JP2784728B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2784728B2
JP2784728B2 JP6238515A JP23851594A JP2784728B2 JP 2784728 B2 JP2784728 B2 JP 2784728B2 JP 6238515 A JP6238515 A JP 6238515A JP 23851594 A JP23851594 A JP 23851594A JP 2784728 B2 JP2784728 B2 JP 2784728B2
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heat exchanger
side plates
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side plate
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徹三 越澤
新治 蔵本
則次 福田
譲 佐竹
尚夫 中村
義夫 細川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱交換器及び送風機ユニ
ットを箱体内部へ容易に組み込み組み立てるようにした
空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】箱体本体内部に空気調和機として必要な
熱交換器1及び送風機ユニット6を納めて組み立てるに
は、まず側板、前後面板、天板等を用いて空気調和機と
して天面が開口した箱体10を組み立てた後、熱交換器
及び送風機ユニットを箱体上部の開口面から内部へ挿入
する方法と、完全な箱体を組み立てた後、側面板30に
穿孔した熱交換器挿入孔50より熱交換器1を挿入して
組み立てる方法とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】天面が開口した箱体内
へ熱交換器等を吊り降ろす挿入方法では、重量の大きな
熱交換器や送風機ユニットを箱体上方に一旦持ち上げ、
箱体内へ挿入するため、この組立作業時の労働負担が大
きく、重労働となる。特に能力の大きな空気調和機は大
型化し、労働は厳しいものとなる。また空気調和機の設
置場所等によっては熱交換器の配管方向の変更が必要と
なる場合があるが、この組立では配管方向の変更は困難
である。さらに側板に穿孔した孔より挿入する方法にお
いては、前述のように熱交換器の持ち上げ作業は不要と
なるが、その代わりに両側板に穿孔した孔(貫通孔)に
正確に合わせて、すなわち両側板の孔間に熱交換器を挿
入する必要がある。この対向する両側板の孔間への挿入
時、熱交換器を構成する冷却用のフィンが側板の孔縁に
接触しやすく、このためフィンが変形したりまたは傷つ
けたりして挿入組立作業に特に注意を要し、組立に困難
が伴うものとなっている。
【0004】本発明は熱交換器のフィンを損ねることな
く、また重労働を要することなく、容易に箱体内に熱交
換器・送風機ユニット等を収納して組み立てることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、熱交換器の左右両側端に夫々
挿入可能とした取付孔を穿孔した側板と、この左右に対
向する側板間に取り付ける送風機ユニットと、熱交換器
を取り付けた左右の側板間で熱交換器・送風機ユニット
の上面・背面を覆うようL字形にして側板と係着する上
背面カバーと、箱体の前面にあてがい側板に係着する前
面カバーとより構成することを要旨とする。
【0006】
【作 用】熱交換器の左右両側端に夫々挿入可能とした
取付孔を穿孔した側板と、L字形をした上背面カバー、
前面カバーを分割してそれぞれ形成し、熱交換器の左右
両側端に側板を挿入してビス止めした後、この対向する
側板間に送風機ユニットを取り付ける。このため重い熱
交換器や送風機ユニットを従来のように持ち上げること
なく、熱交換器・送風機ユニットの外表を側板の他に上
背面カバー・前面カバーを覆うように取り付けて構成す
るため、組立の労力を少なくして簡易に組み立てられ
る。また組立後、熱交換器の引き抜き、挿入が行えるの
で、設置場所等により配管方向が異なる場合でも、容易
に熱交換器の左右方向へ変えることができ、据付の作業
性が向上するものとなる。
【0007】
【実施例】以下本発明の空気調和機を図面に示す実施例
にもとづいて説明する。図において1は冷却用フィン等
を備えた所要能力を有する熱交換器で、この熱交換器1
の両側端外周には取付フランジ11,11を一体に設け
ると共に、左右いずれか一方または双方に配管継手1
2,12を突設する。
【0008】2はこの熱交換器1を側板にて固定する前
に予め定めた位置で支持するようにして固定する熱交換
器設置台で、これは脚台部21と熱交換器1の下部に嵌
合して抱持する支持部22とより成り、熱交換器1が側
板に固定された後は容易に取り外すことができるように
なっている。
【0009】3と4は側板で、3は右側板、4は左側板
を示し、この左右両側板は左右対称に形成されると共
に、左右・上下端縁にはほぼ直角に外方へ折り曲げた係
片31,41を一体に形成し、上背面カバー、前面カバ
ーの取り付けを可能とする。また左右両側板3,4には
熱交換器1の端部を、望ましくはその取付フランジ11
を嵌合するための熱交換器取付孔5,5を形成する。
【0010】この側板3,4に設ける熱交換器取付孔5
は、熱交換器の取付フランジ11,11を許容誤差範囲
内で嵌合され、かつ熱交換器に取り付けた設置台2を抜
取可能とした形状とすると共に、少なくとも取付孔5の
対向する孔縁両側部には取付片51,51を折り曲げて
形成し、取付孔5に熱交換器の取付フランジを嵌合した
とき、取付片51と取付フランジ11とが互いに重なり
合うようにしてこれにビス止めする。
【0011】6は送風機ユニットで、取付板61に送風
機本体62を取り付けて成り、この取付板61の両端部
を対向する側板3,4に取り付ける。
【0012】7は空気調和機の上面と背面を覆うようL
字形に形成された上背面カバーで、この上背面カバー7
の左右両側端片を、対向する側板3,4の係片31,4
1と重ねてビス止めして固定する。
【0013】8は前面カバーで、側板3,4及び上背面
カバー7にて熱交換器1、送風機ユニット6を覆った箱
体の前面にあてがい、側板3,4の係片31,41にビ
ス止めする。またこの前面カバー8、上背面カバー7に
は図示のように補強リブ71,82を必要に応じて形成
する。
【0014】このように各部材を構成した後、これを組
み立てるには、熱交換器設置台2に熱交換器1を支持さ
せた後、この熱交換器1の左側と右側に夫々側板3,4
を対設し、熱交換器1の左右両端部を側板3,4の取付
孔5,5内に挿入し、取付フランジ11と係片51とを
互いに重ねてビス9,9にて固着する。これは一方の側
板を取り付けた後、他方の側板を同様にして取り付け
る。
【0015】次に設置台2を抜き取るが、熱交換器1は
左右両側板3,4にて固定され自立している。そして次
いで送風機ユニット6の取付孔61を左右両側板3,4
にビス止め固定して取り付ける。この場合、空気調和機
の箱体を構成する上面・背面・前面の夫々のカバーが取
り付けていないので、送風機ユニットを持ち上げること
なく、対向する側板3,4間へ挿入して取り付けられ
る。
【0016】そして最後に上背面カバー7及び前面カバ
ー8を対向する側板3,4の係片31,41に重ねてビ
ス止めするものである。このように構成する場合、設置
場所等により配管方向が異なるとき、熱交換器取付用の
ビスを外すことにより図2に示すように熱交換器1は容
易に箱体より引き抜くことができ、配管継手を左右反対
として再び取付孔5内へ挿入して容易に再組立ができ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明の空気調和機は、内部に熱交換器
・送風機ユニットを組み込んで箱体を構成する際、熱交
換器の左右両端部を熱交換器の左右外側端より夫々挿入
する側板と、上面・背面を覆う上背面板及び前面カバー
を分割して形成しているので、重い熱交換器や送風機ユ
ニットを持ち上げることなく、熱交換器等の外表を覆う
ようにして各板、カバーを装着組み立てるため、熱交換
器の冷却フィンを損なうことなく組立作業が簡易とな
る。また箱体内部に熱交換器を組み込んだ後も、設置場
所等により配管継手方向を左右逆になるよう熱交換器を
取り外し、再組立も容易に行え、設置場所も容易に選定
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機を示す一実施例の分解斜視
図である。
【図2】熱交換器を左右逆に再組立する説明図である。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 11 取付フランジ 2 熱交換器設置台 3 右側板 31 係片 4 左側板 41 係片 5 熱交換器取付孔 6 送風機ユニット 7 上背面カバー 8 前面カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐竹 譲 大阪府茨木市東太田4−5−11 日立冷 熱株式会社茨木工場内 (72)発明者 中村 尚夫 大阪府茨木市東太田4−5−11 日立冷 熱株式会社茨木工場内 (72)発明者 細川 義夫 大阪府茨木市東太田4−5−11 日立冷 熱株式会社茨木工場内 (56)参考文献 特開 昭59−89940(JP,A) 特開 昭60−228828(JP,A) 特開 平5−113228(JP,A) 実開 昭61−197415(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 321 F24F 1/00 391

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器の左右両側端に夫々挿入可能と
    した取付孔を穿孔した側板と、この左右に対向する側板
    間に取り付ける送風機ユニットと、熱交換器を取り付け
    た左右の側板間で熱交換器・送風機ユニットの上面・背
    面を覆うようL字形にして側板と係着する上背面カバー
    と、箱体の前面にあてがい側板に係着する前面カバーと
    より構成されることを特徴とする空気調和機。
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