JP2565455Y2 - 自動車 - Google Patents
自動車Info
- Publication number
- JP2565455Y2 JP2565455Y2 JP1991081058U JP8105891U JP2565455Y2 JP 2565455 Y2 JP2565455 Y2 JP 2565455Y2 JP 1991081058 U JP1991081058 U JP 1991081058U JP 8105891 U JP8105891 U JP 8105891U JP 2565455 Y2 JP2565455 Y2 JP 2565455Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front bumper
- bumper
- brackets
- lid
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車体前面に取外し可能
なフロントロアリッドを備えた自動車に関する。
なフロントロアリッドを備えた自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】図6のワンボックスカーでは、フロント
バンパー1の上方にフロントロアリッド2が配置してあ
り、ラジエターやウィンドウォッシャータンクへの水の
補充はこのリッド2を取外して行なうようになってい
る。図5に、このような自動車で使用するフロントバン
パーの一例を示す。このバンパー1は樹脂を成形してな
るもので、その上縁にはブラケット3が間隔を置いて4
個延設してある。そして、これらのブラケット3をフロ
ントパネル4に固設したブラケット5にスクリュー6で
固定するとともに、フロントバンパー1の下縁の適数個
所をスクリュー7でロアメンバー8に固定することで、
フロントバンパー1を車体に組付けてある(図3と図4
参照)。すなわち、フロントバンパー1はフロントロア
リッド2と間隔を置いて配置してあり、その間の隙間に
手を入れてフロントロアリッド2の取外しを行なうよう
になっている。
バンパー1の上方にフロントロアリッド2が配置してあ
り、ラジエターやウィンドウォッシャータンクへの水の
補充はこのリッド2を取外して行なうようになってい
る。図5に、このような自動車で使用するフロントバン
パーの一例を示す。このバンパー1は樹脂を成形してな
るもので、その上縁にはブラケット3が間隔を置いて4
個延設してある。そして、これらのブラケット3をフロ
ントパネル4に固設したブラケット5にスクリュー6で
固定するとともに、フロントバンパー1の下縁の適数個
所をスクリュー7でロアメンバー8に固定することで、
フロントバンパー1を車体に組付けてある(図3と図4
参照)。すなわち、フロントバンパー1はフロントロア
リッド2と間隔を置いて配置してあり、その間の隙間に
手を入れてフロントロアリッド2の取外しを行なうよう
になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような構
造にすると、フロントバンパー1とフロントロアリッド
2の間の隙間からフロントパネル4が見え、外観上好ま
しくないという問題が生じる。
造にすると、フロントバンパー1とフロントロアリッド
2の間の隙間からフロントパネル4が見え、外観上好ま
しくないという問題が生じる。
【0004】また、フロントバンパー1は剛性が必ずし
も十分ではなく、その上縁が、図5に点線で示すように
成形時や塗装時に変形し易いという欠点もある。
も十分ではなく、その上縁が、図5に点線で示すように
成形時や塗装時に変形し易いという欠点もある。
【0005】本考案は、このような事情に鑑み、フロン
トバンパーとフロントロアリッドの間の隙間から車体の
奥の方が見えにくくするとともに、フロントバンパーの
変形を防止することを目的とする。
トバンパーとフロントロアリッドの間の隙間から車体の
奥の方が見えにくくするとともに、フロントバンパーの
変形を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、フロントバンパーの上方に取外し可能
なフロントロアリッドを配置してなる自動車において、
上記フロントバンパーの上縁に複数のブラケットを所定
間隔をおいて設け、上記フロントバンパーの略中央部に
位置する隣合うブラケット間を除いて、他の隣合うブラ
ケット間を連結するリブを設け、上記フロントバンパー
を取付けた際、上記リブの先端を上記フロントロアリッ
ドの内側でかつ上記リッドの下端よりも上方に位置させ
た構成としている。
達成するために、フロントバンパーの上方に取外し可能
なフロントロアリッドを配置してなる自動車において、
上記フロントバンパーの上縁に複数のブラケットを所定
間隔をおいて設け、上記フロントバンパーの略中央部に
位置する隣合うブラケット間を除いて、他の隣合うブラ
ケット間を連結するリブを設け、上記フロントバンパー
を取付けた際、上記リブの先端を上記フロントロアリッ
ドの内側でかつ上記リッドの下端よりも上方に位置させ
た構成としている。
【0007】
【実施例】本実施例では、図1と図2に示すようにフロ
ントバンパー1の上縁にリブ10を2本延設して2つの
ブラケット3の間を連結するとともに、これらリブ10
の先端10aをフロントロアリッド2の内側でこのリッ
ド2の下端2aよりも上方に配置してある。フロントバ
ンパー1の取付構造は図3と図4の従来例と同様なの
で、同一の部材には同一の符号を符し説明を省略する。
ントバンパー1の上縁にリブ10を2本延設して2つの
ブラケット3の間を連結するとともに、これらリブ10
の先端10aをフロントロアリッド2の内側でこのリッ
ド2の下端2aよりも上方に配置してある。フロントバ
ンパー1の取付構造は図3と図4の従来例と同様なの
で、同一の部材には同一の符号を符し説明を省略する。
【0008】本実施例はこのように構成してあるので、
フロントバンパー1とフロントロアリッド2の間の隙間
はフロントバンパー1のリブ10によってかなりの部分
塞がれ、車体の奥の方が見えにくくなる。なお、フロン
トロアリッド2の取外しは、リブ10の設けられていな
い中央部の隙間(図4の位置)から手を入れて行えばよ
い。
フロントバンパー1とフロントロアリッド2の間の隙間
はフロントバンパー1のリブ10によってかなりの部分
塞がれ、車体の奥の方が見えにくくなる。なお、フロン
トロアリッド2の取外しは、リブ10の設けられていな
い中央部の隙間(図4の位置)から手を入れて行えばよ
い。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る自動
車によれば、フロントバンパーの上方に取外し可能なフ
ロントロアリッドを配置してなる自動車において、上記
フロントバンパーの上縁に複数のブラケットを所定間隔
をおいて設け、上記フロントバンパーの略中央部に位置
する隣合うブラケット間を除いて、他の隣合うブラケッ
ト間を連結するリブを設け、上記フロントバンパーを取
付けた際、上記リブの先端を上記フロントロアリッドの
内側でかつ上記リッドの下端よりも上方に位置させた構
成としているので、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、本考案では、上記リブによってフロンド
バンパーとフロントロアリッドの間の隙間を覆うことが
できるので、車体内部のパネル等の部品が見えなくな
り、外観が向上する。しかも、上記リブによって上記フ
ロントバンパーの上縁の剛性が高められて、この部分に
変形が生じなくなる。また、上記フロントバンパーの略
中央部の上記ブラケット間の隙間から手を入れてフロン
トリッドの取外しを行うことができるので、ラジエター
やウィンドウォッシャータンクへの水の補充やメンテナ
ンス等を容易にかつ迅速に行うことができる。
車によれば、フロントバンパーの上方に取外し可能なフ
ロントロアリッドを配置してなる自動車において、上記
フロントバンパーの上縁に複数のブラケットを所定間隔
をおいて設け、上記フロントバンパーの略中央部に位置
する隣合うブラケット間を除いて、他の隣合うブラケッ
ト間を連結するリブを設け、上記フロントバンパーを取
付けた際、上記リブの先端を上記フロントロアリッドの
内側でかつ上記リッドの下端よりも上方に位置させた構
成としているので、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、本考案では、上記リブによってフロンド
バンパーとフロントロアリッドの間の隙間を覆うことが
できるので、車体内部のパネル等の部品が見えなくな
り、外観が向上する。しかも、上記リブによって上記フ
ロントバンパーの上縁の剛性が高められて、この部分に
変形が生じなくなる。また、上記フロントバンパーの略
中央部の上記ブラケット間の隙間から手を入れてフロン
トリッドの取外しを行うことができるので、ラジエター
やウィンドウォッシャータンクへの水の補充やメンテナ
ンス等を容易にかつ迅速に行うことができる。
【図1】本考案に係る自動車のフロントバンパーの配置
を示す図で、図2に示したA−A線による断面図であ
る。
を示す図で、図2に示したA−A線による断面図であ
る。
【図2】図1のフロントバンパーの正面図である。
【図3】同バンパーの取付構造を示す図で、図5に示し
たB−B線による断面図である。
たB−B線による断面図である。
【図4】同バンパーの取付構造を示す図で、図5に示し
たC−C線による断面図である。
たC−C線による断面図である。
【図5】従来のフロントバンパーの正面図である。
【図6】ワンボックスカーの斜視図である。
1 フロントバンパー 2 フロントロアリッド 3 ブラケット 4 フロントパネル 5 ブラケット 6,7 スクリュー 8 ロアメンバー 10 リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 フロントバンパーの上方に取外し可能な
フロントロアリッドを配置してなる自動車において、 上記フロントバンパーの上縁に複数のブラケットを所定
間隔をおいて設け、 上記フロントバンパーの略中央部に位置する隣合うブラ
ケット間を除いて、他の隣合うブラケット間を連結する
リブを設け、 上記フロントバンパーを取付けた際、上記リブの先端を
上記フロントロアリッドの内側でかつ上記リッドの下端
よりも上方に位置させたことを特徴とする自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991081058U JP2565455Y2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991081058U JP2565455Y2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 自動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522217U JPH0522217U (ja) | 1993-03-23 |
JP2565455Y2 true JP2565455Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=13735808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991081058U Expired - Lifetime JP2565455Y2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565455Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01147771U (ja) * | 1988-03-28 | 1989-10-12 |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP1991081058U patent/JP2565455Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0522217U (ja) | 1993-03-23 |
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