JP2800467B2 - エアバッグモジュールの取付装置 - Google Patents
エアバッグモジュールの取付装置Info
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- JP2800467B2 JP2800467B2 JP3151939A JP15193991A JP2800467B2 JP 2800467 B2 JP2800467 B2 JP 2800467B2 JP 3151939 A JP3151939 A JP 3151939A JP 15193991 A JP15193991 A JP 15193991A JP 2800467 B2 JP2800467 B2 JP 2800467B2
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- JP
- Japan
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- airbag module
- mounting
- fastening
- opening
- instrument panel
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インストルメントパ
ネル内のグローブボックス上方に配置したエアバッグモ
ジュールの取付装置に関するものである。
ネル内のグローブボックス上方に配置したエアバッグモ
ジュールの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように、インストルメ
ントパネル内のグローブボックス上方空間に位置させた
エアバッグモジュールの取付装置が知られている。
ントパネル内のグローブボックス上方空間に位置させた
エアバッグモジュールの取付装置が知られている。
【0003】図6において、1はエアバッグ装置(エア
バッグモジュール)、2はインストルメントパネル、3
はグローブボックスである。エアバッグ装置1は、イン
ストルメントパネル2内のグローブボックス3上方の空
間8に配置されており、カウルアッパ4と、カウルアッ
パ4の下端より下方へ延設させたグローブボックス締め
付けブラケット5とに、それぞれボルト6止めされたス
テー7を介して固定されている(実開昭63−1925
7号公報参照)。
バッグモジュール)、2はインストルメントパネル、3
はグローブボックスである。エアバッグ装置1は、イン
ストルメントパネル2内のグローブボックス3上方の空
間8に配置されており、カウルアッパ4と、カウルアッ
パ4の下端より下方へ延設させたグローブボックス締め
付けブラケット5とに、それぞれボルト6止めされたス
テー7を介して固定されている(実開昭63−1925
7号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエアバッグ装置の取付構造においては、エア
バッグ装置1の装着或は離脱に際してボルト6の脱着を
行おうとしても、グローブボックス3上部空間8が狭
く、挿入した取付工具を十分に操作する作業スペースを
確保することができないことから作業性が劣ってしま
い、インストルメントパネル2を外して装着或は離脱作
業をしなければならないという問題点があった。
うな従来のエアバッグ装置の取付構造においては、エア
バッグ装置1の装着或は離脱に際してボルト6の脱着を
行おうとしても、グローブボックス3上部空間8が狭
く、挿入した取付工具を十分に操作する作業スペースを
確保することができないことから作業性が劣ってしま
い、インストルメントパネル2を外して装着或は離脱作
業をしなければならないという問題点があった。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、インストルメン
トパネルを外すことなくエアバッグモジュールの装着或
は離脱作業を可能とするエアバッグモジュールの取付装
置を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、インストルメン
トパネルを外すことなくエアバッグモジュールの装着或
は離脱作業を可能とするエアバッグモジュールの取付装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るエアバッグモジュールの取付装置
は、インストルメントパネルの下部にグローブボックス
が着脱可能に取り付けられ、前記インストルメントパネ
ル内の前記グローブボックスの上方の空間にステアリン
グメンバが配設され、前記ステアリングメンバにエアバ
ッグモジュールがマウンティングブラケットを介して締
結されたエアバッグモジュールの取付構造において、前
記グローブボックスをインストルメントパネルから取り
外したときに、後ろ斜め下方に開口し且つ前記エアバッ
グモジュールを前記空間内に挿脱可能な開口部が前記イ
ンストルメントパネルの下部に形成され、前記エアバッ
グモジュールが上下に離間した締結位置で前記マウンテ
ィングブラケットに締結手段により着脱可能に取り付け
られていると共に、前記上下に離間した締結位置は、上
下に離間して前記マウンティングブラケットに形成され
た上下の締結面にあり、 これら締結面は、それぞれ後ろ
斜め下方の前記開口部に向けられると共に、これら締結
面のうちの下側に位置する締結面は、それよりも上側に
位置する締結面の向く方向より後方に向いて形成され、
前記上下の締結位置の締結手段が後ろ斜め下方の前記開
口部に向けられ且つ前記開口部からインストルメントパ
ネル内に挿入した取付工具で操作可能に設けられている
ことを特徴とする。
め、この発明に係るエアバッグモジュールの取付装置
は、インストルメントパネルの下部にグローブボックス
が着脱可能に取り付けられ、前記インストルメントパネ
ル内の前記グローブボックスの上方の空間にステアリン
グメンバが配設され、前記ステアリングメンバにエアバ
ッグモジュールがマウンティングブラケットを介して締
結されたエアバッグモジュールの取付構造において、前
記グローブボックスをインストルメントパネルから取り
外したときに、後ろ斜め下方に開口し且つ前記エアバッ
グモジュールを前記空間内に挿脱可能な開口部が前記イ
ンストルメントパネルの下部に形成され、前記エアバッ
グモジュールが上下に離間した締結位置で前記マウンテ
ィングブラケットに締結手段により着脱可能に取り付け
られていると共に、前記上下に離間した締結位置は、上
下に離間して前記マウンティングブラケットに形成され
た上下の締結面にあり、 これら締結面は、それぞれ後ろ
斜め下方の前記開口部に向けられると共に、これら締結
面のうちの下側に位置する締結面は、それよりも上側に
位置する締結面の向く方向より後方に向いて形成され、
前記上下の締結位置の締結手段が後ろ斜め下方の前記開
口部に向けられ且つ前記開口部からインストルメントパ
ネル内に挿入した取付工具で操作可能に設けられている
ことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、この発明に係るエアバッグモジュール
の取付装置の実施例を、図面を参照しつつ説明する。
の取付装置の実施例を、図面を参照しつつ説明する。
【0008】図1〜図5において、11はインストルメ
ントパネル、11aは助手席側に位置してインストルメ
ントパネル11の下部に形成された開口部、11bは開
口部11aの上方に位置してインストルメントパネル1
1の上部に側に設けられたエアバッグリッドである。こ
のインストルメントパネル11内には、開口部11aを
介してグローブボックス12が挿脱可能に挿入されてい
る。尚、図1,図3から明らかなように、グローブボッ
クス12をインストルメントパネル11から取り外した
ときに、開口部11aは後ろ(助手席側)斜め下方に開
口している。また、インストルメントパネル11内には
グローブボックス12の上方に位置させて空間25が形
成され、空間25内にはステアリングメンバ13が配設
されている。このステアリングメンバ13とエアバッグ
リッド11bとの間にはエアバッグモジュール10が配
置されている(図3参照)。
ントパネル、11aは助手席側に位置してインストルメ
ントパネル11の下部に形成された開口部、11bは開
口部11aの上方に位置してインストルメントパネル1
1の上部に側に設けられたエアバッグリッドである。こ
のインストルメントパネル11内には、開口部11aを
介してグローブボックス12が挿脱可能に挿入されてい
る。尚、図1,図3から明らかなように、グローブボッ
クス12をインストルメントパネル11から取り外した
ときに、開口部11aは後ろ(助手席側)斜め下方に開
口している。また、インストルメントパネル11内には
グローブボックス12の上方に位置させて空間25が形
成され、空間25内にはステアリングメンバ13が配設
されている。このステアリングメンバ13とエアバッグ
リッド11bとの間にはエアバッグモジュール10が配
置されている(図3参照)。
【0009】エアバッグモジュール10は、エアバッグ
本体10aの両側面に取り付けられたブラケット14を
有している(図2参照)。このブラケット14の上下両
端には上部折曲板部19a′及び下部折曲板部19b′
が形成され、この折曲板部19a′,19b′には後述
する取付ボルト22を通す上部孔14a及び下部孔14
bが開けられている。また、エアバッグモジュール10
は、開口部11aからの出し入れができる大きさに形成
されている。
本体10aの両側面に取り付けられたブラケット14を
有している(図2参照)。このブラケット14の上下両
端には上部折曲板部19a′及び下部折曲板部19b′
が形成され、この折曲板部19a′,19b′には後述
する取付ボルト22を通す上部孔14a及び下部孔14
bが開けられている。また、エアバッグモジュール10
は、開口部11aからの出し入れができる大きさに形成
されている。
【0010】グローブボックス12は、前面開口が開閉
自在なリッド12aにより塞がれており、ヒンジプレー
ト15を介してアンダーカバー16に装着されている。
ヒンジプレート15は、上端がグローブボックス12の
下端にビスB止めされており、下端が鉄板クリップ17
を介してアンダーカバー16に取り付けられてレインフ
ォース18にビスB止めされている(図3,4参照)。
自在なリッド12aにより塞がれており、ヒンジプレー
ト15を介してアンダーカバー16に装着されている。
ヒンジプレート15は、上端がグローブボックス12の
下端にビスB止めされており、下端が鉄板クリップ17
を介してアンダーカバー16に取り付けられてレインフ
ォース18にビスB止めされている(図3,4参照)。
【0011】また、ヒンジプレート15は回動部15a
を有しており、回動部15aには、リッド12aの下端
部がビスB止めされている。なお、リッド12aはリッ
ドインナー12bと、リッドアウター芯材12cと、表
皮12dとよりなる(図5参照)。
を有しており、回動部15aには、リッド12aの下端
部がビスB止めされている。なお、リッド12aはリッ
ドインナー12bと、リッドアウター芯材12cと、表
皮12dとよりなる(図5参照)。
【0012】ステアリングメンバ13の開口部11aに
臨む位置には、エアバッグモジュール10の横幅分離間
させて二箇所にマウンテングブラケット19,(他方図
示せず)が取り付けられている。この各マウンテングブ
ラケット19,(他方図示せず)は、ステアリングメン
バ13の上部に基部が取り付けられた上部マウンテング
ブラケット19aと、ステアリングメンバ13の下部に
基部が取り付けられた下部マウンテングブラケット19
bの一対からなる。この両マウンテングブラケット19
a,19bの先端部には後ろ斜め下方の開口部11aに
対して板面(締結面)を向けた取付板部19a′,19
b′がそれぞれ形成され、この各取付板部19a′,1
9b′には取付ボルト(締結手段)22,22をそれぞ
れ挿通する孔20a,20bが2つの締結位置として開
けられている。尚、取付板部19b′の板面(締結面)
の向きは、取付板部19b′の板面(締結面)の向きよ
り後方に向けられている。しかも、両マウンテングブラ
ケット19a,19bの先端部上面側には、孔20a,
20bに対応してそれぞれナット21a,21bが固着
されている。この両孔20a,20bは、後ろ斜め下方
の開口部11aに向けて形成されている。また、両マウ
ンテングブラケット19a,19bの取付板部19
a′,19b′の下面にはブラケット14の折曲板部1
4a′,14b′が当接させられている。この折曲板部
14a′,14b′は、上部孔14a及び下部孔14b
を貫通する取付ボルト22,22を取付板部19a′,
19b′のナット21a,21bに螺着することによ
り、マウンティングブラケット19の上下に離間した2
つの取付板部19a′,19b′に締付固定(締結)さ
れている。この締結手段としての取付ボルト22,22
は、開口部11aからの取付操作によりそれぞれナット
21a,21bに固着される。
臨む位置には、エアバッグモジュール10の横幅分離間
させて二箇所にマウンテングブラケット19,(他方図
示せず)が取り付けられている。この各マウンテングブ
ラケット19,(他方図示せず)は、ステアリングメン
バ13の上部に基部が取り付けられた上部マウンテング
ブラケット19aと、ステアリングメンバ13の下部に
基部が取り付けられた下部マウンテングブラケット19
bの一対からなる。この両マウンテングブラケット19
a,19bの先端部には後ろ斜め下方の開口部11aに
対して板面(締結面)を向けた取付板部19a′,19
b′がそれぞれ形成され、この各取付板部19a′,1
9b′には取付ボルト(締結手段)22,22をそれぞ
れ挿通する孔20a,20bが2つの締結位置として開
けられている。尚、取付板部19b′の板面(締結面)
の向きは、取付板部19b′の板面(締結面)の向きよ
り後方に向けられている。しかも、両マウンテングブラ
ケット19a,19bの先端部上面側には、孔20a,
20bに対応してそれぞれナット21a,21bが固着
されている。この両孔20a,20bは、後ろ斜め下方
の開口部11aに向けて形成されている。また、両マウ
ンテングブラケット19a,19bの取付板部19
a′,19b′の下面にはブラケット14の折曲板部1
4a′,14b′が当接させられている。この折曲板部
14a′,14b′は、上部孔14a及び下部孔14b
を貫通する取付ボルト22,22を取付板部19a′,
19b′のナット21a,21bに螺着することによ
り、マウンティングブラケット19の上下に離間した2
つの取付板部19a′,19b′に締付固定(締結)さ
れている。この締結手段としての取付ボルト22,22
は、開口部11aからの取付操作によりそれぞれナット
21a,21bに固着される。
【0013】つまり、両マウンテングブラケット19
a,19bの取付板部19a′,19b′は後ろ斜め下
方の開口部11aに対して向けられていると共に、この
取付板部19a′,19b′にグローブボックス12の
側部のブラケット14を固定している上下の2つの取付
ボルト(締結手段)22,22が後ろ斜め下方の開口部
11aに対して向けられている。従って、図1のごと
く、グローブボックス12をインストルメントパネル1
1から取り外して、開口部11aから取付工具23を図
1のごとくインストルメントパネル11内の上部に向け
て挿入し、この取付工具23を取付ボルト22,22に
係合させることにより、取付ボルト22,22を容易に
操作ができる様になっている。
a,19bの取付板部19a′,19b′は後ろ斜め下
方の開口部11aに対して向けられていると共に、この
取付板部19a′,19b′にグローブボックス12の
側部のブラケット14を固定している上下の2つの取付
ボルト(締結手段)22,22が後ろ斜め下方の開口部
11aに対して向けられている。従って、図1のごと
く、グローブボックス12をインストルメントパネル1
1から取り外して、開口部11aから取付工具23を図
1のごとくインストルメントパネル11内の上部に向け
て挿入し、この取付工具23を取付ボルト22,22に
係合させることにより、取付ボルト22,22を容易に
操作ができる様になっている。
【0014】次に、上記構成を有するエアバッグモジュ
ールの取付装置の作用を説明する。
ールの取付装置の作用を説明する。
【0015】先ず、インストルメントパネル11からグ
ローブボックス12を外し、開口部11aを露出させた
後、エアバッグモジュール10を開口部11aから挿入
して、インストルメントパネル11内のグローブボック
ス12上方の空間にエアバッグモジュール10を位置さ
せる(図2参照)。
ローブボックス12を外し、開口部11aを露出させた
後、エアバッグモジュール10を開口部11aから挿入
して、インストルメントパネル11内のグローブボック
ス12上方の空間にエアバッグモジュール10を位置さ
せる(図2参照)。
【0016】そして、先端に取付ボルト22を保持させ
た取付工具23を開口部11aから挿入し、取付ボルト
22を上部孔14a及び孔20aを貫通させてナット2
1aに取り付け、ブラケット14の一端をマウンテング
ブラケット19aに固着すると共に、他の取付ボルト2
2を下部孔14b及び孔20bを貫通させてナット21
bに取り付け、ブラケット14の他端をマウンテングブ
ラケット19bに固着し、一側面のブラケット14をマ
ウンテングブラケット19に取り付ける。同様に、他側
面のブラケット14を他方のマウンテングブラケット
(図示せず)に取り付けることにより、エアバッグモジ
ュール10をインストルメントパネル11内に装着する
ことができる(図1参照)。
た取付工具23を開口部11aから挿入し、取付ボルト
22を上部孔14a及び孔20aを貫通させてナット2
1aに取り付け、ブラケット14の一端をマウンテング
ブラケット19aに固着すると共に、他の取付ボルト2
2を下部孔14b及び孔20bを貫通させてナット21
bに取り付け、ブラケット14の他端をマウンテングブ
ラケット19bに固着し、一側面のブラケット14をマ
ウンテングブラケット19に取り付ける。同様に、他側
面のブラケット14を他方のマウンテングブラケット
(図示せず)に取り付けることにより、エアバッグモジ
ュール10をインストルメントパネル11内に装着する
ことができる(図1参照)。
【0017】一方、取付工具23を開口部11aから挿
入して、各取付ボルト22をナット21a及びナット2
1bから取り外し、各ブラケット14と各マウンテング
ブラケット19(他方図示せず)との接合を解いた後、
エアバッグモジュール10を開口部11aから引き出す
ことにより、エアバッグモジュール10をインストルメ
ントパネル11内から離脱させることができる(図1に
破線で示す)。
入して、各取付ボルト22をナット21a及びナット2
1bから取り外し、各ブラケット14と各マウンテング
ブラケット19(他方図示せず)との接合を解いた後、
エアバッグモジュール10を開口部11aから引き出す
ことにより、エアバッグモジュール10をインストルメ
ントパネル11内から離脱させることができる(図1に
破線で示す)。
【0018】このように、開口部11aから挿入した取
付工具23を操作して、取付ボルト22の脱着を行うこ
とができることから、インストルメントパネル11を外
すことなくエアバックモジュール10の装着或は離脱を
行うことができる。
付工具23を操作して、取付ボルト22の脱着を行うこ
とができることから、インストルメントパネル11を外
すことなくエアバックモジュール10の装着或は離脱を
行うことができる。
【0019】
【発明の効果】この発明に係るエアバッグモジュールの
取付装置は、インストルメントパネルの下部にグローブ
ボックスが着脱可能に取り付けられ、前記インストルメ
ントパネル内の前記グローブボックスの上方の空間にス
テアリングメンバが配設され、前記ステアリングメンバ
にエアバッグモジュールがマウンティングブラケットを
介して締結されたエアバッグモジュールの取付構造にお
いて、前記グローブボックスをインストルメントパネル
から取り外したときに、後ろ斜め下方に開口し且つ前記
エアバッグモジュールを前記空間内に挿脱可能な開口部
が前記インストルメントパネルの下部に形成され、前記
エアバッグモジュールが上下に離間した締結位置で前記
マウンティングブラケットに締結手段により着脱可能に
取り付けられていると共に、前記上下に離間した締結位
置は、上下に離間して前記マウンティングブラケットに
形成された上下の締結面にあり、これら締結面は、それ
ぞれ後ろ斜め下方の前記開口部に向けられると共に、こ
れら締結面のうちの下側に位置する締結面は、それより
も上側に位置する締結面の向く方向より後方に向いて形
成され、前記上下の締結位置の締結手段が後ろ斜め下方
の前記開口部に向けられ且つ前記開口部からインストル
メントパネル内に挿入した取付工具で操作可能に設けら
れている構成としたので、インストルメントパネルを外
すことなくエアバッグモジュールの装着或は離脱作業を
することができる。また、エアバッグモジュールは、ス
テアリングメンバに離間した上下の位置で締結されるの
で、強固に取り付けられる。更に、これら締結位置は、
下方から直接操作可能な(邪魔するものがない状態)位
置に設定され、しかも両締結位置は、後ろ斜め下方の開
口部に対して向いているので、取付時の作業姿勢がより
楽になると共に、たとえ上側の締結位置に届く長さの締
結工具を下側の締結位置の作業に使っても、図示しない
フロア等につっかえることがない。
取付装置は、インストルメントパネルの下部にグローブ
ボックスが着脱可能に取り付けられ、前記インストルメ
ントパネル内の前記グローブボックスの上方の空間にス
テアリングメンバが配設され、前記ステアリングメンバ
にエアバッグモジュールがマウンティングブラケットを
介して締結されたエアバッグモジュールの取付構造にお
いて、前記グローブボックスをインストルメントパネル
から取り外したときに、後ろ斜め下方に開口し且つ前記
エアバッグモジュールを前記空間内に挿脱可能な開口部
が前記インストルメントパネルの下部に形成され、前記
エアバッグモジュールが上下に離間した締結位置で前記
マウンティングブラケットに締結手段により着脱可能に
取り付けられていると共に、前記上下に離間した締結位
置は、上下に離間して前記マウンティングブラケットに
形成された上下の締結面にあり、これら締結面は、それ
ぞれ後ろ斜め下方の前記開口部に向けられると共に、こ
れら締結面のうちの下側に位置する締結面は、それより
も上側に位置する締結面の向く方向より後方に向いて形
成され、前記上下の締結位置の締結手段が後ろ斜め下方
の前記開口部に向けられ且つ前記開口部からインストル
メントパネル内に挿入した取付工具で操作可能に設けら
れている構成としたので、インストルメントパネルを外
すことなくエアバッグモジュールの装着或は離脱作業を
することができる。また、エアバッグモジュールは、ス
テアリングメンバに離間した上下の位置で締結されるの
で、強固に取り付けられる。更に、これら締結位置は、
下方から直接操作可能な(邪魔するものがない状態)位
置に設定され、しかも両締結位置は、後ろ斜め下方の開
口部に対して向いているので、取付時の作業姿勢がより
楽になると共に、たとえ上側の締結位置に届く長さの締
結工具を下側の締結位置の作業に使っても、図示しない
フロア等につっかえることがない。
【図1】この発明に係るエアバッグモジュールの取付装
置を示す断面説明図である。
置を示す断面説明図である。
【図2】ブラケットとマウンテングブラケットの接合状
態を示す斜視説明図である。
態を示す斜視説明図である。
【図3】エアバッグモジュールの配置状態を示す断面説
明図である。
明図である。
【図4】グローブボックスの装着状態を示す断面説明図
である。
である。
【図5】リッドの装着状態を示す断面説明図である。
【図6】従来のエアバッグモジュールの装着状態を示す
断面説明図である。
断面説明図である。
10 エアバッグモジュール 11 インストルメントパネル 11a 開口部 12 グローブボックス 13 ステアリングメンバ 19 マウンテングブラケット 22 取付ボルト(締結手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/16 - 21/32
Claims (1)
- 【請求項1】インストルメントパネルの下部にグローブ
ボックスが着脱可能に取り付けられ、前記インストルメ
ントパネル内の前記グローブボックスの上方の空間にス
テアリングメンバが配設され、前記ステアリングメンバ
にエアバッグモジュールがマウンティングブラケットを
介して締結されたエアバッグモジュールの取付構造にお
いて、前記グローブボックスをインストルメントパネル
から取り外したときに、後ろ斜め下方に開口し且つ前記
エアバッグモジュールを前記空間内に挿脱可能な開口部
が前記インストルメントパネルの下部に形成され、前記
エアバッグモジュールが上下に離間した締結位置で前記
マウンティングブラケットに締結手段により着脱可能に
取り付けられていると共に、 前記上下に離間した締結位置は、上下に離間して前記マ
ウンティングブラケットに形成された上下の締結面にあ
り、 これら締結面は、それぞれ後ろ斜め下方の前記開口部に
向けられると共に、これら締結面のうちの下側に位置す
る締結面は、それよりも上側に位置する締結面の向く方
向より後方に向いて形成され、 前記上下の締結位置の締結手段が後ろ斜め下方の前記開
口部に向けられ且つ前記開口部からインストルメントパ
ネル内に挿入した取付工具で操作可能に設けられている
こと を特徴とするエアバッグモジュールの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151939A JP2800467B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | エアバッグモジュールの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151939A JP2800467B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | エアバッグモジュールの取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05647A JPH05647A (ja) | 1993-01-08 |
JP2800467B2 true JP2800467B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=15529513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3151939A Expired - Lifetime JP2800467B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | エアバッグモジュールの取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2800467B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3098358B2 (ja) * | 1992-11-27 | 2000-10-16 | 三菱電機株式会社 | 位置検出素子、その位置検出素子を用いた位置検出方法、および光学式ロータリーエンコーダ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02303950A (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-17 | Nissan Motor Co Ltd | 乗員拘束エアバッグモジュール取付構造 |
JPH02147356U (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-14 | ||
JPH0790744B2 (ja) * | 1989-05-19 | 1995-10-04 | 本田技研工業株式会社 | 乗員保護用エアバッグ装置 |
JP3124971U (ja) * | 2006-03-20 | 2006-09-07 | 征一郎 宮田 | 洋式腰掛便器 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3151939A patent/JP2800467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05647A (ja) | 1993-01-08 |
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