JP3228600U - 収容ケース - Google Patents

収容ケース Download PDF

Info

Publication number
JP3228600U
JP3228600U JP2020003089U JP2020003089U JP3228600U JP 3228600 U JP3228600 U JP 3228600U JP 2020003089 U JP2020003089 U JP 2020003089U JP 2020003089 U JP2020003089 U JP 2020003089U JP 3228600 U JP3228600 U JP 3228600U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nameplate
storage case
case
case body
mounting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020003089U
Other languages
English (en)
Inventor
俊也 山畠
俊也 山畠
Original Assignee
山田化学株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山田化学株式会社 filed Critical 山田化学株式会社
Priority to JP2020003089U priority Critical patent/JP3228600U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3228600U publication Critical patent/JP3228600U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

【課題】ケース本体に収容した一升瓶の銘柄を簡単かつ迅速に特定することができる収容ケースを提供する。【解決手段】一升瓶を6本収容する合成樹脂製のケース本体10を有する収容ケース1であり、ケース本体10に、略矩形状の底板11と、この底板11の各辺より上方に起立する4つの起立壁12〜15と、を設け、上方に開口する開口部17から各一升瓶をそれぞれ出し入れ可能に収容させている。そして、各起立壁のうちの第1及び第2起立壁12、13に、各一升瓶の銘柄を特定するプレート状の銘板4を取り外し可能に取り付ける取付部3を設けている。【選択図】図1

Description

本考案は、容器などを複数収容することが可能な収容ケースに関する。
従来より、この種の収容ケースとしては、飲料用などの容器を複数収容するケース本体を有し、ケース本体は、略矩形状の底板と、この底板の各辺より上方に起立する4つの起立壁と、を備え、上方に開口する開口部から複数の容器がそれぞれ出し入れ可能に収容されている(特許文献1参照)。また、このようなケース本体は、合成樹脂により成形されることがあり、複数段積層された状態で荷積み可能とされている。
意匠登録第432641号公報
ところで、このような収容ケースは、その周囲が4つの起立壁によって囲まれている上、形状自体も非常に似通っているため、荷積みされていると、収容した容器の内容を直ぐに特定することができない。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ケース本体に収容した容器の内容を簡単かつ迅速に特定することができる収容ケースを提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案では、容器を複数収容する合成樹脂製のケース本体を有する収容ケースを前提とし、前記ケース本体に、略矩形状の底板と、この底板の各辺より上方に起立する4つの起立壁と、を設け、上方に開口する開口部から前記複数の容器をそれぞれ出し入れ可能に収容させている。そして、前記各起立壁のうちの少なくとも1つに、前記各容器の内容を特定するプレート状の銘板を取り外し可能に取り付ける取付部を設けることを特徴としている。
また、前記取付部に、前記銘板の周囲複数箇所より前記取付部への取付方向に向かって突出する複数の突片の先端に設けられた係止爪を係脱自在に係合させる係合部を設ける。そして、前記取付部に対する前記銘板の取付方向への押圧によって前記各係止爪を前記各係合部に係合させる一方、前記各係合部に対する前記各係止爪の係合解除によって前記銘板を前記取付け部より離脱させるようにしていてもよい。
更に、前記銘板を、横長略矩形状に形成し、前記取付部に、前記銘板をその外周囲に沿った状態で覆う略矩形枠状の凹部を設ける。そして、前記凹部の底面に、前記銘板の互いに対向する2辺よりそれぞれ突出する突片先端の係止爪をそれぞれ縁に対し係脱自在に係合させる孔状の係合部を開口させていてもよい。
以上、要するに、ケース本体の各起立壁のうちの少なくとも1つの起立壁に設けた取付部に、当該ケース本体に収容した容器の内容を特定する銘板を取り外し可能に取り付けることで、周囲が各起立壁によって囲まれかつ形状自体も非常に似通ったケース本体が荷積みされていたとしても、銘板を見れば、収容した容器の内容を直ぐに特定することができる。
更に、ケース本体から飲料の容器を取り出して容器の内容を確認する必要がなくなり、ケース本体に収容した容器の内容を特定する確認作業を簡単かつ迅速に行えて、運搬する際の輸送効率を飛躍的に向上させることもできる。
しかも、ケース本体の起立壁の取付部に対し銘板を取り外し可能に取り付けていることにより、ケース本体に収容する容器の内容に応じて銘板を取り変えることも可能となり、銘板によってケース本体に収容した容器の内容の確認作業を簡単かつ迅速に行うことができる。
また、取付部に複数の係合部を設け、銘板の周囲複数箇所より突出する突片先端の係止爪を係脱自在に係合させる一方、ケース本体内からの各係合部に対する各係止爪の係合解除によって銘板を離脱させるようにすることで、取付部の係合部に対する係止爪の係脱自在な係合によって銘板の取り外しが簡単かつ迅速に行え、銘板の取り外し作業を効率よく行うことができる。
更に、略矩形枠状の銘板をその外周囲に沿った状態で覆う取付部の凹部の底面に、銘板の互いに対向する2辺より突出する突片先端の係止爪をそれぞれ縁に対し係脱自在に係合させる係合部を開口させることで、銘板が取付部の凹部の外周囲に沿った状態で覆われて不慮に外れたりすることが効果的に防止され、銘板としての機能を十分に発揮することができる。
本考案の第1の実施の形態に係る収容ケースを斜め上方から見た斜視図である。 図1の収容ケースを斜め下方から見た斜視図である。 図1の収容ケースを前方から見た正面図である。 図1の収容ケースを右側方から見た右側面図である。 図1の収容ケースを上方から見た平面図である。 図1の収容ケースを下方から見た底面図である。 図5のA−A線で切断した断面図である。 図5のB−B線で切断した断面図である。 図3のC−C線で切断した断面図である。 図1の収容ケースから銘板を外した状態で斜め上方から見た斜視図である。 図2の収容ケースから銘板を外した状態で斜め下方から見た斜視図である。 図1の収容ケースの銘板を前方から見た正面図である。 図12のD−D線で切断した断面図である。 図12の銘板を斜め前方から見た斜視図である。 本考案の第2の実施の形態に係る収容ケースを斜め上方から見た斜視図である。 図15の収容ケースを斜め下方から見た斜視図である。 図15の収容ケースを前方から見た正面図である。 図15の収容ケースを右側方から見た右側面図である。 図15の収容ケースを上方から見た平面図である。 図15の収容ケースを下方から見た底面図である。 図19のE−E線で切断した断面図である。 図19のF−F線で切断した断面図である。 図17のG−G線で切断した断面図である。 図15の収容ケースから銘板を外した状態で斜め上方から見た斜視図である。 図16の収容ケースから銘板を外した状態で斜め下方から見た斜視図である。
以下、本考案の実施の形態に係る収容ケースを図面に基づいて説明する。
図1は本考案の第1の実施の形態に係る収容ケースを斜め上方から見た斜視図、図2は図1の収容ケースを斜め下方から見た斜視図をそれぞれ示している。また、図3は図1の収容ケースを前方から見た正面図、図4は図1の収容ケースを右側方から見た右側面図をそれぞれ示している。更に、図5は図1の収容ケースを上方から見た平面図、図6は図1の収容ケースを下方から見た底面図をそれぞれ示している。
図1〜図6に示すように、収容ケース1は、図示しない容器としての一升瓶を6本収容可能な一升瓶用ケースである。この収容ケース1は、ポリプロピレンなどの合成樹脂により成形されたケース本体10を備えている。そして、収容ケース1は、図示しない固定側金型(キャビティ)と可動側金型(コア)との間の隙間に、溶融させたポリプロピレンをゲートより圧力をかけて流し込むことで、ポリプロピレンの樹脂成形体からなる合成樹脂製のケース本体10が製造され、冷えて固化した後に固定側金型及び可動側金型から取り出される。
ケース本体10は、略矩形状の底板11と、この底板11の各辺より上方に起立する4つの第1〜第4起立壁12〜15と、底板11の4隅より立設され、各起立壁12〜15の周方向両端をそれぞれ支持する支柱16,16,…とを有し、上方に開口する開口部17から複数の一升瓶をそれぞれ出し入れ可能に収容している。底板11には、その長辺を3つに区画する2枚の区画壁18,18が立設されている一方、短辺を2つに区画する1枚の区画壁19が立設されている。各区画壁18,19は、各起立壁12〜15及び各支柱16の略三分の二の長さに設定され、ケース本体10内を6つのスペースに区画することで、6本の一升瓶が互いに非接触な状態で収容されるようにしている。この場合、底板11、各起立壁12〜15及び各支柱16はケース本体10として一体に成形され、各区画壁18,19もケース本体10に一体に成形されている。
また、各起立壁12〜15の上端は、各支柱16の上端と一体化された厚肉な枠体状に形成され、収容ケース1を持つ際の持手枠21として機能している。更に、各起立壁12〜15は、当該各起立壁12〜15を上下に3分割するように略水平方向へ延びる上下の水平リブ22,22がそれぞれ一体に設けられている。この上下の水平リブ22,22は、互いに略平行に向き合った状態で対面している。また、各支柱16の左右両端には、上下方向へ延びる垂直リブ23,23が一体に設けられている。そして、互いに相隣なる支柱16,16の各垂直リブ23,23同士は、互いに略平行に向き合った状態で対面している。この場合、底板11には周縁部を残して下方に突出する突出部26を有し、この突出部26を持手枠21の内側に挿通させることで、複数の収容ケース1,1,…の積層を可能にしている。
図7は図5のA−A線で切断した断面図、図8は図5のB−B線で切断した断面図、図9は図3のC−C線で切断した断面図をそれぞれ示している。図7〜図9に示すように、各起立壁12〜15のうち、互いに対面する第1及び第2起立壁12,13は、上側の水平リブ22よりも上側の分割部分及び下側の水平リブ22よりも下側の分割部分の一部が開口している一方、上下の水平リブ22,22に囲まれた中央の分割部分(一部)の内側端(各区画壁18,19側端)が面材24によって閉塞されている。
また、互いに対面する第3及び第4起立壁14,15は、上側の水平リブ22よりも上側の分割部分及び上下の水平リブ22,22に囲まれた中央の分割部分の一部が開口している一方、下側の水平リブ22よりも下側の分割部分の内側端が面材24によって閉塞されている。そして、第1及び第2起立壁12,13の中央の分割部分には、取付部3,3がそれぞれ設けられている。この各取付部3には、ケース本体10に収容される各一升瓶の内容、たとえば銘柄を特定する横長略矩形状の銘板4,4が取り外し可能に取り付けられている。
各取付部3は、上下の水平リブ22,22と、第1及び第2起立壁12,13を挟んで向き合う各支柱16の垂直リブ23,23とで囲まれ、かつ面材24によって内側端が閉塞された横長略矩形枠状の凹部に形成されている。各銘板4は、取付部3に対しその底部の面材24に当接した状態で取り付けられ、当該銘板4の外周囲が上下の水平リブ22,22及び各支柱16の垂直リブ23,23に沿った状態で覆われるようになっている。
図10は図1の収容ケース1から銘板4を外した状態で斜め上方から見た斜視図、図11は図2の収容ケース1から銘板4を外した状態で斜め下方から見た斜視図をそれぞれ示している。また、図12は図1の収容ケース1の銘板4を前方から見た正面図、図13は図12のD−D線で切断した断面図、図14は図12の銘板4を斜め前方から見た斜視図をそれぞれ示している。
図10〜図14にも示すように、各取付部3には、その底部の長手方向両端(左右両端)にそれぞれ対応する面材24の各対応位置において開口する縦長略矩形状の係合孔31,31(係合部)が設けられている。また、各銘板4には、その長手方向両端(左右両端)より取付部3への取付方向(面材24側)に向かって突出する左右一対の突片41,41が設けられている。この各突片41は、各取付部3の係合孔31に挿通可能な縦長略矩形状に形成され、その先端に係止爪42が設けられている。
各突片41の係止爪42は、各突片41の先端より外方(支柱16側)に膨出し、各取付部3の係合孔31を介して各支柱16の垂直リブ23の裏面に係止されることで、各銘板4を取付部3に取り付けるようにしている。この場合、各突片41の係止爪42は、各取付部3の係合孔31を介して第1及び第2起立壁12,13の裏面に露出しており、第1及び第2起立壁12,13の裏面より互いに係合孔31の縁から離反する方向(各支柱16の垂直リブ23から離反する方向)へ手で移動させると、係合孔31に対して係合解除され、銘板4を離脱させることが可能となる。
したがって、本実施の形態では、ケース本体10の各起立壁12〜15のうちの第1及び第2起立壁12,13に設けた取付部3に、当該ケース本体10に収容される各一升瓶の内容、たとえば銘柄を特定する横長略矩形状の銘板4が取り外し可能に取り付けられている。これにより、周囲が各起立壁12〜15によって囲まれかつ形状自体も非常に似通ったケース本体10が荷積みされていたとしても、銘板4を見れば、収容した各一升瓶の銘柄を直ぐに特定することができる。
更に、ケース本体10から一升瓶を取り出して銘柄を確認する必要がなくなり、ケース本体10に収容した各一升瓶の銘柄を特定する確認作業を簡単かつ迅速に行えて、運搬する際の輸送効率を飛躍的に向上させることができる。
しかも、ケース本体10の第1及び第2起立壁12,13の取付部3に対し銘板4がそれぞれ取り外し可能に取り付けられていることにより、ケース本体10に収容する一升瓶の銘柄に応じて銘板4を取り変えることも可能となり、銘板4によってケース本体10に収容した一升瓶の銘柄の確認作業を簡単かつ迅速に行うことができる。
更に、略矩形枠状の銘板4をその外周囲に沿った状態で覆う各取付部3の底部の左右両端にそれぞれ対応する面材24の各対応位置において開口する縦長略矩形状の係合孔31,31(係合部)が設けられている一方、各銘板4の左右両端より面材24側に向かって突出する左右一対の突片41,41が設けられ、この各突片41の先端より外方に膨出する係止爪42が、各取付部3の係合孔31を介して各支柱16の垂直リブ23の裏面に係止されている。このため、各突片41の係止爪42が各取付部3の係合孔31を介して第1及び第2起立壁12,13の裏面に露出しており、第1及び第2起立壁12,13の裏面より互いに係合孔31の縁から離反する方向へ各突片41を手で移動させると、係合孔31に対して係止爪42が係合解除され、銘板4を離脱させることが可能となる。これにより、取付部3の各係合部31に対する各突片41の係合爪42の係脱自在な係合によって銘板4の取り外しが簡単かつ迅速に行え、銘板4の取り外し作業を効率よく行うことができる。
しかも、各取付部3が、上下の水平リブ22,22と第1及び第2起立壁12,13を挟んで向き合う各支柱16の垂直リブ23,23とで囲まれ、かつ面材24によって内側端が閉塞された横長略矩形枠状の凹部に形成されている一方、各銘板4が、取付部3に対しその底部の面材24に当接した状態で取り付けられ、当該各銘板4の外周囲が上下の水平リブ22,22及び各支柱16の垂直リブ23,23に沿った状態で覆われている。これにより、各銘板4が不慮に外れたりすることが効果的に防止され、銘板4としての機能を十分に発揮することができる。
次に、本考案の第2の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この実施の形態では、収容ケースの構成を変更している。なお、前記第1の実施の形態と同一の部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図15は本考案の第2の実施の形態に係る収容ケースを斜め上方から見た斜視図、図16は図15の収容ケースを斜め下方から見た斜視図、図17は図15の収容ケースを前方から見た正面図をそれぞれ示している。また、図18は図15の収容ケースを右側方から見た右側面図、図19は図15の収容ケースを上方から見た平面図、図20は図15の収容ケースを下方から見た底面図をそれぞれ示している。
すなわち、本実施の形態では、図15〜図20に示すように、収容ケース5は、図示しない容器としてのビール瓶を20本収容可能なビール瓶用ケースである。この収容ケース5は、ポリプロピレンなどの合成樹脂により成形されたケース本体50を備えている。そして、収容ケース5は、図示しない固定側金型(キャビティ)と可動側金型(コア)との間の隙間に、溶融させたポリプロピレンをゲートより圧力をかけて流し込むことで、ポリプロピレンの樹脂成形体からなる合成樹脂製のケース本体50が製造され、冷えて固化した後に固定側金型及び可動側金型から取り出される。
ケース本体50は、略矩形状の底板51と、この底板51の各辺より上方に起立する4つの第1〜第4起立壁52〜55と、底板51の4隅より立設され、各起立壁52〜55の周方向両端をそれぞれ支持する支柱56,56,…とを有し、上方に開口する開口部57から複数のビール瓶をそれぞれ出し入れ可能に収容している。底板51には、その長辺を5つに区画する4枚の区画壁58,58,…が立設されている一方、短辺を4つに区画する3枚の区画壁59,59,59が立設されている。各区画壁58,59は、各起立壁52〜55及び各支柱56の略半分弱の長さに設定され、ケース本体50内を20のスペースに区画することで、20本のビール瓶が互いに非接触な状態で収容されるようにしている。この場合、底板51、各起立壁52〜55及び各支柱56はケース本体50として一体に成形され、各区画壁58,59もケース本体50に一体に成形されている。
また、各起立壁52〜55の上端は、各支柱56の上端と一体化された厚肉な枠体状に形成され、収容ケース5を持つ際の持手枠61として機能している。更に、各起立壁52〜55は、当該各起立壁52〜55を上下に2分割するように略水平方向へ延びる水平リブ62が一体に設けられている。また、底板51には、水平リブ62と対面する水平リブ63が設けられ、当該両リブ62,63は、互いに略平行に向き合った状態で対面している。また、各支柱56の左右両端には、上下方向へ延びる垂直リブ64,64が一体に設けられている。そして、互いに相隣なる支柱56,56の各垂直リブ64,64同士は、互いに略平行に向き合った状態で対面している。この場合、底板51には周縁部を残して下方に突出する突出部66を有し、この突出部66を持手枠61の内側に挿通させることで、複数の収容ケース5,5,…の積層を可能にしている。
図21は図19のE−E線で切断した断面図、図22は図19のF−F線で切断した断面図、図23は図17のG−G線で切断した断面図をそれぞれ示している。図21〜図23に示すように、各起立壁52〜55は、上側の水平リブ62よりも上側の分割部分がそれぞれ開口している一方、上側の水平リブ62よりも下側の分割部分(一部)の内側端(各区画壁58,59側端)がそれぞれ面材65によって閉塞されている。
また、第1及び第2起立壁52,53の上側の分割部分には、取付部3,3がそれぞれ設けられている。この各取付部3には、ケース本体50に収容される各ビール瓶の内容、たとえば銘柄を特定する横長略矩形状の銘板4,4が取り外し可能に取り付けられている。
各取付部3は、上下の水平リブ62,63と、第1及び第2起立壁52,53を挟んで向き合う各支柱56の垂直リブ64,64とで囲まれ、かつ面材65によって内側端が閉塞された横長略矩形枠状の凹部に形成されている。各銘板4は、取付部3に対しその底部の面材65に当接した状態で取り付けられ、当該銘板4の外周囲が上下の水平リブ62,63及び各支柱56の垂直リブ64,64に沿った状態で覆われるようになっている。
図24は図15の収容ケース5から銘板4を外した状態で斜め上方から見た斜視図、図25は図16の収容ケース5から銘板4を外した状態で斜め下方から見た斜視図をそれぞれ示している。この図24及び図25にも示すように、各取付部3には、その底部の長手方向両端(左右両端)にそれぞれ対応する面材65の各対応位置において開口する縦長略矩形状の係合孔31,31(係合部)が設けられている。また、各銘板4には、その長手方向両端(左右両端)より取付部3への取付方向(面材65側)に向かって突出する左右一対の突片41,41が設けられている。この各突片41は、各取付部3の係合孔31に挿通可能な縦長略矩形状に形成され、その先端に係止爪42が設けられている。
各突片41の係止爪42は、各突片41の先端より外方(支柱56側)に膨出し、各取付部3の係合孔31を介して各支柱56の垂直リブ64の裏面に係止されることで、各銘板4を取付部3に取り付けるようにしている。この場合、各突片41の係止爪42は、各取付部3の係合孔31を介して第1及び第2起立壁52,53の裏面に露出しており、第1及び第2起立壁52,53の裏面より互いに係合孔31の縁から離反する方向(各支柱56の垂直リブ64から離反する方向)へ手で移動させると、係合孔31に対して係合解除され、銘板4を離脱させることが可能となる。
したがって、本実施の形態では、ケース本体50の各起立壁52〜55のうちの第1及び第2起立壁52,53に設けた取付部3に、当該ケース本体50に収容される各ビール瓶の内容、たとえば銘柄を特定する横長略矩形状の銘板4が取り外し可能に取り付けられている。これにより、周囲が各起立壁52〜55によって囲まれかつ形状自体も非常に似通ったケース本体50が荷積みされていたとしても、銘板4を見れば、収容した各ビール瓶の銘柄を直ぐに特定することができる。
なお、本考案は、前記各実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、前記各実施の形態では、収容ケース1,5を、一升瓶やビール瓶を収容可能な一升瓶用ケース又はビール瓶用ケースとしたが、容器としてのジュースや調味料などを複数本収容可能な収容ケースであればなんでもよい。
更に、ミニチュアサイズの一升瓶用ケース又はビール瓶用ケースなどを模した収容ケースであってもよい。その場合、一升瓶用ケースを模した収容ケースは、縦方向の寸法が約38mmに、横方向の寸法が約55mmに、高さ方向の寸法が59mmにそれぞれ設定されている。また、ビール瓶ケースを模した収容ケースは、縦方向の寸法が約50mmに、横方向の寸法が約60mmに、高さ方向の寸法が38mmにそれぞれ設定されている。このとき、銘板によって一升瓶用ケース又はビール瓶用ケースに収容される物品としてのミニチュアサイズの一升瓶又はビールの銘柄を特定することが可能となる。
また、前記各実施の形態では、ケース本体10,50の各起立壁12〜15,52〜55のうちの第1及び第2起立壁12,13,52,53に設けた取付部3に銘板4を取り外し可能に取り付けたが、ケース本体の各起立壁のうちの少なくとも1つの起立壁に設けた取付部に銘板が取り外し可能に取り付けられていればよく、各起立壁のうちの3つ又は全ての起立壁に設けた取付部に銘板がそれぞれ取り外し可能に取り付けられていてもよい。
また、前記各実施の形態では、各銘板4の外周囲を上下の水平リブ22,22(又は62,63)及び各支柱16(又は56)の垂直リブ23(又は64)に沿った状態で覆ったが、銘板の外周囲がリブによって覆われていなくてもよい。
更に、前記各実施の形態では、銘板4の左右両端より突出する左右一対の突片41,41の先端に外方に膨出する係止爪42を設けたが、各突片の先端に内方に膨出する係止爪を設け、各取付部の係合孔を介してその縁(面材の裏面)に係止されていてもよい。また、銘板の上下両端より突出する上下一対の突片の先端に外方に膨出する係止爪を設け、各取付部の上下の係合孔を介してその縁(上下の水平リブの裏面)に係止されていてもよい。
また、前記各実施の形態では、ケース本体10,50をポリプロピレンなどの合成樹脂により成形したが、ポリエチレンなどの合成樹脂により成形されていてもよい。
1 収容ケース
10 ケース本体
11 底板
12〜15 起立壁
17 開口部
3 取付部
4 銘板
31 係合孔(係合部)
41 突片
42 係止爪
5 収容ケース
50 ケース本体
51 底板
52〜55 起立壁
57 開口部

Claims (3)

  1. 容器を複数収容する合成樹脂製のケース本体を有する収容ケースであって、
    前記ケース本体は、略矩形状の底板と、この底板の各辺より上方に起立する4つの起立壁と、を備え、上方に開口する開口部から前記複数の容器がそれぞれ出し入れ可能に収容されており、
    前記各起立壁のうちの少なくとも1つには、前記各容器の内容を特定するプレート状の銘板を取り外し可能に取り付ける取付部が設けられていることを特徴とする収容ケース。
  2. 前記取付部は、
    前記銘板の周囲複数箇所より前記取付部への取付方向に向かって突出する複数の突片の先端に設けられた係止爪を係脱自在に係合させる係合部を備え、
    前記取付部に対する前記銘板の取付方向への押圧によって前記各係止爪が前記各係合部に係合する一方、
    前記各係合部に対する前記各係止爪の係合解除によって前記銘板が前記取付け部より離脱するようになっている請求項1に記載の収容ケース。
  3. 前記銘板は、横長略矩形状に形成され、
    前記取付部は、前記銘板をその外周囲に沿った状態で覆う略矩形枠状の凹部を有し、
    前記凹部の底面には、前記銘板の互いに対向する2辺よりそれぞれ突出する突片先端の係止爪をそれぞれ縁に対し係脱自在に係合させる孔状の係合部が開口している請求項2に記載の収容ケース。
JP2020003089U 2020-07-27 2020-07-27 収容ケース Active JP3228600U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020003089U JP3228600U (ja) 2020-07-27 2020-07-27 収容ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020003089U JP3228600U (ja) 2020-07-27 2020-07-27 収容ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3228600U true JP3228600U (ja) 2020-11-05

Family

ID=73014733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020003089U Active JP3228600U (ja) 2020-07-27 2020-07-27 収容ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3228600U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7699184B2 (en) Bottle carrier
US6321911B1 (en) Fragility package
US9233778B2 (en) Stackable tray for bags containing liquids, stacked arrangements and stacking methods
JP3228600U (ja) 収容ケース
KR102200048B1 (ko) 적층이 용이한 음식물 저장용기
SK500142018U1 (sk) Kombi box na prepravu a skladovanie tovaru
JP3038916U (ja) 携帯用工具箱
JP5800367B2 (ja) 運搬用容器
JP3779742B2 (ja) 缶状物品収納ケース
JP3221598U (ja) 多目的容器
JP2001048178A (ja) 多段積みトレイ
CN210556287U (zh) 显窃启箱
JP2002249136A (ja) 運搬用容器
JP4216690B2 (ja) 収納コンテナの表示シールの貼着部の構造
JP6214339B2 (ja) 容器
JP3815582B2 (ja) 両面使用可能な容器陳列棚
JP2012210981A (ja) 容器
JPH072432Y2 (ja) 包装用容器
JP2007022628A (ja) 梱包材
KR200485119Y1 (ko) 식품 포장용기
JP3108182U (ja) 物品の包装容器
JP2006248590A (ja) 包装容器
JP2008074483A (ja) 発泡合成樹脂容器
JPH11127934A (ja) 積み重ね携行容器
JP2003300531A (ja) 運搬容器

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20200813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3228600

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250