。このボトムプレート13は、底板2よりも一回り小さい類似の形に形成され、周縁部が起立して補強されており、左右両側部に搬送用のコンベヤレールがそれぞれ選択的に形成される。
ボトムプレート13の底板2に対向する対向内面には、直線形の強化リブと共に円筒形の複数の螺子ボス4Aと位置決めボス14とが配設され、この複数の螺子ボス4Aと位置決めボス14とを貫通した締結ビスが底板2の螺子ボス4に螺挿されることにより、ボトムプレート13が底板2に高精度に位置決めされる。また、ボトムプレート13の四隅部付近には、給気用フィルタ6と排気用フィルタ7とを近接して露出させる円形あるいは半円形の露出孔15がそれぞれ穿孔され、ボトムプレート13の前部両側と後部中央とには、位置決め具9を近接して露出させる矩形の露出孔15Aがそれぞれ穿孔される。
ボトムプレート13の後部には、露出孔15Aの近傍に位置する複数の識別孔が穿孔され、この複数の識別孔に図示しない着脱自在の情報識別パッドが選択的に挿入されることにより、基板収納容器の種類や半導体ウェーハWの枚数等が半導体加工装置等に識別される。
天板16と側壁27の撓みにくい稜線近傍部、換言すれば、天板16の両側部には図10に示すように、側壁27の上面に対向する一対の螺子ボス4Bがそれぞれ前後に並べて配設され、この複数対の螺子ボス4Bに、工場の天井搬送機構に把持される搬送用のトップフランジ19が締結ビスを介し水平に螺着される。一対の螺子ボス4Bは、トップフランジ19の裏面に接触する補強用の連結リブ17が架設され、各螺子ボス4Bが有底円筒形に形成されてその外周面には容器本体1の中心部前方向に傾斜して伸びる補強リブ18が一体形成される。
トップフランジ19は、容器本体1の正面部31側が広く長く、背面壁24側が狭く短い平面多角形の平板に形成され、前部中央には、天井搬送機構の把持爪に貫通して干渉される角孔20が平面矩形に穿孔される。このトップフランジ19の両側端部には、下方に突出して天板16の螺子ボス4Bに対向する螺子孔21と位置決めボス12Bとがそれぞれ並設され、これら螺子孔21と位置決めボス12Bとを貫通した締結ビスが天板16の螺子ボス4Bに螺挿されることにより、天板16にトップフランジ19が高精度に位置決めされ、かつこれら16・19の間に天井搬送機構のフォークが進入するための空間Sが区画形成される(図4参照)。
背面壁24は、図5、図6、図11、図14に示すように、中央部に透明の覗き窓25が二色成形法等により縦長に形成され、この覗き窓25により、容器本体1の内部や半導体ウェーハWが外部から視覚的に観察・把握される。この背面壁24の内面両側には、支持体40の後部をその表裏側から位置決め挟持する上下斜め一対の抜け落ち防止片26がそれぞれ配設され、この上下斜め一対の抜け落ち防止片26が背面壁24の上下方向に所定のピッチで複数配列形成される。
各側壁27は、図1、図5、図6、図12、図14に示すように、底板2と天板16の形に応じ、前部側が略直線的な板形に形成され、後部側が底板2と天板16の内方向に傾斜したり、湾曲して形成されており、この後部が背面壁24の側部に一体的に連結される。
各側壁27の内面上下には、容器本体1の正面部31から中央部方向に亘る支持体40用の嵌合レール28が対設され、各側壁27の内面には、容器本体1の正面部31側に位置する支持体40用の鍵付きストッパ29が形成される。また、側壁27の外面には、補強や変形防止の他、指等を干渉させることのできる略台形のグリップ部30が前後方向に伸長して凹み形成され、このグリップ部30が鍵付きストッパ29の反対側に位置する。
容器本体1の正面部31は、図1、図5、図6、図8、図10に示すように、周縁部に外方向に張り出すリムフランジ32が三角形の小さな保持リブを介して膨出形成され、このリムフランジ32内に着脱自在の蓋体60が蓋体開閉装置により嵌合される。このリムフランジ32は、その内周面に正面枠形の取付溝が切り欠かれ、この取付溝に、蓋体60に圧接するリップタイプのガスケット33が密嵌されており、内周面の上下両側部には、ガスケット33の後方に位置する係止穴35がそれぞれ穿孔される。
ガスケット33は、例えば耐熱性や耐候性等に優れるフッ素ゴム、シリコーンゴム、各種の熱可塑性エラストマー(例えば、オレフィン系、ポリエステル系、ポリスチレン系等)等を成形材料として弾性変形可能な枠形に成形され、蓋体60に対向する対向面には、容器本体1の正面部31方向に伸びる先細りの突片34がエンドレスに一体形成される。この突片34は、容器本体1の正面部31方向に向かうに従い徐々に容器本体1の内方向に傾斜し、蓋体60の周壁外周面に屈曲しながら圧接して気密性を確保するよう機能する。
リムフランジ32の外周面のうち、少なくとも上部と左右両側部とには、前後一対の枠リブ36が間隔をおいて配列形成され、この一対の枠リブ36の間には、強度を確保する複数のXリブ37が並べて架設される。一対の枠リブ36間のうち、少なくとも両側部には、複数のXリブ37を前後に二分する板形の強度保持リブ38がそれぞれ選択的に一体形成され、この強度保持リブ38がリムフランジ32の剛性をさらに向上させる。また、リムフランジ32の外周面下部には、ボトムプレート13の前方に位置する搬送用のコンベヤレール39が設けられる。
各支持体40は、所定の樹脂、例えば滑り性に優れるポリブチレンテレフタレート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリカーボネート、あるいはCOP等を含有する成形材料により射出成形される。この成形材料には、カーボン繊維、金属繊維、カーボンナノチューブ、導電性ポリマー、導電性の付与された樹脂等が必要に応じて選択的に添加される。
各支持体40は、図13ないし図20に示すように、容器本体1の側壁27内面に対向する枠体41と、この枠体41から上下に並んだ状態で突出し、半導体ウェーハWを支持する複数の支持片51とを備え、各支持片51を、枠体41から水平横方向に突出して半導体ウェーハWの少なくとも周縁部の側部前方を水平に支持する前部支持片52と、枠体41から水平横方向に突出して半導体ウェーハWの少なくとも周縁部の側部後方を水平に支持する後部支持片57とから形成しており、容器本体1の両側壁27内面にそれぞれ着脱自在に装着される。
枠体41は、間隔をおいて相対向する上下一対の横桟42と、この一対の横桟42の前後両端部間に縦に架設される一対の縦桟43・43Aとを備えた横長に形成される。一対の横桟42は、その中央部間に、枠体41内を前後に区画する棒形の区画連結片44が縦に架設され、後部間には、板形の補強連結片45が縦に架設される。この一対の横桟42の後部は、複数の後部支持片57同様、半導体ウェーハWの周縁部の側部後方に沿うよう容器本体1の内方向に向け徐々に屈曲される。
各横桟42の最前部には、容器本体1の左右方向取付溝3に着脱自在に嵌合して支持体40を左右方向に位置決めする取付ピン46が上下方向に突出形成され、各横桟42の前部には、取付ピン46の後方に低く位置する板形の位置決め取付片47が上下方向に突出形成されており、この位置決め取付片47が側壁27の嵌合レール28に挟持されることにより支持体40が上下方向に位置決めされる。また、横桟42の後部長手方向には、底板2あるいは天板16の内面に接触する複数の高さ調整ピン48が間隔をおき配列形成され、この複数の高さ調整ピン48が枠体41や複数の支持片51の上下方向の高さを適切に調整する。
前部の縦桟43の中央部には、側壁27内面の取付爪に対する取付溝49が切り欠かれ、後部の縦桟43Aの端部には、上下方向に伸びる断面略円形の取付膨張片50が一体形成されており、この取付膨張片50が容器本体1の斜め一対の抜け落ち防止片26に位置決め挟持されることにより、容器本体1の内部に支持体40が脱落するのが有効に防止される。取付溝49は、矩形に切り欠かれ、容器本体1の鍵付きストッパ29に嵌合して容器本体1からの支持体40の正面部31側への抜け落ちや飛び出しを防止する。
前部支持片52は、枠体41の前部、換言すれば、前部の縦桟43から半導体ウェーハWの周縁部前方向に直線的かつ水平に長く伸びる平板形の突出部53と、この突出部53の先端から半導体ウェーハWの周縁部に沿うよう湾曲しながら後方に伸びる平板形の屈曲部54とを備え、枠体41との間に屈曲した平面略三角形の空洞部55が区画形成されており、屈曲部54の後端が区画連結片44に連結される。屈曲部54の表面前方には、半導体ウェーハWの裏面あるいは裏面側のエッジに接触して水平に支持する板形の支持リブ56が形成される。
後部支持片57は、半導体ウェーハWの周縁部の側部後方に沿うよう平面略半円弧形の平板に形成され、後部の縦桟43Aと区画連結片44との間に水平に架設されるとともに、補強連結片45に水平に連結支持されており、屈曲部54の後端後方に隙間をおいて隣接する。この後部支持片57の表面後方には、補強連結片45の近傍に位置する板形の支持リブ56が形成され、この支持リブ56が前部支持片52の支持リブ56同様、半導体ウェーハWの裏面あるいは裏面側のエッジに接触して水平に支持する。
なお、前部支持片52の支持リブ56は、屈曲部54の突出部53近傍に形成され、後部支持片57の支持リブ56よりも、半導体ウェーハWの周縁部側方の最大径近傍から平面視した容器本体1の半導体ウェーハWの中心を通る中心線側に位置することが半導体ウェーハWの撓み防止の観点から好ましい。
蓋体60は、図1、図3、図8、図21ないし図24に示すように、容器本体1の開口したリムフランジ32内に嵌合する横長の筐体61と、この筐体61の開口した表面(正面)を被覆する表面プレート76と、これら筐体61と表面プレート76との間に介在される施錠機構80とを備えて構成される。
筐体61は、基本的には枠形の周壁を備えた浅底の断面略皿形に形成され、中央部62が裏面側から表面側に向け正面略箱形に突出形成されており、この中央部62と周壁の左右両側部との間に複数の螺子ボスと共に施錠機構80用の設置空間がそれぞれ区画形成される。この筐体61の周壁外周面の丸まった四隅部付近には、蓋体60の着脱を容易化する複数本のドアガイド63がそれぞれ配設され、周壁の上下両側部には、施錠機構80用の貫通孔64がそれぞれ穿孔されており、各貫通孔64がリムフランジ32の係止穴35に対向する。
筐体61の中央部62の隆起した表面には、上下方向に指向する複数本の強化リブ65が所定のピッチをおいて並設され、中央部62の凹んだ裏面には、左右水平方向に指向する保護棚板66が上下方向に所定のピッチで並設されており、各保護棚板66が収納された複数枚の半導体ウェーハWの周縁部前方を非接触で仕切るよう機能する。
保護棚板66の表裏面には、位置ずれした半導体ウェーハWの周縁部前方に干渉可能な三角形の小さな干渉リブ67が複数配列形成される。また、筐体61の裏面両側部には、補強用の格子リブ68がそれぞれ縦長に一体形成され、各格子リブ68と複数の保護棚板66との間には、半導体ウェーハWを弾発的に保持するフロントリテーナ69がそれぞれ着脱自在に装着される。
各フロントリテーナ69は、格子リブ68と保護棚板66との間に押さえ爪を介し着脱自在に装着され、かつ施錠機構80の後方に位置して蓋体60の変形を防止する縦長の枠体70を備え、この枠体70の保護棚板66に近接する縦桟部には、保護棚板66方向に傾斜しながら伸びる弾性片71が上下に並べて一体形成されており、各弾性片71の先端部には、半導体ウェーハWの周縁部前方をV溝により保持する小さな保持ブロック72が一体形成される。
筐体61の裏面周縁部には枠形の嵌合溝73が形成され、この嵌合溝73には、リムフランジ32のガスケット33との間に貫通孔64や施錠機構80を挟むリップタイプのガスケット74が密嵌されており、このガスケット74がリムフランジ32内に圧接する。このガスケット74は、例えば耐熱性や耐候性等に優れるフッ素ゴム、シリコーンゴム、各種の熱可塑性エラストマー(例えば、オレフィン系、ポリエステル系、ポリスチレン系等)等を成形材料として弾性変形可能な枠形に成形され、ガスケット33の後方に位置する。
ガスケット74の外周面には、容器本体1の正面部31から背面壁24方向に指向する断面略へ字形の屈曲突片75がエンドレスに一体形成され、この屈曲突片75が容器本体1の内方向から外方向に伸びてリムフランジ32の内周面に屈曲しながら圧接し、気密性を確保するよう機能する。
表面プレート76は、筐体61の開口した表面に対応するよう横長の平板に形成され、左右両側部には、施錠機構80用の操作口77と共に複数の取付孔がそれぞれ穿孔されており、この複数の取付孔を貫通した締結ビスが筐体61の螺子ボスに螺挿されることにより、筐体61の表面に位置決め固定される。この表面プレート76の周縁部には、筐体61の周壁外周面に係合する複数の係合リブ78が所定のピッチをおいて配列形成される。
施錠機構80は、表面プレート76の操作口77を貫通した蓋体開閉装置の操作ピンに回転操作される左右一対の回転プレート81と、各回転プレート81の回転に伴い上下方向にスライドする複数のスライドプレート84と、各スライドプレート84のスライドに伴い筐体61から突出してリムフランジ32の係止穴35に係止する複数の係止爪87とを備えて構成され、フロントリテーナ69の前方に位置する(図23参照)。
各回転プレート81は、基本的には断面略凸字形の円板に形成され、周縁部付近に一対の係合溝孔82が間隔をおいてそれぞれ略半円弧形に切り欠かれており、筐体61表面の左右両側部にそれぞれ軸支されてフロントリテーナ69の前方近傍に位置する。この回転プレート81の表面側に突出した中心部には、表面プレート76の操作口77に対向する正面略小判形の操作穴83が穿孔され、この操作穴83に蓋体開閉装置の操作ピンが着脱自在に挿入される。
各スライドプレート84は、筐体61の上下方向に指向する縦長の板に形成され、筐体61表面の左右両側部に複数のガイドピン85を介しそれぞれ支持されてフロントリテーナ69の前方近傍に位置しており、末端部が回転プレート81の表面周縁部付近に対向する。このスライドプレート84の末端部には嵌入ピンが突出形成され、この嵌入ピンには、回転プレート81の係合溝孔82に遊嵌するローラ86が回転可能に嵌合される。
各係止爪87は、筐体61の貫通孔64付近に揺動可能に軸支されるとともに、スライドプレート84の先端部に揺動可能に軸支され、スライドプレート84のスライドにより貫通孔64から突出あるいは退没する。この係止爪87には円筒形のローラ88が回転可能に軸支され、このローラ88が貫通孔64から突出してリムフランジ32の係止穴35内に摺接・係止する。
このような施錠機構80は、各回転プレート81が蓋体開閉装置の操作ピンにより例えば施錠方向である時計方向に回転操作されると、各スライドプレート84が蓋体60の上下外方向に直線的にスライドし、各係止爪87が筐体61の貫通孔64から突出してリムフランジ32の係止穴35内にローラ88を介して係止し、容器本体1のリムフランジ32内に嵌合した蓋体60が強固に施錠される。
これに対し、各回転プレート81が操作ピンにより例えば解錠方向である反時計方向に回転操作されると、突き出た各スライドプレート84が蓋体60の上下内方向に直線的にスライド復帰し、各係止爪87のローラ88がリムフランジ32の係止穴35内から筐体61の貫通孔64内に退没復帰し、容器本体1のリムフランジ32内から蓋体60が取り外し可能となる。
上記構成において、容器本体1の一対の支持体40に半導体ウェーハWを支持させる場合には、容器本体1の一対の支持体40間に半導体ウェーハWを専用のロボットにより水平に挿入し、その後、半導体ウェーハWを下降させ、各支持体40の前部支持片52と後部支持片57との支持リブ56上に半導体ウェーハWの裏面を二点支持させれば、容器本体1の一対の支持体40に半導体ウェーハWを水平に支持させることができる。この際、各支持片51の前部支持片52と後部支持片57とが、半導体ウェーハWの周縁部側方の最大径近傍のみならず、半導体ウェーハWの裏面両側を従来よりも広範囲に亘り支持する。
上記構成によれば、容器本体1の内方向に枠体41の支持片51を長く突出させて大口径の半導体ウェーハWを支持する支持領域を従来よりも幅広く拡大させるので、薄く重い半導体ウェーハWの撓み量の増大を抑制することができる。したがって、基板収納容器の搬送時に薄い半導体ウェーハWや大口径の半導体ウェーハWが振動したり、隣接する大口径の半導体ウェーハW同士が接触したり、共振して破損するおそれをきわめて有効に排除することができる。
また、従来よりも大型の支持体40を容器本体1とは別に成形するので、滑り性の良い成形材料を用いて支持体40を容易に成形することができる他、寸法精度を著しく向上させることができ、専用のロボットによる出し入れの際、薄い半導体ウェーハWや大口径の半導体ウェーハWを迅速、かつ安全に出し入れすることができる。また、長い支持片51を、単一の平板とするのではなく、前部支持片52と後部支持片57とに分割するので、成形に伴う支持片51の変形を防止することが可能となる。
また、枠体41と前部支持片52の間に成形材料を充填するのではなく、空洞部55を形成するので、例え枠体41から突出する前部支持片52の根元部が厚く、前部支持片52の突出部53と屈曲部54とが長く伸長されても、成形時における前部支持片52表面のひけや変形を抑制防止し、寸法精度を向上させることが可能となる。
また、天板16の撓み易い中央部にトップフランジ19が螺着されるのではなく、天板16と各側壁27の撓みにくい交差部に螺子ボス4B、位置決めボス12B、螺子孔21、及び締結ビスが位置するので、重量で天板16が弓なりに撓んで容器本体1を変形させることがない。
係る容器本体1の変形防止により、支持体40に半導体ウェーハWを所定の位置で安全に支持させることができ、容器本体1の変形に伴う過度の応力が半導体ウェーハWに作用したり、逆に容器本体1の変形に伴い、フロントリテーナ69が保持力不足になり、半導体ウェーハWが振動して損傷等するのを防止することができる。さらに、容器本体1の変形防止により、容器本体1の開口した正面部31のシール性を維持することができるので、半導体ウェーハWの汚染防止が期待できる。
なお、上記実施形態における容器本体1やトップフランジ19は、樹脂を含む成形材料により成形しても良いが、アルミニウム、SUS、チタン合金等の金属を用いて形成しても良い。また、容器本体1の側壁27の鍵付きストッパ29は、単数複数を特に問うものではなく、グリップ部30の反対側以外の箇所に形成しても良い。例えば、側壁27にインサートする覗き窓25を利用してその内面に鍵付きストッパ29を形成しても良い。また、側壁27の外面には、必要に応じ、握持操作用のハンドルを設けても良い。
また、ボトムプレート13、例えばその後部に、バーコードやRFIDシステムのRFタグを取り付けるための取付部を形成することもできる。また、リムフランジ32の外周面のうち、少なくとも上部と左右両側部とに、前後一対の枠リブ36を間隔をおき配列形成してそれらの間には強度を確保する複数のXリブ37を並べて架設し、一対の枠リブ36間に、複数のXリブ37と一体化する強度保持リブ38を形成することもできる。この際、Xリブ37の代わりに板リブ等を適宜用いることもできる。
また、枠体41の位置決め取付片47を、高さの異なる複数の突起により形成することも可能である。また、複数の高さ調整ピン48は、傾斜面付きのリブ等とすることも可能である。さらに、施錠機構80のローラ88を円筒形ではなく、多角形の筒形に形成してその平坦面を係止穴35内に係止させ、蓋体60の施錠の安定化や確実化を図ることもできる。
1 容器本体
2 底板
3 左右方向取付溝
16 天板
24 背面壁
26 抜け落ち防止片(脱落防止部)
27 側壁
28 嵌合レール
29 鍵付きストッパ
31 正面部
32 リムフランジ
40 支持体
41 枠体
42 横桟
43 縦桟
43A 縦桟
44 区画連結片
45 補強連結片
46 取付ピン(左右方向位置決め取付部)
47 位置決め取付片(上下方向位置決め取付部)
48 高さ調整ピン(高さ調整部)
49 取付溝
50 取付膨張片
51 支持片
52 前部支持片
53 突出部
54 屈曲部
55 空洞部
56 支持リブ
57 後部支持片

Claims (4)

  1. 枠体に直径300mm以上のウェーハを支持する支持片を設けた支持体であって、
    前記枠体は、間隔をおいて相対向する上下一対の横桟と、この上下一対の横桟の前後両端部間に縦に架設される一対の縦桟とを含み、該横桟に、左右方向に位置決めする左右方向位置決め取付部と、上下方向に位置決めする上下方向位置決め取付部とをそれぞれ設け、
    前記支持片は、前記枠体から突出して前記ウェーハの少なくとも周縁部の側部前方を略水平に支持する前部支持片と、該枠体から突出して該ウェーハの少なくとも周縁部の側部後方を略水平に支持する後部支持片とを含み、該前部支持片を、該枠体の前部から該ウェーハの周縁部前方に伸びる突出部と、この突出部から該ウェーハの周縁部に沿うよう後方に伸びる屈曲部とから形成し、
    前記枠体、前記前部支持片、及び前記後部支持片を一体成形し、該枠体と該前部支持片との間に空洞部を形成したことを特徴とする支持体。
  2. 前記枠体を略横長に形成してその上下一対の横桟間には区画連結片を設け、この区画連結片に前記前部支持片の屈曲部後方と前記後部支持片の前部とを接続した請求項1記載の支持体。
  3. 前記枠体の上下一対の横桟間に、前記後部支持片を支持する補強連結片を設けた請求項1又は2記載の支持体。
  4. 直径300mm以上のウェーハを収納する容器本体と、この容器本体の内部両側にそれぞれ取り付けられる請求項1、2、又は3記載の前記支持体とを備えた基板収納容器であって、
    前記容器本体を正面の開口したフロントオープンボックスに形成し、この容器本体の底板と天板とをその正面側が広く、背面側が狭くなるよう傾斜形成し、該容器本体の内部正面側の上下に、前記支持体の左右方向位置決め取付部に嵌まる左右方向取付溝をそれぞれ形成するとともに、該容器本体の内部両側の上下には、該支持体の上下方向位置決め取付部を挟み持つ嵌合レールを対設したことを特徴とする基板収納容器。
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