JP2500984Y2 - 自動二輪車のフロントフェンダ―取付け装置 - Google Patents
自動二輪車のフロントフェンダ―取付け装置Info
- Publication number
- JP2500984Y2 JP2500984Y2 JP3814290U JP3814290U JP2500984Y2 JP 2500984 Y2 JP2500984 Y2 JP 2500984Y2 JP 3814290 U JP3814290 U JP 3814290U JP 3814290 U JP3814290 U JP 3814290U JP 2500984 Y2 JP2500984 Y2 JP 2500984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front fender
- mounting
- reinforcing plate
- mounting portion
- fender
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動二輪車のフロントフェンダー取付け
装置の改良に関する。
装置の改良に関する。
自動二輪車のフロントフェンダーは、合成樹脂で型成
形して製作するようにしていて、軽量で安価に製作でき
るようになっている。そして、フロントフェンダーは、
中央上部を前ホークのアンダーブラケットに合せ、内側
に取付け板を合せてボルトでアンダーブラケットに締着
して取付けている。例えば特開昭59−2976号公報参照。
形して製作するようにしていて、軽量で安価に製作でき
るようになっている。そして、フロントフェンダーは、
中央上部を前ホークのアンダーブラケットに合せ、内側
に取付け板を合せてボルトでアンダーブラケットに締着
して取付けている。例えば特開昭59−2976号公報参照。
フロントフェンダーは、複数のボルトでアンダーブラ
ケットに締着するが、フロントフェンダーが合成樹脂成
形品の場合には、成形後に変形や歪みが発生し、これを
取付けボルトだけでは矯正できない。又、振動に対して
は、フロントフェンダー自体の肉厚さを厚くして剛性を
増して対応している。しかし、このようにしても、合成
樹脂成形品のフロントフェンダーでは限界がある。
ケットに締着するが、フロントフェンダーが合成樹脂成
形品の場合には、成形後に変形や歪みが発生し、これを
取付けボルトだけでは矯正できない。又、振動に対して
は、フロントフェンダー自体の肉厚さを厚くして剛性を
増して対応している。しかし、このようにしても、合成
樹脂成形品のフロントフェンダーでは限界がある。
この考案は、かかる点に鑑み、合成樹脂成形品のフロ
ントフェンダーの変形や歪みを矯正して確実に正しい位
置に取付けできて、振動のびびり音の発生も防止できる
自動二輪車のフロントフェンダー取付け装置を得ること
を目的とする。
ントフェンダーの変形や歪みを矯正して確実に正しい位
置に取付けできて、振動のびびり音の発生も防止できる
自動二輪車のフロントフェンダー取付け装置を得ること
を目的とする。
上記目的を達成するために、この考案の自動二輪車の
フロントフェンダー取付け装置は、前輪の上側を覆う形
状に合成樹脂で成形するフロントフェンダーの上部に前
後方向の溝を中央に設けた取付け部を設け、該取付け部
の内側に取付れ部より前後に長くして形状をフロントフ
ェンダー内面に合せた補強板を添え、補強板に設けたバ
ーリング孔を取付け部の取付け孔に嵌合せ、補強板前端
とフロントフェンダー内面の間に防振ゴムを挿入し、前
ホークのアンダーブラケット下面中央に前後方向に設け
た突縁に取付け部の溝を嵌込み、下側から補強板と共に
取付け部をアンダーブラケットに締着するようにしたこ
とにある。
フロントフェンダー取付け装置は、前輪の上側を覆う形
状に合成樹脂で成形するフロントフェンダーの上部に前
後方向の溝を中央に設けた取付け部を設け、該取付け部
の内側に取付れ部より前後に長くして形状をフロントフ
ェンダー内面に合せた補強板を添え、補強板に設けたバ
ーリング孔を取付け部の取付け孔に嵌合せ、補強板前端
とフロントフェンダー内面の間に防振ゴムを挿入し、前
ホークのアンダーブラケット下面中央に前後方向に設け
た突縁に取付け部の溝を嵌込み、下側から補強板と共に
取付け部をアンダーブラケットに締着するようにしたこ
とにある。
フロントフェンダーの取付け部に設けた溝をアンダー
ブラケットの突縁に嵌合せることによって、前ホークの
前後の中心線に合せてフロントフェンダーを取付けるこ
とができる。又、内側に補強板を合せ、バーリング孔を
取付け部の取付け孔に嵌合せることによって、フロント
フェンダーの左右の幅方向の変形を防止できる。又、補
強板は、取付け部より前後に長くしてあり、しかも、前
端に防振ゴムを取付けてあるので、フロントフェンダー
の振動で発生するびびり音の発生を防止できる。
ブラケットの突縁に嵌合せることによって、前ホークの
前後の中心線に合せてフロントフェンダーを取付けるこ
とができる。又、内側に補強板を合せ、バーリング孔を
取付け部の取付け孔に嵌合せることによって、フロント
フェンダーの左右の幅方向の変形を防止できる。又、補
強板は、取付け部より前後に長くしてあり、しかも、前
端に防振ゴムを取付けてあるので、フロントフェンダー
の振動で発生するびびり音の発生を防止できる。
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
フロントフェンダー１は、前輪の上側を覆う形状に合
成樹脂で型成形するもので、上部に、中央に前後方向の
溝２を設けた取付け部３を設ける。補強板４は、鋼板を
プレス成形して設けるもので、フロントフェンダー１の
内面に添う形状にしてあり、取付け部３より前後に長く
してあり、特に前側を長くしてある。補強板４には、ボ
ルト５を通すバーリング孔６を設けて、取付け部３の取
付け孔７にバーリング孔６を嵌合せる。又、補強板４に
は、前端に防振ゴム８の突起９を差込んで取付け、補強
板４とフロントフェンダー１の内面の間に防振ゴム８を
挟み、防振ゴム８で、フロントフェンダー１の前部の振
動を制振する。前ホーク10のアンダーブラケット11に
は、下面中央に前後方向の突縁12を設ける。フロントフ
ェンダー１は、溝２を突縁12に嵌込むことによって、中
心線に合せて位置させて、ボルト５で補強板４と共に取
付け部３をアンダーブラケット11に締着する。補強板４
には、バーリング孔６にボルト５を通して締着すること
によって、取付け部３を強く圧着しないようにできて、
フロントフェンダー１の幅方向の広がり変形を防止でき
る。
成樹脂で型成形するもので、上部に、中央に前後方向の
溝２を設けた取付け部３を設ける。補強板４は、鋼板を
プレス成形して設けるもので、フロントフェンダー１の
内面に添う形状にしてあり、取付け部３より前後に長く
してあり、特に前側を長くしてある。補強板４には、ボ
ルト５を通すバーリング孔６を設けて、取付け部３の取
付け孔７にバーリング孔６を嵌合せる。又、補強板４に
は、前端に防振ゴム８の突起９を差込んで取付け、補強
板４とフロントフェンダー１の内面の間に防振ゴム８を
挟み、防振ゴム８で、フロントフェンダー１の前部の振
動を制振する。前ホーク10のアンダーブラケット11に
は、下面中央に前後方向の突縁12を設ける。フロントフ
ェンダー１は、溝２を突縁12に嵌込むことによって、中
心線に合せて位置させて、ボルト５で補強板４と共に取
付け部３をアンダーブラケット11に締着する。補強板４
には、バーリング孔６にボルト５を通して締着すること
によって、取付け部３を強く圧着しないようにできて、
フロントフェンダー１の幅方向の広がり変形を防止でき
る。
以上説明したように、この考案は、上述のように構成
したので、フロントフェンダーに設けた取付け部の溝を
アンダーブラケットの突縁に嵌込んで締着することによ
って、フロントフェンダーを中心線に合せて取付けるこ
とができる。そして、内側に補強板を添わせ、補強板の
バーリング孔にボルトを通して締着することによって、
フロントフェンダーを無理な力を加えることなく取付け
ることができて、横幅方向に広がって変形するのを防止
できる。又、補強板前端とフロントフェンダー内面の間
に防振ゴムを挟むことによって、フロントフェンダーの
振動を制振できて、ひびり音の発生を防止できる。又、
取付けに、スペーサーやワッシャを必要とせず、締着部
品を少くできて安価にでき、組付け工数も削減できる。
そして、フロントフェンダーは、肉厚さを薄く軽量化と
コストダウンが図れ、デザイン形状の自由度も増す。
したので、フロントフェンダーに設けた取付け部の溝を
アンダーブラケットの突縁に嵌込んで締着することによ
って、フロントフェンダーを中心線に合せて取付けるこ
とができる。そして、内側に補強板を添わせ、補強板の
バーリング孔にボルトを通して締着することによって、
フロントフェンダーを無理な力を加えることなく取付け
ることができて、横幅方向に広がって変形するのを防止
できる。又、補強板前端とフロントフェンダー内面の間
に防振ゴムを挟むことによって、フロントフェンダーの
振動を制振できて、ひびり音の発生を防止できる。又、
取付けに、スペーサーやワッシャを必要とせず、締着部
品を少くできて安価にでき、組付け工数も削減できる。
そして、フロントフェンダーは、肉厚さを薄く軽量化と
コストダウンが図れ、デザイン形状の自由度も増す。
図は本考案の一実施例を示し、 第１図は分解斜視図、 第２図は要部の縦断側面図、 第３図は分解縦断面図、 である。 １……フロントフェンダー、２……溝、３……取付け
部、４……補強板、６……バーリング孔、７……取付け
孔、８……防振ゴム、10……前ホーク、11……アンダー
ブラケット、12……突縁。
部、４……補強板、６……バーリング孔、７……取付け
孔、８……防振ゴム、10……前ホーク、11……アンダー
ブラケット、12……突縁。
Claims (1)
- 【請求項１】前輪の上側を覆う形状に合成樹脂で成形す
るフロントフェンダーの上部に前後方向の溝を中央に設
けた取付け部を設け、該取付け部の内側に取付け部より
前後に長くして形状をフロントフェンダー内面に合せた
補強板を添え、補強板に設けたバーリング孔を取付け部
の取付け孔に嵌合せ、補強板前端とフロントフェンダー
内面の間に防振ゴムを挿入し、前ホークのアンダーブラ
ケット下面中央に前後方向に設けた突縁に取付け部の溝
を嵌込み、下側から補強板と共に取付け部をアンダーブ
ラケットに締着するようにしたことを特徴とする自動二
輪車のフロントフェンダー取付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3814290U JP2500984Y2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 自動二輪車のフロントフェンダ―取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3814290U JP2500984Y2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 自動二輪車のフロントフェンダ―取付け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03129589U JPH03129589U (ja) | 1991-12-26 |
| JP2500984Y2 true JP2500984Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=31545886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3814290U Expired - Lifetime JP2500984Y2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 自動二輪車のフロントフェンダ―取付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500984Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8016307B2 (en) | 2007-03-02 | 2011-09-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Fender supporting structure of two-wheeled motor vehicle |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5950813B2 (ja) * | 2012-12-25 | 2016-07-13 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車 |
| ITUB20155188A1 (it) * | 2015-10-29 | 2017-04-29 | Askoll Eva S R L A Socio Unico | Dispositivo d?attacco per fissare un parafango ad un telaio di bicicletta |
-
1990
- 1990-04-11 JP JP3814290U patent/JP2500984Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8016307B2 (en) | 2007-03-02 | 2011-09-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Fender supporting structure of two-wheeled motor vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03129589U (ja) | 1991-12-26 |
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