JPH0711330Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH0711330Y2 JPH0711330Y2 JP1989006497U JP649789U JPH0711330Y2 JP H0711330 Y2 JPH0711330 Y2 JP H0711330Y2 JP 1989006497 U JP1989006497 U JP 1989006497U JP 649789 U JP649789 U JP 649789U JP H0711330 Y2 JPH0711330 Y2 JP H0711330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- side plate
- radiating fin
- heat
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車用空調装置に利用される凝縮器
等の熱交換器に関し、特に、そのサイドプレートに関す
る。
等の熱交換器に関し、特に、そのサイドプレートに関す
る。
[従来の技術] 従来、第4図に示す熱交換器が知られている。この熱交
換器は、複数の放熱フィン部品1、これらの放熱フィン
部品1間にそれぞれ配された複数の偏平な伝熱管2、こ
れらの伝熱管2の両端に位置付けられ、各伝熱管2に側
面の開口を通して連通した対のヘッダーパイプ3、及び
複数の放熱フィン部品1のうち最も外側の放熱フィン部
品の外側に配された2つのサイドプレート4を含んでい
る。熱媒体はヘッダーパイプ3を介して各伝熱管2に流
通する。6,7は熱媒体の出入り管である。
換器は、複数の放熱フィン部品1、これらの放熱フィン
部品1間にそれぞれ配された複数の偏平な伝熱管2、こ
れらの伝熱管2の両端に位置付けられ、各伝熱管2に側
面の開口を通して連通した対のヘッダーパイプ3、及び
複数の放熱フィン部品1のうち最も外側の放熱フィン部
品の外側に配された2つのサイドプレート4を含んでい
る。熱媒体はヘッダーパイプ3を介して各伝熱管2に流
通する。6,7は熱媒体の出入り管である。
サイドプレート4は通常はアルミニウムにて作られ、第
5図及び第6図に示すように一般的な断面コ字形を呈
し、かつ両端にパイプ受け8を有している。パイプ受け
8はヘッダーパイプ3の側面に当接する。こうしてパイ
プ受け8とヘッダーパイプ3とが互いに協働して四角形
の枠体を構成し、熱交換器の外観形状を維持して伝熱管
2とヘッダーパイプ3との接続部に外力が加わるのを防
止する。
5図及び第6図に示すように一般的な断面コ字形を呈
し、かつ両端にパイプ受け8を有している。パイプ受け
8はヘッダーパイプ3の側面に当接する。こうしてパイ
プ受け8とヘッダーパイプ3とが互いに協働して四角形
の枠体を構成し、熱交換器の外観形状を維持して伝熱管
2とヘッダーパイプ3との接続部に外力が加わるのを防
止する。
またこのサイドプレート4には熱交換器を車両に取付け
るための金具が固定される。
るための金具が固定される。
[考案が解決しようとする課題] 上述の熱交換器は車両の走行中の振動などにより外力を
受けてサイドプレート4が破損する虞がある。この破損
はサイドプレート4の板厚を厚くすることで防止可能で
ある。しかしながら板厚を厚くすると材料コストが高騰
し、その上重量も増加するという問題をもつ。
受けてサイドプレート4が破損する虞がある。この破損
はサイドプレート4の板厚を厚くすることで防止可能で
ある。しかしながら板厚を厚くすると材料コストが高騰
し、その上重量も増加するという問題をもつ。
それ故に本考案の課題は、材料コストや重量の少ない増
加で丈夫なサイドプレートを備えた熱交換器を提供する
ことにある。
加で丈夫なサイドプレートを備えた熱交換器を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、複数の放熱フィン部品、該放熱フィン
部品間に配された伝熱管、該伝熱管の両端にそれぞれ連
通する開口を側面に有した対のヘッダーパイプ、及び上
記複数の放熱フィン部品のうち最も外側の放熱フィン部
品の外側に配され、上記ヘッダーパイプに係合したサイ
ドプレートを含む熱交換器において、上記サイドプレー
トは、上記放熱フィン部品に対向した底部と、該底部の
上記対のヘッダーパイプ間にのびた両辺から直角に外側
に曲がった側部とを有し、該側部のみを二重板にしたこ
とを特徴とする熱交換器が得られる。
部品間に配された伝熱管、該伝熱管の両端にそれぞれ連
通する開口を側面に有した対のヘッダーパイプ、及び上
記複数の放熱フィン部品のうち最も外側の放熱フィン部
品の外側に配され、上記ヘッダーパイプに係合したサイ
ドプレートを含む熱交換器において、上記サイドプレー
トは、上記放熱フィン部品に対向した底部と、該底部の
上記対のヘッダーパイプ間にのびた両辺から直角に外側
に曲がった側部とを有し、該側部のみを二重板にしたこ
とを特徴とする熱交換器が得られる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例による熱交換器を取付状態で
示す。この熱交換器の主に熱交換を実行する部分の構造
は従来と同様である。
示す。この熱交換器の主に熱交換を実行する部分の構造
は従来と同様である。
第2図をも参照して、この熱交換器のサイドプレート4
は放熱フィン部品1に密着した底部11とこの底部の両辺
から直角に外側に曲がった側部12とを有している。側部
12は対のヘッダーパイプ(第4図参照)間にのびてい
る。また側部12は板材を折り返すことで互いに密着した
外側板13と内側板14とを有する二重板に形成されてい
る。このように二重板に形成されるのは側部12のみであ
るため、材料や重量の増加が少なく強度を増すことがで
きる。
は放熱フィン部品1に密着した底部11とこの底部の両辺
から直角に外側に曲がった側部12とを有している。側部
12は対のヘッダーパイプ(第4図参照)間にのびてい
る。また側部12は板材を折り返すことで互いに密着した
外側板13と内側板14とを有する二重板に形成されてい
る。このように二重板に形成されるのは側部12のみであ
るため、材料や重量の増加が少なく強度を増すことがで
きる。
このサイドプレート4はアルミニウム板材の折曲げ加工
によって簡単に製造できる。この熱交換器の車両への取
付けは次のように行われる。
によって簡単に製造できる。この熱交換器の車両への取
付けは次のように行われる。
サイドプレート4の内側に取付金具15のコ字形部16を嵌
合させ、サイドプレート4とコ字形部16に同軸上に設け
た穴(図示せず)にボルト17を通し、ナット18で締付け
る。この結果、サイドプレート4に取付金具15が固定さ
れる。さらに複数のボルト21及びナット22にて取付金具
15を車両側の取付部23に固定する。こうして熱交換器の
車両への取付けが行われる。
合させ、サイドプレート4とコ字形部16に同軸上に設け
た穴(図示せず)にボルト17を通し、ナット18で締付け
る。この結果、サイドプレート4に取付金具15が固定さ
れる。さらに複数のボルト21及びナット22にて取付金具
15を車両側の取付部23に固定する。こうして熱交換器の
車両への取付けが行われる。
なおサイドプレート4は第3図に示すように内側板14が
底部11の内面に接するまで延長されたものでもよく、ま
た内側板14を外側板15や底部11の内面にろう付にて固着
することも望ましい。
底部11の内面に接するまで延長されたものでもよく、ま
た内側板14を外側板15や底部11の内面にろう付にて固着
することも望ましい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、材料コストや重
量の少ない増加で丈夫なサイドプレートを備えた熱交換
器を提供することができる。
量の少ない増加で丈夫なサイドプレートを備えた熱交換
器を提供することができる。
第1図は本考案の一実施例による熱交換器の取付状態を
示す要部のみの断面図、第2図は第1図の熱交換器に使
用されるサイドプレートの斜視図、第3図はサイドプレ
ートの変形例の横断面図、第4図は一般的な熱交換器の
斜視図、第5図は従来のサイドプレートの斜視図、第6
図は第5図のVI-VI断面図である。 1……放熱フィン部品、2……伝熱管、3……ヘッダー
パイプ、4……サイドプレート、11……底部、12……側
部、13……外側板、14……内側板、15……取付金具、23
……車両側の取付部。
示す要部のみの断面図、第2図は第1図の熱交換器に使
用されるサイドプレートの斜視図、第3図はサイドプレ
ートの変形例の横断面図、第4図は一般的な熱交換器の
斜視図、第5図は従来のサイドプレートの斜視図、第6
図は第5図のVI-VI断面図である。 1……放熱フィン部品、2……伝熱管、3……ヘッダー
パイプ、4……サイドプレート、11……底部、12……側
部、13……外側板、14……内側板、15……取付金具、23
……車両側の取付部。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の放熱フィン部品、該放熱フィン部品
間に配された伝熱管、該伝熱管の両端にそれぞれ連通す
る開口を側面に有した対のヘッダーパイプ、及び上記複
数の放熱フィン部品のうち最も外側の放熱フィン部品の
外側に配され、上記ヘッダーパイプに係合したサイドプ
レートを含む熱交換器において、上記サイドプレート
は、上記放熱フィン部品に対向した底部と、該底部の上
記対のヘッダーパイプ間にのびた両辺から直角に外側に
曲がった側部とを有し、該側部のみを二重板にしたこと
を特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989006497U JPH0711330Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989006497U JPH0711330Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02100080U JPH02100080U (ja) | 1990-08-09 |
JPH0711330Y2 true JPH0711330Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31210727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989006497U Expired - Lifetime JPH0711330Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711330Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5922443Y2 (ja) * | 1979-04-26 | 1984-07-04 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 車両空調装置用コンデンサ |
US4688311A (en) * | 1986-03-03 | 1987-08-25 | Modine Manufacturing Company | Method of making a heat exchanger |
-
1989
- 1989-01-25 JP JP1989006497U patent/JPH0711330Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02100080U (ja) | 1990-08-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |