JPS6342017Y2 - - Google Patents

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JPS6342017Y2
JPS6342017Y2 JP12240584U JP12240584U JPS6342017Y2 JP S6342017 Y2 JPS6342017 Y2 JP S6342017Y2 JP 12240584 U JP12240584 U JP 12240584U JP 12240584 U JP12240584 U JP 12240584U JP S6342017 Y2 JPS6342017 Y2 JP S6342017Y2
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JP
Japan
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connector
insertion hole
bolt insertion
bracket
refrigerant
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JP12240584U
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JPS6136424U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、冷媒サイクルのコンデンサの配管構
造に関する。
(従来の技術) 従来、自動車用冷房装置のコンデンサを車体に
取付ける場合、コンデンサチユーブと、冷媒配管
との接続はユニオン継手が採用されていた。しか
し、周知のように、コンデンサは、自動車エンジ
ンルーム内に、ラジエータに近傍して設けられる
ため、作業スペースが非常に狭く取付作業性が悪
いという問題点があつた。
そこで、この問題を解決するために、実公昭58
−38944号公報において第6図に示すごとき、配
管構造が考案されている。すなわち、コンデンサ
1のチユーブ1aには、冷媒ポート50aおよび
ねじ孔50bが設けられたコネクタ受座が溶接等
に接続されており、このコネクタ受座50の一端
は、ビス52によつてコンデンサブラケツト53
に固定されている。一方、冷媒配管55が接合さ
れたコネクタ51には、冷媒配管55に連通する
接続ポート51aおよびボルト挿通孔51bが設
けられている。このコネクタ51は、接続ポート
51aを冷媒ポート50aに嵌入させ、ボルト挿
通孔51bを通したボルトをねじ孔50bに螺着
することにより、コネクタ受座に連結されるよう
になつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記考案によれば、確かに配管の作業性が向上
するが、その一方次のような問題がある。
つまり、コネクタ51が連結されたコネクタ受
座50は、コンデンサブラケツト53に対して、
ビス52のみで固定されているため、コネクタ受
座にかかる応力がこの部分に集中する。また、ボ
ルトは、コネクタ受座50のねじ孔50bで螺着
されるため、ねじ締めの際のトルクが、チユーブ
1aとコネクタ受付50との接合部にかかり、接
合部で冷媒漏れを起こす原因となる。
よつて、本考案は、これらの問題を解決するた
めに、コンデンサチユーブを冷媒配管に接続す
る、接続部での強度を向上させるためになされた
ものである。
(問題点を解決するための手段) そこで、本考案は、蛇行状に成形されたチユー
ブおよび該チユーブの間に設けられたコルゲート
フインから構成され、前記チユーブ内にて冷媒を
凝縮せしめるコンデンサと、前記チユーブに接続
される接続パイプと前記接続パイプから冷媒の入
出を行なう第1のポート、および第1ボルト挿通
孔を有し、前記接続パイプ端部に固定されるコネ
クタ受座と、 一端が該コネクタ受座の第1のポートに接続さ
れ、他端が冷媒配管に接続される接続ポート、お
よび第2ボルト挿通孔を有し、前記コネクタ受座
に固定されるコネクタと、 前記コンデンサ本体の両側端を保持するように
設けられるコンデンサブラケツトと、 該ブラケツトに固定され、前記接続パイプを保
持する切欠き、および第3ボルト挿通孔を有する
配管用ブラケツトとを具備し、 該配管用ブラケツト、前記コネクタ受座、およ
び前記コネクタは、前記第1ボルト挿通孔、第2
ボルト挿通孔を挿通するボルトおらびナツトによ
り固定するようにする。
(実施例) 以下、本案を図に示す実施例に基づき、詳細に
説明する。
第5図は、自動車のエンジンルーム内部を真上
から見た様子を示し、フロントの左右両に端けら
れたヘツドライト5の間には、ラジエータ4がラ
ジエータサポート6によつて配設され、ラジエー
タ4と、ラシエータグリル7の間には車質の冷房
を行なう冷房装置のコンデンサ1が配設される。
コンデンサ1は、その両側端部を断面コの字状の
コンデンサブラケツト2a,2bにより保持さ
れ、コンデンサブラケツト2a,2bをラジエー
タサポート6に取付けることにより固定される。
コンデンサ1は、第4図からわかるように、蛇行
状に成形され、内部を冷媒が流れるアルミニウム
製のチユーブ1aと、このチユーブ1aにろう付
けされ、放熱効果を高めるアルミニウム製コルゲ
ートフイン1bとから構成されており、第4図に
示すように両側にそれぞれ冷媒入口1c、冷媒出
口1dが設けられている。この冷媒入出口1c,
1dは、コネクタ10およびコネクタ受座11に
よつて冷媒配管12に接続される。このうち、コ
ンデンサ1の冷媒入口1cは、周知のようにコン
プレツサの吐出口に接続され、冷媒出口1dは、
レシーバに接続される。
以下、コネクタ10、コネクタ受座11、コン
デンサブラケツト2a,2bの取付け状態につい
て詳しく説明する。
第1図は冷媒入口1c部分の拡大分解図であ
り、偏平状のチユーブ1c端部には、円筒形の接
続パイプ1eがろう付け等により接合されてい
る。この接続パイプ1eには、アルミニユム製の
コネクタ受座11の一端側に設けられた第1ポー
ト11aが、ろう付け等により接合されている。
またコネクタ受座11の他端側には、第1ボルト
挿通孔11bが穿設されている。このコネクタ受
座11に連結されるアルミニユム製のコネクタ1
0には冷媒配管12にろう付等により接合されて
おり、冷媒配管12は、コネクタ10の一端に成
形された短管状の接続ポート10aに連通されて
いる。また、コネクタ10の他端には、第2ボル
ト挿通孔10bが穿設されている。
一方、コンデンサブラケツト2aには、配管用
ブラケツト13が、ボルト14により取付けられ
ている。この配管用ブラケツト13には、コンデ
ンサブラケツト2aから所定距離を隔てて、コネ
クタ受座11の平板状の支持部13aが成形され
ており、この支持部13aには第3ボルト挿通孔
13bが穿設され、この挿通孔13bのうち、支
持部13a裏面にはナツト13cが第2図に示す
ごとく溶接されている。また、配管用ブラケツト
13の一端、およびコンデンサブラケツト2aに
は、接続チユーブ1eを支持するためのほぼ半円
形の切欠き13d,2a1,2a2が設けられてい
る。
従つて、上記コネクタ10、コネクタ受座、配
管用ブラケツト13を連結するには、コネクタ1
0の接続ポート10aをコネクタ受座11の第1
ポートに嵌入させ、ボルト15は、第1ボルト挿
通孔11b、第2ボルト挿通品10b、第3ボル
ト挿通孔13bを貫通し、ナツト13cに固着す
る。この様子を第2図および第3図に示す。
これによつて、コネクタ10、コネクタ受座1
1、配管用ブラケツト13は一体化されるため、
これら3者が受ける応力は、配管用ブラケツト1
3を介してコンデンサブラケツト2aにかかるた
め、コネクタ10とコネクタ受座11との結合強
度が向上する。また、ボルト15締付時のトルク
は、ナツト13cにかかり、コネクタ受座11と
接続パイプ1eとのろう付け部にひずみかかかる
ことはない。
また、円筒形の接続パイプ1eは、切欠き部1
3d,2a1,2a2の3点でしつかり保持され、い
わゆる回り止めの役割を果たすため、第3図矢印
D方向にずれる恐れがなくなり、それぞれの部品
間での連結の信頼性が向上する。
また、第1図および第3図からよくわかるよう
に、コネクタ10、およびコネクタ受座11は、
一端にボルト挿通孔10b,11bが穿孔さ、他
端に冷媒体の通路となるポート10a,11aが
設けられた形状である。つまり、一対の円形の孔
を滑らかな曲線で結んだ形状(略8の字)であ
り、この結果、第6に示す従来のコネクタ受座5
0に比べて非常にコンパクトで小型にすることが
できる。
(考案の効果) 上述のごとく、本考案によれば、コネクタと、
コネクタ受座と、配管用ブラケツトとはボルトに
よつて一体化された状態で、コンデンサブラケツ
トに固定されるためコネクタおよびコネクタ受座
にかかる応力は、配管ブラケツトを介してコンデ
ンサブラケツトに伝達され、コネクタおよびコネ
クタ受座に直接かかる応力は減少する。またボル
ト締付時のトルクは、コネクタ受座とコンデンサ
チユーブとの接合部に影響することなく、コネク
タおよびコネクタ受座とは別体のナツトにかかる
ため、上記接合部から冷媒が漏れる恐れが小さく
なる。
また、接続パイプが接続されたコネクタ受座
は、上述のボルトと、配管用ブラケツトの切欠き
の少なくとも2箇所で固定されるため、取付け強
度が向上する。従つて、これらの結果、コンデン
サと冷媒配管との間の接続において、従来に比べ
て確実な接続強度か得られ、製品の信頼性が向上
するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の要部を示す組立図、第2図
は第1図のB矢視図、第3図は第2のC−C矢視
図、第4図はコンデンサの正面図、第5図はコン
デンサとラジエータの取付状態を示す概略構成
図、第6図はコンデンサの配管構造を組立図であ
る。 1……コンデンサ、1a……チユーブ、1b…
…コルゲートフイン、冷媒入口部、1d……冷媒
出口部、1e……接続パイプ、2a,2b……コ
ンデンサブラケツト、2a1,2a2……切欠き、1
0……コネクタ、10a……接続ポート、10b
……第2ボルト挿通孔、11……コネクタ受座、
11a……第1のポート、11b……第1ボルト
挿通孔、12……冷媒配管、13……配管用ブラ
ケツト、13d……切欠き、13c……ナツト、
14……ボルト、15……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蛇行状に成形されたチユーブおよび該チユーブ
    の間に設けられたコルゲートフインから構成さ
    れ、前記チユーブ内にて冷媒を凝縮せしめるコン
    デンサと、 前記チユーブに接続される接続パイプと、 前記接続パイプから冷媒の入出を行なう第1ポ
    ート、および第1ボルト挿通孔を有し、前記接続
    パイプの端部に固定されるコネクタ受座と、 一方が該コネクタ受座の第1ポートに接続さ
    れ、他端が冷媒配管に接続される接続ポート、お
    よび第2ボルト挿通孔を有し、前記コネクタ受座
    に固定されるコネクタと、 前記コンデンサ本体の両側端を保持するように
    設けられるコンデンサブラケツトと、 該ブラケツトに固定され、前記接続パイプを保
    持する切欠き、および第3ボルト挿通孔を有する
    配管用ブラケツトとを具備し、 該配管用ブラケツト、前記コネクタ受座、およ
    び前記コネクタは、前記第1ボルト挿通孔、第2
    ボルト挿通孔、第3ボルト挿通孔を挿通するボル
    トおよびナツトにより固定されることを特徴とす
    るコンデンサの配管構造。
JP12240584U 1984-08-08 1984-08-08 コンデンサの配管構造 Granted JPS6136424U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12240584U JPS6136424U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 コンデンサの配管構造

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JP12240584U JPS6136424U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 コンデンサの配管構造

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Publication Number Publication Date
JPS6136424U JPS6136424U (ja) 1986-03-06
JPS6342017Y2 true JPS6342017Y2 (ja) 1988-11-04

Family

ID=30681158

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JP12240584U Granted JPS6136424U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 コンデンサの配管構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0547714Y2 (ja) * 1987-12-29 1993-12-16
JPH02133908U (ja) * 1989-04-14 1990-11-07
JP2643589B2 (ja) * 1990-11-27 1997-08-20 日産自動車株式会社 自動車用空気調和装置のコンデンサ

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JPS6136424U (ja) 1986-03-06

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