JPH0329543Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0329543Y2
JPH0329543Y2 JP1197289U JP1197289U JPH0329543Y2 JP H0329543 Y2 JPH0329543 Y2 JP H0329543Y2 JP 1197289 U JP1197289 U JP 1197289U JP 1197289 U JP1197289 U JP 1197289U JP H0329543 Y2 JPH0329543 Y2 JP H0329543Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
fan shroud
main body
tube
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1197289U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02103127U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1197289U priority Critical patent/JPH0329543Y2/ja
Publication of JPH02103127U publication Critical patent/JPH02103127U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0329543Y2 publication Critical patent/JPH0329543Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、熱交換器本体に風を取込むフアンシ
ユラウドを備えた車両用熱交換器に関する。
(従来の技術) 従来、車両用熱交換器にフアンモータを備えた
ものがあり、特に風を効率よく取込むためにフア
ンシユラウドが設けられている。この種の熱交換
器では、取付けスペースの関係上、熱交換器本体
の形状が横長に形成され、フアンシユラウドの形
状が略正方形に形成されているのが一般的であ
る。このため、フアンシユラウドを熱交換器本体
に取付けるには、フアンシユラウドの一部の取付
け部が、熱交換器本体のチユーブが配設された位
置に臨むことになり、この場合には、例えば実開
昭57−160921号公報の第3図〜第7図に示すよう
に取付けるようにしている。
すなわち、熱交換器本体のチユーブ間にボルト
挿通穴を設け、チユーブを上記取付け部と支持プ
レートとで挾んで上記挿通穴にボルトを挿通して
ボルト締めすることにより、上記フアンシユラウ
ドの取付け部を熱交換器本体に固定していた。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記従来の車両用熱交換器において
は、強度が大きくないチユーブの両側から取付け
部と支持プレートで挾んで取付け部をチユーブに
固定していたので、チユーブを痛めるおそれがあ
り、車の振動による悪影響を受けやすい。また、
支持プレートが必要となるため、組付け点数が増
大し、組付けに手間がかかりコストが嵩む問題が
ある。更に、ボルトを挿入する際に、チユーブを
傷つけやすいという問題もあつた。
そこで、本考案では、フアンシユラウドを取付
ける際に、取付け作業が容易でチユーブへの悪影
響を防止できる車両用熱交換器を提供することを
目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案の車両用熱交換器は、熱交換器本体の背
面に、フアンモータおよびこのフアンモータの周
囲を覆うフアンシユラウドが取付けられた車両用
熱交換器であつて、前記フアンシユラウドの前記
本体との取付け部分のうち、前記本体のチユーブ
の位置に臨む取付け部分に、この取付け部分から
前記本体側部を経て前記本体前面にまで延在し先
端側に前記本体前面に当接するよう屈曲された屈
曲片を有する固定部材を設け、前記屈曲片に、チ
ユーブ間のフイン隙間に嵌合する突起を設けた構
成となつている。
(作用) フアンシユラウドを熱交換器本体に取付ける際
には、フアンシユラウドと、固定部材の屈曲片と
の間に熱交換器本体を挾んで、これらを熱交換器
本体の側部から差込むことにより、屈曲片の突起
がチユーブ間のフインの隙間に嵌合し、屈曲片が
本体前面に当接し、この部分のフアンシユラウド
が熱交換器本体に固定される。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。尚、本実施例では、チユーブが蛇行するコル
ゲートフイン型のコンデンサに適用した場合を例
に採つて説明する。
第1図はコンデンサ1の背面図を示し、このコ
ンデンサコア(熱交換器本体)2の背面形状は、
横長の長方形の左上隅部が、車両部品を配設する
ために切欠かれた形状となつている。そして、コ
ンデンサコア2は、蛇行したチユーブ3と、チユ
ーブ3の直管部3a間に介装されたコルゲートフ
イン4と、チユーブ3の曲管部3b同士を支持す
る断面コ字状の支持部材5,6,7とから構成さ
れている。尚、図中8は最下端のコルゲートフイ
ン4を支持するサイドプレートを示す。
また、コンデンサコア2の背面には、フアンシ
ユラウド9とフアンモータ10が取付けれてい
る。フアンモータ10は、その回転軸にフアン1
1が軸着され、パイプ状の取付け部材12により
コンデンサコア2の支持部材5,6および7にボ
ルトにより固定されている。
上記フアンシユラウド9は、略正方形状をな
し、中央部に通風穴13を備え、上記支持部材5
および7に対応する各辺部分には合せて4つのブ
ラケツト14が突設され、ねじにより支持部材
5,7に取付けられている。フアンシユラウド9
のコンデンサコア2のチユーブ3に臨む隅部に
は、コンデンサコア2に取付けるための固定部材
15が一体に取付けられている。
固定部材15は、第2図〜第4図に示すよう
に、フアンシユラウド9の隅部の下部からコンデ
ンサコア2のサイドプレート8に沿つて前方へ延
在し、コンデンサコア2の前面に当接できるよう
に屈曲された屈曲片16を備えている。また、上
記屈曲片16のコア前面に当接する面には、第5
図および第6図に示すように、チユーブ直管部3
a間に介装されたコルゲートフイン4の隙間に嵌
合できるように、畝状の突起17が突設されてい
る。更に、上記固定部材15はフアンシユラウド
9とともに樹脂で一体成形により形成され、弾性
を有する構造となつている。
このようなコンデンサ1において、フアンシユ
ラウド9をコア2に取付けるには、まず、コア2
の背面を所定位置にフアンシユラウド9を配し、
固定部材15の屈曲片16を僅かに広げて、屈曲
片16とフアンシユラウド9との間にコア2を挾
み込むようにして、屈曲片16をコア2の下側部
分から差込む。固定部材15の屈曲片16を次第
に差込んでいくと、第6図に示すように、屈曲片
16の突起17がコルゲートフン4の隙間に嵌合
し、屈曲片16がコア2の前面に当接して、この
位置のフアンシユラウド9の隅部がコア2に固定
される。その後、フアンシユラウド9の他のブラ
ケツト14をねじによりコア2の支持部材5,7
にそれぞれ取付ける。
したがつて、チユーブの位置に臨むフアンシユ
ラウドの隅部を取付ける際には、ボルトや支持プ
レートが不要となり、差込み作業により固定でき
るので、固定作業が容易となり、コストの低減を
図ることができる。また、チユーブに固定されな
いので、チユーブを痛めることがなく、ボルトを
挿通しないので、チユーブに傷をつけることを防
止できる。更に屈曲片に突起を設けたので、屈曲
部分の振動等によるズレを防止でき、フアンシユ
ラウドを確実に固定することができる。
尚、本実施例では、コンデンサに適用した場合
について説明したが、これに限らず、フアンシユ
ラウドを有する熱交換器であれば適用可能であ
る。また、固定部材および屈曲片はフアンシユラ
ウドとともに一体成形により形成したが、別に形
成した固定部材や屈曲片を樹脂溶着に一体化して
もよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、熱交換
器本体のチユーブの位置に臨むフアンシユラウド
の取付け部分に、屈曲片を有する固定部材を設け
たので、屈曲片で挾んで差込むことにより、ワン
タツチでこの部分のフアンシユラウドを熱交換器
本体に取付けることができ、組付け作業が簡素化
し、コストの低減を図ることができる。また、チ
ユーブに固定されないのでチユーブを痛めること
がなく、ボルト挿通に伴いチユーブに傷をつける
ことも防止できる。更に、屈曲片にフイン隙間に
嵌合する突起を設けたので、振動に伴うズレを防
止でき、フアンシユラウドの確実なる固定が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例に係
り、第1図は熱交換器の背面図、第2図は第1図
中の矢視図、第3図は第1図中の矢視図、第
4図はフアンシユラウドの組付け状態を示す概略
斜視図、第5図は第1図中の−矢視断面図、
第6図は第3図中の−矢視断面図である。 1,2……熱交換器およびその本体、3……チ
ユーブ、4……フイン、9……フアンシユラウ
ド、10……フアンモータ、14……取付け部分
(ブラケツト)、15……固定部材、16……屈曲
片、17……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱交換器本体の背面に、フアンモータおよびこ
    のフアンモータの周囲を覆うフアンシユラウドが
    取付けられた車両用熱交換器において、 前記フアンシユラウドの前記本体との取付け部
    分のうち、前記本体のチユーブの位置に臨む取付
    け部分に、この取付け部分から前記本体側部を経
    て前記本体前面にまで延在し先端側に前記本体前
    面に当接するよう屈曲された屈曲片を有する固定
    部材を設け、前記屈曲片に、チユーブ間のフイン
    隙間に嵌合する突起を設けたことを特徴とする車
    両用熱交換器。
JP1197289U 1989-02-03 1989-02-03 Expired JPH0329543Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1197289U JPH0329543Y2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1197289U JPH0329543Y2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02103127U JPH02103127U (ja) 1990-08-16
JPH0329543Y2 true JPH0329543Y2 (ja) 1991-06-24

Family

ID=31220999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1197289U Expired JPH0329543Y2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0329543Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02103127U (ja) 1990-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1707476B1 (en) Heat exchanger support structure and heat exchanger supporting method
JP3191385B2 (ja) 凝縮器の取り付け装置
JP2001121941A (ja) 熱交換器の車両搭載構造
JP4127112B2 (ja) 車両のフロントエンド構造
JP3812616B2 (ja) ラジエータ及びエアコン用のコンデンサの取付構造
JP2756255B2 (ja) 一体型熱交換器
JPS6339567Y2 (ja)
JP4505955B2 (ja) 送風機の取付構造
JPH0329543Y2 (ja)
JP3119419B2 (ja) 熱交換器用ファンシュラウド
JP3601068B2 (ja) ラジエータの取付構造
JP3687150B2 (ja) 熱交換器支持装置
JPH0511053Y2 (ja)
JP2784728B2 (ja) 空気調和機
JP2906935B2 (ja) ファン支持部材の組付構造
JP3661469B2 (ja) ファンシュラウド取付構造
JP3069305U (ja) 空気調和機の室外機
KR100361279B1 (ko) 자동차용 라디에이터 고정 구조
JPH0728978Y2 (ja) 車輌用空調コンデンサーの取付装置
CN218805046U (zh) 一种衬套安装机构以及车辆
JPS6113706Y2 (ja)
JP3336915B2 (ja) 空調用コンデンサ、空調用コンデンサの支持構造および車両用冷却装置
KR20050035631A (ko) 차량의 쿨링 모듈 프레임 구조
JP3057878B2 (ja) 凝縮器とファンシュラウドの取り付け装置
KR200349143Y1 (ko) 차량용 열교환기와 팬쉬라우드의 결합구조