JPS5849377Y2 - シヤリヨウヨウネツコウカンキノシジソウチ - Google Patents

シヤリヨウヨウネツコウカンキノシジソウチ

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Publication number
JPS5849377Y2
JPS5849377Y2 JP1975130788U JP13078875U JPS5849377Y2 JP S5849377 Y2 JPS5849377 Y2 JP S5849377Y2 JP 1975130788 U JP1975130788 U JP 1975130788U JP 13078875 U JP13078875 U JP 13078875U JP S5849377 Y2 JPS5849377 Y2 JP S5849377Y2
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JP
Japan
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header tank
tank
vehicle side
vehicle
heat exchanger
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Expired
Application number
JP1975130788U
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English (en)
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JPS5242939U (ja
Inventor
文雄 佐渡
Original Assignee
株式会社デンソー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用熱交換器例えば自動車のラジェータ等の
熱交換器において、その支持構造に関するものである。
従来の自動車用ラジェータにおいては、その取付部品と
して鉄製のブラケットを有し、多くの場合このブラケッ
トの4箇所をネジ締めすることによう車輌側の支持部材
に固定されている。
また、樹脂を用いたタンクを有するラジェータにかいて
も数箇所のネジ締め部を有しているのが一般的である。
ところで、ラジェータを車両側の支持部材に取付ける場
合、要求される事項としては、(1)作業性が良いこと
、(2)車輌側の支持部材の取付部寸法に高精度を要求
しない。
等である。しかるに、従来のネジ締めによるブラケット
を有するラジェータでは、作業性について下側のネジ締
めはエンジンルーム内に体を折込んで作業しなければな
らず非能率的である。
また、車輌側の取付部の寸法精度についてもブラケット
のネジ締め付は面に平行な方向に対しては自由である力
丸それに直角な方向に対しては両側の車両側支持部材の
取付誤差がそのままラジェータの固定部に生ずることに
より取付時からラジェータに曲げなどの拘束力が負荷さ
れるという不具合を生ずる。
また、樹脂タンクを有するラジェータでも数箇所のネジ
締め部があるので同様の不具合が生ずる。
本考案は上記点に鑑みてなされたもので、樹脂材料によ
って成形されたヘッダータンクを有する車両用熱交換器
において、上部および下部のヘッダタンクのうち下部の
ヘッダタンクの左右方向中央部にその下方へ突出する傾
斜付の細長の突出部を1個のみ一体成形し、かつ車両側
の支持部材には前記傾斜付の突出部が嵌入される凹部を
備え、この凹部と傾斜付の突出部とをパツキン材を介在
させて密に嵌め込むことにより、下部のヘッダータンク
を車両側の支持部材に支持させるようにし、もって特別
な部品を必要とすることなくきわめて簡単な構造で、ネ
ジ止め部分を減らして作業性の向上を図るとともに、車
両側支持部材の寸法精度を緩和できるようにすることを
目的とするものである。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示す自動車用ラ
ジェータであって、1はエンジン冷却水の放熱部分をな
すコア一部で、2,3はこのコア一部を構成するチュー
ブとコルゲート型フィンであり、これらチューブ2およ
びフィン3は黄銅、アルミニウム等の金属からなり、半
田付等の手段で接合されている。
4はチューブ20両端部が半田付等により接合されるコ
アープレート(第3図に示す)で、黄銅、アルミニウム
等の金属からなる。
5.6は上部卦よび下部のへラダータンクで、ガラス繊
維のごとき強化材の入った樹脂材料(例えばナイロンが
好適である。
)を成形してなるものである。
上部のヘッダータンク5には入口バイブ7、注水口8.
左右両側部の突出部9が一体成形しである。
突出部9は係止部をなし、この突出部9は第2図に示す
ごとくヘッダータンク5の左右方向に傾斜を有しておジ
、かつ上下方向にも上部の方が幅の狭くなる傾斜を有し
ている。
筐た、下部のヘッダータンク6には出口バイブ10釦よ
び突出部11が一体成形しである。
この突出部11はヘッダータンク6の底部から下方へ突
出しているものであって、第1図に図示するようにヘッ
ダータンク6の左右方向中央部に細長形状をなして1個
のみ設けられており1そしてその長手方向の面は第3図
に示すごとく上下方向に傾斜を有している。
ナか、コアープレート4とヘッダータンク5゜6との接
合は、第3図に示すとと<01Jングのような弾性シー
ル材12を介在させ、鉄製の補助板13を絞めることに
ようなされている。
14は鉄製の取付部材であり、ボルト15を通すための
横方向の長穴14aと前記した突出部9と嵌合する挾持
片14bとを有している。
ここで、長穴14aの部分と挾持片14bの部分はスポ
ット溶接によジ一体になっている。
16,17.18はそれぞれ車両側の支持部材で、通常
は鉄にて構成されて訃シ、上部の支持部材16.17は
ボルト15を通すための穴(図示せず)を有してかり、
lた下部の支持部材18は突出部11が嵌入される凹部
18aを有している。
19.20は硬質ゴムよりナルパツキン材である。
次に、本考案によるラジェータの車両への取付方法を説
明すると、先ず、ラジェータ全体を上方から車両側の支
持部材18上に置き、この支持部材18の凹部18a内
に下部へラダータンク6の突出部11をパツキン材19
を介して嵌め込む。
この時、突出部11は傾斜面を有するくさび状のもので
あるため、パツキン材19を十分変形させるように密に
嵌め込まれる。
これによって、下部ヘッダータンク6(すなわちラジェ
ータの下側)がその前後方向には完全に拘束され、また
左右方向にもかなうの程度拘束される。
次に、上部ヘッダータンク5の突出部9に取付部材14
の挾持片14bをパツキン材20を介してそう人する。
ここで、取付部材14は1mm強の板厚の鉄板製であり
1ラジエータの動きを左右方向釦よび上下方向とも傾斜
部分で支持する。
また、取付部材14には横方向に長大14aが設けられ
てかり、この長穴14a内でボルト15の位置を調整で
きるので、取付部材14を突出部9に捜入した後車両側
支持部材16.17に固定する際、ラジェータを強引に
拘束することはない。
第5図a、bは本考案の他の実施例を示すもので、上部
へラダータンク5側の拘束に取付部材14を用いること
を避けて、切欠き21aを有する取付部21をタンク5
に一体成形し、この切欠き21aにボルト15をそう人
し、このボルト15によって車両側支持部材16.17
との間でヘッダータンク5を引張り合うようにして固定
するものである。
第6図は本考案の更に他の実施例を示すもので、上部へ
ラダータンク5の突出部9および取付部材14の挾持片
14bの傾斜方向を第2図の例と逆方向にしたもので、
挾持片14bを矢印方向に押さえ込んでラジェータを取
付けるものである。
なお、本考案は自動車用ラジェータの他にカークーラの
凝縮器等の熱交換器にも適用できることはもちろんであ
る。
上述のごとく本考案によれば、車両用熱交換器の下部ヘ
ッダータンクの左右方向中央部に1個わみ一体成形した
傾斜性の細長の突出部をパツキン材を介して、車両側の
支持部材の凹部内に嵌め込むことにより下部ヘッダータ
ンクを車両側に支持させているから、ヘッダータンクに
特別に部品を取付けることなく、シかも少ないねじ止め
作業で熱交換器を車両に取付けることができ、取付は作
業性の熱交換器の構造の簡略化を図ることができるとい
う効果が大である。
しかも、下部へラダータンクの突出部が一個のみであっ
てもこの突出部を下部ヘッダータンクの左右方向中央部
に位置させ、かつその形状をくさび作用の得られる傾斜
面をもった細長形状とすることにより、車両側支持部材
の凹部の寸法精度が低くても、下部ヘッダータンクは確
実に支持できる。
更に、本考案の熱交換器は下部ヘッダータンク中央の突
出部と上部へラダータンク両端の係止部とにより三点支
持されるため、車両側の支持部材間の相対位置が多少変
動したとしてもその変動が直接熱交換器に加わることが
ない。
即ち、車両側の支持部材の位置精度が多少悪くても熱交
換器を良好に支持することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すラジェータ取付状態の
正面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1
図のB−B断面図、第4図a s b sCは第1図に
示す取付部材14の平面図、正面図、側面図である。 第5図aは本考案の他の実施例を示すラジェータ取付状
態の正面図、第5図すは第5図aのラジェータの側面図
、第6図は本考案の更に他の実施例を示すラジェータ取
付状態の平面図である。 6・・・・・・下部のヘッダータンク、11・・・・・
・傾斜材の突出部、18・・・・・・車両側の支持部材
、18a・・・・・・凹部、19・・・・・・パツキン
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂材料によって成形されたヘッダータンクを有する車
    両用熱交換器において、上部訟よび下部のへラダータン
    クのうち下部のヘッダータンクの左右方向中央部にその
    下方へ突出する傾斜付の細長の突出部を一個のみ一体成
    形するとともに、上部のヘッダータンクの左右方向両端
    部に係止部を一体形成し、一方車両側の支持部材には前
    記傾斜付の細長の突出部が嵌入される凹部と前記係止部
    を保持する保持部とを備え、との凹部と傾斜付の細長の
    突出部とをパツキン材を介在させて密に嵌め込むことに
    よう下部のヘッダータンクを車両側の支持部材に支持さ
    せるとともに、係止部を車両側の保持部に係止すること
    によう熱交換器を三点支持することを特徴とする車両用
    熱交換器の支持装置。
JP1975130788U 1975-09-22 1975-09-22 シヤリヨウヨウネツコウカンキノシジソウチ Expired JPS5849377Y2 (ja)

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JP1975130788U JPS5849377Y2 (ja) 1975-09-22 1975-09-22 シヤリヨウヨウネツコウカンキノシジソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS5242939U JPS5242939U (ja) 1977-03-26
JPS5849377Y2 true JPS5849377Y2 (ja) 1983-11-11

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JP1975130788U Expired JPS5849377Y2 (ja) 1975-09-22 1975-09-22 シヤリヨウヨウネツコウカンキノシジソウチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4722035U (ja) * 1971-03-30 1972-11-11
JPS49124442A (ja) * 1973-04-06 1974-11-28

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JPS49124442A (ja) * 1973-04-06 1974-11-28

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