JPH0554805U - 内装部品の取付構造 - Google Patents

内装部品の取付構造

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JPH0554805U
JPH0554805U JP10774591U JP10774591U JPH0554805U JP H0554805 U JPH0554805 U JP H0554805U JP 10774591 U JP10774591 U JP 10774591U JP 10774591 U JP10774591 U JP 10774591U JP H0554805 U JPH0554805 U JP H0554805U
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JP
Japan
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ridge
interior
locking
garnish
side walls
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Withdrawn
Application number
JP10774591U
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Inventor
憲男 大森
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 錆や異音の発生を防止できるとともに、取付
後に簡単に取り外すことができる内装部品の取付構造を
提供すること。 【構成】 短手方向の断面を略U字形とした合成樹脂製
の内装部品11を、車体板金に設けられて短手方向の断
面を略U字形とした突条1に対して、取り付ける構造で
ある。突条1の対向する側壁2・3には、係止孔5・6
が形成され、突条1の突出した前壁4には、挿入孔7が
形成される。内装部品11の対向する側壁12・13に
は、内側へ突出する係止爪15・16が形成され、内装
部品11の底壁14には、内側へ突出するピン17が形
成される。各係止爪15・16とピン17は内装部品1
1と一体成形されるものである。取り付けは、ピン17
を挿入孔7に挿入させて、両側壁12・13を広げ、各
側壁12・13のばね弾性力を利用して、各係止爪15
・16を各係止孔5・6に係止させて行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の車内側に配設されるための短手方向の断面を略U字形と した合成樹脂製のセンターピラーガーニツシユ等の内装部品を、車体板金に設け られて短手方向の断面を略U字形とした突条に対し、突条を覆うように取り付け る内装部品の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来、この種の合成樹脂製の内装部品を車体板金に取り付ける場合には、実開 平3−55351号公報に記載されているように、金属製のクリツプを利用した り、実開昭58−190117号公報に記載されているように、内装部品に一体 化されているクリツプを利用して、車体板金に内装部品を取り付けていた。
【0003】 しかし、金属製のクリツプを利用する場合には、そのクリツプに錆が発生する 虞れがあるとともに、クリツプと内装部品の取付部位とが共に金属製であり、取 付後に両者が干渉して異音が発生し易い。
【0004】 また、従来の金属製のクリツプや内装部品と一体化されたクリツプを利用する 場合には、取付後のメンテナンス時において、内装部品を取り外す際、取り外し にくい課題があつた。
【0005】 この考案は、上述の課題を解決するものであり、錆や異音の発生を防止できる とともに、取付後に簡単に取り外すことができる内装部品の取付構造を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る取付構造は、短手方向の断面を略U字形とした合成樹脂製の内 装部品を、車体板金に設けられて短手方向の断面を略U字形とした突条に対し、 該突条を覆うように取り付ける内装部品の取付構造であつて、 前記突条の対向する側壁に、それぞれ表裏を貫通する係止孔が形成されるとと もに、前記突条の突出した前壁に、表裏を貫通する挿入孔が形成され、 前記内装部品の対向する側壁に、それぞれ内側へ突出して前記内装部品と一体 成形される係止爪が形成されるとともに、前記内装部品の底壁に、内側へ突出し て前記内装部品と一体成形されるピンが形成され、 前記ピンを前記挿入孔に挿入させるとともに、前記各係止爪を前記各係止孔に 係止させることにより前記内装部品を前記突条に取り付けることを特徴とするも のである。
【0007】
【考案の作用・効果】
この考案に係る取付構造では、内装部品を車体板金の突条に取り付ける際には 、内装部品のピンを突条の挿入孔へ挿入させるとともに、内装部品の両側壁を広 げつつ各係止爪を、内装部品の側壁のばね弾性力を利用して、各係止孔に係止さ せれば、内装部品を車体板金の突条に取り付けることができる。この取付時、ピ ンは、内装部品の長手方向への移動を防止する役目を果し、各係止爪は、突条を 抱え込む態様となつて、内装部品の突条から外れる方向への移動を防止する役目 を果すこととなる。
【0008】 そして、取付後においては、内装部品を車体板金の突条に取り付ける手段が、 合成樹脂製の内装部品と一体成形される係止爪とピンであつて、金属製でないこ とから、錆の発生を防止できるとともに、車体板金の突条と干渉しても異音の発 生が防止される。
【0009】 また、取付後には、単にドライバー等を利用して、内装部品の両側壁を広げる ようにして各係止爪を各係止孔から外し、ピンを挿入孔から抜くだけで、簡単に 内装部品を車体板金の突条から取り外すことができる。
【0010】 したがつて、この考案に係る内装部品の取付構造では、錆や異音の発生を防止 できるとともに、取付後に簡単に取り外すことができる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 実施例の内装部品は、図1〜4に示すように、PP(ポリプロピレン)・AB S樹脂等の硬質合成樹脂から形成されるセンターピラーガーニツシュ(以下、単 にガーニツシユとする)11である。
【0013】 一方、ガーニツシユ11を取り付ける車体板金の部位には、側壁2・3と前壁 4とを備えて短手方向の断面を略U字形とする突条1が、配置されている。
【0014】 そして、各側壁2・3には、対向するように、二組の係止孔5・6が表裏を貫 通して形成されている。各係止孔5・6の開口形状は、それぞれ長方形状として いる。
【0015】 また、前壁4には、上部側と下部側との中央に、挿入孔7・8が表裏を貫通す るように形成されている。挿入孔7の開口形状は、円形状とし、挿入孔8の開口 形状は、突条1の長手方向に沿つた長円形状としている。
【0016】 なお、挿入孔7・8の内の挿入孔7は、ガーニツシユ11を取り付ける際の位 置決めの基準穴となるものである。そして、残りの挿入孔8の開口形状を、対応 する後述のピン18の断面積より広い長円形状とする理由は、ガーニツシユ11 を突条1に取り付けた後の、両者の熱膨張率の相違によるガーニツシユ11の熱 変形を防止するために、挿入孔8へ挿入した後のピン18のずれを可能にするた めである。
【0017】 そして、ガーニツシユ11は、突条1の外周側を覆えるように、側壁12・1 3と底壁14とを備えた短手方向の断面を略U字形としている。
【0018】 各側壁12・13には、それぞれ対向するように内側へ突出して、突条1の各 係止孔5・6に係止される二組の係止爪15・16が形成されている。なお、各 係止爪15・16は、突条1へのガーニツシユ11の取付後の両者の熱膨張率の 相違による熱変形を防止するため、そのガーニツシユ11の長手方向の幅寸法を 、対応する各係止孔5・6の長手方向の寸法より、短くしている。
【0019】 また、底壁14には、それぞれ内側へ突出して、突条1の各挿入孔7・8に挿 入されるピン17・18が形成されている。ピン17の先端側の断面形状は、挿 入孔7の開口形状より僅かに小さい円形状とし、ピン18の先端側の断面形状は 、挿入孔8に挿入可能な円形状としている。
【0020】 なお、17a・18aは、各ピン17・18の元部側に形成されて、ピン17 ・18の挿入孔7・8への挿入時に前壁4に当接して、ガーニツシユ11のガタ ツキを防止する補強を兼ねたリブである。また、19は、底壁14の各係止爪1 5・16の部位の底壁14に形成され、係止爪15・16を係止孔5・6に係止 させた際に、前壁4に当接して、ガーニツシユ11のガタツキを防止するリブで ある。
【0021】 そして、これらの係止爪15・16、ピン17・18、及びリブ19は、ガー ニツシユ11の成形時に、ガーニツシユ11と一体成形されるものである。
【0022】 このガーニツシユ11の突条1への取り付けを説明すると、各ピン17・18 を挿入孔7・8へ挿入させるとともに、各側壁12・13を広げつつ各係止爪1 5・16を、各側壁12・13のばね弾性力を利用して、各係止孔5・6に係止 させれば、ガーニツシユ11を突条1に取り付けることができる。この取付時、 ピン17は、ガーニツシユ11の長手方向への移動を防止する役目を果し、各係 止爪15・16は、突条1を抱え込む態様となつて、ガーニツシユ11の突条1 から外れる方向への移動を防止する役目を果すこととなる。
【0023】 ガーニツシユ11の取付後には、ガーニツシユ11を車体板金の突条1に取り 付ける手段が、合成樹脂製のガーニツシユ11と一体成形される係止爪15・1 6とピン17・18であつて、金属製でないことから、錆の発生を防止できると ともに、取付後に突条1と干渉しても異音の発生が防止される。
【0024】 その後、ガーニツシユ11を取り外す際には、単にドライバー等を利用して、 ガーニツシユ11の両側壁12・13を広げるようにして各係止爪15・16を 各係止孔5・6から外し、ピン17・18を挿入孔7・8から抜くだけで、簡単 にガーニツシユ11を車体板金の突条1から取り外すことができ、既述の考案の 作用・効果の欄で述べたと同様な効果を奏する。
【0025】 さらに、実施例のガーニツシユ11では、各係止爪15・16の近傍と各ピン 17・18とに、突条1への取付後に前壁4に当接するリブ17a・18a・1 9が形成されているため、ガーニツシユ11の突条1への取付後、ガーニツシユ 11のガタツキを防止することができる。
【0026】 なお、実施例のガーニツシユ11では、係止爪15・16の近傍に設けた取付 後のガタツキ防止用のリブ19について、突条1の前壁4に当接するものを示し たが、側壁2・3に当接するようにしても良く、さらに、図5に示すように、側 壁12・13側にリブ29を設け、突条1の側壁2・3や前壁4に当接するよう にして、取付後のガタツキを防止するようにしても良い。
【0027】 また、実施例では、ガーニツシユ11に、突条1の係止孔5・6や挿入孔7・ 8に対応して、二組の係止爪15・16と二本のピン17・18を形成した場合 を示したが、勿論、ガーニツシユ11がその長手方向の寸法を長くすれば、突条 1を対応させてさらに係止爪15・16やピン18を増やしても良く、逆に、ガ ーニツシユ11がその長手方向の寸法を短くする場合には、突条1を対応させて 、一組の係止爪15・16と一本のピン17を形成するだけでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す突条とガーニツシユ
と取付前の状態を示す斜視図である。
【図2】同実施例の取付状態を示す断面図であり、図1
のII−II部位に対応する断面図である。
【図3】同実施例の取付状態を示す断面図であり、図1
のIII −III 部位に対応する断面図である。
【図4】同実施例の取付状態を示す断面図であり、図1
のIV−IV部位に対応する断面図である。
【図5】他の実施例の取付状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…突条、 2・3…側壁、 4…前壁、 5・6…係止孔、 7・8…挿入孔、 11…(内装部品)ガーニツシユ、 12・13…側壁、 14…底壁、 15・16…係止爪、 17・18…ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短手方向の断面を略U字形とした合成樹
    脂製の内装部品を、車体板金に設けられて短手方向の断
    面を略U字形とした突条に対し、該突条を覆うように取
    り付ける内装部品の取付構造であつて、 前記突条の対向する側壁に、それぞれ表裏を貫通する係
    止孔が形成されるとともに、前記突条の突出した前壁
    に、表裏を貫通する挿入孔が形成され、 前記内装部品の対向する側壁に、それぞれ内側へ突出し
    て前記内装部品と一体成形される係止爪が形成されると
    ともに、前記内装部品の底壁に、内側へ突出して前記内
    装部品と一体成形されるピンが形成され、 前記ピンを前記挿入孔に挿入させるとともに、前記各係
    止爪を前記各係止孔に係止させることにより前記内装部
    品を前記突条に取り付けることを特徴とする内装部品の
    取付構造。
JP10774591U 1991-12-27 1991-12-27 内装部品の取付構造 Withdrawn JPH0554805U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189054A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Ihi Corp 搬送トレイ
JP2010241435A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Sanko Co Ltd 中仕切りコンテナおよび中仕切り部材の位置決め固定具

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Effective date: 19960404