JPH022018Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH022018Y2 JPH022018Y2 JP4242484U JP4242484U JPH022018Y2 JP H022018 Y2 JPH022018 Y2 JP H022018Y2 JP 4242484 U JP4242484 U JP 4242484U JP 4242484 U JP4242484 U JP 4242484U JP H022018 Y2 JPH022018 Y2 JP H022018Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- protector
- wiring
- cylindrical
- receiving part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 22
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえば自動車のボデーに沿つてワ
イヤーハーネスを配線するときに用いられるプロ
テクターに係り、詳しくはワイヤーハーネスを折
曲げて配線するとき、つまり配線方向を変えると
きに使用するプロテクターに関する。
イヤーハーネスを配線するときに用いられるプロ
テクターに係り、詳しくはワイヤーハーネスを折
曲げて配線するとき、つまり配線方向を変えると
きに使用するプロテクターに関する。
第5図に示すように、比較的A寸法の狭いとき
など車体のパネル9に沿つて配線されるワイヤー
ハーネスYを、該パネル9に貫設された孔10を
通して方向転換するような場合、配線作業中ある
いは配線後においてワイヤーハーネスYが孔10
のエツジによつて傷付くという欠点がある。
など車体のパネル9に沿つて配線されるワイヤー
ハーネスYを、該パネル9に貫設された孔10を
通して方向転換するような場合、配線作業中ある
いは配線後においてワイヤーハーネスYが孔10
のエツジによつて傷付くという欠点がある。
本考案の目的は、上述の如き問題点に鑑みて、
パネルに貫設された孔を通してワイヤーハーネス
の配線方向を変えるような場合において、該ワイ
ヤーハーネスを保護することのできるプロテクタ
ーを提供することにある。
パネルに貫設された孔を通してワイヤーハーネス
の配線方向を変えるような場合において、該ワイ
ヤーハーネスを保護することのできるプロテクタ
ーを提供することにある。
本考案は、上記の目的を達成するために、一端
開放のスリツトを有するワイヤーハーネス受部の
スリツト開放側端部に、該ワイヤーハーネス受部
の長手方向と交差する方向に延在され、かつ、そ
の延在方向に沿つて二分割された筒状部を連設す
るとともに、該筒状部を前記ワイヤーハーネス受
部の他端を支点として開閉可能となすことによつ
て、ワイヤーハーネス配線用のプロテクターを構
成したものである。
開放のスリツトを有するワイヤーハーネス受部の
スリツト開放側端部に、該ワイヤーハーネス受部
の長手方向と交差する方向に延在され、かつ、そ
の延在方向に沿つて二分割された筒状部を連設す
るとともに、該筒状部を前記ワイヤーハーネス受
部の他端を支点として開閉可能となすことによつ
て、ワイヤーハーネス配線用のプロテクターを構
成したものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。本実施例のプロテクター1は、たと
えば合成樹脂製であつて、基本的にはワイヤーハ
ーネス受部2とこれに直交する筒状部3とから構
成されている。ワイヤーハーネス受部2はほぼ半
円筒形に形成されるとともに、その長手方向にそ
つて延在され、かつ、一端を開放したスリツト4
を有しており、これにより左右の受片2aに分ら
れている。そして、ワイヤーハーネス受部2はス
リツト閉鎖端側の連接部を支点にして左右の受片
2aが拡開された状態を自然状態とし、左右の受
片2aに内向きの外力を加えることにより連接部
の弾性力を利用して縮小可能とされている。ま
た、ワイヤーハーネス受部2における左右の受片
2aの上部にはそれぞれワイヤーハーネスYを上
方から押込むためのほぼ半リング状に形成された
フツク5が一体に突設され、両フツク5は先端が
開放されて自由端とされている。
に説明する。本実施例のプロテクター1は、たと
えば合成樹脂製であつて、基本的にはワイヤーハ
ーネス受部2とこれに直交する筒状部3とから構
成されている。ワイヤーハーネス受部2はほぼ半
円筒形に形成されるとともに、その長手方向にそ
つて延在され、かつ、一端を開放したスリツト4
を有しており、これにより左右の受片2aに分ら
れている。そして、ワイヤーハーネス受部2はス
リツト閉鎖端側の連接部を支点にして左右の受片
2aが拡開された状態を自然状態とし、左右の受
片2aに内向きの外力を加えることにより連接部
の弾性力を利用して縮小可能とされている。ま
た、ワイヤーハーネス受部2における左右の受片
2aの上部にはそれぞれワイヤーハーネスYを上
方から押込むためのほぼ半リング状に形成された
フツク5が一体に突設され、両フツク5は先端が
開放されて自由端とされている。
一方、ワイヤーハーネス受部2のスリツト開放
端側に一体に連設される筒状部3は、該ワイヤー
ハーネス受部2の長手方向と直交する方向に延在
されるとともに、ワイヤーハーネス受部2と同様
に左右に分割されている。すなわち、筒状部3は
左右の半円筒部3aからなり、該半円筒部3aは
左右の受片2aと共に常には拡開した状態に保持
されている。しかして、左右の半円筒部3aのう
ちの一方にはロツク用の2個の爪6が形成され、
他方には該爪6に係脱可能な係止部7が形成され
ており、爪6をそれぞれ対応する係止部7に係止
することによつて、筒状部3を閉鎖状態に保持す
るようになつている。
端側に一体に連設される筒状部3は、該ワイヤー
ハーネス受部2の長手方向と直交する方向に延在
されるとともに、ワイヤーハーネス受部2と同様
に左右に分割されている。すなわち、筒状部3は
左右の半円筒部3aからなり、該半円筒部3aは
左右の受片2aと共に常には拡開した状態に保持
されている。しかして、左右の半円筒部3aのう
ちの一方にはロツク用の2個の爪6が形成され、
他方には該爪6に係脱可能な係止部7が形成され
ており、爪6をそれぞれ対応する係止部7に係止
することによつて、筒状部3を閉鎖状態に保持す
るようになつている。
また、筒状部3の上端において前記ワイヤーハ
ーネス受部2の反対側には、ワイヤーハーネスY
を筒状部3内に案内するための挿入ガイド8が左
右の半円筒部3aごとに一体に突設されており、
両挿入ガイド8の対向面はV字形をなすように勾
配が付けられている。
ーネス受部2の反対側には、ワイヤーハーネスY
を筒状部3内に案内するための挿入ガイド8が左
右の半円筒部3aごとに一体に突設されており、
両挿入ガイド8の対向面はV字形をなすように勾
配が付けられている。
本実施例のプロテクター1は上述のように構成
したものであり、以下その使用例について説明す
る。第1図に示すように、爪6と係止部7とによ
るロツクが解除され、挿入ガイド8及び筒状部3
が拡開された状態において、配線すべきワイヤー
ハーネスYを挿入ガイド8を通して筒状部3内に
挿入してから、左右の半円筒部3aに内向きの外
力を加えて筒状部3を閉鎖するとともに、第4図
に示すように爪6を係止部7に係止することによ
つて筒状部3の閉鎖状態を保持する。つづいて、
ワイヤーハーネスYを折曲げるとともに、これを
ワイヤーハーネス受部2におけるフツク5の開放
端側から潜らすようにしてワイヤーハーネス受部
2上に差込む。斯く操作することによつて、プロ
テクター1がワイヤーハーネスYに装着されるも
のであり、そしてワイヤーハーネスYはプロテク
ター1によつてほぼ直角に折曲げられた状態に保
持される(第2図参照)。
したものであり、以下その使用例について説明す
る。第1図に示すように、爪6と係止部7とによ
るロツクが解除され、挿入ガイド8及び筒状部3
が拡開された状態において、配線すべきワイヤー
ハーネスYを挿入ガイド8を通して筒状部3内に
挿入してから、左右の半円筒部3aに内向きの外
力を加えて筒状部3を閉鎖するとともに、第4図
に示すように爪6を係止部7に係止することによ
つて筒状部3の閉鎖状態を保持する。つづいて、
ワイヤーハーネスYを折曲げるとともに、これを
ワイヤーハーネス受部2におけるフツク5の開放
端側から潜らすようにしてワイヤーハーネス受部
2上に差込む。斯く操作することによつて、プロ
テクター1がワイヤーハーネスYに装着されるも
のであり、そしてワイヤーハーネスYはプロテク
ター1によつてほぼ直角に折曲げられた状態に保
持される(第2図参照)。
プロテクター1の装着後、ワイヤーハーネスY
を第3図に示すように、車体のパネル9に貫設さ
れた孔10に通してからその挿通方向に引張る
と、プロテクター1の筒状部3が孔10内に嵌入
される。従つて、ワイヤーハーネスYは車体のパ
ネル9に方向転換された状態、すなわち折曲げら
れた状態で配線される。
を第3図に示すように、車体のパネル9に貫設さ
れた孔10に通してからその挿通方向に引張る
と、プロテクター1の筒状部3が孔10内に嵌入
される。従つて、ワイヤーハーネスYは車体のパ
ネル9に方向転換された状態、すなわち折曲げら
れた状態で配線される。
しかして、上記の如く配線されたワイヤーハー
ネスYはその折曲げ部分がプロテクター1によつ
て保護されパネル9のエツジに直接触れることが
ないため、配線作業時あるいは作業後における損
傷が防止される。
ネスYはその折曲げ部分がプロテクター1によつ
て保護されパネル9のエツジに直接触れることが
ないため、配線作業時あるいは作業後における損
傷が防止される。
なお、本実施例においては、筒状部3が拡開し
た状態を原状態としてあるので、挿入ガイド8を
省略することが可能である。また筒状部3が閉鎖
した状態を原状態に設定することが可能であり、
その場合は筒状部3をロツクするロツク機構とし
ての爪6及び係止部7については省略することが
可能となる。
た状態を原状態としてあるので、挿入ガイド8を
省略することが可能である。また筒状部3が閉鎖
した状態を原状態に設定することが可能であり、
その場合は筒状部3をロツクするロツク機構とし
ての爪6及び係止部7については省略することが
可能となる。
以上詳述したように、本考案のプロテクター
は、ワイヤーハーネスを方向転換して配線する場
合において、該ワイヤーハーネスの折曲げ部分の
保持機能、ならびにパネル孔のエツジからの保護
機能、さらには固定機能を発揮するものであり、
しかもワイヤーハーネスへのプロテクターの取付
けが容易であるとともに、作業可能な方向からワ
イヤーハーネスを引張ることにより、プロテクタ
ーの筒状部をパネルの孔に嵌入させることができ
るものであつて、配線作業の容易化が図れるとと
もに、配線を位置決めすることができる。
は、ワイヤーハーネスを方向転換して配線する場
合において、該ワイヤーハーネスの折曲げ部分の
保持機能、ならびにパネル孔のエツジからの保護
機能、さらには固定機能を発揮するものであり、
しかもワイヤーハーネスへのプロテクターの取付
けが容易であるとともに、作業可能な方向からワ
イヤーハーネスを引張ることにより、プロテクタ
ーの筒状部をパネルの孔に嵌入させることができ
るものであつて、配線作業の容易化が図れるとと
もに、配線を位置決めすることができる。
第1図は定常状態のプロテクターを示す斜視
図、第2図はワイヤーハーネスに装着した状態の
プロテクターを示す斜視図、第3図は同じく車体
のパネルに対する配線の態様を示す斜視図、第4
図は筒状部のロツク機構を示す平断面図、第5図
は本考案のプロテクターを使用しないワイヤーハ
ーネスの配線例を示す説明図である。 1……プロテクター、2……ワイヤーハーネス
受部、3……筒状部、4……スリツト。
図、第2図はワイヤーハーネスに装着した状態の
プロテクターを示す斜視図、第3図は同じく車体
のパネルに対する配線の態様を示す斜視図、第4
図は筒状部のロツク機構を示す平断面図、第5図
は本考案のプロテクターを使用しないワイヤーハ
ーネスの配線例を示す説明図である。 1……プロテクター、2……ワイヤーハーネス
受部、3……筒状部、4……スリツト。
Claims (1)
- ワイヤーハーネスを折曲げて配線する場合に使
用するプロテクターであつて、一端を開放したス
リツト付きのワイヤーハーネス受部を備え、該ワ
イヤーハーネス受部のスリツト開放側端部には、
ワイヤーハーネス受部の長手方向と交差する方向
に延在され、かつ、その延在方向に沿つて二分割
された筒状部を連設するとともに、該筒状部を前
記ワイヤーハーネス受部の他端を支点として開閉
可能となしたことを特徴とするワイヤーハーネス
配線用のプロテクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4242484U JPS60153612U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | ワイヤ−ハ−ネス配線用のプロテクタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4242484U JPS60153612U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | ワイヤ−ハ−ネス配線用のプロテクタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60153612U JPS60153612U (ja) | 1985-10-14 |
JPH022018Y2 true JPH022018Y2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=30553165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4242484U Granted JPS60153612U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | ワイヤ−ハ−ネス配線用のプロテクタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60153612U (ja) |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP4242484U patent/JPS60153612U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60153612U (ja) | 1985-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH051947Y2 (ja) | ||
US5402970A (en) | Band-type clamp for wire harness | |
JPH022018Y2 (ja) | ||
JPH0512482Y2 (ja) | ||
JPH0218391Y2 (ja) | ||
JPS5818421Y2 (ja) | ワイヤハ−ネス用クリップ | |
JPS6044609A (ja) | 結束バンド | |
JPH0767229A (ja) | 結束具 | |
JPH0673577U (ja) | ハーネスクリップ | |
JPH0659685U (ja) | クランプ | |
JP2006353000A (ja) | ワイヤーハーネスの固定構造およびワイヤーハーネスの固定方法 | |
JPH0610683U (ja) | 電線等の結束具 | |
JPH0522812U (ja) | ハーネス等のクリツプ | |
JPH0515672Y2 (ja) | ||
JPH073787Y2 (ja) | ワイヤーハーネスのプロテクタ | |
JPH0529525Y2 (ja) | ||
JPH0113897Y2 (ja) | ||
JPS5822031U (ja) | 車両のハ−ネスプロテクタ | |
JPH10309023A (ja) | ワイヤーハーネス固定用クリップ | |
JPS638617Y2 (ja) | ||
JPH0311499Y2 (ja) | ||
JPS59191827U (ja) | ハ−ネス保護クリツプ | |
JPS6344566Y2 (ja) | ||
JPH0571671A (ja) | ワイヤハーネス用クリツプ | |
JP2598840Y2 (ja) | 解除式バンドクリップ |