JPH0329253Y2 - - Google Patents

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JPH0329253Y2
JPH0329253Y2 JP5099784U JP5099784U JPH0329253Y2 JP H0329253 Y2 JPH0329253 Y2 JP H0329253Y2 JP 5099784 U JP5099784 U JP 5099784U JP 5099784 U JP5099784 U JP 5099784U JP H0329253 Y2 JPH0329253 Y2 JP H0329253Y2
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JP
Japan
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bumper
piece
fixing piece
clamping member
protrusion
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JP5099784U
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JPS60161652U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のバンパ構造に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来の自動車のバンパ構造を第1図および第2
図に基づいて説明する。
図において、11は、車体から車前後方向に突
出させたバンパアーム(不図示)の先端に固定さ
れている第1のバンパリインフオースメントを示
しており、この第1のバンパリインフオースメン
ト11の上端には、バンパカバー2の上端部に設
けたフランジ2aがボルト(不図示)によつて固
定されている。
図の符号Fは、ウレタンフオームを示してい
る。
前記第1のバンパリインフオースメント11の
下端には、複数のステー3が、その上端をスポツ
ト溶接されて垂下されていて、このステー3の下
端に第2のバンパリインフオースメント12がス
ポツト溶接されて固着されている。
バンパカバー2の下端部は、この第2のバンパ
リインフオースメント12の下面と挾持部材40
の間に介在させ、第2のバンパリインフオースメ
ント12に溶着されたナツト5に対して、ボルト
6を挾持部材40およびバンパカバー2の下端部
のボルト挿通孔71,72を介して螺合させて止
着させている。
このようにバンパカバー2の下端部を止着する
作業は、作業者が挾持部材40を片手で持つてバ
ンパカバー2の下端部に押し当てて挾持部材40
とバンパカバー2の下端部のボルト挿通孔71,
72およびナツトのねじ孔が合致するように位置
決めしつつ、他方の手によつてボルト6を前記ボ
ルト挿通孔71,72に挿通させるとともに、ナ
ツト5に螺合させねばならず、作業性は極めて悪
いものであつた。
自動車の組立て工程においては、極めて迅速な
作業が要求されるので、その作業性の改善が望ま
れていた。
〔考案の目的〕
本考案は、前記従来の欠点に鑑みてなされたも
のであつて、バンパカバーの下端部に対して挾持
部材を仮組付けできるようにすることにより、バ
ンパカバーの下端部を止着する作業性を著しく向
上させた自動車のバンパ構造を提供することを目
的としている。
〔考案の構成〕
このような目的を達成するため、本考案は、前
述の如き自動車のバンパ構造において、前記挾持
部材は、断面形状をクランク状に形成し、かつこ
の一定断面形状で車幅方向に延びるように細長く
形成し、このクランク状断面を成す挾持部材の短
手側の一片は、ボルト挿通孔を開口させて固定片
となし、挾持部材の短手側の他片は、バンパカバ
ーの下端部に設けた突部を前記第2のバンパリイ
ンフオースメントの下面に押え込む押圧片となす
とともに、その自由端に鉤部を形成して前記突部
に係止自在なし、更に、前記固定片には、押圧片
との間に所定の間隔を保つて押圧片と同一方向に
延びる仮止め片を固着させるとともに、バンパカ
バーの下端部における前記突部の突出側の反対側
面に、この仮止め片に対応させて傾斜面を有する
切欠きを形成し、この切欠きに前記仮止め片を差
し込み、且つ前記突部に押圧片の鉤部を係止させ
ることによつて、バンパカバーの下端部に挾持部
材を仮組付けできるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
ここで、前記第1図および第2図に示される従
来の自動車のバンパ構造と同一または相当部分に
は第1図および第2図と同一の符号を付すること
により説明を省略するものとする。
第3図ないし第6図において、4は、挾持部材
を示しており、この挾持部材4は、断面形状がク
ランク状に形成され、かつこのクランク状の一定
断面形状をもつて車幅方向に延びるような細長い
部材に形成されたものである。
そして、このクランク状断面を成す挾持部材4
における車幅方向である長手方向とは直角の短手
方向側の一片(フロントバンパの場合は後方側の
片であり、リヤバンパの場合は後方側の片を指
す)は、ボルト挿通孔71を開口させて固定片4
1となし、前記挾持部材4の短手側の前記一片と
は反対側の他片は、バンパカバー2の下端部に設
けた突部2bを第2のバンパリインフオースメン
ト12の下面に押え込む押圧片42とされてい
る。
その押圧片42の自由端には、鉤部42aが形
成されていて、バンパカバー2の下端部の突部2
bに係止自在とされている。
さらに、前記固定片41には、押圧片42との
間に所定間隔を保ち、押圧片42と同一方向に延
びる仮止め片8が挾持部材4の長手方向に適宜間
隔でもつて複数個スポツト溶接されている。
この挾持部材4の固定片41に設けた仮止め片
8に対応させて、バンパカバー2の下端部におけ
る前記突部2bの突出側の反対側面に、傾斜面を
有する切欠き9が形成されている。
この切欠き9に、仮止め片8を差し込むととも
に、前記突部2bに押圧片42の鉤部42aを係
止させることによつてバンパカバー2の下端部に
挾持部材4を仮組付けすることができる。
この実施例によれば、仮止め片8が差し込まれ
る切欠き9は、傾斜面を有しているので、この切
欠き9によつてバンパカバー2の裏面側に付着す
る泥水を排出することができ、従つて、バンパカ
バー2の裏面側において第2のバンパリインフオ
ースメント12によつて泥水が塞ぎ止められて溜
まることがなくなる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、バンパカバーの下端部に対し
て挾持部材を仮組付けすることが可能となり、作
業者は、両手でもつてボルト挿通孔およびナツト
のねじ孔の孔合わせができ、さらに、そのボルト
挿通孔にボルトを挿通させ、ナツトに螺合させる
ことも両手でできるので、バンパカバーの下端部
を第2のバンパリインフオースメントに止着する
作業は、その作業性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動車のバンパ構造を示す切
欠き斜視図、第2図は、第1図の−線相当部
分の断面図、第3図は、本考案に係る自動車のバ
ンパ構造の実施例を示す切欠き斜視図、第4図
は、第3図の−線相当部分の断面図、第5図
は、第3図の−線相当部分の断面図、第6図
は、同実施例における仮止め片および切欠きを示
す斜視図である。 2……バンパカバー、11……第1のバンパリ
インフオースメント、3……ステー、12……第
2のバンパリインフオースメント、4……挾持部
材、71,72……ボルト挿通孔、41……固定
片、2b……突部、42……押圧片、42a……
鉤部、8……仮止め片、9……切欠き。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体から車前後方向に突出させたバンパアーム
    の先端に固定されていて、バンパカバーが取り付
    けられる第1のバンパリインフオースメントと、 この第1のバンパリインフオースメントより垂
    下させた複数のステーに固着された第2のバンパ
    リインフオースメントと、 この第2のバンパリインフオースメントにバン
    パカバーの下端部を介在させてボルト止めされ、
    そのバンパカバーの下端部を第2のバンパリイン
    フオースメントに止着する挾持部材とを備える自
    動車のバンパ構造において、 前記挾持部材は、断面形状をクランク状に形成
    し、かつこの一定断面形状で車幅方向に延びるよ
    うに細長く形成し、このクランク状断面を成す挾
    持部材の短手側の一片は、ボルト挿通孔を開口さ
    せて固定片となし、挾持部材の短手側の他片は、
    バンパカバーの下端部に設けた突部を前期第2の
    バンパリインフオースメントの下面に押え込む押
    圧片となすとともに、その自由端に鉤部を形成し
    て前記突部に係止自在なし、さらに、前記固定片
    には、押圧片との間に所定の間隔を保って押圧片
    と同一方向に延びる仮止め片を固着させるととも
    に、バンパカバーの下端部における前記突部の突
    出側の反対側面に、この仮止め片に対応させて傾
    斜面を有する切欠きを形成し、この切欠きに前記
    仮止め片を差し込み、かつ前記突部に押圧片の鉤
    部を係止させることによつて、バンパカバーの下
    端部に挾持部材を仮組付けできるようにしたこと
    を特徴とする自動車のバンパ構造。
JP5099784U 1984-04-06 1984-04-06 自動車のバンパ構造 Granted JPS60161652U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5099784U JPS60161652U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 自動車のバンパ構造

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JP5099784U JPS60161652U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 自動車のバンパ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60161652U JPS60161652U (ja) 1985-10-26
JPH0329253Y2 true JPH0329253Y2 (ja) 1991-06-21

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ID=30569648

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JP5099784U Granted JPS60161652U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 自動車のバンパ構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2509930Y2 (ja) * 1990-02-05 1996-09-04 ダイハツ工業株式会社 樹脂製バンパのハ―ネス固定構造
JP5122310B2 (ja) * 2008-01-30 2013-01-16 本田技研工業株式会社 車両用フロントバンパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60161652U (ja) 1985-10-26

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