JPS6350625Y2 - - Google Patents

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JPS6350625Y2
JPS6350625Y2 JP1900684U JP1900684U JPS6350625Y2 JP S6350625 Y2 JPS6350625 Y2 JP S6350625Y2 JP 1900684 U JP1900684 U JP 1900684U JP 1900684 U JP1900684 U JP 1900684U JP S6350625 Y2 JPS6350625 Y2 JP S6350625Y2
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JP
Japan
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support
tank
mounting
supports
sides
Prior art date
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JP1900684U
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JPS614191U (ja
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の技術分野 本考案は、自動車等の車両に用いられる樹脂製
タンク付ラジエータの支持構造に関する。
(ロ) 技術の背景 最近、自動車等の車両に用いられるラジエータ
は樹脂製のタンクが多く採用されるようになつて
来た。タンクを樹脂製とした場合、タンクと、コ
アの両側部に配設されるサポートとを固定すると
き、振動等によつて樹脂タンクに亀裂等が生じる
ことがないようにすることが必要とされている。
(ハ) 従来技術と問題点 従来、樹脂タンクを採用したダウンフロータイ
プのラジエータは、例えば実開昭54−168444号又
は第1図に示すものが知られている。
第1図において、フイン10とチユーブ11と
で構成されるコア12の上下には樹脂製のアッパ
タンク13,ロアタンク14が配設され、コア1
2の両側部にはサポート15,16が配設されて
いる。断面形状がほぼ台形状に形成されたアッパ
タンク13,ロアタンク14の両側部にはサポー
ト固定用の突出部17が立設されている。そし
て、各突出部17とサポート15,16の各両端
部とが弾性体18を介在させてボルト19,ナツ
ト20によつて締付固定されている。
第1図に示されるように、アッパタンク13,
ロアタンク14とサポート15,16とを固定す
る場合、アッパタンク13,ロアタンク14の両
側部にそれぞれ突出部17を立設し、この突出部
17とサポート15,16の両端部とを弾性体1
8を介在させて固定すれば、振動等によつてアッ
パタンク13,ロアタンク14に亀裂等が生じる
ことがなく、アッパタンク13,ロアタンク14
とサポート15,16とを確実に固定することが
できる。
ところで、金属製のアッパタンク,ロアタンク
が配設されたラジエータは、各タンクの側部が鉛
直軸に対して55度程度傾斜し、各タンクの両側部
には空間部が形成されている。しかし、第1図に
示されるラジエータのように、アッパタンク1
3,ロアタンク14にそれぞれ突出部17を設
け、この突出部17とサポート15,16の両端
部とを固定するようにすると、金属製タンクを用
いたラジエータよりもエンジンルーム内のラジエ
ータの占有面積が大きくなり、エンジンの構造に
よつては取付け上の制約を受けるという不具合が
あつた。
(ニ) 考案の目的 本考案は、前記従来の課題に鑑みて為されたも
のであり、その目的は、ラジエータ用タンクとし
て樹脂タンクを用いても、タンクとサポートとの
結合部の形状によつてラジエータの占有面積が広
くなるのを防止することができるラジエータの支
持構造を提供することにある。
(ホ) 考案の構成 上記目的を達成するため、本考案は、コアの上
下に樹脂タンクを配設し、コアの両側部にサポー
トを配設し、各タンクの両側部と各サポートの両
端部とを固定してなるラジエータの支持構造にお
いて、各タンクの両側部にサポート取付用凹部を
設けると共に各サポート取付用凹部の各側壁に取
付孔を設け、各サポートの両端部をサポート取付
用凹部と係合可能に折曲すると共に、折曲した各
サポート先端側に、サポート取付用凹部内に収納
可能な取付板を立設し、各取付板にサポートの取
付孔と連通する取付孔を設け、各取付孔に締結具
を挿通して各タンクと各サポートとを固定したも
のである。
(ヘ) 考案の実施例 以下、第2図に基づいて本考案の好適な実施例
を説明する。
図において、フイン41とチユーブ41とで構
成されたコア40の上下にはそれぞれ上座板4
3,下座板44を介して、断面形状がほぼ台形状
に形成された樹脂製のアッパタンク45,ロアタ
ンク46が配設されており、コア40の両側部に
はサポート47,48が配設されている。
アッパタンク45,ロアタンク46の両端部に
は、第3図に示されるようにサポート取付用凹部
49が設けられている。このサポート取付用凹部
19の側壁50,51にはそれぞれ取付孔52が
設けられている。なお、側壁50,51は、第4
図に示されるように、鉛直軸との角度θが55゜と
なるように形成されている。
サポート47,48は、第3図に示されるよう
に、その両端部がサポート取付用凹部49と係合
可能に折曲されており、折曲した各サポート4
7,48の先端側にはサポート取付用凹部49内
に収納可能な取付板53が立設されている。コ字
状に形成された取付板53の端部はサポート4
7,48の先端側に溶接されており、取付板53
の両側部には取付孔52と連通する取付孔54が
設けられている。又、取付板53には、第5図に
示されるように、取付孔54と挿通するナツト5
6が溶接されている。
サポート47,48の取付板53をそれぞれア
ッパタンク45,ロアタンク46のサポート取付
用凹部49と係合させ、取付孔52,54内にボ
ルト56を挿通して締結することによつて、アッ
パタンク45,ロアタンク46にサポート47,
48を固定することができる。なお、アッパタン
ク45,ロアタンク46の側壁50,51の板厚
は、ボルト56の締結によつて側壁50,51に
亀裂等が生じない厚さに定められている。
以上のように、実施例においては、鉛直軸に対
する傾斜角が55゜に形成されたアッパタンク45,
ロアタンク46の両側部にサポート取付用凹部4
9を設けると共に、側壁50,51に取付孔52
を設け、サポート47,48の両端部をサポート
取付用凹部49と係合可能に折曲すると共に、折
曲した各サポート47,48先端側に、サポート
取付用凹部49内に収納可能な取付板53を立設
し、かつこの取付板53に取付孔54を設け、各
取付孔52,54にボルト56を挿通してナツト
55と締結することによつて、サポート47,4
8とアッパタンク45,ロアタンク46とを固定
するようにしたため、アッパタンク45,ロアタ
ンク46とサポート47,48との固定部が金属
製タンクを用いたラジエータと同等若しくはやや
小さめに形成され、エンジンルーム内の占有面積
を小さくできる。
又、前記実施例においては、サポート47,4
8の先端側に取付板53を立設することについて
述べたが、第6図に示されるように、サポート4
7,48の先端側に取付板を一体成形するように
しても、前記実施例と同様にアッパタンク47,
ロアタンク48を固定することができる。
(ト) 駕考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、樹脂タ
ンクの両側部にサポート取付用凹部を設けると共
に、各サポート取付用凹部の各側壁に取付孔を設
け、各サポートの両端部をサポート取付用凹部と
係合可能に折曲すると共に、折曲した各サポート
先端側に、サポート取付溝内に収納可能な取付板
を立設し、各取付板にサポートの取付孔と連通す
る取付孔を設け、各取付孔に締結具を挿通して各
タンクと各サポートとを固定するようにしたた
め、樹脂タンクとサポートとの固定部が樹脂タン
クの両側部内に形成され、エンジンルーム内にお
けるラジエータの占有面積を小さくすることがで
き、エンジンルーム内の他部品の取付作業を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のラジエータの支持構造を示す構
成図、第2図は本考案の一実施例を示すラジエー
タの支持構造を示す全体構成図、第3図は第2図
に示すラジエータの支持構造の要部分解斜視図、
第4図はアッパタンクとロアタンクの要部拡大構
成図、第5図はサポートの要部拡大図、第6図は
サポートの他の実施例を示す斜視図である。 図面において、40はコア、45はアッパタン
ク、46はロアタンク、47,48はサポート、
49はサポート取付用凹部、50,51は側壁、
52,54は取付孔、53は取付板をそれぞれ示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コアの上下に樹脂タンクを配設し、コアの両側
    部にサポートを配設し、各タンクの両側部と各サ
    ポートの両端部とを固定してなるラジエータの支
    持構造において、各タンクの両側部にサポート取
    付用凹部を設けると共に各サポート取付用凹部の
    各側壁に取付孔を設け、各サポートの両端部をサ
    ポート取付用凹部と係合可能に折曲すると共に、
    折曲した各サポート先端側に、サポート取付用凹
    部内に収納可能な取付板を立設し、各取付板にサ
    ポートの取付孔と連通する取付孔を設け、各取付
    孔に締結具を挿通して各タンクと各サポートとを
    固定してなることを特徴とするラジエータの支持
    構造。
JP1900684U 1984-02-13 1984-02-13 ラジエ−タの支持構造 Granted JPS614191U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1900684U JPS614191U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 ラジエ−タの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1900684U JPS614191U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 ラジエ−タの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS614191U JPS614191U (ja) 1986-01-11
JPS6350625Y2 true JPS6350625Y2 (ja) 1988-12-26

Family

ID=30508175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1900684U Granted JPS614191U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 ラジエ−タの支持構造

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JP (1) JPS614191U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6087721B2 (ja) * 2013-05-09 2017-03-01 株式会社ティラド 熱交換器のサポート材の取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS614191U (ja) 1986-01-11

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