JPH04123893U - 自動二輪車のフユーエルタンク支持構造 - Google Patents

自動二輪車のフユーエルタンク支持構造

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JPH04123893U JP2979791U JP2979791U JPH04123893U JP H04123893 U JPH04123893 U JP H04123893U JP 2979791 U JP2979791 U JP 2979791U JP 2979791 U JP2979791 U JP 2979791U JP H04123893 U JPH04123893 U JP H04123893U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ヒートシールドを備えてオイルタンクからフュ
ーエルタンクへの熱影響を低減できると共に、車体フレ
ームへの組付性を良好にし、かつヒートシールドの強度
を適正にする。 【構成】ヘッドパイプ後方がオイルタンク31として構
成され、タンク支持装置32を介してフューエルタンク
が設置された自動二輪車において、タンク支持装置32
は、車体フレームおよびフューエルタンクに直接当接可
能に設けられるとともに、バーリング溝46が形成され
たクッション部材33と、オイルタンク31を覆うとと
もに、断熱機能を備え、クッション部材のバーリング溝
46に係止する係止部43を備えたヒートシールド34
を有し、クッション部材33のバーリング溝46の高さ
は、ヒートシールドの係止部43が係止し、かつフュー
エルタンクの荷重を支持しても、バーリング溝46上面
と係止部43との間に隙間を有する寸法に設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 〔考案の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動二輪車の車体フレームにおけるヘッドパイプ後方がオイルタ ンクとして構成され、このオイルタンク上方にフューエルタンクを設置する自動 二輪車のフューエルタンク支持構造に関する。
【0003】
【従来の技術】
図11に示すように、自動二輪車の車体フレーム1には、ヘッドパイプ2の後 方領域をオイルタンク3とし、エンジン各部を潤滑したエンジンオイルを上記オ イルタンクへ導いて冷却し、再びエンジン各部へ供給するようにしたものがある 。
【0004】 一方、フューエルタンク4は一般に、車体フレーム1のヘッドパイプ2後方に 載置されるものが多い。この場合、図12にも示すように、車体フレーム1とフ ューエルタンク4との間にクッションゴム5が設置されて振動が吸収され、図示 しないバンドあるいは金具を用いて、フューエルタンク4が車体フレーム1に固 定される(第1従来例)。
【0005】 また、他の自動二輪車にあっては、オイルタンク3とフューエルタンク4との 間に、断熱機能を備えたヒートシールド6を配置したものがある。この場合、ヒ ートシールド6、およびこのヒートシールド6を支持する取付ブラケット7の両 者の強度を高め、上記ヒートシールド6上にクッションゴム8を設置して、これ らクッションゴム5、ヒートシールド6および取付ブラケット7にてフューエル タンク4の荷重を支持するようにしている(第2従来例)。
【0006】 さらに、他の自動二輪車にあっては、オイルタンク3とフューエルタンク4と の間に配置したヒートシールド6上にクッションゴム8を設置するばかりか、車 体フレーム1とヒートシールド6との間にもクッションゴム9を設置し、これら クッションゴム8および9並びにヒートシールド6および取付ブラケット7によ って、フューエルタンク4の荷重を支持するようにしたものもある(第3従来例 )。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の第1従来例(図11および図12)では、オイルタンク3と フューエルタンク4との間に、断熱機能を備えたヒートシールド6が配設されて いないので、オイルタンクの熱がフューエルタンク4へ直接伝達されて、フュー エルタンク4内のガソリンが揮発し、この揮発したガソリンが、タンクキャップ 10の通気孔から大気中へ放散してしまうおそれがある。
【0008】 また、上述の第2従来例(図13)では、ヒートシールド6および取付ブラケ ット7がクッションゴム8を介してフューエルタンク4の荷重を支持するので、 ヒートシールド6の強度を高めなければならない。したがって、このヒートシー ルド6は、断熱機能に必要な板厚以上の板厚を必要とする。
【0009】 さらに、上述の第3従来例(図14)では、ヒートシールド6の上方および下 方にクッションゴム8および9をそれぞれ配置して、ヒートシールド6を車体フ レーム1に組み付けなければならないので、ヒートシールド6、クッションゴム 8および9並びにフューエルタンク4の組付が煩雑になる。
【0010】 この考案は、上述の事情を考慮してなされたものであり、ヒートシールドを備 えてオイルタンクからフューエルタンクへの熱影響を低減すると共に、車体フレ ームへの組付性を良好にし、かつ上記ヒートシールドの強度も適正化できる自動 二輪車のフューエルタンク支持構造を提供することを目的とする。 〔考案の構成〕
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案は、自動二輪車車体フレームのヘッドパイプ後方がオイルタンクとし て構成され、このオイルタンクを構成する車体フレームにタンク支持装置を介し てフューエルタンクが設置された自動二輪車のフューエルタンク支持構造におい て、上記タンク支持装置は、上記車体フレームおよびフューエルタンクに直接当 接可能に設けられて上記フューエルタンクを支持するとともに、バーリング溝が 形成されたクッション部材と、上記オイルタンクおよびフューエルタンク間に配 置されてこのオイルタンクを覆うとともに、断熱機能を備え、かつ上記クッショ ン部材のバーリング溝に係止する係止部を備えたヒートシールドと、を有し、上 記クッション部材のバーリング溝の高さは、このバーリング溝に上記ヒートシー ルドの係止部が係止し、かつこのクッション部材が上記フューエルタンクの荷重 を支持した状態においても、上記バーリング溝上面と上記係止部との間に隙間を 有する寸法に設定されたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
したがって、この考案に係る自動二輪車のフューエルタンク支持構造によれば 、断熱機能を備えたヒートシールドがオイルタンクとフューエルタンクとの間に 配置可能に設けられたことから、フューエルタンクが受けるオイルタンクの熱影 響を低減できる。このため、フューエルタンク内の燃料が揮発して、大気中へ放 散するのを防止できる。
【0013】 また、フューエルタンクの荷重はクッション部材を介して車体フレームで支持 し、しかも、ヒートシールドの係止部をクッション部材のバーリング溝に係止し た状態で、上記ヒートシールドを車体フレームに固定するので、ヒートシールド およびクッション部材の組付を容易に実施できる。
【0014】 さらに、クッション部材におけるバーリング溝の高さは、このバーリング溝に ヒートシールドの係止部が係止し、かつこのクッション部材が上記フューエルタ ンクの荷重を支持した状態においても、上記バーリング溝上面と上記係止部との 間に隙間を有する寸法に設定されたことから、ヒートシールドにフューエルタン クの荷重が作用することがない。このため、ヒートシールドは、断熱機能を備え れば充分なので、フューエルタンクの荷重を支持する必要がなく、その強度を必 要以上に設定しなくてもよく、適性化を図ることができる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】 図3はこの考案に係る自動二輪車のフューエルタンク支持構造の一実施例を示 す組立斜視図、図2は図3の実施例が適用された自動二輪車を示す側面図、図1 は図2のI−I線に沿う断面図である。
【0017】 図2に示す自動二輪車の車体フレーム11はセミダブルクレードルフレームで あり、前端部がヘッドパイプ12に固着され、後端部にピボット部13が固着さ れたタンクレール14と、ヘッドパイプ12から後下方へ垂設されたダウンチュ ーブ15と、このダウンチューブ15から後方へ延びて、タンクレール14のピ ボット部13に固着された左右一対のロアチューブ16と、を有して構成される 。タンクレール14、ダウンチューブ15およびロアチューブ16に囲まれた領 域にエンジン17が搭載される。
【0018】 また、ヘッドパイプ12には、ステアリングシャフト(図示せず)を介してフ ロントフォーク18が左右方向に揺動可能に支持される。このフロントフォーク 18の上部にハンドルバー19が取り付けられ、フロントフォーク18の下部に 前輪20が回転自在に軸支される。符号21はフロントフェンダである。また、 ピボット部13には、スイングアーム22が上下方向に揺動可能に支持され、こ のスイングアーム22の自由端部に後輪23が回転自在に軸支される。
【0019】 タンクレール14には、後方へ延びるシートレール24が固着され、このシー トレール24はシートピラー25によって支持される。シートレール24によっ てシート26が支持される。また、シート26の前方のタンクレール14にフュ ーエルタンク27が載置される。
【0020】 さて、タンクレール14およびダウンチューブ15間には、図3にも示すよう にブリッジチューブ28が架け渡されて、タンクレール14およびダウンチュー ブ15が補強される。また、これらのタンクレール14、ダウンチューブ15お よびブリッジチューブ28の左右両側にオイルタンクプレート29が固着され、 これらの部材14,15,28および29に囲まれて空間30(図1)が形成さ れる。この空間30とタンクレール14、ダウンチューブ15およびブリッジチ ューブ28のそれぞれの内部空間とは連通され、さらにこれらのレール14並び にチューブ15および28の内部空間も互いに連通される。
【0021】 したがって、この空間30並びにタンクレール14、ダウンチューブ15およ びブリッジチューブ28によって、車体フレーム11のヘッドパイプ12後方に オイルタンク31が構成される。このオイルタンク31内に、エンジンを潤滑し たエンジンオイルが貯溜されるが、ヘッドパイプ12周りは走行風が当たる位置 なので、オイルタンク31内のエンジンオイルは好適に冷却される。
【0022】 また、上記フューエルタンク27は、図3に示すタンク支持装置32を介して 、上記オイルタンク31を構成する車体フレーム11上に設置される。このタン ク支持装置32は、クッション部材としてのクッションゴム33と、断熱機能を 備えたヒートシールド34とを有して構成される。
【0023】 ヒートシールド34は、図3および図4〜図7に示すように、断面逆U字形状 であり、オイルタンク31を略覆う大きさに構成される。このヒートシールド3 4は例えば鉄板製であり、その板厚は、オイルタンク31からフューエルタンク 27へ伝達される熱を遮断する寸法に設定される。
【0024】 また、ヒートシールド34の両側面の略中央位置に、タンククッションピラー 35(図3)を回避して、このタンククッションピラー35に遊嵌する切欠36 が形成される。ここで、図1に示すように、タンククッションピラー35は両オ イルタンクプレート29に突設され、先端部にタンククッション37を固着する 。このタンククッション37が、フューエルタンク27の両内面に固着されたク ッション受部38に嵌合して、フューエルタンク27の左右方向の振動を吸収す る。
【0025】 さらに、ヒートシールド34の両側面には、図3および図4に示すように、切 欠36の前後にヒートシールド取付凹部39が形成される。これらのヒートシー ルド取付凹部39は、両オイルタンクプレート29に固着された取付ボス40に 対応する位置に形成される。この取付ボス40の内面には、ナット41(図1) が溶着されている。図示しないビスをヒートシールド取付凹部39に貫通し、ナ ット41に螺合することにより、ヒートシールド34が車体フレーム11に組付 可能に設けられる。
【0026】 また、ヒートシールド34の頂部には、バーリング穴42が開口される。この バーリング穴42の両側を形成する部分は、図5に示すようにヒートシールド3 4の内側に屈曲されて、係止部としての係止フック43が形成される。上記バー リング穴42は、クッションゴム33の大きさに対応して設けられる。
【0027】 また、前記クッションゴム33は、図1および図3並びに図8〜図10に示す ように、上部にフューエルタンク当接部44、下部にタンクレール当接部45を 備え、さらに左右の両側部にバーリング溝46を、前後端部に遮熱リブ47を備 えて構成される。
【0028】 フューエルタンク当接部44は、左右方向に延びた当接山部48が、クッショ ンゴム33の軸方向に複数並設されて構成される。これらの当接山部48が、フ ューエルタンク27の内面に当接可能に設けられる。
【0029】 また、タンクレール45は、図における上方に凸に湾曲した湾曲面49として 構成され、この湾曲面49に複数の通風溝50が刻設される。この通風溝50は 、クッションゴム33の軸方向全長に亘って延び、クッションゴム33の左右方 向に複数平行に形成される。これらの通風溝50内に走行風が流れることにより 、クッションゴム33の熱が放散される。
【0030】 バーリング溝46は、クッションゴム33の軸線に向かって刻設され、クッシ ョンゴム33の軸方向全長に亘って形成されて、図8に示すようにヒートシール ド34の係止フック43を係止可能とする。この結果、クッションゴム33およ びヒートシールド34の車体フレーム11への組付時に、ヒートシールド34の 係止フック43をクッションゴム33のバーリング溝46に係止することにより 、クッションゴム33の脱落を防止でき、この状態でヒートシールド34を車体 フレーム11に組付可能に設けられる。
【0031】 さらに、バーリング溝46の高さHは、このバーリング溝46にヒートシール ド34の係止フック43を係止し、かつクッションゴム33のフューエルタンク 当接部44およびタンクレール当接部45にてフューエルタンク27の荷重を支 持した状態においても、バーリング溝46の上面46Aと、係止フック43の頂 部43Aとの隙間hが確保される寸法に設定される。これにより、クッションゴ ム33からヒートシールド34へフューエルタンク27の荷重が伝達されないよ う構成される。
【0032】 遮熱リブ47は、クッションゴム33の前後端部に突設され、図8における上 方に凸の湾曲形状に形成される。図6に示すように、ヒートシールド34のバー リング穴42のコーナ部は、製造上直角形状に形成しにくく、若干の湾曲を有し て形成されてしまうので、この部分とクッションゴム33の前後端面との間に隙 間が形成され、オイルタンク31の熱がフューエルタンク27へ向って放散され てしまう。そこで、上記遮熱リブ47をヒートシールド34の上面に接触させる ことにより、上記熱の放散が防止される。
【0033】 上述のようなタンク支持装置32およびフューエルタンク27は、次のように して車体フレーム11に組み付けられる。
【0034】 図3に示すように、まず、ヒートシールド34のバーリング穴42にクッショ ンゴム33を嵌合する。この状態では、ヒートシールド34の係止フック43が クッションゴム33のバーリング溝46に係止されて、クッションゴム33の脱 落が防止されている。このようにクッションゴム33を係止したヒートシールド 34をオイルタンク31の上方に配置し、ヒートシールド34のヒートシールド 取付凹部39および車体フレーム11の取付ボス40にビスを挿通し螺合して、 ヒートシールド34を車体フレーム11に固定する。このとき、クッションゴム 33のタンクレール当接部45が車体フレーム11のタンクレール14に当接す る。このようにして、タンク支持装置32を車体フレーム11に組み付ける。
【0035】 次に、このヒートシールド34の上方からフューエルタンク27を搬入し、こ のフューエルタンク27の内面をクッションゴム33のフューエルタンク当接部 44に当接させ、かつフューエルタンク27のクッション受部38をタンククッ ション37に嵌装させ、クッションゴム33のフューエルタンク当接部44にて フューエルタンク27の荷重を支持する。この後、ゴムクッション51および5 2並びにカラー53を介して取付ボルト54により、フューエルタンク27を車 体フレーム11のタンクレール14に固定する。
【0036】 上記実施例によれば、断熱機能を備えたヒートシールド34がオイルタンク3 1とフューエルタンク27との間に配置可能に設けられたことから、フューエル タンク27が受けるオイルタンク31からの熱影響を低減できる。このため、フ ューエルタンク27内のガソリンが揮発して、タンクキャップ55の通気孔から 大気中へ拡散することを防止できる。
【0037】 また、フューエルタンク27の荷重は、クッションゴム33を介して車体フレ ーム11のタンクレール14で支持し、しかも、タンク支持装置32の組付時に は、ヒートシールド34の係止フック43をクッションゴム33のバーリング溝 46に係止させた状態でクッションゴム33の脱落を防ぎ、上記ヒートシールド 34を車体フレーム11に固定するだけで足りるので、タンク支持装置32の組 付を容易に実施できる。
【0038】 さらに、クッションゴム33におけるバーリング溝46の高さHは、このバー リング溝46にヒートシールド34の係止フック43が係止し、かつこのクッシ ョンゴム33が上記フューエルタンク27の荷重を支持した状態においても、バ ーリング溝46の上面46Aと係止フック43の頂部43Aとの間に隙間hを確 保する寸法に設定されたことから、ヒートシールド34にフューエルタンク27 の荷重が作用することがない。このため、ヒートシールド34は、断熱機能を果 す板厚であれば足り、フューエルタンク27の荷重を支持する板厚まで要求され ないので、そのヒートシールド34の強度を必要以上に設定しなくてもよく、適 正化できる。
【0039】 また、クッションゴム33に遮熱リブ47が形成されて、ヒートシールド34 のバーリング孔42におけるコーナ部からの放熱も遮断できるので、フューエル タンク27への熱影響を確実に防止できる。
【0040】 また、クッションゴム33にはタンクレール当接部45に通風溝50が形成さ れたので、この通風溝50に走行風が流れることにより、クッションゴム33自 体の熱劣化等を防止できる。
【0041】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係る自動二輪車のフューエルタンク支持構造によれ ば、タンク支持装置が、車体フレームおよびフューエルタンクに直接当接可能に 設けられて上記フューエルタンクを支持するとともに、バーリング溝が形成され たクッション部材と、上記オイルタンクおよびフューエルタンク間に配置されて このオイルタンクを覆うとともに、断熱機能を備え、かつ上記クッション部材の バーリング溝に係止する係止部を備えたヒートシールドと、を有し、上記クッシ ョン部材のバーリング溝の高さは、このバーリング溝に上記ヒートシールドの係 止部が係止し、かつこのクッション部材が上記フューエルタンクの荷重を支持し た状態においても、上記バーリング溝上面と上記係止部との間に隙間を有する寸 法に設定されたことから、フューエルタンクへの熱影響を低減できるとともに、 車体フレームへの組付性を良好にでき、かつヒートシールドの強度も適性にでき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I線に沿う断面図。
【図2】図3の実施例が適用された自動二輪車を示す側
面図。
【図3】この考案に係る自動二輪車のフューエルタンク
支持構造の一実施例を示す組立斜視図。
【図4】図3のヒートシールドを示す側面図。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図。
【図6】図4のVI矢視図。
【図7】図4のVII −VII 線に沿う断面図。
【図8】図3および図1のクッションゴムを示す正面
図。
【図9】図8のクッションゴムの側面図。
【図10】図8のクッションゴムの平面図。
【図11】自動二輪車のフューエルタンク支持構造の第
1従来例を示す組立斜視図。
【図12】図11の組立状態を示す断面図。
【図13】自動二輪車のフューエルタンク支持構造の第
2従来例を示す断面図。
【図14】自動二輪車のフューエルタンク支持構造の第
3従来例を示す断面図。
【符号の説明】
11 車体フレーム 12 ヘッドパイプ 14 タンクレール 15 ダウンチューブ 27 フューエルタンク 28 ブリッジチューブ 31 オイルタンク 32 タンク支持装置 33 クッションゴム 34 ヒートシールド 42 バーリング孔 43 係止フック 43A 係止フック頂部 44 フューエルタンク当接部 45 タンクレール当接部 46 バーリング溝 46A バーリング溝上面 H バーリング溝の高さ h 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動二輪車車体フレームのヘッドパイプ
    後方がオイルタンクとして構成され、このオイルタンク
    を構成する車体フレームにタンク支持装置を介してフュ
    ーエルタンクが設置された自動二輪車のフューエルタン
    ク支持構造において、上記タンク支持装置は、上記車体
    フレームおよびフューエルタンクに直接当接可能に設け
    られて上記フューエルタンクを支持するとともに、バー
    リング溝が形成されたクッション部材と、上記オイルタ
    ンクおよびフューエルタンク間に配置されてこのオイル
    タンクを覆うとともに、断熱機能を備え、かつ上記クッ
    ション部材のバーリング溝に係止する係止部を備えたヒ
    ートシールドと、を有し、上記クッション部材のバーリ
    ング溝の高さは、このバーリング溝に上記ヒートシール
    ドの係止部が係止し、かつこのクッション部材が上記フ
    ューエルタンクの荷重を支持した状態においても、上記
    バーリング溝上面と上記係止部との間に隙間を有する寸
    法に設定されたことを特徴とする自動二輪車のフューエ
    ルタンク支持構造。
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