JPS633444Y2 - - Google Patents

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JPS633444Y2
JPS633444Y2 JP1983009714U JP971483U JPS633444Y2 JP S633444 Y2 JPS633444 Y2 JP S633444Y2 JP 1983009714 U JP1983009714 U JP 1983009714U JP 971483 U JP971483 U JP 971483U JP S633444 Y2 JPS633444 Y2 JP S633444Y2
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JP
Japan
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band
clip
bundling
stopper
holding part
Prior art date
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JP1983009714U
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English (en)
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JPS59115107U (ja
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  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はワイヤーハーネス等の線条体を束ね被
取付体に固定するためのクリツプに関するもので
ある。
一般にワイヤーハーネス等を固定するためのク
リツプは、複数のワイヤーハーネス等を束ねてば
らばらにならないようにしたり、あるいはさらに
これを被取付体に固定したりするためのものであ
り、このようなクリツプとして、例えば従来、実
公昭46−32503号公報、特開昭57−190107号公報
記載のものがあつた。しかしながらこの従来のク
リツプを用いて数本のワイヤーハーネスを一旦束
ね、そののちさらにこれに数本のワイヤーハーネ
スを追加して束ねようとする場合のように2段階
以上のクリツプ操作をしようとすると、その都度
該クリツプのバンド部を外してまた固定しなけれ
ばならず、上記組付作業が煩雑となつて作業能率
が悪いという問題があつた。
本考案はかかる状況に鑑みてなされたもので、
バンド保持部に第1,第2のバンド止め具を設け
るとともに、該バンド止め具へバンド部を導くた
めのガイド部を設け、第1の線条体を第1のバン
ド止め具を利用して固定保持し、その後第2の線
条体を第2のバンド止め具を利用して固定保持す
るようにすることにより、ワイヤーハーネス等の
線条体を二段階以上の操作でクリツプする場合に
もそのバンド部を外すことなく順次クリツプする
ことができ、その作業能率を大きく向上でき、し
かもバンド保持部へバンド部をスムーズに挿入で
きるクリツプを提供せんとするものである。
以下本考案の実施例を図について説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
図において、1はワイヤーハーネスを固定するた
めのクリツプであり、該クリツプ1のバンド部2
は樹脂等を用いて形成された柔軟性を有する帯状
のもので、該バンド部2の第2図左側表面には多
数の長方形状の係合凹部2aが等間隔で凹設され
ている。
また上記バンド部2の図示下端にはこれと一体
にバンド保持部3が形成され、該バンド保持部3
は大略平板状のもので、これの上部及び略中央に
は上、下のバンド貫通孔3a,3bが穿設されて
おり、該上、下のバンド貫通孔3a,3bは上記
バンド部2より少し幅が広くなつている。また該
上、下の貫通孔3a,3bの下側表面の第2図右
端部には上、下の被係合部3cが一体に形成さ
れ、該被係合部3cは平板状のもので上記貫通孔
3a,3bの中央を通つてその先端部は第2図左
外方に突出しており、また該被係合部3c上側表
面と上記上、下のバンド貫通孔3a,3bの上側
表面との間隔は上記バンド部2の厚さより少し狭
くなつている。そして上記上、下の被係合部3c
の上側表面には上記バンド部2の係合凹部2aと
係合し得る係合凸部3dが突設されており、また
上記上、下の被係合部3cの傾斜部はバンド部2
を上記上、下バンド貫通孔3a,3bへ導くガイ
ド部3eとなつている。ここでバンド貫通孔3
a,3bと被係合部3cとは第1、第2のバンド
止め具を構成している。
また上記バンド保持部3の下端には係止部4が
一体に形成されており、該係止部4は第1図左右
に伸びる平板状の基部4aと、該基部4aに垂直
に形成された矢印状の係止片4bとからなり、該
係止部4は上記バンド部2、バンド保持部3から
なるクリツプ本体を被取付体(図示せず)に係止
保持するためのものである。
次に作用について説明する。
本実施例のクリツプ1を用いてワイヤーハーネ
ス11,12,13を束ねて車体等の被取付体に
組付固定する場合について説明する。今、組付作
業の都合により先ずワイヤーハーネス11を固定
保持した後、さらにワイヤーハーネス12,13
を束ねて固定するものとする。
先ず係止部4の係止片4bを被取付体に挿入し
てクリツプ1を該被取付体に係止保持する。そし
てハイヤーハーネス11を固定保持する場合は、
第2図に一点鎖線で示すように、該ワイヤーハー
ネス11をバンド保持部3の同図右上部に位置せ
しめ、バンド部2をガイド部3eに沿わせてその
先端から上のバンド貫通孔3aに挿入して該バン
ド部2をワイヤーハーネス11に巻き付け、この
状態でバンド部2の係合凹部2aと上の被係合部
3cの係合凸部3dとを係合せしめる。これによ
りワイヤーハーネス11はバンド部2とバンド保
持部3とで被取付体に固定保持されることとな
る。
次にワイヤーハーネス12,13を固定保持す
る場合は、第2図に二点鎖線で示すようにワイヤ
ーハーネス12をバンド保持部3の同図左上部
に、ワイヤーハーネス13をワイヤーハーネス1
1の右下部に位置せしめ、バンド部2をガイド部
3eに沿わせてその先端から下のバンド貫通孔3
bに挿入してこの状態でバンド部2の係合凹部2
aとバンド貫通孔3bの被係合部3cの係合凸部
3dとを係合せしめる。これによりワイヤーハー
ネス12,13はバンド部2、バンド保持部3及
びワイヤーハーネス11により被取付体に固定保
持されることとなる。
このように本実施例のクリツプ1は二段階の操
作でワイヤーハーネス11及び12,13をクリ
ツプする場合、先ずワイヤーハーネス11を第1
のバンド止め具、つまり上のバンド貫通孔3a等
を利用して固定保持し、次にワイヤーハーネス1
2,13を第2のバンド止め具、つまり下のバン
ド保持孔3b等を利用して固定保持するようにし
たので、その都度バンド部2をバンド保持部3か
ら外す必要はなく、組付作業の能率を大きく向上
できる。また被係合部3cの傾斜部はバンド部2
をバンド貫通孔3a,3bへ導くガイド部3eと
なつているので、バンド部2の先端をスムーズに
上記貫通孔3a,3bへ導くことができる。
第3図及び第4図は、本考案の他の実施例を示
す。図において第1図、第2図と同一符号は同一
又は相当部分を示し、30はバンド保持部であ
り、該バンド保持部30には横方向に並べて左、
右のバンド貫通孔3a,3bが穿設されている。
本実施例のクリツプ1でワイヤーハーネスを固
定する場合は、先ず左の貫通孔3aを利用し、次
に右の貫通孔3bを利用すればよく、他の作用効
果は上記実施例の場合と全く同様である。
なお上記実施例ではバンド部2には凹状の係合
凹部2aを、被係合部3cには凸状の係合凸部3
dを形成したが、これとは逆にバンド部2、被係
合部3cにそれぞれ凸状、凹状の係合部を形成し
てもよく、また上記実施例では係止部4をバンド
保持部3,30と一体に形成した場合について説
明したが、この係止部4はバンド部2と一体に設
けてもよい。
以上のように本考案に係るクリツプによれば、
第1、第2のバンド止め具を設けるとともに、該
各バンド止め具に、該止め具へバンド部を導くた
めのガイド部を設け、第1の線条体を第1のバン
ド止め具を利用して固定保持し、その後第2の線
条体を第2のバンド止め具を利用して固定保持す
るようにしたので、二段階以上のクリツプ操作を
する場合にもその作業能率を大きく向上でき、し
かもバンド保持部へバンド部をスムーズに挿入で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるクリツプの正
面図、第2図はその断面側面図、第3図は本考案
の他の実施例の正面図、第4図はその断面側面図
である。 1……クリツプ、2……バンド部、2a……係
合部(係合凹部)、3……バンド保持部、3a,
3b……バンド貫通孔、3d……被係合部(係合
凸部)、3e……ガイド部、4……係止部、11
〜13……ワイヤーハーネス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の係合部が設けられた帯状のバンド部と、
    上記バンド部の一端にこれと一体に形成され、該
    バンド部を係止するバンド保持部と、該バンド保
    持部の上記バンド部とは反対側に一体に形成さ
    れ、クリツプ本体を被取付体に係止するための係
    止部とを備えてなる、ワイヤーハーネス等の線条
    体を束ね被取付体に固定するためのクリツプであ
    つて、上記バンド保持部は、第1の線条体を束ね
    るために上記バンド部の係合部を保持する第1の
    バンド止め具と、上記第1の線条体を束ねた後第
    2の線条体を束ねるために上記バンド部の係合部
    を保持する第2のバンド止め具とを有し、かつ上
    記バンド部の先端を上記第1及び第2のバンド止
    め具へ導くガイド部を有するものであり、上記バ
    ンド部は上記第1の線条体と第2の線条体とを束
    ねることが可能な長さを有するものであることを
    特徴とするクリツプ。
JP971483U 1983-01-25 1983-01-25 クリツプ Granted JPS59115107U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP971483U JPS59115107U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 クリツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP971483U JPS59115107U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 クリツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59115107U JPS59115107U (ja) 1984-08-03
JPS633444Y2 true JPS633444Y2 (ja) 1988-01-28

Family

ID=30141169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP971483U Granted JPS59115107U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 クリツプ

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4576256B2 (ja) * 2005-02-10 2010-11-04 ヘラマンタイトン株式会社 クランプ付結束ヘッド
JP2006292064A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Daiwa Kasei Ind Co Ltd ベルトクランプ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57190107A (en) * 1981-05-20 1982-11-22 Kitagawa Ind Co Ltd Cable tie

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54106470U (ja) * 1978-01-11 1979-07-26

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JPS57190107A (en) * 1981-05-20 1982-11-22 Kitagawa Ind Co Ltd Cable tie

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JPS59115107U (ja) 1984-08-03

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