JP2725368B2 - 自動車のフロントグリル取付構造 - Google Patents

自動車のフロントグリル取付構造

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JP2725368B2 JP10239189A JP10239189A JP2725368B2 JP 2725368 B2 JP2725368 B2 JP 2725368B2 JP 10239189 A JP10239189 A JP 10239189A JP 10239189 A JP10239189 A JP 10239189A JP 2725368 B2 JP2725368 B2 JP 2725368B2
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Description

【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は自動車のフロントグリル取付構造に関する。
b. 従来の技術 トラック等の四輪車両には、フロントパネルにフロン
トグリルが設けられている。このフロントグリルは第8
図のように、車体100のフロントパネル101にブラケット
102を熔着し、このブラケット102の上下に設けられた係
止片にフロントグリル103のツメ部104を引掛け、フロン
トグリル103の両側に設けられたセンターグリル固定部1
05をヘッドランプグリル106にネジ留めしたものであ
る。
c. 発明が解決しようとする課題 従来技術によると、フロントグリル103の引掛け箇所
が一個所であると、位置決めのため締付け個所を複数個
所設ける必要がある。フロントグリル103を複数個所で
締め付けると、温度差による熱変形が吸収できない。
一方、フロントグリル13の締め付け個所を一個所と
し、引掛け部を複数設けた場合、組付け不良防止のた
め、引掛け部に高い寸法精度が要求され、設備面のコス
トアップとなる。
本発明は上記課題を解決し、フロントグリルの組付け
に際し、寸法精度を必要としないので、作業能率の向上
を図れ、かつ、設備費が安価にできる自動車のフロント
グリル取付構造を提供することを目的とする。
d. 課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、フロントパネルに
センターブラケットおよびサイドブラケットを装着し、
これら各ブラケットに切り欠き部を形成すると共に、こ
れら切り欠き部に係合するツメ部をセンターグリルの裏
面に装着し、かつ上記センターブラケットの切り欠き部
に対しサイドブラケットの切り欠き部を大きく形成し、
上記センターブラケットにセンターグリルを固定したこ
とにある。
e. 作用 センターグリルのツメ部をブラケットの切り欠き部に
係合してセンターグリルをフロントパネルに吊り下げ、
センターブラケットにセンターグリルを固定する。ブラ
ケットはセンターブラケットの切り欠き部よりサイドブ
ラケットの切り欠き部を大きく形成してあるので、セン
ターグリルのツメ部との係合に際しての寸法精度を必要
としない。
f. 実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図ないし第3図において、1は自動車のフロント
パネル2に設けられたセンターグリルである。フロント
パネル2にはセンターブラケット3と、センターブラケ
ット3の両側に所定の間隔をおいて一対のサイドブラケ
ット4が熔着されている。センターブラケット3は長尺
のプレート5の上端両側に取付けフランジ3aを設けたも
ので、プレート5の上部と下部を立上らせ、この上部に
切り欠き部6が形成され、かつ下部に取付け穴7が穿設
されている。センターブラケット3は第4図(a)
(b)のようにプレート5の両側全域にフランジ3aを設
けるようにしてもよい。サイドブラケット4は第4図
(a)(b)(c)のようにプレート4aの両側に取付け
フランジ4bを設けるようにしたもので、プレート4aには
センターブラケット3の切り欠き部6よりもガタのある
切り欠き部8を形成してある。センターグリル1は裏面
に第6図および第7図のように上記切り欠き部6,8に係
合するツメ部9が設けられ、かつ取付け穴7に対応す
る。穴10が中央部下方に設けられている。切り欠き部6,
8の溝6a,8aの間隙l2,l3とツメ部9の厚みl1との関係はl
1<l2<l3に設定してある。11はネジ12を留めるスピー
ドナットで、ネジ12を取付け穴7および穴10を通してス
ピードナット11に螺合するものである。
上記構成によると、フロントパネル2に予め熔着され
たセンターブラケット3及びサイドブラケット4の切り
欠き部6,8にツメ部9を係合させてセンターグリル1を
取付ける。サイドブラケット4の切り欠き部8はセンタ
ーブラケット3の切り欠き部6より大きく形成してある
のでツメ部9との寸法誤差があっても係合に支障はな
い。
次に、センターグリル1の穴10とセンターブラケット
3の取付け穴7を合致させ、ネジ12を挿通してスピード
ナット11に螺合する。
g. 発明の効果 以上述べたように、本発明による自動車のフロントグ
リル取付構造によれば、センターブラケットの切り欠き
部より、サイドブラケットの切り欠き部の方が大きいの
で、センターグリルの取り付けに際して、ツメ部との寸
法精度が要求されない。よって、作業設備を安価にする
ことができる。また、センターグリルは1個所で、セン
ターブラケットに固定されるので、センターグリル組付
後の温度差による熱膨張,収縮を吸収することができ
る。
関連する先行技術として実開昭60−9753号公報があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の自動車のフロントグリル
取付構造の一実施例を示し、第1図は車体の斜視図、第
2図はフロントグリルを外した部分斜視図、第3図は第
1図のA−A線断面図、第4図(a)(b)はセンター
ブラケットの他の実施例を示し、(a)は正面図、
(b)は(a)の右側面図である。第5図(a)(b)
(c)はサイドブラケットを示し、(a)は正面図、
(b)は(a)の右側面図、(c)は(a)の平面図で
ある。第6図はセンターグリルのツメ部を示す部分断面
斜視図、第7図はセンターブラケットとツメ部の係合を
示す断面図、第8図は従来のフロントグリル取付構造を
示す斜視図である。 1……センターグリル、2……フロントパネル、 3……センターブラケット、 4……サイドブラケット、 6,8……切り欠き部、7……取付け穴、 9……ツメ部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントパネルにセンターブラケットおよ
    びサイドブラケットを装着し、これら各ブラケットに切
    り欠き部を形成すると共に、これら切り欠き部に係合す
    るツメ部をセンターグリルの裏面に装着し、かつ上記セ
    ンターブラケットの切り欠き部に対しサイドブラケット
    の切り欠き部を大きく形成し、上記センターブラケット
    にセンターグリルを固定したことを特徴とする自動車の
    フロントグリル取付構造。
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