JPH0351583Y2 - - Google Patents

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JPH0351583Y2
JPH0351583Y2 JP18869887U JP18869887U JPH0351583Y2 JP H0351583 Y2 JPH0351583 Y2 JP H0351583Y2 JP 18869887 U JP18869887 U JP 18869887U JP 18869887 U JP18869887 U JP 18869887U JP H0351583 Y2 JPH0351583 Y2 JP H0351583Y2
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clamp
metal plate
resin
plate stay
clamps
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JP18869887U
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 −産業上の利用分野− 本考案は例えば自動車の複数本の配管パイプを
結束するためのパイプ結束用クランプに関する。
−従来の技術− 周知のように、自動車の製造工程においては、
エアコンデシヨナの配管、エンジンへの燃料供給
またはブレーキ系統等の各種の配管を行なう必要
があるが、これらのパイプを単独で配管したので
は、工程が多岐にわたるため、最近では、複数本
のパイプを結束集合化して配管作業を行なう場合
が多い。第4図及び第5図はこのような用途に用
いられている従来のパイプ結束用クランプ(例え
ば、実公昭58−38221号広報参照)を示し、この
パイプ結束用クランプは取付ボルトAにより車体
パネルXに固定される剛性のある金属板ステーB
と、″コ″字状に成形される同金属板ステーBの内
部に配置した樹脂クランプCとから構成してあ
る。つまり、樹脂クランプCの表面に対しては、
複数本のパイプDを弾力的に挟持できる複数のク
ランプ片c1が一体成形され、同樹脂クランプCの
背面中央には金属板ステーBの取付孔b1に貫通で
きるクリツプc2が成形される。
したがつて、このような構造のパイプ結束用ク
ランプを使用するには、取付孔b1にクリツプc2
貫通させて金属板ステーBに樹脂クランプCを止
め、各クランプ片c1間に複数本のパイプDを挟持
させ、クランプ片c1を車体パネルXに向けた状態
で金属板ステーBを車体パネルXに固定すればよ
いが、このような車体パネルXに対するパイプ結
束用クランプの取付状態では、金属板ステーBの
裏面からクリツプc2が大きく突出するので、跳ね
石等でクリツプc2が破損して樹脂クランプCが脱
落してしまうおそれがあつた。また、同構造で
は、どうしてもクリツプc2と取付孔b1との間に機
械的な遊びが形成されるので、クリツプc2を中心
として樹脂クランプCが自由に回転してしまい、
金属板ステーBに対する樹脂クランプCの支持状
態が不安定になつていた。
−考案の目的− 本考案の目的は、以上に述べたような従来のパ
イプ結束用クランプの問題に鑑み、跳ね石等が当
たつても樹脂クランプが脱落するおそれがなく、
金属板ステーに対する取付状態が安定したパイプ
結束用クランプを得るにある。
−考案の構成− この目的を達成するため、本考案は、一体成形
される複数のクランプ片の間に複数のパイプを挟
持する樹脂クランプを、剛性のある金属板ステー
の表面に取付けるパイプ結束用クランプにおい
て、前記樹脂クランプを金属板ステーの幅方向に
2個に分割し、これらの樹脂クランプの底面に一
体成形する取付部の先端に、前記金属板ステーの
裏面側で同裏面と平行な方向に伸びる固定用爪を
一体成形して金属板ステーに樹脂クランプを抱持
させることを提案するものである。
−実施例− 以下、第1図から第3図について本考案の実施
例の詳細を説明する。
第1図から第3図において、本考案によるパイ
プ結束用クランプの一部を構成する金属板ステー
1は、帯状鋼板等の金属板より″U″字状に曲げ成
形されるもので、その両端フランジ1aには図示
を省略する取付ボルトを挿入できる取付孔2A,
2Bが形成され、同取付ボルトによりパイプ結束
用クランプを車体パネル(図示せず)に固定でき
る。そして、金属板ステー1の中間部には幅方向
両側面から切込まれた一対の切欠き3A,3Bが
形成してあり、これらの切欠き3A,3Bに樹脂
クランプ4A,4Bの取付部4aがそれぞれ嵌合
される。
本考案の場合、樹脂クランプ4A.4Bは金属
板ステー1の幅寸法の1/2の幅をもつたものとし
て2個に分割され、これらの樹脂クランプ4A,
4Bに対してはパイプXを弾力的に挟持できるク
ランプ片4bが一体成形してある。また、各樹脂
クランプ4A,4Bの取付部4aは前記切欠き3
A,3Bを貫通して金属板ステー1の裏面側まで
延長しており、これらの取付部4aの先端には、
金属板ステー1と平行な方向に延長する対向した
固定用爪5A,5Bが一体成形される。したがつ
て、金属板ステー1に樹脂クランプ4A,4Bを
組立てるには、各樹脂クランプ4A,4Bの取付
部4aを切欠き3A,3Bに係合した後、両樹脂
クランプ4A,4Bを近接する方向に押圧すれ
ば、固定用爪5A,5Bが係合して金属板ステー
1が樹脂クランプ4A,4Bに抱持され、樹脂ク
ランプ4A,4Bが金属板ステー1に固定され
る。
また、図示実施例では、金属板ステー1の表面
側でこれに平行に延長した補助爪6を一方の樹脂
クランプ4Bに、また、同補助爪6に係合できる
係止孔7を他方の樹脂クランプ4Aに、それぞれ
成形してあるけれども、これらの補助爪6及び係
止孔7の目的は、金属板ステー1に対する樹脂ク
ランプ4A,4Bの抱持状態をより完全にするこ
とにあるから、場合によつては、これらの補助爪
6及び係止孔7を省略してもよい。
指示実施例は、以上のような構造であるから、
パイプ結束用クランプの組立状態での樹脂クラン
プ4A,4Bと金属板ステー1の関係は、第2図
及び第3図のような関係にある。つまり、金属板
ステー1の裏面側には、金属板ステー1と平行な
関係におかれた固定用爪5A,5Bが僅かに突出
しているだけであるから、仮に、これらの固定用
爪5A,5Bに跳ね石等が当たつても、これらが
破壊される可能性はきわめて少なく、したがつ
て、破壊により樹脂クランプ4A,4Bが金属板
ステー1から脱落することがなくなる。また、こ
の構造のパイプ結束用クランプでは、金属板ステ
ー1の切欠き3A,3Bに対する各樹脂クランプ
4A,4Bの取付部4aの係合により、金属板ス
テー1と樹脂クランプ4A,4Bの関係が緩みの
ない安定した状態となるので、複数のパイプXの
結束性も改善されることになる。
−考案の効果− 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、跳ね石等で破壊される可能性がきわめて少な
く、パイプの保持性のよいパイプ結束用クランプ
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるパイプ結束用クランプの
分解斜視図、第2図は同パイプ結束用クランプの
裏面図、第3図は第2図の−線に沿う断面
図、第4図は従来のパイプ結束用クランプの斜視
図、第5図は同パイプ結束用クランプの断面図で
ある。 X……パイプ、1……金属板ステー、4A,4
B……樹脂クランプ、4a……取付部、4b……
クランプ片、5A,5B……固定用爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一体成形される複数のクランプ片の間に複数の
    パイプを挟持する樹脂クランプを、剛性のある金
    属板ステーの表面に取付けるパイプ結束用クラン
    プにおいて、前記樹脂クランプを金属板ステーの
    幅方向に2個に分割し、これらの樹脂クランプの
    底面に一体成形する取付部の先端に、前記金属板
    ステーの裏面側で同裏面と平行な方向に伸びる固
    定用爪を一体成形して金属板ステーに樹脂クラン
    プを抱持させたことを特徴とするパイプ結束用ク
    ランプ。
JP18869887U 1987-12-11 1987-12-11 Expired JPH0351583Y2 (ja)

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JP18869887U JPH0351583Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

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JP18869887U JPH0351583Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

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Publication Number Publication Date
JPH0192583U JPH0192583U (ja) 1989-06-16
JPH0351583Y2 true JPH0351583Y2 (ja) 1991-11-06

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