JPH0122901Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0122901Y2 JPH0122901Y2 JP15958681U JP15958681U JPH0122901Y2 JP H0122901 Y2 JPH0122901 Y2 JP H0122901Y2 JP 15958681 U JP15958681 U JP 15958681U JP 15958681 U JP15958681 U JP 15958681U JP H0122901 Y2 JPH0122901 Y2 JP H0122901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet
- flange
- sheet metal
- thermostat
- thermostat housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims description 9
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Valve Housings (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関の冷却系におけるサーモスタ
ツトハウジングのアウトレツトに関する。
ツトハウジングのアウトレツトに関する。
一般に内燃機関においては、第1図(日産自動
車昭和51年7月発行サービス周報第322号第92頁
に記載)に示すようにシリンダブロツク1内から
シリンダヘツド2内を流れて高温となつた冷却水
をサーモスタツト3を介してラジエータ4に送
り、ここで放熱させて、ウオータポンプ5からシ
リンダブロツク1内に再び送り込むようにしてい
る。また、必要に応じ高温となつた冷却水を車室
暖房用のヒータ6に流すようにしている。そし
て、機関低温時にはサーモスタツト3が閉止し
て、ラジエータ4側へ冷却水が流れないようにし
ている。
車昭和51年7月発行サービス周報第322号第92頁
に記載)に示すようにシリンダブロツク1内から
シリンダヘツド2内を流れて高温となつた冷却水
をサーモスタツト3を介してラジエータ4に送
り、ここで放熱させて、ウオータポンプ5からシ
リンダブロツク1内に再び送り込むようにしてい
る。また、必要に応じ高温となつた冷却水を車室
暖房用のヒータ6に流すようにしている。そし
て、機関低温時にはサーモスタツト3が閉止し
て、ラジエータ4側へ冷却水が流れないようにし
ている。
また、サーモスタツト3は第2図及び第3図に
示すように、シリンダヘツド2外壁の冷却水出口
部に取付けられたアルミ鋳物製のサーモスタツト
ハウジング7内に収納されている。そして、サー
モスタツトハウジング7のサーモスタツト3出口
側にはガスケツト8を介して3〜4本のボルト9
によりアウトレツト10が固定されており、この
アウトレツト10にラジエータ側へのホース(図
示せず)が接続されるようになつている。
示すように、シリンダヘツド2外壁の冷却水出口
部に取付けられたアルミ鋳物製のサーモスタツト
ハウジング7内に収納されている。そして、サー
モスタツトハウジング7のサーモスタツト3出口
側にはガスケツト8を介して3〜4本のボルト9
によりアウトレツト10が固定されており、この
アウトレツト10にラジエータ側へのホース(図
示せず)が接続されるようになつている。
ところで、従来のアウトレツト10はアルミ鋳
物または鋳鉄製であり、しかもサーモスタツトハ
ウジング7への取付用フランジを5〜10mm程度に
厚くして、ボルト9の取付ピツチ間における面圧
を確保することにより水洩れを防止していたた
め、大型になると共に、重量もかなりのものとな
るという問題点があつた。また、鋳物製の場合に
は主型の精度で形状が決まり、製作工程でのバラ
ツキも大きいという問題点もあつた。
物または鋳鉄製であり、しかもサーモスタツトハ
ウジング7への取付用フランジを5〜10mm程度に
厚くして、ボルト9の取付ピツチ間における面圧
を確保することにより水洩れを防止していたた
め、大型になると共に、重量もかなりのものとな
るという問題点があつた。また、鋳物製の場合に
は主型の精度で形状が決まり、製作工程でのバラ
ツキも大きいという問題点もあつた。
本考案はこのような従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたもので、アウトレツトを
板金によりプレス成形して軽量化並びに精度の向
上を図る一方、サーモスタツトハウジングへの取
付用フランジの縁部に全周に亘つてリブを形成し
て剛性を高め、更にフランジ自体をボルトの取付
ピツチ間において接合面側に凸となるように予め
湾曲させることにより、取付ピツチ間での面圧を
確保して、浮上り等による水洩れを防止し得るよ
うにしたものである。
とを目的としてなされたもので、アウトレツトを
板金によりプレス成形して軽量化並びに精度の向
上を図る一方、サーモスタツトハウジングへの取
付用フランジの縁部に全周に亘つてリブを形成し
て剛性を高め、更にフランジ自体をボルトの取付
ピツチ間において接合面側に凸となるように予め
湾曲させることにより、取付ピツチ間での面圧を
確保して、浮上り等による水洩れを防止し得るよ
うにしたものである。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第4図〜第6図は本考案によるアウトレツトの
一実施例を示している。
一実施例を示している。
このアウトレツト11は、板金(板厚1.4〜2
mm)によりプレス成形されてなり、サーモスタツ
トハウジングのサーモスタツト出口側に接合され
てボルト締めされるフランジ12を一端に有し、
ホースの接続部13を他端に有している。14は
ボルト挿入孔である。
mm)によりプレス成形されてなり、サーモスタツ
トハウジングのサーモスタツト出口側に接合され
てボルト締めされるフランジ12を一端に有し、
ホースの接続部13を他端に有している。14は
ボルト挿入孔である。
フランジ12の縁部には接合面側とは反体方向
に立上がるリブ15を全周に亘つて一体に形成し
てある。また、フランジ12は第6図に鎖線でハ
ツチングされている部分を凸曲面16としてあ
る。詳しくは、3箇所のボルト座面に対し、それ
らの中間部(3箇所)を接合面側に凸なる形状を
なすように張出してある。この場合の張出し量T
は最大で1〜2mm程度でよい。
に立上がるリブ15を全周に亘つて一体に形成し
てある。また、フランジ12は第6図に鎖線でハ
ツチングされている部分を凸曲面16としてあ
る。詳しくは、3箇所のボルト座面に対し、それ
らの中間部(3箇所)を接合面側に凸なる形状を
なすように張出してある。この場合の張出し量T
は最大で1〜2mm程度でよい。
かかる構成のアウトレツト11によれば、板金
製であるので軽量化及び精度の向上が図れる。
製であるので軽量化及び精度の向上が図れる。
また、リブ15によるフランジ12の剛性の向
上とあわせ、フランジ12におけるボルトの取付
ピツチ間を接合面側に張出して凸曲面16とした
ことにより、ボルトによるサーモスタツトハウジ
ングへの取付時の取付ピツチ間における面圧が向
上すると共に、面圧の均一化が図れる。よつてシ
ール性が大巾に改善される。
上とあわせ、フランジ12におけるボルトの取付
ピツチ間を接合面側に張出して凸曲面16とした
ことにより、ボルトによるサーモスタツトハウジ
ングへの取付時の取付ピツチ間における面圧が向
上すると共に、面圧の均一化が図れる。よつてシ
ール性が大巾に改善される。
尚、第7図Aはリブ15のみが設けられた板金
製アウトレツトの面圧分布を示し、また第7図B
は更にフランジ12におけるボルトの取付ピツチ
間を凸曲面16としたものの面圧分布を示してお
り、本考案、即ち第7図Bの如くリブ15と凸曲
面16とを併用することが面圧の向上と均一化に
極めて有効であることがわかる。
製アウトレツトの面圧分布を示し、また第7図B
は更にフランジ12におけるボルトの取付ピツチ
間を凸曲面16としたものの面圧分布を示してお
り、本考案、即ち第7図Bの如くリブ15と凸曲
面16とを併用することが面圧の向上と均一化に
極めて有効であることがわかる。
また第7図Cに示す如く、更にリブ15の高さ
を周方向に異ならせて、ボルトの取付ピツチ間の
中間部において最大高さを有するようにすると、
更に面圧が均一化し、シール性が格段に向上す
る。
を周方向に異ならせて、ボルトの取付ピツチ間の
中間部において最大高さを有するようにすると、
更に面圧が均一化し、シール性が格段に向上す
る。
以上説明したように本考案によるアウトレツト
は、板金製であるので軽量化並びに精度の向上が
図れ、またフランジの縁部に全周に亘つてリブを
形成したこととあわせ、フランジ自体をボルトの
取付ピツチ間において接合面側へ張出して凸曲面
としたので、面圧の向上と面圧の均一化とが図
れ、シール性が向上するという効果が得られる。
は、板金製であるので軽量化並びに精度の向上が
図れ、またフランジの縁部に全周に亘つてリブを
形成したこととあわせ、フランジ自体をボルトの
取付ピツチ間において接合面側へ張出して凸曲面
としたので、面圧の向上と面圧の均一化とが図
れ、シール性が向上するという効果が得られる。
第1図は内燃機関の冷却系の概略図、第2図及
び第3図はサーモスタツトハウジングの斜視図及
び断面図、第4図は本考案によるアウトレツトの
一実施例を示す正面図、第5図は第4図の−
断面図、第6図は第4図の背面図、第7図A,
B,Cは面圧分布を説明する図である。 3……サーモスタツト、7……サーモスタツト
ハウジング、9……ボルト、10……従来の鋳物
製アウトレツト、11……本考案による板金製ア
ウトレツト、12……フランジ、13……接続
部、14……ボルト挿入孔、15……リブ、16
……凸曲面。
び第3図はサーモスタツトハウジングの斜視図及
び断面図、第4図は本考案によるアウトレツトの
一実施例を示す正面図、第5図は第4図の−
断面図、第6図は第4図の背面図、第7図A,
B,Cは面圧分布を説明する図である。 3……サーモスタツト、7……サーモスタツト
ハウジング、9……ボルト、10……従来の鋳物
製アウトレツト、11……本考案による板金製ア
ウトレツト、12……フランジ、13……接続
部、14……ボルト挿入孔、15……リブ、16
……凸曲面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機関本体に取付けられるサーモスタツトハウ
ジングのサーモスタツト出口側に接合されてボ
ルト締めされるフランジを一端に有し、ホース
の接続部を他端に有する冷却系サーモスタツト
ハウジングのアウトレツトにおいて、板金によ
りプレス成形してなり、前記フランジの縁部に
全周に亘つてリブを設けると共に、前記フラン
ジ自体をボルトの取付ピツチ間において接合面
側に凸となるよう湾曲させてなる冷却系サーモ
スタツトハウジングの板金製アウトレツト。 (2) リブがボルトの取付ピツチ間の中間部で最大
高さを有するように周方向に高さを異ならせて
形成されてなる実用新案登録請求の範囲第1項
記載の冷却系サーモスタツトハウジングの板金
製アウトレツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15958681U JPS5864825U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 冷却系サ−モスタツトハウジングの板金製アウトレツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15958681U JPS5864825U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 冷却系サ−モスタツトハウジングの板金製アウトレツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5864825U JPS5864825U (ja) | 1983-05-02 |
JPH0122901Y2 true JPH0122901Y2 (ja) | 1989-07-12 |
Family
ID=29952037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15958681U Granted JPS5864825U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 冷却系サ−モスタツトハウジングの板金製アウトレツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5864825U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH045689Y2 (ja) * | 1984-11-02 | 1992-02-18 | ||
JP4448747B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-04-14 | 愛知機械工業株式会社 | 内燃機関 |
-
1981
- 1981-10-28 JP JP15958681U patent/JPS5864825U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5864825U (ja) | 1983-05-02 |
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