JPH0113897Y2 - - Google Patents

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JPH0113897Y2
JPH0113897Y2 JP6454781U JP6454781U JPH0113897Y2 JP H0113897 Y2 JPH0113897 Y2 JP H0113897Y2 JP 6454781 U JP6454781 U JP 6454781U JP 6454781 U JP6454781 U JP 6454781U JP H0113897 Y2 JPH0113897 Y2 JP H0113897Y2
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JP
Japan
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clip
panel
hole
insertion hole
head
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JP6454781U
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JPS57175877U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、クリツプの改良に関するものであ
る。
従来、第1図に示す如く、パネル1に設けた孔
2に挿入固定して、ハーネス3等を保持するクリ
ツプ4は幾種か実用化されているが、クリツプ4
はパネル1の裏側から挿入固定するものであるか
ら、挿入作業を手さぐりで行なう必要があり作業
性が悪い上、クリツプ4の挿入部5がパネル1の
表側に突出するので、人が不用意に接触するとパ
ネル1の裏側へ抜け落ちる恐れがあり、しかもデ
ザイン的に好ましくないという問題があつた。
また、補修時などにおけるクリツプの取外しに
手間どり、かつ、クリツプ自体が硬質の合成樹脂
製のため取外し作業によりクリツプの係止部が破
損し再使用できないという問題があつた。
このため、実公昭48−22288号公報では、キヤ
ツプ部(頭部)と、パネル挿入孔に挿入される柄
部(胴部)と、パネルの背面に係止される舌片
(係止部)と、被保持物を保持する舌片(保持部)
とよりなるクリツプが提案されているが、柄部に
パネル挿入孔の内周縁に当接する張り出し部が設
けられていないため、クリツプが挿入孔の中心か
らずれ、被保持物が不安定の形で保持される恐れ
があり、また、最悪の場合には、パネルの背面に
係止される舌片と、パネルとの係合が外れてクリ
ツプがパネル挿入孔から抜け落ちることもあると
いう問題があつた。
この考案は、上記従来の問題を解消するために
なされたもので、クリツプ本体がパネル挿入孔の
中心からずれて抜け落ちる恐れがなく、また、被
保持物が確実に保持されるように工夫したクリツ
プを新規に提供するものである。
以下、この考案の実施例を添附図面について詳
細に説明する。
第2図及び第3図に示すように、パネル8には
クリツプ9の挿入孔10を設ける。該挿入孔10
は円孔でも、後述する胴部12の長方形状に合つ
た角孔でもよい。
クリツプ9は、挿入孔10よりも大径の偏平な
頭部11と、該頭部11の裏面中央より挿入方向
に伸長し、挿入孔10に嵌合する胴部12と、該
胴部12の端部両側から外側方向であつて、か
つ、挿入方向と逆方向に開脚状に伸長する一対の
係止部13,13と、上記胴部12の下部から挿
入方向に伸長する一対の保持部14,14とをプ
ラスチツクで一体成形して構成される。
上記胴部12は、第4図に示すように、断面が
係止部13,13と直角方向に長く張り出した長
方形状に形成され、必要な強度を得るとともに、
この張り出し部の長さを孔10の径より僅かに小
さくすることによつて張り出し部の端面12a,
12aが挿入孔10の内周縁10aに当接してク
リツプが挿入孔10の中心からずれることを防止
する位置決め作用をなす。
上記一対の係止部13,13は、上記頭部11
の裏面との間がパネル8の厚みと同じか、僅かに
広く設定され、かつ、挿入方向と垂直方向に弾性
変形可能に形成されており、挿入時挿入孔10を
挿通する幅に縮小変形した後挿入孔10よりも大
きく復元してパネル8の裏面8aに当接する。
上記一対の保持部14,14が、胴部12の端
部から挿入方向に伸長して設けられ、内向きの抜
け止め部15,15を有し、ワイヤーハーネス又
はパイプ16を抜け止め部15,15を押し広げ
ながらその間に嵌め込んで狭着保持する。
上記クリツプ9のパネル8への固定は、パネル
8の表面8bから、一対の保持部14,14を挿
通孔10を挿通する幅に弾性変形させて挿入孔1
0にさし込み、ついで頭部11を押すことによつ
て行なわれる。これによつてクリツプ9の一対の
係止部13,13が挿入孔10を縮小変形して通
過した後復元して拡がり裏面8aの孔10周縁に
当接し、頭部11との間でパネルを挾みこむよう
にしてクリツプ9を固定する。
そして、保持部14,14に抜け止め部15,
15の間からハーネス等16を嵌め込んで狭着保
持する。
クリツプ9は、このようにパネル8の表面8b
から挿入固定できるので、クリツプの取付け作業
性が良く、また頭部11が表面8b側に臨むの
で、人が接触しても抜け落ちることもない。
上記実施例ではクリツプ9の保持部として抜け
止め部15を備えた一対の保持部14,14を設
けたものであるが、これに限られるものではな
く、第5図に示すように、ハーネス16を自己の
収縮弾力で巻き込んで保持する屈曲部を先端に設
けた一方の保持部17として構成してもよい。
以上の説明からも明らかなように、この考案
は、パネルの孔より大径の頭部に、パネルの孔に
挿入される胴部を設け、該胴部に開脚状でかつ進
行方向に対して垂直方向に弾性変形可能な係止部
と挿入方向に伸長する保持部とを設けたクリツプ
であるから、パネルの表側から孔に挿入に挿入固
定することができ、作業性が向上すると共に、補
修時などにおける取外し作業が容易となり、クリ
ツプの再使用もできるという効果を奏する。ま
た、クリツプの胴部に、パネル挿入孔の内周縁に
当接する張り出し部が設けられているのでクリツ
プ本体がパネル挿入孔の中心からずれて抜け落ち
ることがなくなり、被保持物を安定に保持できる
ようになる。さらに、孔より大径の頭部がパネル
の表側に臨むために人が接触しても裏側へ抜け落
ちることもなくなり、かつデザイン的にも有利に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクリツプの断面図、第2図はこ
の考案に係るクリツプの側面図、第3図はクリツ
プの斜視図、第4図は挿入孔と胴部との関係を示
す断面図、第5図はクリツプの変形例を示す側面
図である。 8……パネル、9……クリツプ、10……挿入
孔、11……頭部、12……胴部、13……係止
部、14,17……保持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パネルに設けられた孔に挿入固定され、電線等
    を保持するクリツプであつて、 パネルの孔の挿入側周縁に当接する頭部と、該
    頭部より挿入方向に伸長され、パネルの孔の内周
    縁に当接して位置決めをする張り出し部を有する
    胴部と、該胴部から上記頭部の方向に開脚状に設
    けられ上記パネルの他面に係合するとともに挿入
    方向に対して垂直方向に弾性変形可能な係止部
    と、上記胴部から挿入方向に伸長され、上記係止
    部と逆方向に開脚状に設けられた保持部とからな
    ることを特徴とするクリツプ。
JP6454781U 1981-05-01 1981-05-01 Expired JPH0113897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6454781U JPH0113897Y2 (ja) 1981-05-01 1981-05-01

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JP6454781U JPH0113897Y2 (ja) 1981-05-01 1981-05-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57175877U JPS57175877U (ja) 1982-11-06
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ID=29860603

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JP6454781U Expired JPH0113897Y2 (ja) 1981-05-01 1981-05-01

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH042870Y2 (ja) * 1985-03-23 1992-01-30
JP2517752Y2 (ja) * 1989-10-16 1996-11-20 株式会社 ニフコ 結束固定具

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Publication number Publication date
JPS57175877U (ja) 1982-11-06

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