JPS6036743Y2 - ラジエ−タの支持構造 - Google Patents

ラジエ−タの支持構造

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JPS6036743Y2
JPS6036743Y2 JP6644678U JP6644678U JPS6036743Y2 JP S6036743 Y2 JPS6036743 Y2 JP S6036743Y2 JP 6644678 U JP6644678 U JP 6644678U JP 6644678 U JP6644678 U JP 6644678U JP S6036743 Y2 JPS6036743 Y2 JP S6036743Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
radiator
elastic body
support structure
mounting hole
tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP6644678U
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English (en)
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JPS54168444U (ja
Inventor
啓三 櫛引
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by カルソニックカンセイ株式会社 filed Critical カルソニックカンセイ株式会社
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Publication of JPS54168444U publication Critical patent/JPS54168444U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車等に組み込まれるラジェータを固定部
分に取付は支持するラジェータの支持構造の改良に関す
る。
一般に自動車のラジェータ1は、第1図に示すようにア
ッパタンク2からローワタンク3に冷却水を流すために
上下座板4,5を挿通する液管6を設け、この液管6の
間に伝熱フィン7を介装することによりコア部8を形威
し、このコア部8の両側に補強用の板であるレインホー
ス9,10を設け、これにメンバー11.12を介して
車両の固定部分に取付けている。
このラジェータ1を支持する構造には、第1゜2図に示
す弾性体を用いる場合と、第3,4図に示すブラケット
を用いて堅固に支持する場合がある。
この第1図に示す支持構造は、アッパタンク2に取付板
13を一体形成し、この取付板13と車両のボディー1
4とをゴム等の弾性部材15を介してボルト連結すると
ともに、ローワタンク3の下部にボディー14側からブ
ラケット16を突出し、このブラケット16上に弾性部
材17を介して前記ラジェータ1を載置したものである
この支持構造はラジェータ1を吊り下げる形式であり、
前記座板4,5とタンク2,3とをレインホース9,1
0により結合しているこの結合部における負荷が大きく
なり、振動等によりこの結合部の結合状態がゆるみ、水
が漏洩する虞れがある。
また第3,4図にす支持構造は、ラジェータ全体が剛体
となり、振動が伝わり易く、実用的でなく、シかもブラ
ケット18を用いてメンバー11.12ど連結するため
、この連結作業が面倒となり部品点数も増加するという
欠陥がある。
本考案は、上述の諸欠陥を除去したラジェータの支持構
造を得ることを目的とし、その特徴とする所は、メンバ
ーの両端部にそれぞれ開設した取付孔内に、該取付孔の
周縁部を両面から挟持しかつこの取付孔の内周面とも当
接する環状溝部分を具備してなる弾性体を嵌挿腰この弾
性体と前記各タンクの両側端部に立設された取付孔とを
前記弾性体中を挿通ずるボルト若しくはリベット等の固
着手段により固着するようにした点にあり、これにより
、従来の支持構造を大巾に改変することなく、また車両
の固定部分側も変更することもなくラジェータの支持構
造をとることができ、しかもラジェータを車両に搭載し
た場合にこのラジェータに大きな負荷が作用しないよう
にすることができ、さらにラジェータの取付組立作業を
も簡単に行うことができるようにしたものである。
以下、本考案を図面について説明する。
第5図(第1,3図と同一部材には同一符号を付す)は
本考案に係るラジェータの支持構造の一例を示す正面図
である。
このラジェータAは従来のものと同様にアッパタンク2
、ローワタンク3、上下座板4,5、液管6、伝熱フィ
ン7、コア部8、レインホース9,10を備えているが
、この両タンク2,3の両端部には取付板20,20.
21.21を立設し、メンバー22.23の端部はこの
取付板20.21と対面する位置まで延長している点等
が異なっている。
この取付板20,21はタンク2,3が合成樹脂製であ
ることから、このタンクを成形する場合に同時に一体成
形したものであり、その端部位には取付孔20 a、2
1 aを有している。
一方メンバー22.23は、前記タンク2,3の端部と
座板4,5とを締付は固定する締付部材24.25の周
面に接しつつ前記取付板20,21に対面する位置まで
伸延し、ここの端部位に取付孔22a、23aを有して
いる。
この両歌付孔20 as 22 a等にはボルト26
が挿通し、ゴム等の弾性体27を介してメンバー22.
23を取付板20.21に固定するようになっている。
この弾性体27は、第7図に詳示するように、メンバー
22.23の取付孔周縁部28を両面から挾持しかつこ
の取付孔22a、23aの内周面29とも当接する環状
溝部分30をその軸線方向中央部に有し、内部に前記ボ
ルト26が挿通する通孔31を開設しである。
この弾性体27をメンバー22.23の取付孔22a、
23aに嵌着し、前記ボルト26の挿通及びナツト32
の締付をなせば、メンバー22.23は取付板20.2
1に取付けられるが、このナツト32の締め過ぎを防止
するために通孔31にスペーサ33を設けている。
このような支持手段がラジェータAの四隅にそれぞれ水
平方向からボルト26を連通ずるように設けられ、メン
バー22.23とラジェータAとを連結しているが、こ
のメンバー22,23は第6図に示すようにボルト34
.34により車両の固定部分であるボディー14に連結
されている。
次に作用を説明する。
車両のボディー14に、予めメンバー22,23をコア
部8の側部に弾性的に取付けたラジェータAをボルト3
4により固着する。
このようなラジェータAには、上下刃向のみならず前後
左右の方向等の力が作用して生ずる振動あるいは、ボデ
ィーから広幅して来る振動が加わる場合がある。
この上下方向の力に対しては、各四隅の支持手段におい
て、メンバー22又は23の取付孔22a又は23aの
内周面29とスペーサ33の外周面との間に弾性体7が
存在しているため、ボディー14側の変位がメンバー2
2又は23及びボルト26を介して直接的に伝達するこ
とはなく、この弾性体27の存在により弱められる。
また前記前後左右方向の力に対しても、この弾性体27
がメンバー22又は23の取付孔22a又は23aの周
縁部28を挾持しているため、このような力が作用して
も直接伝達は防止できる。
ただ、このメンバー22又は23はコア部8の両側部に
設けたレインホース9,10に直接接触しているため、
前述の弾性的支持構造にしてもその効果は期待できない
のではないかと考えられがちであるが、一般に伝熱フィ
ン7は弾性を有し、特に図示のもののようなコルゲート
フィンにおいて弾力性が高いため問題はない。
なお、上述した実施例は締過ぎ防止のために弾性体中に
スペーサ33を嵌挿したものであるが必ずしも必要では
なく、またタンク等を合成樹脂製とすることなく金属製
のものであってもよいことはいうまでもない。
以上の説明から明らかなように、タンクの両端部に取付
板を立設し、この取付板にメンバーの端部を対面せしめ
、この両者を、弾性体を介して連結するとともにこの連
結するボルト又はリベットとの間にも弾性体が存在する
ようにしたため、ボディー側から上下方向あるいは前後
左右の方向等の力が作用して生ずる振動あるいはボディ
ーから広幅して来る振動が伝わってもこれが直接的にラ
ジェータ側に伝達することはない。
すなわちいわゆるX軸、Y軸、Z軸の三軸方向の力の作
用が緩和され耐久性が増大することになる。
しかもか)る構成は従来から一般に行なわれているラジ
ェータの支持構造を基本的には損なわずかつ車両の固定
部分側の変更も行なう必要がない。
すなわち、従来のタンクの両側にメンバーと対面する取
付板を設け、これを弾性体等を用いてメンバーと連結す
ればよいのみであり、ボディー側の変更は何ら必要でな
い。
したがって経済的でありしかも製造上においてもラジェ
ータの組付けが容易となる等優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のラジェータの正面図、第2図は第1図の
■−■線に沿う縦断面図、第3図は従来の他の例を示す
要部正面図、第4図は第3図の■−■線に沿う矢視図、
第5図は本考案に係るラジェータの正面図、第6図は第
5図のVI−VI線に沿う矢視図、第7図は第5図の要
部拡大図である。 A・・・・・・ラジェータ、2,3・・・・・・タンク
、4,5・・・・・・座板、6・・・・・・液管、7・
・・・・・伝熱フィン、8・・・・・・コア部、20.
21・・・・・・取付板、22.23・・・・・・メン
バー、20a、21a、22a、23a・・・・・・取
付孔、24,25・・・・・・締付部材、26・・・・
・・ボルト、27・・・・・・弾性体、28・・・・・
・外周縁部、29・・・・・・内周面、30・・・・・
・溝、31・・・・・・通孔、33・・・・・・スペー
サ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上下座板に取り付けたアッパタンク及びローワタン
    クを連通ずる多数の液管の間に伝熱フィンを介装するこ
    とにより構成したコア部の両側に車両の固定部分に固着
    するメンバーを設けてなるラジェータにおいて、該メン
    バーの両端部にそれぞれ開設した取付孔内に、該取付孔
    の周縁部を両面から挾持しかつこの取付孔の内周面とも
    当接する環状溝部分を具備してなる弾性体を嵌挿し、こ
    の弾性体と前記各タンクの両側端部に立設された取付板
    とを前記弾性体中を挿通ずるボルト若しくはリベット等
    の固着手段により固着するようにしてなるラジェータの
    支持構造。 2 前記固着手段は、スペーサを具備してなる実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載のラジェータの支持構造。
JP6644678U 1978-05-19 1978-05-19 ラジエ−タの支持構造 Expired JPS6036743Y2 (ja)

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JP6644678U JPS6036743Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 ラジエ−タの支持構造

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JP6644678U JPS6036743Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 ラジエ−タの支持構造

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Publication Number Publication Date
JPS54168444U JPS54168444U (ja) 1979-11-28
JPS6036743Y2 true JPS6036743Y2 (ja) 1985-10-31

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ID=28972453

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6644678U Expired JPS6036743Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 ラジエ−タの支持構造

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KR100501441B1 (ko) * 2002-10-16 2005-07-18 현대자동차주식회사 라디에이터의 사이드 멤버 결합구조

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JPS54168444U (ja) 1979-11-28

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