JPH0738006Y2 - 車両のインストルメントパネル - Google Patents

車両のインストルメントパネル

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JPH0738006Y2
JPH0738006Y2 JP12366388U JP12366388U JPH0738006Y2 JP H0738006 Y2 JPH0738006 Y2 JP H0738006Y2 JP 12366388 U JP12366388 U JP 12366388U JP 12366388 U JP12366388 U JP 12366388U JP H0738006 Y2 JPH0738006 Y2 JP H0738006Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
mounting portion
release lever
engine hood
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12366388U
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English (en)
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JPH0243737U (ja
Inventor
敏隆 西井
直輝 加藤
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、車両のインストルメントパネルに関する。
b.従来の技術 第8図は、従来の車両のインストルメントパネル1を示
すものである。
この従来のインストルメントパネル1では、そのインス
トルメントパネル本体2の型抜き方向(矢印A方向)の
一方向(車両の前方向)に開口する切欠き3を有する取
付部4を介してグローブボックス5内に固定したエンジ
ンフードレリーズレバー6を備えるとともに、その前面
2aにアシスタントグリップ7を備えている。
エンジンフードレリーズレバー6は、その支持腕6aに挿
通したネジ8aを取付部4の切欠き3に嵌入させてナット
9aに螺合せしめて固定される。
また、アシスタントグリップ7は、その下端部から突設
されたボルト8bをインストルメントパネル本体2の前面
に形成した孔2bに挿通してその裏側よりナット9bに螺合
せしめて固定される。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、上記従来の車両のインストルメントパネル1
のエンジンフードレリーズレバー6を誤操作(車両前方
向に押す等)した場合に、その力がネジ8aの締付けトル
クを越えると該エンジンフードレリーズレバーが脱落す
る恐れがあった。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、簡単によ
りインストルメントパネル本体の取付部からエンジンフ
ードレリーズレバーが脱落するのを防止することがで
き、しかも、その取付部を容易に形成することができる
車両のインストルメントパネルを提供することを目的と
する。
d.課題を解決するための手段 本考案では、上記目的を達成するために、両方向にそれ
ぞれ抜かれる型によって形成されるインストルメントパ
ネル本体内に一体に取付部を形成し、該取付部にネジに
よってエンジンフードレリーズレバーを固定するように
した車両のインストルメントパネルにおいて、上記取付
部に、上記型抜き方向の両方向にそれぞれ抜かれる型に
よって形成される空間の一部重複部によって上記ネジ挿
通孔を形成するとともに、上記型抜き方向のうち上記イ
ンストルメントパネル本体の手前側方向に抜かれる型を
抜くための穴を上記インストルメントパネル本体の前面
に形成し、上記インストルメントパネル本体形成後は上
記穴をアシスタントグリップによって覆った構成として
いる。
e.実施例 以下、本考案に係る車両のインストルメントパネルの一
実施例について、添附図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第1図〜第7図は、本考案の一実施例を示すものであ
る。
本実施例の車両のインストルメントパネル10は、グロー
ブボックス11内にエンジンフードレリーズレバー12を備
えたものに係り、その特徴とするところは、該エンジン
フードレリーズレバーを固定するための取付部13の構造
にある。
すなわち、取付部13は、インストルメントパネル本体10
aと一体に形成されるもので、その型抜き方向である矢
印B方向(第1図参照)の両方向からそれぞれ抜かれる
型(図示せず)によって形成される空間14,15の一部重
複によってネジ挿通孔16を形成するようにしたものであ
る。これにより、ネジ挿通孔16は、矢印B方向と直角方
向に挿通する穴となっている。
なお、特に、本実施例では、空間14を形成するための型
を抜くために、インストルメントパネル本体10aの前面1
0bに穴17を形成しているが、この穴17はアシスタントグ
リップ18によって外部から見えないように覆い隠され
る。
本実施例では、エンジンフードレリーズレバー12は、次
のようにして組付けられる。
すなわち、インストルメントパネル本体10aの取付部13
のネジ挿通孔16に合致するように略U字状に折曲して成
る板状のナット19を該取付部先端部13aに嵌着する。次
いで、エンジンフードレリーズレバー12の支持部12aの
孔12b,12bをそれぞれ取付部13,13の挿通孔16,16に合致
させてネジ20,20を孔12b,12bおよび孔16,16に挿通させ
てナット19,19にそれぞれ螺合せしめることにより、エ
ンジンフードレリーズレバー12はインストルメントパネ
ル本体10aに固定される。
なお、第1図において、11aはグローブボックス11の回
転中心、13bは取付部13の上方両側に立設された補強リ
ブ、13cは取付部13の下方外側に設けられた補強リブで
ある。
本実施例では、グローブボックス11を手前に引いて開い
た状態においてエンジンフードレリーズレバー12の操作
が可能となる。
この状態において、エンジンフードレリーズレバー12の
ノブ12cを手前に引くことにより(第1図に2点鎖線で
示す)、図示しないエンジンフードは開かれる。
また、このとき、誤ってエンジンフードレリーズレバー
12に車両前方へ向く大きな力が加えられてもエンジンフ
ードレリーズレバー12は取付部13の孔16がその力の方向
と略直角方向に開口している構造であるため、該インス
トルメントパネル本体11に固定されたまま保持され、そ
の脱落は防止される。
f.考案の効果 以上説明したように、本考案に係る車両のインストルメ
ントパネルによれば、両方向にそれぞれ抜かれる型によ
って形成されるインストルメントパネル本体内に一体に
取付部を形成し、該取付部にネジによってエンジンフー
ドレリーズレバーを固定するようにした車両のインスト
ルメントパネルにおいて、上記取付部に、上記型抜き方
向の両方向にそれぞれ抜かれる型によって形成される空
間の一部重複部によって上記ネジ挿通孔を形成するとと
もに、上記型抜き方向のうち上記インストルメントパネ
ル本体の手前側方向に抜かれる型を抜くための穴を上記
インストルメントパネル本体の前面に形成し、上記イン
ストルメントパネル本体形成後は上記穴をアシスタント
グリップによって覆った構成としているので、次のよう
な効果を得ることができる。
すなわち、上記インストルメントパネル本体の型抜き方
向とは直角方向に開口するネジ挿通孔を取付部に形成
し、このネジ挿通孔を利用してエンジンフードレリーズ
レバーを固定した構成としているため、簡単な構成によ
ってエンジンフードレリーズレバーの上記取付部からの
脱落を効果的に防止することができるとともに、その取
付剛性の向上を図ることができる。この取付剛性の向上
により、エンジンフードレリーズレバーの操作が容易に
なる。
また、上記型抜き方向のうち上記インストルメントパネ
ル本体の手前側方向に抜かれる型を抜くための穴を上記
インストルメントパネル本体の前面に形成したので、型
の構造が単純になるとともに、上記インストルメントパ
ネル本体が邪魔になることなくその型抜き作業を容易に
行うことができる。
さらに、上記インストルメントパネル本体形成後は上記
穴をアシスタントグリップによって覆った構成としてい
るので、上記インストルメントパネル本体の外観を良好
にすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第7図は本考案に係る車両のインストルメント
パネルの一実施例を示すもので、第1図はその断面図、
第2図はそのインストルメントパネルを示す斜視図、第
3図はエンジンフードレリーズレバーを示す斜視図、第
4図〜第6図はインストルメントパネル本体の取付部を
示し、第4図は第1図における矢印D方向の矢視図、第
5図は第1図における矢印E方向の矢視図、第6図は第
1図における矢印F方向の矢視図、第7図は第1図にお
ける矢印G方向の矢視図、第8図は従来の車両のインス
トルメントパネルの断面図である。 10……インストルメントパネル、10a……インストルメ
ントパネル本体、11……グローブボックス、12……エン
ジンフードレリーズレバー、13……取付部、14,15……
空間、16……ネジ挿通孔、17……穴、18……アシスタン
トグリップ、19……ナット、20……ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両方向にそれぞれ抜かれる型によって形成
    されるインストルメントパネル本体内に一体に取付部を
    形成し、該取付部にネジによってエンジンフードレリー
    ズレバーを固定するようにした車両のインストルメント
    パネルにおいて、 上記取付部に、上記型抜き方向の両方向にそれぞれ抜か
    れる型によって形成される空間の一部重複部によって上
    記ネジ挿通孔を形成するとともに、 上記型抜き方向のうち上記インストルメントパネル本体
    の手前側方向に抜かれる型を抜くための穴を上記インス
    トルメントパネル本体の前面に形成し、 上記インストルメントパネル本体形成後は上記穴をアシ
    スタントグリップによって覆ったことを特徴とする車両
    のインストルメントパネル。
JP12366388U 1988-09-21 1988-09-21 車両のインストルメントパネル Expired - Lifetime JPH0738006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12366388U JPH0738006Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 車両のインストルメントパネル

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JP12366388U JPH0738006Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 車両のインストルメントパネル

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Publication Number Publication Date
JPH0243737U JPH0243737U (ja) 1990-03-26
JPH0738006Y2 true JPH0738006Y2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=31372719

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JP12366388U Expired - Lifetime JPH0738006Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 車両のインストルメントパネル

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0335639Y2 (ja) * 1985-08-12 1991-07-29
JPH0442445Y2 (ja) * 1986-05-16 1992-10-07
JPS63121157U (ja) * 1987-01-31 1988-08-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0243737U (ja) 1990-03-26

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