JP5800367B2 - 運搬用容器 - Google Patents

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この発明は、容器の識別、容器内に収納されている物品名、種類、数量、物品の行き先等を表示したカードを保持するためのカード保持部を一体に形成した運搬用容器に関するものである。
従来、容器の識別、容器内に収納されている物品名、種類、数量、物品の行き先等を表示したカードを保持するためのカード保持体を装着した容器が使用されている。そして、カード保持体は、大小二種類のカードを保持することが可能なように、カード保持部を二段に形成したものが提案されている。
特許文献1のカード保持体は、周囲に大型カードの側部を止めるリブを設けて大型カード保持部とし、前記大型カード保持部の背面側の板面の一部を打ち抜くとともに、打ち抜いた透孔の側部に小型カードの側部を止めるリブを設けてなる。そして、容器に取り付けた際に、容器側壁と透孔との間を小型カードを保持する小型カード保持部としている。
また、特許文献2には、大小二種類のカードを保持するカード差しが開示されている。特許文献2のカード差しは、第1カード押え部材と第2カード押え部材を備えるとともに、各部材の少なくとも一箇所をヒンジ部によって折曲可能に形成し、前記第1カード押え部材と第2カード押え部材との間、及び第2カード押え部材と端面部材との間の二箇所にカード差込部をそれぞれ形成したものである。
実公平6―47780号公報 特開平10−236052号公報
特許文献1のカード保持体は、大小二種類のカードを差し込んで使用することができるものの、カード保持体は取り付ける容器に合わせて形成しなければならない。また、小型カードを保持する背面側の小型カード保持部は、容器の側壁との間に差し込むものであるから、カードの収容状態が窮屈になってカードの差し込み及び取り外しの作業がし難いという問題がある
また、特許文献2のカード差しも、大小二種類のカードを差し込んで使用することができるものの、使用する容器の側壁外面に取り付けるために、カードを保持する間隔を十分にとることができないおそれがある。さらに、特許文献1及び特許文献2とも、運搬用容器との一体成形ではなく別途成形して容器に取り付けるために、取り付け作業の手間がかかるとともに、費用が嵩むという問題がある。
この発明はかかる現況に鑑みてなされたもので、大中小三種類のカードを保持することができ、一体成形することにより安価な運搬用容器を提供することを目的とする。
この発明に係る運搬用容器は、複数種類の大きさの異なるカードを差し込むことができるカード保持部を有する運搬用容器であって、側板の外面より一段凹ませて第1凹部を形成し、前記第1凹部の下面にカード押えを突設してなる第1カード保持部と、前記第1凹部の一部にさらに一段凹ませて第2凹部を形成し、前記第2凹部の下面又は側面にカードを係止するカード係止リブを突設してなる第2カード保持部とを有し、前記第2カード保持部の少なくとも一方側に、前記第1凹部をさらに凹ませて第3凹部を形成し、前記第3凹部の下面又は側面にカードを係止するカード係止片を突設してなる第3カード保持部を有することを特徴とする。
前記第2凹部には、第1カード保持部のカード押えを成形する際の型抜き用透孔と、第2カード保持部のカード係止リブを成形する際の型抜き用透孔を設けることが好ましい。また、前記第3凹部には、第3カード保持部のカード係止片を成形する際の型抜き用透孔が設けることが好ましい。
大小種類の異なるカードを確実に保持することができ、カードの出し入れも容易に行うことができる。
カード保持部を形成した容器の一部を示す説明用斜視図である。 図1のA-A線断面図である。 同じく図1のB-B線断面図である。 同じく図1のC-C線断面図である。 大型カードを差し込んだ使用状態の斜視図である。 中型カード及び小型カードを差し込んだ使用状態の斜視図である。
以下に、カード保持部を一体に形成した運搬用容器の実施形態について説明する。図1は、運搬用容器の一部を示す斜視図である。運搬用容器1は、平面方形状の底板2の端縁部に沿って、先に内側に折り畳む短辺側の側板3、3と、前記短辺側の側板3、3に隣接して後から折り畳む、対向する長辺側の側板4、4の4枚の側板が配設されている。前記4枚の側板3,3及び4,4は、底板2のそれぞれ端縁部において、図示しないヒンジ部によって折り畳み自在に連結されている。
前記短辺側の側板3、3と長辺側の側板4、4のそれぞれ両端上部には、図示しない公知のロック部が設けられている。長辺側の側板4、4が先に起立され、その後短辺側の側板3、3が起立すると、前記ロック部によって一体に組み立てられる。また、ロック部を解除すると組立て時とは逆の順序で折り畳まれるように構成されている。
なお、本願発明に係る運搬用容器は、上記のような組立式運搬用容器に限定されるものではなく、底板、側板が一体に形成された運搬用容器であってもよく、容器の構造について限定するものではない。
次に、側板の外面に形成されるカード保持部について説明する。本願発明のカード保持部10は、第1カード保持部11と第2カード保持部12と第3カード保持部13とからなる。この実施形態では、カード保持部10を側板3に形成する場合について説明しているが、側板4側に形成してもよく、また、側板の全体ではなく一部に形成してもよい。
第1カード保持部11は、側板3の外面に一段凹んだ第1凹部111を形成するとともに、前記第1凹部111の下面の段部112にカード押え113,114を突設することによって形成されている。前記第1凹部111の正面とカード押え113,114との間の隙間115にカードが差し込まれる。差し込まれたカードは、カード押え113,114によって確実に保持される。
前記カード押え113は、第1凹部11の略中央部において段部112上に突設されている。カード押え113の下端部は内側上方に向かって傾斜し、上端部は外側上方に向かって傾斜した、略くの字状に形成されている。カード押え113の背面側には、カード押え113を形成する際の型抜き用の透孔113aが設けられている。この実施形態では、カード押え113の背面側の第1凹部111には、後述するように第2カード保持部11が形成されるので、前記透孔113aは、第2カード保持部12の正面に形成されることになる。
前記カード押え114は、カード押え113の両側に位置し、カード押え113よりは高さが高く形成されている。カード押え114の形状は、カード押え113とほぼ同一であって、下端部が内側上方に向かって傾斜し、上端部は外側上方に向かって傾斜した、略くの字状に形成されている。カード押え114の背面側の第1凹部111には、カード押え114を形成する際の型抜き用の透孔114aが設けられている。
前記第1カード保持部11には、図5に示すように、大型カードK1を差し込むことができ、カード押え113,114によって確実に保持される。また、カード押え113,114の上端部は外側上方に向かって傾斜しているから、カードの差し込み、取り出しを容易に行うことができる。なお、カード押え113の高さをカード押え114よりも低く形成したが、同一の高さであってもよい。また、カード押えの数は特に限定されるものではない。
前記第2カード保持部12は、第1凹部111の中央部に設けられている。第2カード保持部12は、第1凹部111の正面中央部に第1凹部111よりも一段凹んだ第2凹部121を設け、前記第2凹部121の側面前端部にカード係止リブ122を突設することによって形成されている。第2凹部121の背面とカード係止リブ122との間にカードを差し込む隙間123が形成される。前記カード係止リブ122の前面は第1凹部111の一部を形成している。
前記カード係止リブ122は、第2凹部121の下端両隅部に突設したが、側面中央部に突設してもよく、透孔113aの両側に突設してもよい。カード係止リブ122を突設するために、第2凹部121の正面には、前記カード係止リブ122を投影する部分に型抜き用の透孔122aが設けられている。
前記第3カード保持部13は、第1凹部111の左右両端部に設けられている。第3カード保持部13は、第1凹部111の両端部に第1凹部111よりも一段凹んだ第3凹部131を設け、前記第3凹部131の両側面の前端部にカード係止片132を突設することによって形成されている。前記カード係止片132は、図示する実施形態では、上下に2つ突設されているが、1つであっても良いし、第3凹部131の下端面にも突設することができる。
カード係止片132を突設するために、第3凹部131の正面には、前記カード係止片132を投影する部分に型抜き用の透孔132aが設けられている。第3凹部131の正面とカード係止片132との間にカードを差し込む隙間133が形成され、この隙間133にカードを差し込むことができる。
第3カード保持部13は、左右において同一の大きさであってもよいし、異なる大きさであってもよい。また、第3カード保持部13は、第2カード保持部の両側に形成することに限定されるものではなく、一方側にのみ形成してもよい。
図6は、中型カードK2を第2カード保持部12に、小型カードK3を第3カード保持部13にそれぞれ差し込んだ使用状態を示す。カードの大きさに応じてカード保持部を使い分けることができ、確実に保持することができる。
10:カード保持部
11:第1カード保持部
12:第2カード保持部
13:第3カード保持部
111:第1凹部
121:第2凹部
131:第3凹部
112:段部
113,114:カード押え
113a:,114a:透孔
122:カード係止リブ
132:カード係止片

Claims (3)

  1. 複数種類の大きさの異なるカードを差し込むことができるカード保持部を有する運搬用容器であって、側板の外面より一段凹ませて第1凹部を形成し、前記第1凹部の下面にカード押えを突設してなる第1カード保持部と、前記第1凹部の一部にさらに一段凹ませて第2凹部を形成し、前記第2凹部の下面又は側面にカードを係止するカード係止リブを突設してなる第2カード保持部とを有し、前記第2カード保持部の少なくとも一方側に、前記第1凹部をさらに凹ませて第3凹部を形成し、前記第3凹部の下面又は側面にカードを係止するカード係止片を突設してなる第3カード保持部を有することを特徴とする運搬用容器。
  2. 第2凹部には、第1カード保持部のカード押えを成形する際の型抜き用透孔と、第2カード保持部のカード係止リブを成形する際の型抜き用透孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の運搬用容器。
  3. 第3凹部には、第3カード保持部のカード係止片を成形する際の型抜き用透孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の運搬用容器。
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