JPH0534311Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0534311Y2
JPH0534311Y2 JP1985167337U JP16733785U JPH0534311Y2 JP H0534311 Y2 JPH0534311 Y2 JP H0534311Y2 JP 1985167337 U JP1985167337 U JP 1985167337U JP 16733785 U JP16733785 U JP 16733785U JP H0534311 Y2 JPH0534311 Y2 JP H0534311Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
resin fuel
bracket
support member
shaped stay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985167337U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6276791U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985167337U priority Critical patent/JPH0534311Y2/ja
Publication of JPS6276791U publication Critical patent/JPS6276791U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0534311Y2 publication Critical patent/JPH0534311Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動二輪車、三・四輪バギー車等の
バーハンドルを有する車両のフユーエルタンク取
付構造に関する。
〔従来の技術〕
バーハンドルを有する車両においては、従来よ
り車体フレームのメインフレーム上にフユーエル
タンクを配設したものがあるが、この場合のフユ
ーエルタンクの取付けは、メインフレームから突
設したブラケツト等にフユーエルタンクをボルト
締め固定すること等により行なつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、このように、メインフレームから突
設したブラケツト等にフユーエルタンクを完全に
固定した構造においては、フユーエルタンクを樹
脂製とした場合には、気温の上昇に伴い該樹脂製
タンクが熱膨張して、ゆがみ変形しやすいという
不都合があつた。
そこで、本考案はバーハンドルを有する車両に
おいて、フユーエルタンクが熱膨張しても、該タ
ンクがゆがみ変形をおこすことのないフユーエル
タンク取付構造を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案においては、
左右一対のメインフレーム上に樹脂製フユーエル
タンクを配設したバーハンドルを有する車両にお
いて、前記フユーエルタンクの後部左右をL型支
持具を介して前記一対のメインフレームの外壁に
夫々固設すると共に、前記樹脂製フユーエルタン
クの前部にコ字型ステーを設け、該コ字型ステー
の上部フランジをステアリング支持部材の後部に
突設したブラケツトの上面に重合わせてコ字型ス
テーをブラケツトに嵌合し、前記コ字型ステーの
上部フランジあるいは前記ブラケツトのいずれか
一方に車体前後方向の長孔を、他方に透孔を夫々
形成し、これら両孔に挿通されるボルト等の連結
具により、前記樹脂製フユーエルタンクの前部を
前記ステアリング支持部材に支持したことを特徴
としている。
〔作用〕
したがつて、気温の上昇に伴い、樹脂製フユー
エルタンクが熱膨張した場合には、樹脂製フユー
エルタンクの前部が、車体フレームにボルト等の
連結具で支持されているために、長孔内をスライ
ドして逃げ、樹脂製フユーエルタンクにゆがみ変
形を生ずることがない。また、ステアリング支持
部材をタンク支持部材と兼用できるから、部品点
数の削減が図れると共に、樹脂製フユーエルタン
クをタンク支持部材及びメインフレームに載せる
だけで位置決めが可能となり、樹脂製フユーエル
タンクの取付が容易である。
しかも、樹脂製フユーエルタンクの後部をメイ
ンフレーム外側からメインフレームの外壁に夫々
固設するようにしたので、タンク取付専用のクロ
スメンバが不要となり、左右の一対のメインフレ
ーム間のスペースが大きくなり、有効に利用でき
ると共に、タンク取付が容易となる。
さらに、樹脂製フユーエルタンクの前部を、コ
字型ステーを介してステアリング支持部材のブラ
ケツトに嵌合したので、樹脂製フユーエルタンク
の前部取付部に無理な負荷がかかることを防止で
きる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は、四輪バキー車の車体フレームの概略
を示し、該車体フレーム1は、下方を開口した略
コ字状のメインフレーム2の下端を、アイダパイ
プ3及びサブステー4で連結し、中央部を縦方向
のセンタパイプ5,6で補強して、左右一対の枠
体を構成するとともに、両枠体を複数のクロスメ
ンバーで連結している。
メインフレーム2の前方上部には、ステー7と
これにより支持されるクロスメンバー8でステア
リング支持部材を構成し、クロスメンバー8の前
部にヘツドパイプ9が固設され、該ヘツドパイプ
9に、バーハンドル10の操向により、前輪1
1,11を操舵するステアリングシヤフト12が
回動可能に支持されている。
また、メインフレーム2の後部には、シートレ
ール13が車体後方に延設され、その後端を該レ
ール13の下部に傾斜配置したシートレールステ
ー14で支持すると共に、シートレールステー1
4の下部両側には、後輪15,15が懸架されて
いる。
この車体フレーム1は、左右一対のメインフレ
ーム2及びアンダパイプ3との空間部に、エンジ
ン16が搭載され、その前方にラジエータ17が
メインフレーム2とセンタパイプ5で支持されて
おり、また車体左側のシートレールステー14の
外側面には、前記ラジエータ17に冷却水を補給
するリザーブタンク18が固設されている。
そして、メインフレーム2の前記クロスメンバ
ー8後方側上面には、樹脂製フユーエルタンク1
9が配設されている。この樹脂製フユーエルタン
ク19は、その後部両側をメインフレーム2に固
定し、前部を前記クロスメンバー8から突設した
タンク支持部材であるブラケツト20に移動可能
に緩着することにより取付けられているもので、
その詳細は第2図及び第3図により説明する。
まず、樹脂製フユーエルタンク19の後部左右
の取付けは、底板10aの後部左右両側に樹脂製
フユーエルタンク19の鋳造時に埋設したボルト
21,21に、L字型支持具22,22をマウン
トラバー23,23を介してナツト24,24に
より固設すると共に、該L字型支持具22,22
をメインフレーム2,2の両外側よりボルト2
5,25にてメインフレーム2,2の外壁に締付
固定することにより行なつている。
また、樹脂製フユーエルタンク19の前部の取
付けは、前板19bの前部略中央に埋設したボル
ト26を、コ字型ステー27に挿通してナツト2
9により固設して、該コ字型ステー27の上部フ
ランジ27aをクロスメンバー8の後部に突設し
たブラケツト20の上面に重合わせてコ字型ステ
ー27をブラケツト20に嵌合し、上部フランジ
27aに取付けたマウントラバー28に形成した
車体前後方向の長孔28aと、ブラケツト20に
形成した透孔20aとにボルト30を挿通して、
ブラケツト20に固着したナツト31にボルト3
0を緩着することにより支持される。
尚、32は、メインフレーム2,2と樹脂製フ
ユーエルタンク19間に介装したマウントラバー
である。
このように、樹脂製フユーエルタンク19は、
後部をメインフレーム2,2に固定、前部を長孔
28aに緩着して移動可能としているから、樹脂
製フユーエルタンク19が熱膨張した場合にも、
長孔28aの長さ範囲内において、樹脂製フユー
エルタンク19の膨張を許容でき、したがつて樹
脂製フユーエルタンク19のゆがみ変形を防止す
ることができる。また、マウントラバー23,2
8を介して樹脂製フユーエルタンク19を取付け
ることによつて走行時に樹脂製フユーエルタンク
19に伝わる振動をやわらげることができる。さ
らに、一対のメインフレーム2の上部は略平行で
あるため、樹脂製フユーエルタンク19は安定的
に載置でき、かつメインフレーム2への取付用ボ
ルト25,25及びブラケツト20への取付用ボ
ルト30は、車体両側及び車体上方より螺着して
いるので、樹脂製フユーエルタンク19の取付け
及び取外しが簡単に行なえ、メンテナンスが容易
にできる。
しかも、樹脂製フユーエルタンク19の後部を
メインフレーム2,2外側からメインフレーム
2,2の外壁に夫々固設するようにしたので、タ
ンク取付専用のクロスメンバが不要となり、左右
一対のメインフレーム2,2間のスペースが大き
くなり、有効に利用できると共に、タンク取付が
容易となる。
さらに、樹脂製フユーエルタンク19の前部
を、コ字型ステー27を介してステアリング支持
部材のブラケツト20に嵌合したので、樹脂製フ
ユーエルタンク19の前部取付部に無理な負荷が
かかることを防止できる。
尚、本実施例においては、樹脂製フユーエルタ
ンクの取付に際し、マウントラバーを介在させて
いるが、必ずしもマウントラバーを必要としな
い。また、樹脂製フユーエルタンク前部の取付部
における長孔は、クロスメンバー8から突設した
ブラケツト20に形成するようにしてもよい。ま
た、本実施例は四輪バギー車について説明した
が、二輪自動車、三輪バギー車等、バーハンドル
を有する他の車両に適用できることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、フユーエルタンクの後
部左右をL型支持具を介して一対のメインフレー
ムの外壁に夫々固設すると共に、樹脂製フユーエ
ルタンクの前部にコ字型ステーを設け、コ字型ス
テーの上部フランジをステアリング支持部材の後
部に突設したブラケツトの上面に重合わせてコ字
型ステーをブラケツトに嵌合し、コ字型ステーの
上部フランジあるいはブラケツトのいずれか一方
に車体前後方向の長孔を、他方に透孔を夫々形成
し、これら両孔に挿通されるボルト等の連結具に
より、樹脂製フユーエルタンクの前部をステアリ
ング支持部材に支持したので、気温の上昇に伴
い、樹脂製フユーエルタンクが膨張しても、樹脂
製フユーエルタンクの前部は長孔内をスライドす
るから、膨張分を簡単に吸収することができる。
また、ステアリング支持部材をタンク支持部材
と兼用できるから、部品点数の削減が図れると共
に、樹脂製フユーエルタンクをタンク支持部材及
びメインフレームに載せるだけで位置決めが可能
となり、樹脂製フユーエルタンクの取付が容易で
ある。
しかも、樹脂製フユーエルタンクの後部をメイ
ンフレーム外側からメインフレームの外壁に夫々
固設するようにしたので、タンク取付専用のクロ
スメンバが不要となり、左右一対のメインフレー
ム間のスペースが大きくなり、有効に利用できる
と共に、タンク取付が容易となる。
さらに、樹脂製フユーエルタンクの前部を、コ
字型ステーを介してステアリング支持部材のブラ
ケツトに嵌合したので、樹脂製フユーエルタンク
の前部取付部に無理な負荷がかかることを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は四輪バ
ギー車の車体フレームの側面図、第2図はフユー
エルタンクの取付け状態を示す側面図、第3図は
第2図の−断面図である。 1……車体フレーム、2……メインフレーム、
8……クロスメンバー、9……ヘツドパイプ、1
0……バーハンドル、12……ステアリングシヤ
フト、19……樹脂製フユーエルタンク、19a
……底板、19b……前板、20……ブラケツ
ト、20a……透孔、21,25,26,30…
…ボルト、22……L字型支持具、23……マウ
ントラバー、24,29,31……ナツト、27
……コ字型ステー、27a……上部フランジ、2
8……マウントラバー、28a……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対のメインフレーム上に樹脂製フユーエ
    ルタンクを配設したバーハンドルを有する車両に
    おいて、前記フユーエルタンクの後部左右をL型
    支持具を介して前記一対のメインフレームの外壁
    に夫々固設すると共に、前記樹脂製フユーエルタ
    ンクの前部にコ字型ステーを設け、該コ字型ステ
    ーの上部フランジをステアリング支持部材の後部
    に突設したブラケツトの上面に重合わせてコ字型
    ステーをブラケツトに嵌合し、前記コ字型ステー
    の上部フランジあるいは前記ブラケツトのいずれ
    か一方に車体前後方向の長孔を、他方に透孔を
    夫々形成し、これら両孔に挿通されるボルト等の
    連結具により、前記樹脂製フユーエルタンクの前
    部を前記ステアリング支持部材に支持したことを
    特徴とするバーハンドルを有する車両のフユーエ
    ルタンク取付構造。
JP1985167337U 1985-10-30 1985-10-30 Expired - Lifetime JPH0534311Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985167337U JPH0534311Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985167337U JPH0534311Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6276791U JPS6276791U (ja) 1987-05-16
JPH0534311Y2 true JPH0534311Y2 (ja) 1993-08-31

Family

ID=31099175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985167337U Expired - Lifetime JPH0534311Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0534311Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4559165B2 (ja) * 2004-09-06 2010-10-06 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の燃料タンク取付構造
US9150267B2 (en) * 2012-07-31 2015-10-06 Honda Motor Co., Ltd. Fuel-tank support structure for motorcycle
JP6231270B2 (ja) * 2012-12-10 2017-11-15 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両の燃料タンク取付構造
JP5847775B2 (ja) 2013-08-30 2016-01-27 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の燃料タンク取付構造
JP5890949B2 (ja) * 2013-08-30 2016-03-22 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の燃料タンク取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60161285A (ja) * 1984-01-31 1985-08-22 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車の燃料タンク取付装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60125285U (ja) * 1984-02-02 1985-08-23 本田技研工業株式会社 自動二輪車,自動三輪車等の燃料タンク取付構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60161285A (ja) * 1984-01-31 1985-08-22 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車の燃料タンク取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6276791U (ja) 1987-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5330028A (en) Saddle-riding type vehicle
US20120152643A1 (en) Muffler mounting structure of vehicle and straddle-type four-wheeled vehicle provided with the same
JP4607745B2 (ja) 自動二輪車のエンジン支持構造
JPH0534311Y2 (ja)
JPS621010Y2 (ja)
JPH09207855A (ja) 騎乗型4輪車のフレーム構造
JPS6213910Y2 (ja)
KR0134447Y1 (ko) 자동차의 휴즈박스와 냉각수 보조탱크겸용 장착브라켓
JPH0326065Y2 (ja)
JPH028874Y2 (ja)
JPH0315435Y2 (ja)
JPS5928943Y2 (ja) 水冷エンジン付自動二輪車におけるラジエ−タの防護板取付装置
JPH053429Y2 (ja)
JPH0755296Y2 (ja) エアクーラの取付構造
JPH0545471B2 (ja)
JPS6324009Y2 (ja)
JPH0332752Y2 (ja)
JPH0211271Y2 (ja)
JPH0235069Y2 (ja)
JPS602026Y2 (ja) 車輛における付属補器の取付構造
JPH0443379Y2 (ja)
JPH04123893U (ja) 自動二輪車のフユーエルタンク支持構造
JPH0248672Y2 (ja)
JPS6117215Y2 (ja)
JPS6134178Y2 (ja)