JPS593252Y2 - フアンシユラウド付熱交換器 - Google Patents
フアンシユラウド付熱交換器Info
- Publication number
- JPS593252Y2 JPS593252Y2 JP792279U JP792279U JPS593252Y2 JP S593252 Y2 JPS593252 Y2 JP S593252Y2 JP 792279 U JP792279 U JP 792279U JP 792279 U JP792279 U JP 792279U JP S593252 Y2 JPS593252 Y2 JP S593252Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan shroud
- tank
- mounting piece
- heat exchanger
- shroud
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はファンシュラウド付熱交換器におけるファンシ
ュラウド取付構造に関するもので、例えば自動車用ラジ
ェータとして好適なものである。
ュラウド取付構造に関するもので、例えば自動車用ラジ
ェータとして好適なものである。
従来のこの種熱交換器におけるファンシュラウドの固定
は第1図、第2図に示すように上下の樹脂タンク1,2
にいずれもねじ金具1dを一体成形し、このねじ金具1
dにボルト10を締付けることによりファンシュラウド
8を上下のタンク1,2に取付けていた。
は第1図、第2図に示すように上下の樹脂タンク1,2
にいずれもねじ金具1dを一体成形し、このねじ金具1
dにボルト10を締付けることによりファンシュラウド
8を上下のタンク1,2に取付けていた。
しかし、この従来のものは上下の樹脂タンク1,2のい
ずれにもねじ金具1dを設けているので、タンク成形時
にねじ金具1dをインサートしてやらなければならない
等タンク成形に多大な工数がかかるという欠点がある。
ずれにもねじ金具1dを設けているので、タンク成形時
にねじ金具1dをインサートしてやらなければならない
等タンク成形に多大な工数がかかるという欠点がある。
また、上下左右合計4個所のボルト締め作業を行なわな
ければならないので、シュラウド取付作業の工数も多く
かかるという欠点がある。
ければならないので、シュラウド取付作業の工数も多く
かかるという欠点がある。
本考案は上記点に鑑み、ファンシュラウドの上部のみを
ボルト締めとし、ファンシュラウドの下部はボルト締め
を廃止して、ファンシュラウドの取付工数の低減および
下部タンク成形の簡略化を図ることができるファンシュ
ラウド付熱交換器を提供することを目的とする。
ボルト締めとし、ファンシュラウドの下部はボルト締め
を廃止して、ファンシュラウドの取付工数の低減および
下部タンク成形の簡略化を図ることができるファンシュ
ラウド付熱交換器を提供することを目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第3図〜第7図は本考案を適用する自動車用ファンシュ
ラウド付ラジェータの一例を示すもので、ラジェータの
上部樹脂タンク1には入口バイブ1a、注水口1bおよ
び取付はブラケット1Cが樹脂により一体成形されてい
る。
ラウド付ラジェータの一例を示すもので、ラジェータの
上部樹脂タンク1には入口バイブ1a、注水口1bおよ
び取付はブラケット1Cが樹脂により一体成形されてい
る。
また、上部樹脂タンク1には第4図に示すごとくファン
シュラウド取付用ねし金具1dがインサー1−成形され
ている。
シュラウド取付用ねし金具1dがインサー1−成形され
ている。
下部樹脂タンク2には出口バイブ2aおよび取付はブラ
ケツ)2b等が樹脂により一体成形されている。
ケツ)2b等が樹脂により一体成形されている。
3はエンジン冷却水と冷却空気を熱交換させるコア部で
、偏平チューブ3aとコルゲートフィン3bとよりなる
。
、偏平チューブ3aとコルゲートフィン3bとよりなる
。
4,5は上下のコアプレートで、偏平チューブ3aの両
端を保持するものであり、その周縁部は第4図、第5図
に示すシール用Oリング6を介在して金属板7によって
上下の樹脂タンク1,2に気密に絞め固定されている。
端を保持するものであり、その周縁部は第4図、第5図
に示すシール用Oリング6を介在して金属板7によって
上下の樹脂タンク1,2に気密に絞め固定されている。
一般に、偏平チューブ3aとコアプレート4,5は黄銅
製、コルゲートフィン3bは銅製であり、互に半田付に
より組付けられている。
製、コルゲートフィン3bは銅製であり、互に半田付に
より組付けられている。
金属板7は鉄板で形成するとよい。
8は鉄板製または樹脂製のファンシュラウドで、上部取
付片8a、8aと、図示しないファンの外周側を包囲す
るように形成された円筒部8bと、第5図、第6図に示
す下部取付片8C,8dとを有している。
付片8a、8aと、図示しないファンの外周側を包囲す
るように形成された円筒部8bと、第5図、第6図に示
す下部取付片8C,8dとを有している。
下部取付片8Cと下部取付片8dは下部コアプレート5
と下部樹脂タンク2との凸状結合部を挟持するためのも
ので、下部取付片8Cを下部取付片8dから所定間隔離
してコア部3側へ折り曲げ形成することにより、両取付
片8 C,8dは逆U字状の形状をなしている。
と下部樹脂タンク2との凸状結合部を挟持するためのも
ので、下部取付片8Cを下部取付片8dから所定間隔離
してコア部3側へ折り曲げ形成することにより、両取付
片8 C,8dは逆U字状の形状をなしている。
9は断面コ字状のゴム製緩衝材で、下部取付片8C58
dと前記凸状結成部との間に部分的に介在され、異音の
発生を防止するものである。
dと前記凸状結成部との間に部分的に介在され、異音の
発生を防止するものである。
第1図中、lは緩衝材9の長さを示す。
8eは下部取付片8dに形成された凸部で、第7図に示
すように緩衝材9を押圧して緩衝材9の位置のずれを防
ぐものである。
すように緩衝材9を押圧して緩衝材9の位置のずれを防
ぐものである。
10はボルト、11はスプリングワッシャ、12は平ワ
ツシヤである。
ツシヤである。
上記構成において、ファンシュラウド8をラジェータに
取付けるには、まずファンシュラウド8の逆U字状の下
部取付片8 C,8dをゴム製緩衝材9を介して上方か
ら下部コアプレート5と下部樹脂タンク2との凸状結合
部に嵌装する。
取付けるには、まずファンシュラウド8の逆U字状の下
部取付片8 C,8dをゴム製緩衝材9を介して上方か
ら下部コアプレート5と下部樹脂タンク2との凸状結合
部に嵌装する。
次に、この状態でポル) 10をスプリングワッシャ1
1.平ワツシヤ12を介して上部取付片8aの穴(図示
せず)に挿通して、ねじ金具1dに締付ける。
1.平ワツシヤ12を介して上部取付片8aの穴(図示
せず)に挿通して、ねじ金具1dに締付ける。
これにより、ファンシュラウド8は上下の取付片8a、
8C,8dの協働作用にて確実にラジェータに固定され
る。
8C,8dの協働作用にて確実にラジェータに固定され
る。
なお、冷却水は入口バイブ1aから上部樹脂タンク1内
へ流入し、次いでコア部3の偏平チューブ3a内へ流入
し、ここで冷却された後、下部樹脂タンク2内へ流入し
出口バイブ2aより自動車のエンジンに戻るようになっ
ている。
へ流入し、次いでコア部3の偏平チューブ3a内へ流入
し、ここで冷却された後、下部樹脂タンク2内へ流入し
出口バイブ2aより自動車のエンジンに戻るようになっ
ている。
なお、上述の実施例は樹脂タンクラジェータの場合につ
いて説明したが、金属(黄銅、アルミ等)タンクラジェ
ータにおいても、下部コアプレートと下部タンクとの半
田付またはろう付結合部が凸状に形成されるので、この
凸状結合部をファンシュラウド8の下部取付片8 C,
8dにて挾持することにより本考案は同様に実施できる
。
いて説明したが、金属(黄銅、アルミ等)タンクラジェ
ータにおいても、下部コアプレートと下部タンクとの半
田付またはろう付結合部が凸状に形成されるので、この
凸状結合部をファンシュラウド8の下部取付片8 C,
8dにて挾持することにより本考案は同様に実施できる
。
また、金属タンクラジェータでは通常コア部3の側方に
取付ブラケットを設けるので、この取付ブラケットにフ
ァンシュラウド8の上部取付片8aをボルト10により
締付は固定するようにしてもよい。
取付ブラケットを設けるので、この取付ブラケットにフ
ァンシュラウド8の上部取付片8aをボルト10により
締付は固定するようにしてもよい。
また、本考案は電動ファン付シュラウドにおいても同様
に実施できることはもちろんであり、また自動車用ラジ
ェータ以外の熱交換器にも広く適用できる。
に実施できることはもちろんであり、また自動車用ラジ
ェータ以外の熱交換器にも広く適用できる。
上述したごとく本考案によれば、ファンシュラウドの上
部のみをボルト締めし、ファンシュラウドの下部は下部
タンクとコアプレートとの凸状結合部を挾持する構造に
しているから、ファンシュラウドの取付作業を簡略化す
ることができ、かつタンクを樹脂製とした場合、下部タ
ンクの成形も簡略化することができるという効果が大で
ある。
部のみをボルト締めし、ファンシュラウドの下部は下部
タンクとコアプレートとの凸状結合部を挾持する構造に
しているから、ファンシュラウドの取付作業を簡略化す
ることができ、かつタンクを樹脂製とした場合、下部タ
ンクの成形も簡略化することができるという効果が大で
ある。
第1図は従来のファンシュラウド付熱交換器の全体正面
図、第2図は第1図のA−A矢視断面図、第3図〜第7
図は本考案熱交換器の一実施例を示すもので、第3図は
熱交換器の全体正面図、第4図および第5図は第3図の
要部断面図、第6図はファンシュラウドの部分正面図、
第7図は第6図のB−B矢視断面図である。 1・・・・・・上部タンク、2・・・・・・下部タンク
、3・・・・・・コア部、4・・・・・・上部コアプレ
ート、5・・・・・・下部コアプレート、8・・・・・
・ファンシュラウド、8a・・・・・・上部取付片、8
C,8d・・・・・・下部取付片、10・・・・・・
ボルト。
図、第2図は第1図のA−A矢視断面図、第3図〜第7
図は本考案熱交換器の一実施例を示すもので、第3図は
熱交換器の全体正面図、第4図および第5図は第3図の
要部断面図、第6図はファンシュラウドの部分正面図、
第7図は第6図のB−B矢視断面図である。 1・・・・・・上部タンク、2・・・・・・下部タンク
、3・・・・・・コア部、4・・・・・・上部コアプレ
ート、5・・・・・・下部コアプレート、8・・・・・
・ファンシュラウド、8a・・・・・・上部取付片、8
C,8d・・・・・・下部取付片、10・・・・・・
ボルト。
Claims (1)
- ファンシュラウドの下部に下部取付片を所定間隔離して
逆U字状に形成し、この下部取付片により下部コアプレ
ートと下部タンクとの凸状結合部を挾持するとともに、
ファンシュラウドの上部に形成した上部取付片をボルト
により上部タンクまたはその周辺部材に締付は固定する
ことを特徴とするファンシュラウド付熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP792279U JPS593252Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | フアンシユラウド付熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP792279U JPS593252Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | フアンシユラウド付熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55110987U JPS55110987U (ja) | 1980-08-04 |
JPS593252Y2 true JPS593252Y2 (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=28816245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP792279U Expired JPS593252Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | フアンシユラウド付熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593252Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-24 JP JP792279U patent/JPS593252Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55110987U (ja) | 1980-08-04 |
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