JP2586546Y2 - グローブボックス - Google Patents

グローブボックス

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JP2586546Y2
JP2586546Y2 JP5664292U JP5664292U JP2586546Y2 JP 2586546 Y2 JP2586546 Y2 JP 2586546Y2 JP 5664292 U JP5664292 U JP 5664292U JP 5664292 U JP5664292 U JP 5664292U JP 2586546 Y2 JP2586546 Y2 JP 2586546Y2
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JP
Japan
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panel
glove box
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long
cover body
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肇 望月
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車両用の主としてバケ
ットタイプのグローブボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6〜図10は従来技術を示す。そのう
ち図6は組立全体斜視図、図7はグローブボックスの正
面図、図8はグローブボックスの斜視図、図9は要部の
断面図、図10はグローブボックスの側面図である。
【0003】図において、1はバケットタイプのグロー
ブボックス本体で、インストルメントパネル2のアシス
ト側に格納され、図10に示す支軸3を中心として手前
側に回動できるように支持されている。図9において、
4はこのグローブボックス本体1を格納するカバー体で
ある。グローブボックス本体1は、後壁および両側壁か
らなるインナーボックス1aに対し、グローブボックス
の前面に位置するアウターパネル1bを図示されないネ
ジを用いて組付けすることにより構成されている。
【0004】グローブボックス本体1は、予め支軸3を
カバー体4の両側に釉支した状態にあるので、インスル
メントの取付パネル5に対し、上記カバー体4の下端ブ
ラケット6をネジ7を用いて止着するにあたり、アウタ
ーパネル1bの下端が邪魔になるので、図9に示す如く
ネジ7を止着するドライバーを通過させるためのアーチ
状の切欠孔8がアウターパネル1bの下端に形成してあ
る。なお、1cはグローブボックス本体1のカバー体4
に対する格納時のストッパーである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来のグローブボック
スは以上のように構成されているので、図6に示すよう
に室内側から見てグローブボックスのアウターパネル1
bの下端側にアーチ状の切欠部8が形成され、異和感が
あり見栄えが悪いばかりでなく、アシスト側乗員のスト
ッキングを引掛けて破損させる危険がある。
【0006】この考案は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、グローブボックス本体をカバー
体の両側に軸支した状態で、上記カバー体の下端ブラケ
ットをインストルメントパネルの取付パネルにネジ止め
するために従来必要とされたアーチ状の切欠孔を除去す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案にかかるグローブボックスは、カバー体の
側壁に、該カバー体に格納するグローブボックス本体
を、その下端部に設けた支軸を介して前記カバー体に対
して手前側に回動できるように軸支し、かつ上記グロー
ブボックス本体の前面に位置するアウターパネルの下端
に薄肉ヒンジを介して手前へ回動可能な長尺パネルを設
け、収納物を保持するインナーボックスの下端に上記長
尺パネルの裏面に沿って保持枠を連設し、この保持枠下
端に上記長尺パネルの下端後方に突設した係止爪を係着
し、上記カバー体の下端ブラケットをインストルメント
パネルの取付パネルに対し重ね合せ、上記長尺パネルを
手前へ回動した状態で上記カバー体の下端ブラケットを
上記インストルメントパネルにネジ止めして構成してい
る。
【0008】
【作用】この考案におけるグローブボックスは、グロー
ブボックスを格納するカバー体の下端ブラケットをイン
ストルメントパネルの取付パネルに対し重ね合せ、長尺
パネルを薄肉ヒンジを介して手前へ回動させることによ
り、ドライバーの操作空間をつくり、ネジ止めした後上
記長尺パネルを元に戻し、再び係止爪を保持枠下端に係
着させる。
【0009】
【実施例】(実施例1) 以下、この考案の一実施例を図1〜図5について説明す
る。従来技術と同一部分については同一符号を付し説明
を省略する。グローブボックス本体1の前面に位置する
アウターパネル1bの下端に薄肉ヒンジ9を介して長尺
パネル10が回動自在に設けられている。この薄肉ヒン
ジ9は前面の表面側は平滑であり、後面の裏側において
肉厚が変化するように形成されている。
【0010】上記長尺パネル10の下端には図2および
図4に示すように複数個の係止爪11が後方に突設され
ている。インナーボックス1aの下端には、上記長尺パ
ネル10の裏面に沿って保持枠12が連設されている。
この保持枠12には上記長尺パネル10が元の位置に回
動復帰した際に上記係止爪11が係着される。この保持
枠12には、先行技術と同様にカバー体4のブラケット
6をインストルメントパネルの取付パネル5に重ね合せ
ネジ止めする際に邪魔にならないようアーチ状の切欠部
13が形成されている。
【0011】上記のように構成されたグローブボックス
の組付けにあたっては、予めグローブボックス本体1を
カバー体4の側壁に軸支させ、収納を行った後に長尺パ
ネル10の係止爪11を保持枠12より外し、長尺パネ
ル10を薄肉ヒンジ9を中心として手前側に回動させる
と、アーチ状の切欠部13よりドライバーを挿通するこ
とができるので、取付パネル5のネジ孔とブラケット6
のネジ孔を重ね合せ、ネジ7を螺着することができる。
取着終了後手前側に回動した長尺パネル10を再び元の
位置に戻し、係止爪11を保持枠12に係着させる。
【0012】(実施例2) また、上記実施例では、後壁および両側壁からなるイン
ナーボックス1aに対し、前面に位置するアウターパネ
ル1bを組付けることによりグローブボックス本体を構
成したが、後壁、前壁および両側壁をすべてインナーボ
ックスにより構成し、その前面にアウターパネル1bを
組み付けてもよく、またネジ止めするにあたり、ボルト
ナットを用いてもよい。
【0013】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、カバ
ー体の側壁に、該カバー体に格納するグローブボックス
本体を、その下端部に設けた支軸を介して前記カバー体
に対して手前側に回動できるように軸支し、かつ上記
ローブボックス本体の前面に位置するアウターパネルの
下端に薄肉ヒンジを介して手前へ回動可能な長尺パネル
を設け、収納物を保持するインナーボックスの下端に上
記長尺パネルの裏面に沿って保持枠を連設し、この保持
枠下端に上記長尺パネルの下端後方に突設した係止爪を
係着し、上記カバー体の下端ブラケットをインストルメ
ントパネルの取付パネルに対し重ね合せ、上記長尺パネ
ルを手前へ回動した状態で上記カバー体の下端ブラケッ
トを上記インストルメントパネルにネジ止めするように
構成したので、薄肉ヒンジを中心として長尺パネルを手
前に回動させることにより、インストルメントパネルの
取付パネルに対しカバー体のブラケットを重ね合せネジ
止めすることができる。このため、アウターパネルの下
端にドライバー挿通用の切欠部を設けなくてよいため、
外観を損わないばかりでなく、アシスト側乗員のストッ
キングを引掛けて破損したりするおそれもない等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるグローブボックスの
組立全体斜視図である。
【図2】同グローブボックスの正面図である。
【図3】同グローブボックスの斜視図である。
【図4】図2のSC−SC線における要部の拡大断面図
である。
【図5】図2のSA−SA線における要部の拡大断面図
である。
【図6】従来技術によるグローブボックスの組立全体斜
視図である。
【図7】同グローブボックスの正面図である。
【図8】同グローブボックスの斜視図である。
【図9】図7のSB−SB線における要部の拡大断面図
である。
【図10】同グローブボックス本体の側面図である。
【符号の説明】
1 グローブボックス本体 1a インナーパネル 1b アウターパネル 2 インストルメントパネル3 支軸 4 カバー体 5 取付パネル 6 ブラケット 7 ネジ 9 薄肉ヒンジ 10 長尺パネル 11 係止爪 12 保持枠

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー体の側壁に、該カバー体に格納す
    るグローブボックス本体を、その下端部に設けた支軸を
    介して前記カバー体に対して手前側に回動できるように
    軸支し、かつ上記グローブボックス本体の前面に位置す
    るアウターパネルの下端に薄肉ヒンジを介して手前へ回
    動可能な長尺パネルを設け、収納物を保持するインナー
    ボックスの下端に上記長尺パネルの裏面に沿って保持枠
    を連設し、この保持枠下端に上記長尺パネルの下端後方
    に突設した係止爪を係着し、上記カバー体の下端ブラケ
    ットをインストルメントパネルの取付パネルに対し重ね
    合せ、上記長尺パネルを手前へ回動した状態で上記カバ
    ー体の下端ブラケットを上記インストルメントパネルに
    ネジ止めすることを特徴とするグローブボックス。
JP5664292U 1992-07-21 1992-07-21 グローブボックス Expired - Fee Related JP2586546Y2 (ja)

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