JPH09309344A - 自動車のエンジンマウント取付構造 - Google Patents

自動車のエンジンマウント取付構造

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JPH09309344A
JPH09309344A JP12861496A JP12861496A JPH09309344A JP H09309344 A JPH09309344 A JP H09309344A JP 12861496 A JP12861496 A JP 12861496A JP 12861496 A JP12861496 A JP 12861496A JP H09309344 A JPH09309344 A JP H09309344A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスミッションケースとエンジンマウン
トとを仮り固定してエンジンマウント組付けの適正化を
図ると共に、エンジンマウントによる防振機能の向上を
図る。 【解決手段】 トランスミッションケース1の上面部に
座部2を形成してエンジンマウント4のエンジン側ブラ
ケット6の取付部9をこの座部2に直接締結固定するこ
とによって、エンジンマウント4とトランスミッション
ケース1との間に他の介在部品をなくして防振機能を設
定通りに発揮させることができる。エンジン側ブラケッ
ト6にはアーム部10を延設してあり、該アーム部10
をトランスミッションケース1に固設したステイ部材1
1に係合させて、これらアーム部10とステイ部材11
との結合により、エンジンマウント4とトランスミッシ
ョンケース1とを仮り固定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車、とりわけ、
F・F型車(フロントエンジン・フロントドライブ型
車)のようにエンジンユニットをエンジンルームに横向
きに搭載した自動車のエンジンマウント取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンユニットをエンジンルームに横
向きに搭載したF・F型車では、エンジンユニットの防
振支持方式としてエンジンマウントの配置によって3点
マウント方式、十字マウント方式が採用されているが、
何れの場合もエンジンユニットの左右両側部は車体前後
方向骨格となる車体側部材であるフロントサイドメンバ
にエンジンマウントを介してしっかりと防振支持され
る。
【0003】エンジンユニットの一方の側部ではエンジ
ン本体とフロントサイドメンバとの間に余裕空間がある
ため、側部エンジンマウントをエンジン本体とフロント
サイドメンバとの間で前、後エンジンマウントと同様に
比較的低い位置に配設することができるが、エンジンユ
ニットの他方の側部ではトランスミッションケースがフ
ロントサイドメンバに接近していてこれら両者間に側部
エンジンマウントを配設できないため、該トランスミッ
ションケースの上面部とフロントサイドメンバとを側部
エンジンマウントを介して結合して防振支持するように
している。
【0004】車体の組立てラインではエンジンユニット
の搭載工程で、ハンガーにより吊持して移送されてくる
車体に対してエンジンユニットをリフターで上昇させ、
車体とエンジンユニットとを上下方向に相互に落し込ん
でエンジンユニットの位置合わせを行い、エンジンマウ
ントによって該エンジンユニットを車体側部材に防振支
持させるのであるが、トランスミッションケースの上面
部に締結するエンジンマウントは締結位置の地上高が高
く作業者の手が届かないため、このエンジンユニット搭
載工程ではフロントサイドメンバにサブアッセンブリし
たエンジンマウントのエンジン側ブラケットと、トラン
スミッションケースの上面部に固設したエンジンマウン
ト定置ブラケットとを下方から仮り固定し、後段の車体
をハンガーから降して組付け作業を行うプラットホーム
工程で、上方よりこのエンジンマウントのエンジン側ブ
ラケットとトランスミッションケースのエンジンマウン
ト定置ブラケットとをしっかりとボルト締結するように
している。(1994年7月 トラタ自動車(株)発行
E−SV40,41,42,43系、KD−CV40
系修理書 4−16頁参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エンジンマウントのイ
ンシュレータラバーの防振および制振作用を適正に発揮
させるためには、該エンジンマウントの車体側ブラケッ
トをフロントサイドメンバに高剛性下で締結することと
併せて、エンジンマウントのエンジン側ブラケットをト
ランスミッションケースの上面部に高剛性下で締結する
ことが肝要であるが、前述のようにトランスミッション
ケースの上面部にエンジンマウント定置ブラケットを固
設して、該エンジンマウント定置ブラケットにエンジン
マウントのエンジン側ブラケットを締結固定した構造で
は、このエンジンマウント定置ブラケットが動荷重に対
して弾性変形してバネ系として作用し、エンジンマウン
トの機能を十分に活かし切れずに音振性能が悪化する要
因となってしまう。
【0006】そこで、本発明はトランスミッションケー
スの上面部にエンジンマウントのエンジン側ブラケット
を仮り固定できて、エンジンマウントの組付けを適正に
行えることは勿論、該エンジンマウントの機能を十分に
発揮させることができて音振性能を一段と向上すること
ができる自動車のエンジンマウント取付構造を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、エ
ンジンルームに横向きに搭載されるエンジンユニットの
トランスミッションケースの上面部分を、エンジンマウ
ントを介して車体側部材に防振支持するようにした構造
において、前記トランスミッションケースの上面部分に
エンジンマウントを締結する複数個の座部を形成する一
方、エンジンマウントをその車体側ブラケットを介して
車体側部材に固定して、この車体側ブラケットにインシ
ュレータラバーを介して組付けたエンジン側ブラケット
に、前記トランスミッションケースの座部にボルト締結
する取付部を形成すると共に、該エンジン側ブラケット
にトランスミッションケースの一側方に張り出すアーム
部を延設し、他方、トランスミッションケースには前記
アーム部を受けるステイ部材を固設し、車体とエンジン
ユニットとを上下方向に相互に落し込んで前記アーム部
とステイ部材とを係合して仮り固定し、これらアーム部
とステイ部材とを仮り固定した状態でエンジン側ブラケ
ットの取付部を直接トランスミッションケースの座部に
ボルト締結したことを特徴としている。
【0008】請求項2にあっては、請求項1に記載のエ
ンジン側ブラケットのアーム部を斜め上方に曲折成形し
てある一方、ステイ部材はその上端部に前記アーム部と
同一角度で傾斜したアーム受け部を曲折成形してあると
共に、該アーム受け部の両側縁に上側に向けて傾斜ガイ
ド縁を曲折成形したことを特徴としている。
【0009】請求項3にあっては、請求項1,2に記載
のトランスミッションケースの上面部に形成した複数個
の座部の少くとも1つに、エンジン側ブラケットの取付
部のボルト挿入孔に係合するスタッドボルトを設けたこ
とを特徴としている。
【0010】請求項4にあっては、請求項1〜3に記載
のエンジン側ブラケットのアーム部はトランスミッショ
ンケースの前方に張り出して延設してある一方、ステイ
部材はトランスミッションケースの前面部に固設してあ
ると共に、該ステイ部材の下端部をトランスミッション
ケース下部のオイルパンの下面に廻り込んで曲折成形し
たことを特徴としている。
【0011】請求項5にあっては、請求項4に記載のス
テイ部材の前面にトランスミッションオイルを循環させ
るオイルチューブを上下方向に蛇行して配管したことを
特徴としている。
【0012】
【発明の効果】請求項1によれば、車体側部材に締結固
定したエンジンマウントのエンジン側ブラケットを、そ
の取付部を介してトランスミッションケースの上面部の
座部に直接ボルト締結してあるため、エンジンマウント
とトランスミッションケースとの間にバネ系として働く
他の部材が介在することがなく、従って、エンジンマウ
ントの防振機能を設定通りに発揮させることができて音
振性能を一段と向上することができる。
【0013】しかも、このエンジンマウントのエンジン
側ブラケットには、トランスミッションケースの一側方
に張り出すアーム部を延設してあって、このアーム部を
トランスミッションケースに固設したステイ部材に係合
して仮り固定できるようにしてあるため、車体組立てラ
インのエンジンユニット搭載工程で、トランスミッショ
ンケース上面部の座部とエンジンマウントのエンジン側
ブラケットの取付部との締結位置の地上高が高く作業者
の手が届かない状況下にあっても、従来と同様に該エン
ジンマウントとトランスミッションケースとを仮り固定
できてエンジンユニットのガタツキを生起することなく
後段の組付け工程へ移送することができ、エンジンユニ
ットの組付けに些かも支障を来すことはない。
【0014】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、エンジンユニット搭載工程で車体とエンジンユニッ
トとを上下方向に相互に落し込んだ際に、エンジンマウ
ントのエンジン側ブラケットに延設したアーム部の側縁
が、ステイ部材のアーム受け部両側縁の傾斜ガイド縁に
摺接して適正に該アーム受け部に誘導されると共に、ア
ーム部とアーム受け部の各傾斜によって適正位置に摺接
ガイドされて、これらアーム部とアーム受け部とを確実
に係合させることができ、エンジンマウントとトランス
ミッションケースとの仮り固定作業を容易に行うことが
できる。
【0015】請求項3によれば、請求項1,2の効果に
加えて、エンジンユニット搭載工程で車体とエンジンユ
ニットとを上下方向に相互に落し込んだ際に、トランス
ミッションケース上面部の座部に設けたスタッドボルト
が、エンジンマウントのエンジン側ブラケットの取付部
に形成したボルト挿入孔に進入して係合し、該スタッド
ボルトがロケートピンとして機能するから、エンジンマ
ウントとトランスミッションケース相互の位置決めを行
えて、エンジンマウントとトランスミッションケースと
の仮り固定作業をより一層容易に行うことができる。
【0016】請求項4によれば、請求項1〜3の効果に
加えて、ステイ部材をトランスミッションケースの前面
部に固設し、その下端部をトランスミッションケース下
部のオイルパンの下面に廻り込んで曲折形成してあるた
め、該ステイ部材が地上高の低いオイルパンが路面干渉
するのを防止するプロテクタとして機能し、従って、別
部材からなる専用のオイルパンプロテクタが不要となっ
てコスト的に有利に得ることができる。
【0017】請求項5によれば、請求項4の効果に加え
て、トランスミッションオイルを循環するオイルチュー
ブを走行動風を受け易いステイ部材の前面に上下方向に
蛇行配設して放熱面積を拡大してあるため、トランスミ
ッションオイルの冷却効果を得ることができ、従って、
従来、エアコンコンデンサの前面に付設していた専用の
オイルクーラーが不要となると共に、該オイルクーラー
への配管のためオイルチューブをフロントファーストク
ロスメンバの下側に廻り込んで配管するのに伴って、該
オイルチューブの下側廻り込み部分に設けていた路面干
渉防止用のチューブプロテクタが不要となってコスト的
に有利に得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0019】図1,2において、1はエンジンルームに
横向きに搭載されるエンジンユニットEの左側のトラン
スミッションケースで、その上面部には後述するエンジ
ンマウント4を締結するための3つの座部2を形成して
ある。
【0020】この実施形態では最前部の座部2の座面に
スタッドボルト3を立設固定し、他の座部2の座面には
ねじ孔2aを形成してある。
【0021】4はトランスミッションケース1を車体側
部材である前後方向骨格部材のフロントサイドメンバ1
6に防振支持するエンジンマウントを示し、該エンジン
マウント4はフロントサイドメンバ16上面に溶接固定
又はボルト・ナット固定した車体側ブラケット5と、イ
ンシュレータラバー7を圧入嵌合して、該インシュレー
タラバー7の中心部分に挿通したシャフト8を介して車
体側ブラケット5に連結した縁側ブラケット6とを備え
ている。
【0022】エンジン側ブラケット6には、トランスミ
ッションケース1の上面部に設けた座部2に対応してボ
ルト挿入孔9aを有する複数個の取付部9を設けてあ
る。
【0023】また、このエンジン側ブラケット6には、
トランスミッションケース1の前方に張り出すアーム部
10を延設してある。
【0024】アーム部10は斜め上方に曲折成形してあ
って、その中央部分にネジ孔10aを形成してある。
【0025】11はトランスミッションケース1の前面
部にボルト14により締結固定したステイ部材で、その
上端部には前記アーム部10と同一と角度で曲折成形さ
れて該アーム部10を受けるアーム受け部12を形成し
てある。
【0026】アーム受け部12はその中央部分にボルト
挿入孔12aを形成してあると共に、その両側縁には上
側に向けて傾斜ガイド縁13を曲折成形してある。
【0027】また、このステイ部材11の下端部はトラ
ンスミッションケース1の下部のオイルパン1Aの下面
に廻り込んで曲折成形して、オイルパン1Aを路面干渉
から保護するプロテクタとして機能するようにしてい
る。
【0028】更に、この実施形態ではオイルパン1A内
に貯留されるトランスミッションオイルを循環するオイ
ルチューブ15を、このステイ部材11の前面に上下方
向に蛇行してクランプ部材15aを介して配管固定して
ある。
【0029】以上の実施形態の構造によれば、車体の組
立てラインではエンジンユニットEの搭載工程で、ハン
ガーにより吊持して移送されてくる車体に対してエンジ
ンユニットEをハンガーと同期的に移送されるリフター
(ハンガー、車体、リフターは何れも図示省略)で上昇
させ、車体とエンジンユニットEとを上下方向に相互に
落し込んでエンジンユニットEを一方の側部のエンジン
マウント4を他のエンジンマウントと共にフロントサイ
ドメンバ16および図外のセンターメンバに防振支持す
るのであるが、この車体とエンジンユニットEとの上下
方向の相互の落し込み時には、エンジンユニットEのト
ランスミッションケース1側の側部にあっては、フロン
トサイドメンバ16に固定したエンジンマウント4のア
ーム部10と、トランスミッションケース1に固設した
ステイ部材11のアーム受け部12とが係合して相互の
位置決めが行われる。
【0030】特に、この実施形態ではアーム部10およ
びアーム受け部12を斜め上方に傾斜して曲折成形して
あると共に、該アーム受け部12の両側縁には傾斜ガイ
ド縁13を曲折成形してあるため、アーム部10がこれ
ら傾斜ガイド縁13に摺接して左右方向の振れが修正さ
れることと、スタッドボルト3がエンジン側ブラケット
6の最前部の取付部9のボルト挿入孔9aに進入係合し
て前後、左右方向の位置決めが行われることによってア
ーム部10が適正にアーム受け部12上に誘導され、か
つ、これらアーム部10とアーム受け部12の各傾斜に
よって相互に適正位置に摺接ガイドされて、これらアー
ム部10とアーム受け部12とを確実に係合させ、ねじ
孔10aとボルト挿入孔12aとを整合させることがで
きる。
【0031】従って、トランスミッションケース1の上
面部の座部2とエンジンマウント4のエンジン側ブラケ
ット6の取付部9との締結位置の地上高が高く作業者の
手が届かない状況下にあっても、下方よりボルト17を
アーム受け部12のボルト挿入孔12aに挿入してアー
ム部10のねじ孔10aに螺合し、これらアーム部10
とアーム受け部12とを締結することによってトランス
ミッションケース1とエンジンマウント4とを容易に仮
り固定できるから、エンジンユニットEのガタツキを生
起することなく後段の組付け工程へ移送することができ
る。
【0032】エンジンユニットEを搭載した車体をハン
ガーから降して組付け作業を行うプラットホーム工程で
は、前述のエンジンマウント4のエンジン側ブラケット
6の最前部の取付部9に突出したスタッドボルト3に上
方よりナット18を螺合して締結すると共に、他の取付
部9のボルト挿入孔9aに上方よりボルト19を挿入
し、トランスミッションケース1の上面部の座部2のね
じ孔2aに螺合して締結し、エンジン側ブラケット6を
直接トランスミッションケース1の座部2に結合する。
【0033】このように、エンジンマウント4のエンジ
ン側ブラケット6を、その取付部9を介してトランスミ
ッションケース1の座部2に直接ボルト3,19および
ナット18によって締結してあるため、エンジンマウン
ト4とトランスミッションケース1との間にバネ系とし
て働く他の部材が介在することがなく、エンジンマウン
ト4の防振機能を設定通りに発揮させることができ、音
振性能を一段と向上することができる。
【0034】また、ステイ部材11はトランスミッショ
ンケース1の前面部に固設して、その下端部をオイルパ
ン1Aの下面に廻り込んで曲折成形してあるため、この
ステイ部材11の下端部が地上高の低いオイルパン1A
が路面干渉するのを防止するプロテクタとして機能し、
従って、別部材からなる専用のオイルパンプロテクタが
不要となってコスト的に有利に得ることができる。
【0035】更に、このステイ部材11の前面にオイル
チューブ15を上下方向に蛇行配管して放熱面積を拡大
してあるため、車両走行時にはフロントバンパー20の
下側に廻り込んで矢印Aで示すようにエンジンルーム内
に導入される走行動風を、このオイルチューブ15に吹
き当てることができてトランスミッションオイルの冷却
効果を得ることができ、従って、従来、エアコンコンデ
ンサ21の前面に付設していた専用のオイルクーラーを
不要とすることができる。
【0036】また、このオイルクーラーを不要とするこ
とに伴って、従来では該オイルクーラーへのオイルチュ
ーブ15の配管のため、該オイルチューブ15をファー
ストクロスメンバ22の下側に廻り込んで配管し、この
下側廻り込み部分に路面干渉防止用のチューブプロテク
タが必要とされていたが、このチューブプロテクタも不
要とすることができるからコストダウンに大きく寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】同実施形態の組付け状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 トランスミッションケース 1A オイルパン 2 座部 3 スタッドボルト 4 エンジンマウント 5 車体側ブラケット 6 エンジン側ブラケット 7 インシュレータラバー 8 取付部 10 アーム部 11 ステイ部材 12 アーム受け部 13 傾斜ガイド縁 15 オイルチューブ 16 車体側部材 E エンジンユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルームに横向きに搭載されるエ
    ンジンユニットのトランスミッションケースの上面部分
    を、エンジンマウントを介して車体側部材に防振支持す
    るようにした構造において、前記トランスミッションケ
    ースの上面部分にエンジンマウントを締結する複数個の
    座部を形成する一方、エンジンマウントをその車体側ブ
    ラケットを介して車体側部材に固定して、この車体側ブ
    ラケットにインシュレータラバーを介して組付けたエン
    ジン側ブラケットに、前記トランスミッションケースの
    座部にボルト締結する取付部を形成すると共に、該エン
    ジン側ブラケットにトランスミッションケースの一側方
    に張り出すアーム部を延設し、他方、トランスミッショ
    ンケースには前記アーム部を受けるステイ部材を固設
    し、車体とエンジンユニットとを上下方向に相互に落し
    込んで前記アーム部とステイ部材とを係合して仮り固定
    し、これらアーム部とステイ部材とを仮り固定した状態
    でエンジン側ブラケットの取付部を直接トランスミッシ
    ョンケースの座部にボルト締結したことを特徴とする自
    動車のエンジンマウント取付構造。
  2. 【請求項2】 エンジン側ブラケットのアーム部を斜め
    上方に曲折成形してある一方、ステイ部材はその上端部
    に前記アーム部と同一角度で傾斜したアーム受け部を曲
    折成形してあると共に、該アーム受け部の両側縁に上側
    に向けて傾斜ガイド縁を曲折成形したことを特徴とする
    請求項1記載の自動車のエンジンマウント取付構造。
  3. 【請求項3】 トランスミッションケースの上面部に形
    成した複数個の座部の少くとも1つに、エンジン側ブラ
    ケットの取付部のボルト挿入孔に係合するスタッドボル
    トを設けたことを特徴とする請求項1,2記載の自動車
    のエンジンマウント取付構造。
  4. 【請求項4】 エンジン側ブラケットのアーム部はトラ
    ンスミッションケースの前方に張り出して延設してある
    一方、ステイ部材はトランスミッションケースの前面部
    に固設してあると共に、該ステイ部材の下端部をトラン
    スミッションケース下部のオイルパンの下面に廻り込ん
    で曲折成形したことを特徴とする請求項1〜3の何れか
    に記載の自動車のエンジンマウント取付構造。
  5. 【請求項5】 ステイ部材の前面にトランスミッション
    オイルを循環させるオイルチューブを上下方向に蛇行し
    て配管したことを特徴とする請求項4記載の自動車のエ
    ンジンマウント取付構造。
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