JPH0541995Y2 - - Google Patents

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JPH0541995Y2
JPH0541995Y2 JP2144487U JP2144487U JPH0541995Y2 JP H0541995 Y2 JPH0541995 Y2 JP H0541995Y2 JP 2144487 U JP2144487 U JP 2144487U JP 2144487 U JP2144487 U JP 2144487U JP H0541995 Y2 JPH0541995 Y2 JP H0541995Y2
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JP
Japan
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side frames
shaft
steering
arm
engine
Prior art date
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JP2144487U
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JPS63128189U (ja
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はハンドルと前輪間をステアリングリン
ク機構で連結した自動二輪車(自動三輪車を含
む)のステアリング装置に関する。
(従来の技術) 本出願人は前輪をスイングアームで懸架し、ハ
ンドルと前輪間を、左右のサイドフレーム間に横
架した軸を支点に揺動するアームを含んだステア
リングリンク機構で連結した自動二輪車のステア
リング装置を特願昭60−244376号で既に出願して
いる。(特開62−103282) 先の出願では、前記軸が横架される左右のサイ
ドフレームは前部フレームに一体に形成され、そ
のため軸の取付精度を高精度に確保することがで
きる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、左右のサイドフレームを別体と
した場合、左右のサイドフレームを高精度にエン
ジン側部へ取付けることは極めて面倒で、また、
高精度に取付けても、左右のサイドフレームが受
けるエンジン熱の差異により左右のサイドフレー
ムの熱膨張量が異なると、軸の摩擦抵抗が変動す
ることが考えられる。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであつ
て、本考案の目的は、ステアリングリンク機構を
構成する軸を左右別体のサイドフレームで支持す
る場合に、簡易に組立作業を行え、また、左右の
サイドフレームが受けるエンジン熱の差異により
左右のサイドフレームの熱膨張量が異つた場合で
も、軸の摩擦変動を可及的に抑制できる自動二輪
車のステアリング装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、 エンジン3の左右側部に互いに別体のサイドフ
レーム11,11を夫々取付け、 前記左右のサイドフレーム11,11間に軸4
5を横架すると共に、該軸45の両端を夫々自動
調心軸受47を介してサイドフレーム11に回転
自在に支持し、 軸45に取付けたアーム51,53をハンドル
13と前輪5のステアリングアーム21,57に
連結することによりステアリング機構43を構成
した。
(作用) サイドフレーム11,11の取付誤差や、熱膨
張量の差異を自動調心軸受47,47で吸収し、
サイドフレーム11,11の組立作業を簡易化
し、軸45の摩擦変動を可及的に抑制する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面に従つて説明
する。
第1図は自動二輪車前部の概略側面図、第2図
は第1図の−線相当の断面図を示す。
1は自動二輪車、3はエンジン、5は前輪で、
エンジン3はミツシヨンケースを兼ねるクランク
ケース7から前気筒9Aと、後気筒9Bが突設さ
れたV型エンジンである。
自動二輪車1の車体フレームはエンジン3の左
右側面に夫々配設された枠状のサイドフレーム1
1,11と、該サイドフレーム11,11上に配
設されハンドル13を支持するステアリングポス
ト15、燃料タンク、シート等が設けられた上フ
レーム17とを備える。
前輪5の車輪19は該前輪5の一側に縦設した
ステアリングアーム21で回転自由に支持する。
前記サイドフレーム11,11の前部上下から
は夫々上下揺動自在に上スイングアーム23、下
スイングアーム25を前方に延出させ、ステアリ
ングアーム21を上下のスイングアーム23,2
5の前端でピロボール27,29を介して転舵自
在に支持し、図中31は転舵軸線を示す。
前記下スイングアーム25とサイドフレーム1
1,11間にはリンク33,35からなるプログ
レシブリンク機構37を設け、プログレシブリン
ク機構37とサイドフレーム11,11間に介設
した緩衝器39で前輪5を懸架支持する。
前記サイドフレーム11のエンジン3への組付
けは、マウントボルト41により各サイドフレー
ム11,11をエンジン3の左右側部に夫々締結
することにより行い、両サイドフレーム11,1
1前部且つ上部間にステアリングリンク機構43
を構成する軸45を横架する。
前記軸45の両端は夫々自動調心軸受47,4
7を介してサイドフレーム11,11の取付孔4
9,49に回転自在に支持する。軸受47のアウ
タレースは、軸45の軸線上に中心0を有する円
弧の一部を形成する。
前記軸45の右側の端部45Aはサイドフレー
ム11の外側方に延出させ、該端部45Aに第1
アーム51をスプライン嵌合させて取付け、左側
のサイドフレーム11の内側に位置する軸部分4
5Bには第2アーム53をスプライン嵌合させて
取付ける。
そして、ステアリングポスト15に挿通された
ステアリングシヤフト55下端にアーム57を設
け、該アーム57と第1アーム51とを継手5
9,61、ロツド63で連結するとともに、第2
アーム53とステアリングアーム21とを継手6
5,67ロツド69で連結し、ハンドル13の操
作により前輪5を転舵するステアリングリンク機
構43を構成する。
本実施例は前記のように構成したので、サイド
フレーム11,11に取付誤差があつても、該誤
差を自動調心軸受47,47で吸収でき、両サイ
ドフレーム11,11の取付けには従来の如く高
い精度が要求されず、従つてサイドフレーム1
1,11の組立を簡易に行うことができる。
また、左右のサイドフレーム11,11が受け
るエンジン熱の差異により左右のサイドフレーム
11,11の熱膨張量が異なつた場合でも、この
熱膨張量の差異を自動調心軸受47,47吸収で
き、軸45の摩擦変動を可及的に抑制できる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、簡易に組立作業を行え、また、左右のサイド
フレームが受けるエンジン熱の差異により左右の
サイドフレームの熱膨張量が異つた場合でも、軸
の摩擦変動を可及的に抑制できる自動二輪車のス
テアリング装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車前部の概略側面図、第2図
は第1図の−線相当の断面図を示す。 尚図面中、1は自動二輪車、3はエンジン、5
は前輪、11はサイドフレーム、23は上スイン
グアーム、25は下スイングアーム、43はステ
アリングリンク機構、45は軸である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンの左右側部に互いに別体のサイドフレ
    ームを夫々取付け、 前記左右のサイドフレーム間に軸を横架すると
    共に、該軸の両端を夫々自動調心軸受を介してサ
    イドフレームに回転自在に支持し、 前記軸に取付けたアームをハンドルと前輪のス
    テアリングアームに連結してステアリング機構を
    構成した、 ことを特徴とする自動二輪車のステアリング装
    置。
JP2144487U 1987-02-16 1987-02-16 Expired - Lifetime JPH0541995Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2144487U JPH0541995Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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JP2144487U JPH0541995Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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Publication Number Publication Date
JPS63128189U JPS63128189U (ja) 1988-08-22
JPH0541995Y2 true JPH0541995Y2 (ja) 1993-10-22

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JPS63128189U (ja) 1988-08-22

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