JP2722954B2 - 走行操作系補機部品の取付構造 - Google Patents

走行操作系補機部品の取付構造

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JP2722954B2 JP4209678A JP20967892A JP2722954B2 JP 2722954 B2 JP2722954 B2 JP 2722954B2 JP 4209678 A JP4209678 A JP 4209678A JP 20967892 A JP20967892 A JP 20967892A JP 2722954 B2 JP2722954 B2 JP 2722954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,自動車の車両前部に取
付ける,剛性に優れ,かつ小型で軽量な,走行操作系補
機部品の取付構造に関する。
【0002】
【従来技術】図13,図14に示すごとく,自動車の前
部において,エンジンルーム7と車両室内8との間に,
垂直状のダッシュパネル9が設けられている。上記ダッ
シュパネル9は,同図に示すごとく,カウルボックス8
2の下方において,垂直状の平坦部99を有する。該平
坦部99は,ブレーキブースタ92及びクラッチマスタ
ーシリンダ93等の走行操作系補機部品を取付けるため
の取付け穴910を多数有する。また,その下方には,
ステリングシャフト80を取付けるためのシャフト取付
け穴912を有する。
【0003】上記走行操作系補機部品をダッシュパネル
9に取付けるに当たっては,図13,図14に示すごと
く,ブレーキブースタ92,クラッチマスターシリンダ
93はエンジンルーム7側より,上記取付け穴910内
に直接取付けられる。一方,これらに組付けるブレーキ
ペダル94及びクラッチペダル95は,車両室内8側よ
り,取付け用ブラケット941,951を組み付けた状
態で取付けられる。その後,ステアリングシャフト取付
穴912内には,ステアリングシャフト80及び補強材
(図示略)が取付けられる。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来技術
には次の問題点ある。即ち,上記走行操作系補機部品
は,エンジンルーム7及び車両室内8側の双方からそれ
ぞれペダル、倍力装置,クラッチマスターシリンダ等の
各部品毎に組み付ける必要がある。特に,ペダルは複数
個組み付けなければならず,各ペダル毎に比較的大きな
ペダルブラケットを介して,上記ダッシュパネル9に取
付けなければならない。
【0005】そのため,各部品の取付け作業がきわめて
煩雑であり,作業性に劣る。特に,車両室内側からの組
み付け作業は,狭い場所で行うため,作業姿勢が悪くな
り作業性が悪い。また,上記ブレーキペダル94の取付
け用ブラケット941は,図13〜図16に示すごと
く,比較的大きな平面からなるダッシュパネル9に取付
けられる。そのため,ペダルの支持剛性を確保し難く,
その結果,上記ペダル取付け用のブラケット941,9
51を大型化し,ペダル取付部の剛性の向上を計らざる
を得ない。
【0006】一方,走行操作系補機部品の品質検査,機
能チエックは,上記各部品の全てを車両に組み付けた後
でなければ出来ない。そのため,品質検査等による不良
箇所の発見が遅れ,品質管理に支障を生ずる。本発明
は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,支持
剛性に優れ,かつ小型で軽量な,走行操作系補機部品の
取付構造を提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は,ダッシュパネルに対して
ペダルを含む走行操作系補機部品を組付けてなる走行操
作系補機部品の取付構造において,箱型形状を有するペ
ダルボックスに,ペダル軸受部が箱型形状の内部に位置
するように予め走行操作系補機部品を組み付けてペダル
アッセンブリを構成し,一方,ダッシュパネルには屈曲
部を設け,上記ペダルアッセンブリは上記ペダルボック
をダッシュパネルの上記屈曲部,又はその近傍に対し
て,エンジンルーム側より車両に組み付けてなることを
特徴とする走行操作系補機部品の自動車への取付構造に
ある。
【0008】本発明において最も注目すべきことは,次
の4点にある。まず,ペダルボックスを箱型形状にした
こと。次に,ペダル類,クラッチマスターシリンダ等の
走行操作系補機部品を予めペダルボックスに組み付けて
ペダルアッセンブリにしてあると共に,ペダル軸部をペ
ダルボックスの箱型形状内部に位置させた(図1参照)
こと。また,このペダルアッセンブリを取付けるダッシ
ュパネルが,平面ではなく,屈曲部を有すること。そし
て,該ペダルアッセンブリのペダルボックスを,エンジ
ンルーム側より,ダッシュパネルの屈曲部の近傍に対し
て組み付けてあることである。
【0009】上記屈曲部としては,ダッシュパネルに設
けた,例えば凹凸部がある。上記箱型形状としては,各
実施例に示すごとく,例えば金属製,樹脂製の三角柱状
体,直方体形状,凹凸部を有する多角形状体がある(図
1参照)。ペダルアッセンブリは,例えば複数個のペダ
ル類,倍力装置,クラッチマスターシリンダ等の走行操
作系補機部品を,予めペダルボックスに組み付けること
により構成する(図1参照)。
【0010】また,実施例4に示すごとく,上記ダッシ
ュパネルの一部と,上記ペダルボックスとを,予め金属
加工板,プラスチック成形加工等により,一体成形して
おくことができる。これにより,走行操作系補機部品の
取付け部品点数の削減が可能となる。
【0011】ペダルアッセンブリは,ダッシュパネルに
対して組付ける。ここに重要なことは,ペダルアッセン
ブリはその少なくとも一部分をダッシュパネル9の屈曲
部90の近傍に対して組付けることである。ここに,屈
曲部の近傍としては,屈曲部から10cm以内のことを
いう。10cmを越えると,ペダルアッセンブリの取付
部分の剛性が低くなるおそれがある。
【0012】
【作用及び効果】本発明の走行操作系補機部品の取付構
造においては,ペダルボックスは箱型形状を有する。そ
のためペダル支持剛性優れた取付構造が得られる。
また,ダッシュパネルは,平板でなく,屈曲部を有する
ため,ペダルボックスの剛性と相まって,ペダル類の支
持剛性が向上する。また,取付構造は,上記支持剛性の
向上により,この支持剛性を向上させるためのブラケッ
トの大型化を回避し,全体を小型で軽量化することがで
きる。また,ペダルボックスを箱型形状にし,走行操作
系補機部品を組み付けアッセンブリ化することにより,
ロボット等による取付構造の自動組み付けが容易となる
ため,組み付け作業性が向上する。
【0013】また,走行操作系補機部品はペダルアッセ
ンブリに予め組み付けるため,例えばサブライン等で作
業姿勢の良い組み付け作業が行える。これにより,組み
付け作業性が向上する。また,該ペダルアッセンブリを
作業しやすいエンジンルーム側から,ダッシュパネルに
取付けることができるため,走行操作系補機部品の取付
け作業性が向上する。
【0014】また,ペダルアッセンブリをダッシュパネ
ルに組み付ける前に,アッセンブリの状態で予め品質検
査,機能チエックを行うことができるため,品質管理の
能率及び品質検査精度が向上する。それ故,本発明によ
れば,支持剛性に優れ,かつ小型で軽量な,走行操作系
補機部品の取付構造を提供することができる。
【0015】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかる走行操作系補機部品の取付構造
につき,図1〜図4を用いて説明する。本例の走行操作
系補機部品の取付構造は,箱型形状を有するペダルボッ
クス10に,予めペダル類,倍力装置(以下,ブレーキ
ブースタと称す)13,クラッチマスターシリンダ14
等の走行操作系補機部品を組み付けてペダルアッセンブ
リ1を構成する。一方,ダッシュパネル9には,屈曲部
90を設け,ペダルアッセンブリ1は少なくともその一
部を,上記屈曲部90の近傍に対してエンジンルーム7
側よりダッシュパネル9に組み付けてなる。
【0016】本例の走行操作系補機部品の取付構造にお
いて,最も注目すべきことは,次の4点にある。まず,
(1)ペダルボックス10を,図1,図4に示すごと
く,三角柱状の箱型形状にしたこと。(2)図1に示す
ごとく,ペダル類,クラッチマスターシリンダ14等の
走行操作系補機部品を,予めペダルボックス10に組み
付けてペダルアッセンブリ1にしたこと。
【0017】(3)ペダルアッセンブリ1を組付けるダ
ッシュパネルが屈曲部を有すること。(4)図3,図4
に示すごとく,該ペダルアッセンブリ1をエンジンルー
ム7側よりダッシュパネル9に組み付けてなることであ
る。上記走行操作系補機部品は,クラッチペダル11,
ブレーキペダル12及びペダル軸受部111,121等
のペダル類,リイーンフォースメント1110,121
0,ブレーキブースタ13,クラッチマスターシリンダ
14等よりなる。
【0018】上記ペダルアッセンブリ1は,上記走行操
作系補機部品を,予めペダルボックス10に,サブライ
ン等の工程で組み付けたものである。即ち,ペダルアッ
センブリ1は,図1に示すごとく,ペダルボックス10
の前面(エンジンルーム7側)に,上記ブレーキブース
タ13,クラッチマスターシリンダ14が組み付けてあ
る。また,車両室内8側のペダルボックス10内には,
クラッチペダル11,ブレーキペダル12が組み付けて
ある。
【0019】上記ペダルボックス10は,三角柱状の本
体100と,その周囲に形成したフランジ部101とよ
りなる。この本体100は,前面に平面部1001を有
する。平面部1001には,上記ブレーキブースタ13
及びクラッチマスターシリンダ14が,補強用リインフ
ォースメントを介して組み付けてある。本体100は,
中央上部に凹部1002を有するペダル取付け部100
3を有する。該ペダル取付け部1003には,リイーン
フォースメント1110,1210,ペダル軸受部11
1,121を配設する。
【0020】上記フランジ部101は,図1に示すごと
く,多数のボルト穴1011を有する。該ボルト穴10
11は,ダッシュパネル9の凹部に設けられたウエルド
ナットと対応する位置に,一定間隔をおいて設けてあ
る。ダッシュパネル9は,図3,図4に示すごとく,中
央部に開口部904を有する。
【0021】即ち,上記ダッシュパネル9は,図3,図
4に示すごとく,車両前部において,ピラー89に取付
けたカウルボックス82の下方に配置する。そして,溶
接により,車両前部に取付ける。ダッシュパネル9は,
上記ペダルボックス10を装着するための略正方形状の
開口部904を有する。該開口部904は,ダッシュパ
ネル9を車室側へ突出形成した三角形状の側縁部904
1と,その両側の上端を結ぶ上縁部9042との間に形
成されている。
【0022】上記側縁部9041と上縁部9042と
は,ダッシュパネル9を車室側へ屈曲させることにより
形成されており,屈曲部90を有する。この屈曲部90
の近傍には,後述するごとく,ペダルアッセンブリ1を
組み付ける。上記ペダルアッセンブリ1を上記ダッシュ
パネル9に組み付けるに当たっては,図3に示すごと
く,ダッシュパネル9の開口部904内にペダルアッセ
ンブリ1を挿置し,ペダルボックス10のボルト穴10
11に,それぞれボルトを挿入して,ダッシュパネル9
に固定する。
【0023】ここで注目すべきことは,上記ペダルアッ
センブリ1は,図3〜図4に示すごとく,エンジンルー
ム7側よりダッシュパネル9に対して,開口部904の
周囲にある上記屈曲部90の近傍に組み付けることであ
る。これにより,上記ペダルアッセンブリ1をダッシュ
パネル9に,作業性良く,そして支持剛性が向上した状
態に組み付けることができる。なお,上記ダッシュパネ
ル9をエンジンルーム7側へ突出することもできる。そ
の他は,前記従来例と同様である。
【0024】次に,作用効果につき説明する。本例の走
行操作系補機部品の取付構造においては,ペダルボック
ス10が箱型形状を有する。また,取付側ボディである
ダッシュパネル9が,平面状でなく,凹凸形状の屈曲部
90を有する。それ故,取付構造全体が高剛性となり,
ペダル支持剛性が向上する。また,走行操作系補機部品
をアッセンブリ化することにより,ロボット等による自
動組み付けが可能となる。そのため,組み付け作業性が
向上する。
【0025】また,取付構造は上記ペダルボックスをコ
ンパクトにすることにより,全体を小型で軽量化するこ
とができる。また,ペダルボックス10内には,図1,
図4に示すごとく,ペダルブラケットが配設されていな
い。これにより,取付構造が小型で軽量化される。これ
は,上記ペダルボックス10及びリイーンフォースメン
ト1110,1210がブラケットの役割を果たしてい
るからである。
【0026】また,ペダルアッセンブリ1は,作業し易
いエンジンルーム側7側からダッシュパネル9に組み付
けることができるため,走行操作系補機部品の組み付け
作業性が向上する。また,ペダルアッセンブリ1をダッ
シュパネル9に組み付ける前に,アッセンブリの状態で
予め品質検査,機能チエックを充分行うことができるた
め,品質管理の能率及び品質検査の精度を向上させるこ
とができる。
【0027】実施例2 本例は,図5,図6に示すごとく,実施例1における三
角形状のペダルボックス10に代えて,長方形状のペダ
ルボックス102としたものである。また,これに対応
して,ダッシュパネル9は屈曲部90を有する略L字形
状としたものである。即ち,上記ペダルボックス102
は,略直方体よりなる。そして,その前方(エンジンル
ーム7側)には,ブレーキブースタ13及びクラッチマ
スターシリンダ14等の走行操作系補機部品が,ペダル
ブラケットの一部を介して,固定してある。
【0028】また,ペダルボックス102の内部には,
図5に示すごとく,クラッチペダル11及びブレーキペ
ダル12等の走行操作系補機部品が取付けてある。ま
た,ペダル軸受部111,121は,ペダルボックス1
02の内部において,ブラケットを介して取付けること
もできる。
【0029】また,ペダルボックス102は,周縁に多
数のボルト穴1021を有する。一方,ダッシュパネル
9は,図5に示すごとく,中央部に屈曲部90を有す
る。また,ダッシュパネル9は,垂直開口部9140を
有する垂直ベース部914と,水平開口部9150を有
する水平ベース部915を有する。そして,両開口部の
裏面側の周囲には,多数のウエルドナット22が設けて
ある。その他は,上記実施例1と同様である。
【0030】上記ペダルボックス102をダッシュパネ
ル9に組み付けるに当たっては,上記ボルト穴1021
に,ボルトを挿入し,これをウエルドナット22に固定
する。これにより,図6に示すごとく,ペダルボックス
102は屈曲部90を有する略L字状のダッシュパネル
9の2面,即ち垂直ベース部914と水平ベース部91
5とによって支持される。そのため,本例によれば,実
施例1に比して,取付け側ボディーが略L字状等の特殊
な形状のものに容易に対応することができる。その他,
実施例1と同様の効果が得られる。
【0031】実施例3 本例は,図7に示すごとく,実施例1におけるペダルボ
ックス10に代えて,ダッシュパネル9にペダルボック
スベース25を一体成形すると共に,該ペダルボックス
ベース25にペダルボックス15を取付けたものであ
る。即ち,ダッシュパネル9は,ペダルボックスベース
25の下方後部の両側に,屈曲部90を有する。ペダル
ボックスベース25の後方下部には,上記屈曲部90の
間を連結する補強用ブラケット252を設けてある。そ
の他は,上記実施例1と同様である。
【0032】上記ペダルボックスベース25とダッシュ
パネル9とは,鋼板をプレス加工により一体成形したも
のである。これにより,部品点数を削減できる。
【0033】また,上記補強用のブラケット252が,
ペダルボックスベース25の下方後部に設けてあるた
め,ステアリングシャフト取付穴912内にステアリン
グシャフト80を組み付けた後における,前方開口部2
501及び後方開口部2502の口開きを防止すること
ができる。また,上部屈曲部90はペダルボックスベー
ス25全体を支持し,その支持剛性を向上させることが
できる。その他,実施例1と同様の効果を得ることがで
きる。
【0034】実施例4 本例は,図8〜図10に示すごとく,実施例1における
ペダルボックス10を,ペダルボックスベース2とこれ
に取付けたペダルボックス15との複合型としたもので
ある。また,図9に示すごとく,ダッシュパネル9に
は,2段状の屈曲部90を有する。ペダルボックス15
における凹凸部150は,比較的大きな凹部151,1
53,155と,比較的小さな凸部152,154とよ
りなる。ペダルボックス15は,その周縁に取付穴15
6を有する。その他は,上記実施例1と同様である。
【0035】上記凸部152,154は,いずれもブレ
ーキペダル11及びクラッチペダル12を取付けるリイ
ンフォースメントに相当する部分を形成したものであ
る。これにより,さらに,構造の簡略化,軽量化を図る
ことができる。また,上記ペダルボックス15は,図9
に示すごとく,テーパ面20を有する三角形状のペダル
ボックスベース2上に取付ける。該ペダルボックスベー
ス2は,中央下部に,上記ペダルボックス15を取付け
るための略正方形の切り欠き開口部201を有する。ま
た,その周囲には,ウェルドナット22を有する。
【0036】また,ペダルボックスベース2は,図9,
図10に示すごとく,ダッシュパネル9に対して,屈曲
部90の近傍に対し溶接23により取付けてある。これ
により,実施例1よりも,更に一段と支持剛性が向上す
る。その他,実施例1と同様の効果を得ることができ
る。
【0037】実施例5 本例は,図11,図12に示すごとく,実施例4におけ
るペダルボックス15内に,プロポーショニングバルブ
3を配置したものである。その他は,上記実施例5と同
様である。上記プロポーショニングバルブ3は,ブレー
キブースタ13から,各タイヤの制動装置へゆく油圧の
圧力バランスを向上させるためのものである。
【0038】上記,プロポーショニングバルブ3は,図
12に示すごとく,2本のブレーキ配管(チューブ)3
1を介してブレーキブースタ13に連結してある。これ
により,上記ブレーキブースタ13の機能を集中し,そ
の機能チェックを更に向上させることができる。その
他,実施例4と同様の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかる走行操作系補機部品の取付構
造の斜視図。
【図2】実施例1にかかる走行操作系補機部品の取付構
造の部分断面図。
【図3】実施例1における,走行操作系補機部品の取付
け位置を示す車両前部の斜視図。
【図4】図1のA−A線矢視断面図。
【図5】実施例2にかかる走行操作系補機部品の取付構
造の斜視図。
【図6】図5のC−C線矢視断面図。
【図7】実施例3における,ペダルボックスベースの斜
視図。
【図8】実施例4における,ペダルボックスベースの斜
視図。
【図9】実施例4における,ペダルボックスベースの斜
視図。
【図10】図8のD−D線矢視断面図。
【図11】実施例5における,図12のE−E線矢視断
面図。
【図12】実施例5における,ペダルボックスベースの
斜視図。
【図13】従来の走行操作系補機部品の取付け構造の斜
視図。
【図14】従来の走行操作系補機部品の取付構造の断面
図。
【符号の説明】
1...ペダルアッセンブリ, 11...クラッチペダル, 12...ブレーキペダル, 13...ブレーキブースタ, 14...クラッチマスターシリンダ, 2,21,25...ペダルボックスベース, 3...プロポーショニングバルブ, 7...エンジンルーム, 8...車両室内, 9...ダッシュパネル, 90...屈曲部,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鯉江 成次郎 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 尾島 嘉男 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (56)参考文献 特開 平4−59492(JP,A) 実開 昭63−156875(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュパネルに対してペダルを含む
    行操作系補機部品を組付けてなる走行操作系補機部品の
    取付構造において, 箱型形状を有するペダルボックスに,ペダル軸受部が箱
    型形状の内部に位置するように予め走行操作系補機部品
    を組み付けてペダルアッセンブリを構成し, 一方,ダッシュパネルには屈曲部を設け,上記ペダルア
    ッセンブリは上記ペダルボックスをダッシュパネルの上
    記屈曲部,又はその近傍に対して,エンジンルーム側よ
    り車両に組み付けてなることを特徴とする走行操作系補
    機部品の自動車への取付構造。
JP4209678A 1992-07-14 1992-07-14 走行操作系補機部品の取付構造 Expired - Lifetime JP2722954B2 (ja)

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