JPS5824613Y2 - 車両用タンクの取付構造 - Google Patents

車両用タンクの取付構造

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JPS5824613Y2
JPS5824613Y2 JP1979040277U JP4027779U JPS5824613Y2 JP S5824613 Y2 JPS5824613 Y2 JP S5824613Y2 JP 1979040277 U JP1979040277 U JP 1979040277U JP 4027779 U JP4027779 U JP 4027779U JP S5824613 Y2 JPS5824613 Y2 JP S5824613Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
bracket
vehicle
mounting structure
shaped
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Expired
Application number
JP1979040277U
Other languages
English (en)
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JPS55139945U (ja
Inventor
弘美 山内
春夫 寺岡
克己 成瀬
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば自動車用ウオッシャタンクとラジェータ
リザーブタンクの2つのタンクが一体化されて成るタン
クを一体的に車両に取り付ける為の車両用タンクの取付
構造の改良に関するものである。
従来はこの様な一体的なタンクを車両に取り付ける場合
、タンクに一体的に成形せられた耳状の取付部を直接車
両に固定したり、又はその耳状の取付部にさらに別のブ
ラケットを固定して、これを介して車両に取り付けてい
た。
これらの従来の構造に於ては、タンクの形状によっては
その耐振性を満足させるために取付方法が複雑となり、
コスト的に高価なものになってしまったり、あるいは、
その様な構造では車両スペースや取付作業性の面より実
施が困難であったりした。
本考案は上記の問題点に鑑み、2つの一体化せられたU
字形のタンク間のすき間を利用し、この空間に鉄板等剛
性を有するU字形のブラケットをきつく挿入してタンク
に固定し、このブラケットを車両に取り付ける事によっ
て、タンクの形状を出来るだけ簡素化し、かつ、タンク
を強固に車両に固定し、安価で取付が容易であると共に
耐振性を充分なものとすることを目的とするものである
以下、本考案構造の一実施例について説明する。
第1図ないし第4図において、1は例えばブロー成形さ
れた樹脂製のウオッシャタンク、2はリザーブタンクを
示し、これらでU字形のタンク1゜2を構成している。
この両タンク1,2は板状部3によって連結され一体的
に成形されるか、又は、両タンク1,2を別々に成形し
て、中間部12に設けた前記板状部3で一体化されてい
る。
4は本タンク1,2を車両に取付ける為のブラケットで
鉄板などの剛性を有する材料で形成されている。
該ブラケット4は取付孔5を板状部3の取付孔3aに重
ねてボルト13で強固に固定されている。
6はこのブラケット4を車両に固定する為の取付孔を示
す。
7はブラケット4に設けられた打出し部で、幅a′とな
っている。
この寸法a′はタンク1と2の間の空間幅aとほぼ同一
寸法となっており、タンク1,2にブラケット4を組付
けた状態に於てはきつくはまり合う様に寸法設定されて
いる。
8はタンクの中間部12に面する側壁面を示す。
この様に構成せられたタンク1,2の取付構造に於ては
、タンク1,2に振動が加わった場合に於ても、板状部
3のみに力が加わらず、打出し部7とタンク1,2との
接触部で力を分担して受けることになり、特に横振動に
対してはその効果は大きく、タンク1,2を強固に車両
に固定することが出来るものである。
なお、上記一実施例ではタンクとブラケットの固定をブ
ラケットに設けた取付孔とタンクの板状部に設けた取付
孔とを締結手段となるボルト等を利用して一体的に固定
したが、これはこの構造の他にボルト等を使用せずに、
タンクの弾力を利用して、ブラケットにタンクを上方よ
り挿入する事により固定する事も容易に実施出来る。
この場合に於ては、ブラケットを車両に取付後タンクを
上部より挿入して固定が出来るため、車両への取り付け
はさらに容易となる。
又、タンクの方に前記打出し部が嵌入する凹部を設けて
も良い。
以上述べたように本考案においては、全体として8字形
の2つのタンクを1つのブラケットで確実に取り付ける
ことができ、激しい振動を受けてもタンクを確実に保持
でき、又、その取付作業も簡単で安価であるという効果
が犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案構造の一実施例を示す斜視図、第2図お
よび第3図は第1図図示構造におけるブラケットの平面
図および正面図、第4図は第1図図示の矢印A方向から
見たタンクの裏面図である。 1.2・・・・・・8字形のタンク、3・・・・・・板
状部、4・・・・・・ブラケット、3a、5・・・・・
・取付孔、7・・・・・・打出し部、12・・・・・・
中間部、13・・・・・・締結手段となるボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 弾性を有する2つのタンクを板状部で連結して一体
    化したU字形のタンクを形威し、該タンクの中間部にU
    字形のブラケットをきつく挿入し、該ブラケットを介し
    て前記タンクを車両に取付けたことを特徴とする車両用
    タンクの取付構造。 2 前記タンクの板状部と前記ブラケットとに夫夫取付
    孔を設け、締結手段により前記タンクと前記ブラケット
    とを結合したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載ゐ車両用タンクの取付構造。 3 前記ブラケットの前記タンクと当接する部分に前記
    タンクに強く接触する打出し部を形成したことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    車両用タンクの取付構造。
JP1979040277U 1979-03-27 1979-03-27 車両用タンクの取付構造 Expired JPS5824613Y2 (ja)

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JPS55139945U JPS55139945U (ja) 1980-10-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49127928U (ja) * 1973-02-28 1974-11-01

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JPS55139945U (ja) 1980-10-06

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