JP5372554B2 - カード取付け容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器に関する情報や容器に収容される物品に関する情報等の種々の情報が蓄積されたカードが取り付け可能なカード取付け容器に関するものである。
容器の下部水平リブと該下部水平リブの直ぐ上に形成された係止片との間に形成された間隙に、カード差し部材の下端に位置する板状の取付基板を嵌合することにより、容器の下部水平リブに、カード差し部材を取り付けるように構成されたカード取付け容器が、一例として、特許文献1に記載されている。
実公平4−9323号公報
上述したカード取付け容器におけるカード差し部材は、容器の下部水平リブと係止片との間に形成された間隙に、カード差し部材の取付基板が嵌合されているだけであるので、カード差し部材に、カード差し部材が配設されている側壁から離反する方向の負荷が加わった際に、カード差し部材が、容器から外れるという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来のカード取付け容器が有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、第1には、容器の側壁と一体成形された一対の固定カード差し部材と、容器の側壁に配設される取り外し自在カード差し部材とを有するカード取付け容器であって、固定カード差し部材が、容器の側壁の水平リブに立設されたカード押え弾性片とカード押え固定垂直リブとからなり、また、容器の側壁に配設される取り外し自在カード差し部材が、カード押え弾性板材と取付ブロックとからなり、且つ、取り外し自在カード差し部材が、固定カード差し部材に取り付けられるように構成したものであり、第2には、取り外し自在カード差し部材に形成された嵌合凹部に、固定カード差し部材を構成するカード押え弾性片の上部が嵌合されるように構成したものである。
容器の側壁に一体的に形成された固定カード差し部材に、取り外し自在カード差し部材を取り付けたので、大きさの異なるカードや厚さの異なるカード等の種々のカードを、容器に配設することができる。
取り外し自在カード差し部材に形成された嵌合凹部に、固定カード差し部材を構成するカード押え弾性片の上部が嵌合されるように構成したので、取り外し自在カード差し部材に、側壁から遠ざかる方向の負荷が加わっても、取り外し自在カード差し部材に形成された嵌合凹部には、固定カード差し部材を構成するカード押え弾性片の上部が嵌合されているので、取り外し自在カード差し部材が、側壁から離脱するようなことを防止することができる。
図1は、本発明のカード取付け容器の斜視図である。 図2は、本発明のカード取付け容器の部分拡大斜視図である。 図3は、同じく、本発明のカード取付け容器の部分拡大斜視図である。 図4は、本発明のカード取付け容器に、取り外し自在に取り付けられる取り外し自在カード差し部材の前方からの斜視図である。 図5は、本発明のカード取付け容器に、取り外し自在に取り付けられる取り外し自在カード差し部材の裏面側からの斜視図である。 図6は、本発明のカード取付け容器に、取り外し自在カード差し部材を取り付ける取付途中の部分拡大斜視図である。 図7は、本発明のカード取付け容器に、取り外し自在カード差し部材が取り付けられた状態の部分拡大斜視図である。 図8は、本発明のカード取付け容器に取り付けられた取り外し自在カード差し部材に、カードが配置された状態の部分拡大斜視図である。 図9は、本発明のカード取付け容器の部分拡大斜視図である。 図10は、本発明のカード取付け容器に取り付けられるカード収容部材の前方からの斜視図である。 図11は、本発明のカード取付け容器に取り付けられるカード収容部材の裏面側からの斜視図である。 図12は、取り外し自在カード差し部材及びカード収容部材が取り付けられた状態の本発明のカード取付け容器の斜視図である。
先ず最初に、図1を用いて、本発明のカード取付部材が取り付けられるカード取付け容器(以下、単に、容器ともいう。)Bについて説明する。
本実施例においては、容器Bは、底部1と、底部1の相対する一方の長辺側土手部1aにヒンジ連結された相対する長側壁2と、底部1の相対するもう一方で、且つ、長辺側土手部1aより高さの低い短辺側土手部1bにヒンジ連結された相対する短側壁3とからなる折り畳み容器Bとして構成されている。図1に示されているように、箱型に組み立てられた状態から、先ず最初に、相対する短側壁3を、底部1に重なるように略水平状態に倒し、次いで、相対する長側壁2を、先に倒された短側壁3に重なるように略水平状態に倒すことにより、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。
短側壁3は、板部3aと、板部3aの所定の下部から容器Bの外側に向かって水平に延在する下端水平リブ3bと、板部3aの上端から容器Bの外側に向かって水平に延在する上端水平リブ3cと、下端水平リブ3bから所定の間隔を置いて配置された、容器Bの外側に向かって水平に延在する中間水平リブ3dを有している。また、下端水平リブ3bと中間水平リブ3dとは、所定の間隔を置いて配置された相対する連結垂直リブ3eにより連結されており、更に、板部3aには、補強用の垂直リブや水平リブが、適宜、形成されている。このような、下端水平リブ3bや上端水平リブ3cや中間水平リブ3dや連結垂直リブ3eや補強用の垂直リブや水平リブの板部3aからの高さは、略同じに形成されている。
下端水平リブ3bと中間水平リブ3dと相対する連結垂直リブ3eとにより囲まれた領域(以下、カード差し取付領域という。)A1に、後述する短側壁3と一体成形された固定カード差し部材C1や取り外し自在カード差し部材C2が配置されることになる。
また、図2に示されているように、カード差し取付領域A1には、下端水平リブ3bと中間水平リブ3dとを連結するとともに、カード差し取付領域A1を区画する複数本の区画垂直リブa1が形成されている。少なくとも、カード差し取付領域A1を形成する相対する連結垂直リブ3e付近には、それぞれ、下端水平リブ3bと中間水平リブ3dと所定の間隔を置いて配置された相対する区画垂直リブa1とにより囲まれた固定カード差し配設領域部A1aが形成されており、固定カード差し配設領域部A1aには、カード押え弾性片c1及び該カード押え弾性片c1の両側に形成された一対のカード押え固定垂直リブc2からなる固定カード差し部材C1が形成されている。なお、区画垂直リブa1の板部3aからの高さは、カード差し取付領域A1を形成する下端水平リブ3b、中間水平リブ3d及び相対する連結垂直リブ3eより、低く構成されている。
上述したカード押え弾性片c1は、一対の固定カード差し配設領域部A1a内に位置する下端水平リブ3bの上面に、それぞれ、立設されており、カード押え弾性片c1は、板部3aに対して、略平行な垂直部c1aと、該垂直部c1aの上端から、板部3aから遠ざかる方向に傾斜した傾斜部c1bとから構成されている。
また、固定カード差し配設領域部A1a内に位置する下端水平リブ3bの上面と板部3aとにより形成される隅部には、上述した一対のカード押え固定垂直リブc2が立設されている。カード押え固定垂直リブc2は、カード押え弾性片c1の垂直部c1aと略同じ高さの垂直リブ部c2aと、垂直リブ部c2aの上端から、板部3aに向かって徐々に近接すような傾斜面を有する傾斜リブ部c2bとを有しており、カード押え弾性片c1とカード押え固定垂直リブc2とは、略同じ高さに形成されている。
上述したカード押え弾性片c1と該カード押え弾性片c1の両側に形成された一対のカード押え固定垂直リブc2とからなる固定カード差し部材C1を、板部3aに平行な側部側から見た際には、公知のように、カード押え弾性片c1の垂直部c1aとカード押え固定垂直リブc2の垂直リブ部c2aとの間には、スリットが形成されているとともに、カード押え弾性片c1の傾斜部c1bとカード押え固定垂直リブc2の傾斜リブ部c2bとの間には、略V字状の楔状スリットが形成されている。
カード差し取付領域A1に形成された一対の固定カード差し配設領域部A1aに、それぞれ配設された固定カード差し部材C1を構成するカード押え弾性片c1の傾斜部c1bとカード押え固定垂直リブc2の傾斜リブ部c2bとの間に形成された楔状スリットに、カードK1の水平下端k1を挿入するとともに、カードK1を更に下降させて、カードK1を、カード押え弾性片c1の垂直部c1aとカード押え固定垂直リブc2の垂直リブ部c2aとの間に形成されたスリットに挿入することにより、図3に示されているように、一対の固定カード差し部材C1により、カードK1を、カード差し取付領域A1に取り付けることができるように構成されている。
次に、図4及び図5を用いて、カード差し取付領域A1に取付自在に配設される取り外し自在カード差し部材C2について説明する。
取り外し自在カード差し部材C2は、水平な板状の中央帯状基部c3を有しており、中央帯状基部c3の相対する長辺垂直端c3a、c3bのうちの一方の長辺垂直端(以下、前方長辺垂直端という。)c3a側に位置する中央帯状基部c3の上面には、もう一方の長辺垂直端(以下、後方長辺垂直端という。)c3b側に傾斜した方形状のカード押え弾性板材c4が立設されているとともに、カード押え弾性板材c4の上端部には、外側に向かって傾斜した(前方長辺垂直端c3a方向に傾斜した)上端部傾斜面c4aが形成されている。なお、必要に応じて、カード押え弾性板材c4の中央部に、適当な大きさの窓部c4bを穿設することができる。
中央帯状基部c3の相対する短辺垂直端c3cと後方長辺垂直端c3bとにより形成される角部には、それぞれ、中央帯状基部c3に略垂直な縦長の取付ブロックc5が連接されている。取付ブロックc5は、下端水平梁c6と、下端水平梁c6の両端から上方に延在する相対する垂直梁c7とを有しており、相対する垂直梁c7の上半分は、連結ブロック部c8により連結されており、取付ブロックc5の下半分には、下端水平梁c6と相対する垂直梁c7と連結ブロック部c8により囲まれた嵌合窓c9が形成されている。
連結ブロック部c8の前方長辺垂直端c3a側に位置する面(以下、前面という。)は、連結ブロック部c8の上端から下方に向かうに従って、前方長辺垂直端c3a側方向に上り坂状に傾斜した前面傾斜面c8aとして形成されているとともに、連結ブロック部c8の両側面にも、側部傾斜面c8bが形成されており、連結ブロック部c8は、全体として、角錐台状に形成されている。また、連結ブロック部c8の下端部には、奥壁c10aと天部c10bと相対する側壁c10cとからなる嵌合凹部c10が形成されている。また、嵌合凹部c10を構成する天部c10bからは、補助リブc11が垂下されている。
連結ブロック部c8の後方長辺垂直端c3b側に位置する平坦な面(以下、裏面平坦面という。)c8cの上端部には、上述した短側壁3に形成されたカード差し取付領域A1に形成された一対の固定カード差し配設領域部A1aに位置する板部3aに穿設された嵌合孔3fに嵌合可能な嵌合凸部c12が突設されている。なお、必要に応じて、連結ブロック部c8の裏面平坦面c8cには、軽量化のために、凹部c8dが形成されている。
取り外し自在カード差し部材C2を構成する一対の取付ブロックc5は、短側壁3に形成されたカード差し取付領域A1を構成する一対の固定カード差し配設領域部A1aに収容されるように構成されている。
次に、図6及び図7を用いて、取り外し自在カード差し部材C2の短側壁3に形成されたカード差し取付領域A1への取り外し自在な取り付けについて説明する。
先ず最初に、図6に示されているように、取り外し自在カード差し部材C2を構成する取付ブロックc5の下端水平梁c6を、短側壁3のカード差し取付領域A1に形成された一対の固定カード差し部材C1を構成するカード押え弾性片c1の傾斜部c1bとカード押え固定垂直リブc2の傾斜リブ部c2bとの間に形成された楔状スリットに挿入し、更に、取り外し自在カード差し部材C2を下降させて、取り外し自在カード差し部材C2を構成する中央帯状基部c3を、短側壁3の下端水平リブ3bに接近或いは載置すると、短側壁3の形成された固定カード差し部材C1を構成するカード押え固定垂直リブc2が、取り外し自在カード差し部材C2の連結ブロック部c8に穿設された嵌合窓c9に嵌合されるとともに、固定カード差し部材C1を構成するカード押え弾性片c1の少なくとも傾斜部c1bが、取り外し自在カード差し部材C2の連結ブロック部c8の下端部に形成された嵌合凹部c10に嵌合され、また、固定カード差し部材C1を構成するカード押え弾性片c1が、取り外し自在カード差し部材C2の連結ブロック部c8の嵌合凹部c10の天部c10bに垂設された補助リブc11に、近接或いは当接するように構成されている。
また、上述したようにして、取り外し自在カード差し部材C2が、短側壁3のカード差し取付領域A1に形成された一対の固定カード差し部材C1に取り付けられた際には、短側壁3に形成されたカード差し取付領域A1に形成された一対の固定カード差し配設領域部A1aに位置する板部3aに穿設された嵌合孔3fに、取り外し自在カード差し部材C2を構成する連結ブロック部c8の裏面平坦面c8cに突設された嵌合凸部c12が嵌合されるように構成されている。
更に、取り外し自在カード差し部材C2が、短側壁3のカード差し取付領域A1に形成された一対の固定カード差し部材C1に取り付けられた際には、取り外し自在カード差し部材C2を構成する連結ブロック部c8が、短側壁3のカード差し取付領域A1に形成された固定カード差し部材C1を構成する区画垂直リブa1に近接或いは当接するように構成されている。
更にまた、短側壁3のカード差し取付領域A1から、取り外し自在カード差し部材C2を、取り外すには、取り外し自在カード差し部材C2の上端部を、短側壁3から離反する方向に移動させて、取り外し自在カード差し部材C2の上端を、カード差し取付領域A1を形成する中間水平リブ3dの先端から離反させるとともに、固定カード差し部材C1を構成するカード押え弾性片c1の傾斜部c1bを、取り外し自在カード差し部材C2の連結ブロック部c8の下端部に形成された嵌合凹部c10から排出させ、その後、取り外し自在カード差し部材C2を上方に移動させることにより、取り外し自在カード差し部材C2を、短側壁3から取り外すことができる。
短側壁3のカード差し取付領域A1に取り付けられた取り外し自在カード差し部材C2に、カードK2を取り付けるには、カードK2の水平下端k2を、取り外し自在カード差し部材C2の連結ブロック部c8の前面傾斜面c8aに沿って下降させるとともに、カードK2の水平下端k2を、カード押え弾性板材c4の上端部に形成された上端部傾斜面c4aに沿って下降させて、図8に示されているように、一対の連結ブロック部c8とカード押え弾性板材c4との間に配置する。
上述したように、短側壁3のカード差し取付領域A1に形成された一対の固定カード差し部材C1に、取り外し自在カード差し部材C2を、取外し自在に取り付けた際には、取り外し自在カード差し部材C2に、短側壁3の板部3aから遠ざかる方向の負荷が加わっても、取り外し自在カード差し部材C2に形成された嵌合凹部c10には、固定カード差し部材C1を構成するカード押え弾性片c1の上部が嵌合されており、取り外し自在カード差し部材C2が、外側に移動しようとしても、固定カード差し部材C1を構成するカード押え弾性片c1が、取り外し自在カード差し部材C2に形成された嵌合凹部c10を構成する奥壁c10aや補助リブc11に当接するので、取り外し自在カード差し部材C2が、短側壁3から離脱するようなことがない。
また、取り外し自在カード差し部材C2を構成する取付ブロックc5が、固定カード差し配設領域部A1aを構成する相対する区画垂直リブa1に近接或いは当接するように構成されているとともに、短側壁3に形成されたカード差し取付領域A1に形成された一対の固定カード差し配設領域部A1aに位置する板部3aに穿設された嵌合孔3fに、取り外し自在カード差し部材C2を構成する連結ブロック部c8の裏面平坦面c8cに突設された嵌合凸部c12が嵌合するように構成されているので、取り外し自在カード差し部材C2が、水平方向及び上下方向に移動するようなことがなく、取り外し自在カード差し部材C2を、安定した状態で、確実に、短側壁3に形成されたカード差し取付領域A1に取り付けることができる。
カード押え弾性片c1が、取り外し自在カード差し部材C2の取付ブロックc5の、上下方向における高い位置(中央位置)に当接するため、より外れ難くなる。(支点位置が高い。)
取り外し自在カード差し部材C2の前面傾斜面c8aと側部傾斜面c8bとによって、連結ブロック部c8が、カード押え弾性片c1の傾斜部c1b先端より前面に突出した状態になるので、カード挿入時に、カードが、カード押え弾性片c1の傾斜部c1b先端に引っ掛かることを防ぎ、スムーズにカードを挿入できる。
ところで、短側壁3と一体的に形成された固定カード差し部材C1には、通常、容器Bに関する情報や容器Bに収容される物品に関する情報等の種々の情報が蓄積された一枚のカードK1、K2を配設するように構成されているが、容器Bに収容されている物品が、搬送先の販売店等において、更に小分けされて、合成樹脂製の袋等の小容器に収容されることが行われている。このような場合には、複数の厚いカードを、短側壁3に配設された固定カード差し部材C1に挿着することになるが、このような複数の厚いカードを、固定カード差し部材C1に挿着すると、固定カード差し部材C1を構成するカード押え弾性片c1が損傷することになる。
また、本発明においては、固定カード差し部材C1に取り付けられた取り外し自在カード差し部材C2に、複数の厚いカードを配設しても、取り外し自在カード差し部材C2に形成された嵌合凹部c10には、固定カード差し部材C1を構成するカード押え弾性片c1の上部が嵌合されており、取り外し自在カード差し部材C2が、外側に移動しようとしても、固定カード差し部材C1を構成するカード押え弾性片c1が、取り外し自在カード差し部材C2に形成された嵌合凹部c10を構成する奥壁c10aや補助リブc11に当接するので、取り外し自在カード差し部材C2が、短側壁3から離脱するようなことがない。
上述したように、容器Cに一体的に形成された固定カード差し部材C1に、取り外し自在カード差し部材C2を配設したので、大きさの異なるカードK1、K2や厚さの異なるカード等の種々のカードに対応するカードを、容器Bに配設することができる。
次に、図1及び図9〜図11を用いて、長側壁2に取り付けられるカード収容部材C3について説明するが、先ず最初に、カード収容部材C3が取り付けられる長側壁2について概説する。
長側壁2は、板部2aと、板部2aの所定の下部から容器Bの外側に向かって水平に延在する下端水平リブ2bと、板部2aの上端から容器Bの外側に向かって水平に延在する上端水平リブ2cと、下端水平リブ2bから所定の間隔を置いて配置された、容器Bの外側に向かって水平に延在する中間水平リブ2dを有している。また、下端水平リブ2bと中間水平リブ2dとは、所定の間隔を置いて配置された相対する連結垂直リブ2eにより連結されており、更に、板部2aには、補強用の垂直リブや水平リブが、適宜、形成されている。
また、下端水平リブ2bと中間水平リブ2dとにより囲まれた領域の所定の領域に形成されている連結垂直リブ2eを省略することにより、長側壁2には、カード収容部材C3が取り付けられるカード収容部材取付領域A2が形成されている。
本実施例の容器Bの長側壁2の板部2aの上下方向中央部には、上部傾斜部2a1と垂直部2a2と下部傾斜部2a3とからなる内部水平凹部V1が形成されている。
上述したように、容器B内に、上述したように、上部傾斜部2a1と垂直部2a2と下部傾斜部2a3とからなる内部水平凹部V1ガ形成されているので、カード収容部材取付領域A2の外面a2は、上部傾斜部2a1の下端部が位置する帯状上端傾斜面a2aと、垂直部2a2が位置する中間垂直面a2bと、下部傾斜部2a3が位置する下部傾斜面a2cと、下端帯状垂直面a2dとから形成されている。
カード収容部材C3は、背板c10と前板c11と相対する側板c12と底板c13とを有している。また、背板c10には、上部水平帯状部c10a及び上部水平帯状部c10aの両端部に位置する上部垂直帯状部c10bを残して、窓部c14が形成されている。また、前板c11と相対する側板c12は、背板c10より、底板c13からの高さが低く形成されている。
底板c13と側板c12とにより形成されているとともに、背板c10側に位置する隅部には、垂直取付板c15が形成されている。
また、相対する側板c12の背板c10側に位置する垂直縁部は、背板c10の上部垂直帯状部c10bが連接されている上部垂直縁部c12aと、上部垂直縁部c12aの下端から、垂直取付板c15付近まで延在する中間傾斜縁部c12bと、中間傾斜縁部c12bの下端から、底板c13まで延在する下部垂直縁部c12cとから構成されている。
上述した構成を有するカード収容部材C3を、カード収容部材取付領域A2に配置した際には、カード収容部材C3の上部水平帯状部c10a、上部垂直帯状部c10b及び側板c12の上部垂直縁部c12aが、カード収容部材取付領域A2の中間垂直面a2bに当接し、また、カード収容部材C3の側板c12の中間傾斜縁部c12bが、カード収容部材取付領域A2の下部傾斜面a2cに当接し、更に、カード収容部材C3の垂直取付板c15が、カード収容部材取付領域A2の下端帯状垂直面a2dに当接するように構成されている。
上述したようにして、カード収容部材C3を、カード収容部材取付領域A2に配置した後、カード収容部材C3の上部水平帯状部c10aの両端部付近及び垂直取付板c15を、カード収容部材取付領域A2内に位置する板部2aに、スポット溶着やリベット溶着等の周知の固着手段を用いて取り付ける。
ところで、上述したように、短側壁3と一体的に形成された固定カード差し部材C1には、通常、容器Bに関する情報や容器Bに収容される物品に関する情報等の種々の情報が蓄積された一枚のカードK1、K2を配設するように構成されているが、容器Bに収容されている物品が、搬送先の販売店等において、更に小分けされて、袋等の小容器に収容されることが行われている。このように、小分けされ物品に関する情報が蓄積された複数のカードは、従来、物品と一緒に、容器B内に収容されている。
上述したように、カードが、物品と一緒に、容器B内に収容されていると、容器B内に収容されている物品を小分けする際に、作業者は、容器B内に収容されているカードを探し出さなければならず、従って、小分け作業の作業効率が低下することになり、また、カードの輸送中や搬送中に、カードに物品が当接し、カードが損傷することになる。しかしながら、本発明においては、複数のカードは、長側壁2の外側に配設されたカード収容部材取付領域A2に取り付けられているカード収容部材C3に収容されているので、カードが損傷するようなことを防止することができるととともに、カードの所在位置が、即座に分かるので、小分け作業の作業効率が向上する。
また、カード収容部材C3に、複数のカードを収容した際には、カードの下端部が、カード収容部材C3の背板c10に形成された窓部c14に挿入されるとともに、カードの下端部が、収容部材取付領域A2の下部傾斜面a2cに沿って移動することにより、カードの上端部が、前板c11方向に傾動し、従って、カードのカード収容部材C3からの取り出しが容易になり、結果として、小分け作業の作業効率が向上する。
なお、上述した実施例においては、カード取付け容器が、折り畳みコンテナーとして説明されているが、側壁が折り畳み不可能な側壁と底部が一体成形された、所謂、ボックス容器とすることもできる。
A1・・・・・・・・・・カード差し取付領域
A2・・・・・・・・・・カード収容部材取付領域
B・・・・・・・・・・・カード取付け容器
C1・・・・・・・・・・固定カード差し部材
C2・・・・・・・・・・取り外し自在カード差し部材
C3・・・・・・・・・・カード収容部材
K1、K2・・・・・・・カード
1・・・・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・・・・長側壁
3・・・・・・・・・・・短側壁



Claims (2)

  1. 容器の側壁と一体成形された一対の固定カード差し部材と、容器の側壁に配設される取り外し自在カード差し部材とを有するカード取付け容器であって、固定カード差し部材が、容器の側壁の水平リブに立設されたカード押え弾性片とカード押え固定垂直リブとからなり、また、容器の側壁に配設される取り外し自在カード差し部材が、カード押え弾性板材と取付ブロックとからなり、且つ、取り外し自在カード差し部材が、固定カード差し部材に取り付けられるように構成されていることを特徴とするカード取付け容器。
  2. 取り外し自在カード差し部材に形成された嵌合凹部に、固定カード差し部材を構成するカード押え弾性片の上部が嵌合されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のカード取付け容器。
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