JPS6124661Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124661Y2 JPS6124661Y2 JP1981106165U JP10616581U JPS6124661Y2 JP S6124661 Y2 JPS6124661 Y2 JP S6124661Y2 JP 1981106165 U JP1981106165 U JP 1981106165U JP 10616581 U JP10616581 U JP 10616581U JP S6124661 Y2 JPS6124661 Y2 JP S6124661Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan shroud
- shroud
- clamp
- tank
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主に自動車のラジエータとして用いら
れるフアンシユラウド付熱交換器に関するもので
ある。
れるフアンシユラウド付熱交換器に関するもので
ある。
従来、フアンシユラウドを熱交換器に固定する
には、第1,第2図に示すように熱交換器1のサ
イドブラケツトにナツト3を溶接しておき、この
ナツト3にフアンシユラウド2をボルト4締めで
固定していた。
には、第1,第2図に示すように熱交換器1のサ
イドブラケツトにナツト3を溶接しておき、この
ナツト3にフアンシユラウド2をボルト4締めで
固定していた。
しかしながら、この従来のものではボルト4、
ナツト3で固定するため (1) ボルト,ナツト,ワツシヤ等の部品点数が増
加する。
ナツト3で固定するため (1) ボルト,ナツト,ワツシヤ等の部品点数が増
加する。
(2) 締付工具、動力源等の配慮が必要になる。
(3) 工具を操作するボルト周辺の空間が必要でス
ペースの有効活用ができない。
ペースの有効活用ができない。
(4) 組付工数が増える。
等々の不利な点がある。
本考案は上記点に鑑みて案出されたもので、ボ
ルト・ナツト固定式を単純なクランプ固定式にす
ることにより、前述の不具合を解消することを目
的とする。
ルト・ナツト固定式を単純なクランプ固定式にす
ることにより、前述の不具合を解消することを目
的とする。
以下本考案の一実施例を自動車用ラジエータに
ついて説明する。第3図中、5は上部タンクで、
導入口7よりエンジン冷却水を導入して、多数の
チユーブ11に分配供給するものである。6は下
部タンクで、チユーブ11を通過したエンジン冷
却水を集合して導出口8よりエンジン側に導出す
るものである。12はチユーブ11を通過するエ
ンジン冷却水の放熱を促進するフインで、このフ
イン12とチユーブ11とでコア部13が形成さ
れ、コア部13はコアプレート10によつてタン
ク5,6に結合される。9はラジエータキヤツプ
である。
ついて説明する。第3図中、5は上部タンクで、
導入口7よりエンジン冷却水を導入して、多数の
チユーブ11に分配供給するものである。6は下
部タンクで、チユーブ11を通過したエンジン冷
却水を集合して導出口8よりエンジン側に導出す
るものである。12はチユーブ11を通過するエ
ンジン冷却水の放熱を促進するフインで、このフ
イン12とチユーブ11とでコア部13が形成さ
れ、コア部13はコアプレート10によつてタン
ク5,6に結合される。9はラジエータキヤツプ
である。
また、2はフアンシユラウドで、図示しないフ
アンにより発生される冷却風をコア部13へ良好
に導くものである。尚、タンク5,6及びフアン
シユラウドは主に樹脂で形成される。そして、こ
のフアンシユラウド2は、その下端2dを下部タ
ンク6に一体成形された係止片14によつて係止
保持され(第4,5図図示)、その上端2aは上
部タンク5に一体成形された保持片15に、ばね
鋼製のクランプ16によつて挟着される。(第
6,7図図示) このフアンシユラウド2のタンク5,6への取
付け方法を以下に説明する。まず、フアンシユラ
ウド下端に2dに一体成形された嵌合部2bを下
部タンク6の係止片14に係合させて、フアンシ
ユラウド2の下端2dを保持する。次いで、フア
ンシユラウド上端2aに一体成形された嵌合部2
e(第8図図示)内に第7図に示すように、上部
タンク5の保持片15を挿入し、その後上方より
U字形状をしたクランプ(第9図図示)を差し込
んで、フアンシユラウド2の上端も固定する。フ
アンシユラウド上端2aには嵌合部2eの反対側
に案内リブ2cが突出成形されており、このリブ
2cによつてクランプ16の側辺が規制され、ク
ランプ16のガタつきを防止される。
アンにより発生される冷却風をコア部13へ良好
に導くものである。尚、タンク5,6及びフアン
シユラウドは主に樹脂で形成される。そして、こ
のフアンシユラウド2は、その下端2dを下部タ
ンク6に一体成形された係止片14によつて係止
保持され(第4,5図図示)、その上端2aは上
部タンク5に一体成形された保持片15に、ばね
鋼製のクランプ16によつて挟着される。(第
6,7図図示) このフアンシユラウド2のタンク5,6への取
付け方法を以下に説明する。まず、フアンシユラ
ウド下端に2dに一体成形された嵌合部2bを下
部タンク6の係止片14に係合させて、フアンシ
ユラウド2の下端2dを保持する。次いで、フア
ンシユラウド上端2aに一体成形された嵌合部2
e(第8図図示)内に第7図に示すように、上部
タンク5の保持片15を挿入し、その後上方より
U字形状をしたクランプ(第9図図示)を差し込
んで、フアンシユラウド2の上端も固定する。フ
アンシユラウド上端2aには嵌合部2eの反対側
に案内リブ2cが突出成形されており、このリブ
2cによつてクランプ16の側辺が規制され、ク
ランプ16のガタつきを防止される。
尚、クランプ16にはその挟持面に内方に向け
て突出する爪部16a,16bが形成されてお
り、この爪部16a,16bはフアンシユラウド
2に形成された窓部2f、及び保持片15の下端
部と係合して、クランプ16の抜け止めがおこな
われる。
て突出する爪部16a,16bが形成されてお
り、この爪部16a,16bはフアンシユラウド
2に形成された窓部2f、及び保持片15の下端
部と係合して、クランプ16の抜け止めがおこな
われる。
上記の如く、フアンシユラウド2はクランプ1
6によつて容易に、かつ確実に固定されるのであ
るが、本例は、特に第10図に示すようにコア部
13中心とフアン18の位置が大幅にずれてシユ
ラウド上端2a(もしくは下端2d)とタンク5
(6)との間に充分な取付けスペースが確保でき
ないような場合に有効である。
6によつて容易に、かつ確実に固定されるのであ
るが、本例は、特に第10図に示すようにコア部
13中心とフアン18の位置が大幅にずれてシユ
ラウド上端2a(もしくは下端2d)とタンク5
(6)との間に充分な取付けスペースが確保でき
ないような場合に有効である。
尚、上述の例ではクランプ16によつてシユラ
ウド上端部2aを固定したが、上部タンク5にシ
ユラウド上端部2aを固定せずに、第11,12
図に示すように、シユラウド2の上方部の左右側
面をコア部13のブラケツト17にクランプ16
によつて挟持固定しても効果は同じである。又、
タンク5,6やフアンシユラウド2は鉄板製とし
てもよく、その場合には係止片14,15も鉄板
製として、タンク5,6に溶接してもよい。又、
シユラウド2側のリブ2cはクランプ16の両側
でなくとも、片側だけに形成しても充分、その役
目を果す。
ウド上端部2aを固定したが、上部タンク5にシ
ユラウド上端部2aを固定せずに、第11,12
図に示すように、シユラウド2の上方部の左右側
面をコア部13のブラケツト17にクランプ16
によつて挟持固定しても効果は同じである。又、
タンク5,6やフアンシユラウド2は鉄板製とし
てもよく、その場合には係止片14,15も鉄板
製として、タンク5,6に溶接してもよい。又、
シユラウド2側のリブ2cはクランプ16の両側
でなくとも、片側だけに形成しても充分、その役
目を果す。
更に、上述の例ではクランプ16をU字形とし
ているが第13図の様にクランプ16をS字形と
しても、同様な効果が得られ、従つて、クランプ
の形状は限定されるものではない。またシユラウ
ド2端面と熱交換器1の間でビビリ、ガタ等が生
じる場合にはパツキン等を介して組付ければ容易
に解消することができる。
ているが第13図の様にクランプ16をS字形と
しても、同様な効果が得られ、従つて、クランプ
の形状は限定されるものではない。またシユラウ
ド2端面と熱交換器1の間でビビリ、ガタ等が生
じる場合にはパツキン等を介して組付ければ容易
に解消することができる。
以上説明した如く、本考案ではシユラウドを熱
交換器に組付ける際、シユラウド下端部は下部タ
ンクの係止片に挿入して保持し、シユラウド上方
部は上部タンク、もしくは側部ブラケツトの上方
部にクランプを介して固定することができ、その
ためボルト・ナツト締付工具等を使用せずにシユ
ラウドを組付けることができて、組付け作業が大
幅に軽減されるという効果を有する。
交換器に組付ける際、シユラウド下端部は下部タ
ンクの係止片に挿入して保持し、シユラウド上方
部は上部タンク、もしくは側部ブラケツトの上方
部にクランプを介して固定することができ、その
ためボルト・ナツト締付工具等を使用せずにシユ
ラウドを組付けることができて、組付け作業が大
幅に軽減されるという効果を有する。
第1図、第2図は従来のラジエータとシユラウ
ドの組付状態を示す正面図、及び側面図、第3図
〜第13図は本考案の実施例を示す図で、第3図
は組付状態の一例を示す正面図、第4図は第3図
のB−B矢視断面図、第5図は第4図の底面図、
第6図は第3図のA−A矢視断面図、第7図は第
6図の平面図、第8図はシユラウド挾合部を示す
斜視図、第9図はクランプを示す斜視図、第10
図は組付状態の他の例を示す側面図、第11図は
側面に固定部を設けた場合の実施例を示す正面
図、第12図は第11図のE−E矢視断面図、第
13図はクランプ形状の他の例を示す断面図であ
る。 2……フアンシユラウド、5……上部タンク、
6……下部タンク、13……コア部、16……ク
ランプ、17……ブラケツト。
ドの組付状態を示す正面図、及び側面図、第3図
〜第13図は本考案の実施例を示す図で、第3図
は組付状態の一例を示す正面図、第4図は第3図
のB−B矢視断面図、第5図は第4図の底面図、
第6図は第3図のA−A矢視断面図、第7図は第
6図の平面図、第8図はシユラウド挾合部を示す
斜視図、第9図はクランプを示す斜視図、第10
図は組付状態の他の例を示す側面図、第11図は
側面に固定部を設けた場合の実施例を示す正面
図、第12図は第11図のE−E矢視断面図、第
13図はクランプ形状の他の例を示す断面図であ
る。 2……フアンシユラウド、5……上部タンク、
6……下部タンク、13……コア部、16……ク
ランプ、17……ブラケツト。
Claims (1)
- 上部タンク、下部タンク、これら両タンク間に
介在するコア部、及びこのコア部の側面を補強す
るブラケツトを備える熱交換器と、この熱交換器
のコア部へ冷却風を良好に導くフアンシユラウド
とを備え、かつ、前記下部タンクに前記フアンシ
ユラウドの下端部を係止する係止片を設け、前記
上部タンクもしくは前記ブラケツトの上方部に前
記フアンシユラウドの上方部と対面する保持片を
設け、更に、この保持片と前記フアンシユラウド
の上方部とを挾着するクランプを設けたことを特
徴とするフアンシユラウド付熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10616581U JPS5812628U (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | フアンシユラウド付熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10616581U JPS5812628U (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | フアンシユラウド付熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5812628U JPS5812628U (ja) | 1983-01-26 |
JPS6124661Y2 true JPS6124661Y2 (ja) | 1986-07-24 |
Family
ID=29900673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10616581U Granted JPS5812628U (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | フアンシユラウド付熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812628U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4808652B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2011-11-02 | コマツユーティリティ株式会社 | 作業車輌の冷却構造 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5433743U (ja) * | 1977-08-10 | 1979-03-05 | ||
JPS552362U (ja) * | 1978-06-22 | 1980-01-09 | ||
JPS5524513U (ja) * | 1978-08-02 | 1980-02-16 | ||
JPS5540513U (ja) * | 1978-09-04 | 1980-03-15 | ||
JPS5639911U (ja) * | 1979-09-06 | 1981-04-14 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54115418U (ja) * | 1978-02-01 | 1979-08-13 |
-
1981
- 1981-07-16 JP JP10616581U patent/JPS5812628U/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5433743U (ja) * | 1977-08-10 | 1979-03-05 | ||
JPS552362U (ja) * | 1978-06-22 | 1980-01-09 | ||
JPS5524513U (ja) * | 1978-08-02 | 1980-02-16 | ||
JPS5540513U (ja) * | 1978-09-04 | 1980-03-15 | ||
JPS5639911U (ja) * | 1979-09-06 | 1981-04-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5812628U (ja) | 1983-01-26 |
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