JP2564811Y2 - 自動車のダッシュパネルの構造 - Google Patents

自動車のダッシュパネルの構造

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JP2564811Y2
JP2564811Y2 JP1992067145U JP6714592U JP2564811Y2 JP 2564811 Y2 JP2564811 Y2 JP 2564811Y2 JP 1992067145 U JP1992067145 U JP 1992067145U JP 6714592 U JP6714592 U JP 6714592U JP 2564811 Y2 JP2564811 Y2 JP 2564811Y2
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嘉男 尾島
仁 出田
衛 穂積
成次郎 鯉江
康司 飯森
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Toyota Industries Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00514Details of air conditioning housings
    • B60H1/00535Mounting or fastening of the housing to the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00207Combined heating, ventilating, or cooling devices characterised by the position of the HVAC devices with respect to the passenger compartment
    • B60H2001/00214Devices in front of the passenger compartment

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は,自動車のダッシュパネ
ル,特に空調ユニット等の組付部品の組付作業性,及び
振動抑制効果に優れたダッシュパネルの構造に関する。
【0002】
【従来技術】図7に示すごとく,自動車9においては,
エンジンルーム901と室内902との間に平板状の垂
直なダッシュパネル93を配設している。また,ダッシ
ュパネル93の上方とフロントガラス91との間には,
カウルボックス92が配設されている。該カウルボック
ス92は,その左右両端が,フロントピラーに溶接固定
されている。また,該カウルボックス92は,カウルア
ウタパネル921と,カウルボックス92の室内側の正
面及び底面を形成するカウルインナパネル922とによ
り構成されている。
【0003】上記カウルインナパネル922の下方に
は,空調ユニット等の組付部品8が配置されている。該
組付部品8は,ケース80内に空調機器等の各種機器を
内蔵している。そして,組付部品8は,そのケース80
の上方をボルト81により上記カウルインナパネル92
2に,溶接等の方法により固定されたブラケット925
を介して固定され,下方をボルト82によりダッシュパ
ネル93に固定されている。
【0004】ダッシュパネル93の下部には,ダッシュ
ロアパネル941,ステアリングギヤボックスサポート
メンバ942が溶接され,またダッシュロアパネル94
1にはフロントフロア943が溶接されている。そし
て,上記従来のダッシュパネル93においては,自動車
自体及びエンジンルーム側からの振動,騒音に対処する
ため上記のごとく,その表面に振動抑制のためのアスフ
ァルトシート99を貼付している。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のダ
ッシュパネル93においては,アスファルトシート99
の貼着により,車両の重量が増加する。また,アスファ
ルトシート99を必要とすると共に,その貼着作業を要
し,コスト及び作業性が悪い。更に,空調ユニット等の
組付部品8は,上記のごとく,カウルボックス92及び
ダッシュパネル93に対して,吊り下げた状態で取付け
てある。そのため,組付部品8のケース80には高い剛
性が要求されるため重量,コストが高くなる。
【0006】また,組付部品8は,ダッシュパネル93
に対して懸吊状態で組付けると共にその組付作業を狭い
室内側から行う必要があり(図7の矢印),組付作業性
が悪い。本考案はかかる従来の問題点に鑑み,ダッシュ
パネルの振動抑制効果,組付部品の組付作業性に優れ,
かつ組付部品ケースの軽量化を図ることができる,自動
車のダッシュパネルの構造を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題の解決手段】本考案は,自動車のエンジンルーム
と室内との間に設けたダッシュパネルにおいて,該ダッ
シュパネルは,エンジンルーム側に開放された状態で
口した断面略コ字状の開口部を有してなり,かつ該ダッ
シュパネルの開口部にはその底板の上に空調ユニットな
どの組付部品が載置され,かつ該組付部品は上記底板に
対して固定されていることを特徴とする自動車のダッシ
ュパネルの構造に関する。
【0008】本考案におけるダッシュパネルは,断面略
コ字状の開口部を有する。該開口部はエンジンルーム側
に開口している。また,該開口部の底板上には組付部品
を載置固定する。該組付部品としては,空調ユニット等
の比較的重い装置がある。
【0009】上記組付部品を底板に載置固定するに当た
っては,図3に示すごとく,底板の中央付近においても
底板と組付部品とをボルト等の固定部材により固定する
ことが好ましい。また,図6に示すごとく,底板と組付
部品,ダッシュパネルの縦壁と組付部品との間に制振ゴ
ム等の制振部材381,382を介設することが好まし
い。このように,ダッシュパネルと組付部品との間に,
ダッシュパネルの底板或いは縦壁を拘束する,上記固定
部材,制振部材等の拘束部材を介設することにより,ダ
ッシュパネルの底板,縦壁の振動をより一層防止するこ
とができる。
【0010】
【作用及び効果】本考案においては,ダッシュパネルは
上記のごとくエンジンルームに向けて開放された状態で
開口した断面略コ字状の開口部を有し,該開口部の底板
に組付部品を載置固定している。 そのため,ダッシュ
パネルはその底板を組付部品の重量によって加圧される
状態となり,ダッシュパネル全体がリジッドとなる。そ
れ故,ダッシュパネルの振動が抑制され,アスファルト
シート等の制振材を廃止又は厚みを薄くすることが可能
となる。また,組付部品はダッシュパネルにおける上記
開口部の底板に据置き固定可能となる。そのため,従来
のごとく吊り下げ固定する必要がない。それ故,ダッシ
ュパネルへの組付部品の振動抑制効果が向上し,なおか
つ組付作業性も向上する。
【0011】また,このように組付部品を載置固定する
ため,組付部品のケースは吊り下げ式の場合に比して剛
性を低くすることができる。それ故,組付部品ケースの
重量,コストを低下することができる。したがって,本
考案によれば,ダッシュパネルの振動抑制効果,組付部
品の組付作業性に優れ,かつ組付部品ケースの軽量化を
図ることができる,自動車のダッシュパネルの構造を提
供することができる。
【0012】
【実施例】実施例1 本考案の実施例にかかる自動車のダッシュパネルの構造
につき,図1及び図2を用いて説明する。本例のダッシ
ュパネル1は,両図に示すごとく,自動車9のエンジン
ルーム901と室内902との間に設けてある。該ダッ
シュパネル1は,エンジンルーム901側に開口した断
面略コ字状の開口部10を有する。該開口部10の底板
13には,空調ユニット等の組付部品3が載置固定され
ている。
【0013】即ち,ダッシュパネル1は,図2に示すご
とく,上板11,後壁12,底板13より構成され,断
面略コ字状を有する。一方,上記組付部品3は,ケース
30内に各種機器を内蔵している。ケース30はその下
部の前後に取付脚31,32を有する。そして,組付部
品3は,上記取付脚31,32をダッシュパネルの底板
13上に据置きして,ボルト41により固定されてい
る。ダッシュパネル1の上板11の上部は,カウルアウ
タパネル921に溶接してある。その他は,前記従来例
と同様である。
【0014】次に,作用効果につき説明する。即ち,本
例のダッシュパネル1は,エンジンルーム901に開口
した断面略コ字状の開口部10を有し,該開口部10の
底板13上に組付部品3の取付脚31,32を載置固定
している。そのため,ダッシュパネル1は,その底板1
3を組付部品3の重量によって加圧される状態となり,
ダッシュパネル全体がリジッドになる。それ故,ダッシ
ュパネル1は振動が抑制され,振動抑制効果も大きい。
また,アスファルトシート等の制振材を廃止又は厚みを
薄くすることが可能となる。
【0015】また,組付部品3は,ダッシュパネル1に
おける上記開口部10の底板13に載置固定据置き可能
となる。また,その組付作業はエンジンルーム側から行
うことができる。そのため,従来のごとく,ダッシュパ
ネル1に組付部品3を組付けるに当たって,ダッシュパ
ネル1の室内側から組付部品3を吊り下げる必要がな
い。
【0016】それ故,従来のごとく,室内の狭い場所で
組付部品3を吊り下げながらダッシュパネルに組付ける
という困難な作業が不要となる。したがって,組付部品
の組付作業性が向上する。また,組付部品3は,底板1
3上に載置固定するために,組付部品3のケース30
は,吊り下げ式の場合に比して,その剛性が低くて良
い。それ故,ケース30の軽量化,コスト低下を図るこ
とができる。
【0017】実施例2 本例は,図3,図4に示すごとく,実施例1において,
組付部品3のケース30の底面における前後中央付近に
も,更に取付脚33を設けたものである。該取付脚33
も,他の取付脚31,32と同様にボルト42により底
板13に固定してある。その他は,実施例1と同様であ
る。
【0018】本例においては,ダッシュパネル1の底板
13の中央付近において,底板13が,図4に示すごと
くケース30に中央の取付脚33を設けない場合の位置
(2点鎖線130)よりも,若干低下する状態(図4の
実線13)となる様に,組付部品3の取付脚33を設
け,組付部品3がダッシュパネル1の底板13に載置固
定してある。これにより,底板13は,取付脚31〜3
3及びボルトにより,加圧した状態で固定される。
【0019】したがって,ダッシュパネル1は,その全
体が,実施例1に比して一層リジッドになり,振動抑制
効果が一層向上する。その他実施例1と同様の効果を得
ることができる。
【0020】実施例3 本例は,図5,図6に示すごとく,実施例2において,
組付部品3のケース30の取付脚33とダッシュパネル
1の底板13との間,ケース30とダッシュパネル1の
後壁12との間に制振ゴム381,382をそれぞれ介
設したものである。また,ケース30の後方下部(室内
側)には,実施例2の取付脚32に代えて,嵌合溝37
を設けた取付脚36を設けてある。一方,図5に示すご
とく,ダッシュパネル1の後壁12と底板13とのコー
ナー部には,上記取付脚36の嵌合溝37に嵌入させる
固定用のブラケット5を設けてある。
【0021】ブラケット5は,その背面板51,両側底
板52,53を有し,これらはダッシュパネル1の後壁
12,底板13に溶接固定されている。組付部品3をダ
ッシュパネル1に組付けるに当たっては,予め制振ゴム
381,382を取付脚33及びケース30の後部に取
り付けておき,組付部品3を底板13上に載せる。そし
て,これをダッシュパネル1の後方(室内側)へ移動さ
せ,上記取付脚36の嵌合溝37を,ブラケット5に嵌
合させる。その後,前方の取付脚31をボルト41によ
り底板13に固定する。その他は,実施例2と同様であ
る。
【0022】本例においては,組付部品3とダッシュパ
ネル1の底板13,後壁12との間に制振ゴム381,
382を介在させている。そのため,ダッシュパネル1
の後壁12と底板13がリジッドになる。それ故,実施
例2に比して更に振動抑制効果が向上する。また,本例
においては,組付部品3の後部の取付脚36とダッシュ
パネル1の後壁12との間の結合は,取付脚36の嵌合
溝37とブラケット5とにより行っている。それ故,組
付部品3の組付作業性が一層向上する。その他実施例2
と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の自動車前部の斜視図。
【図2】実施例1のダッシュパネルの縦断面説明図。
【図3】実施例2のダッシュパネルの縦断面説明図。
【図4】実施例2のダッシュパネルにおける,要部(図
3の2点鎖線円形部分)拡大説明図。
【図5】実施例3のダッシュパネルにおける,要部(図
6の2点鎖線円形部分)拡大説明図。
【図6】実施例3のダッシュパネルの縦断面説明図。
【図7】従来のダッシュパネルの縦断面説明図。
【符号の説明】
1...ダッシュパネル, 10...開口部, 11...上板, 12...側壁, 13...底板, 3...組付部品, 30...ケース, 31,32,33,36...取付脚, 5...固定用のブラケット,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鯉江 成次郎 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (72)考案者 飯森 康司 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (56)参考文献 実開 平3−38287(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエンジンルームと室内との間に
    設けたダッシュパネルにおいて, 該ダッシュパネルは,エンジンルーム側に開放された状
    態で開口した断面略コ字状の開口部を有してなり,かつ
    該ダッシュパネルの開口部にはその底板の上に空調ユニ
    ットなどの組付部品が載置され,かつ該組付部品は上記
    底板に対して固定されていることを特徴とする自動車の
    ダッシュパネルの構造。
JP1992067145U 1992-09-01 1992-09-01 自動車のダッシュパネルの構造 Expired - Lifetime JP2564811Y2 (ja)

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JPH0623877U JPH0623877U (ja) 1994-03-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3038287U (ja) * 1995-07-24 1997-06-10 雅史 中川 鼓膜に安全耳あか吸い取り機

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JPH0623877U (ja) 1994-03-29

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