JPH09280768A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH09280768A JPH09280768A JP12109196A JP12109196A JPH09280768A JP H09280768 A JPH09280768 A JP H09280768A JP 12109196 A JP12109196 A JP 12109196A JP 12109196 A JP12109196 A JP 12109196A JP H09280768 A JPH09280768 A JP H09280768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- side member
- connectors
- heat exchanger
- brazing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0243—Header boxes having a circular cross-section
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/001—Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
- F28F9/002—Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2220/00—Closure means, e.g. end caps on header boxes or plugs on conduits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2275/00—Fastening; Joining
- F28F2275/14—Fastening; Joining by using form fitting connection, e.g. with tongue and groove
- F28F2275/143—Fastening; Joining by using form fitting connection, e.g. with tongue and groove with pin and hole connections
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換器取付用ブラケット部の設計上の制約
を緩和し、部品の共通化をはかり、組付性を向上し、強
度を向上する。 【解決手段】 少なくともヘッダーパイプを備えた熱交
換器において、該ヘッダーパイプに一端にコネクタを接
合し、該コネクタとは別部材に構成された、外部部材へ
の取付機構を有するサイドメンバーを、前記コネクタに
固定したことを特徴とする熱交換器。
を緩和し、部品の共通化をはかり、組付性を向上し、強
度を向上する。 【解決手段】 少なくともヘッダーパイプを備えた熱交
換器において、該ヘッダーパイプに一端にコネクタを接
合し、該コネクタとは別部材に構成された、外部部材へ
の取付機構を有するサイドメンバーを、前記コネクタに
固定したことを特徴とする熱交換器。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器の構造に
関し、とくに外部部材への取付機構を備えたブラケット
を有する熱交換器の構造に関する。
関し、とくに外部部材への取付機構を備えたブラケット
を有する熱交換器の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換器、たとえば車両用空調装置に用
いられる蒸発器や凝縮機、ヒータコア等には、外部部
材、たとえば車両のフレームやメンバー等に固定するた
めに、通常外部部材への取付用ブラケットが設けられ
る。
いられる蒸発器や凝縮機、ヒータコア等には、外部部
材、たとえば車両のフレームやメンバー等に固定するた
めに、通常外部部材への取付用ブラケットが設けられ
る。
【0003】この取付用ブラケットは、従来、熱交換器
のヘッダーパイプ等にろう付けにより接合されたり、他
の手段によって固定されたりしていた。
のヘッダーパイプ等にろう付けにより接合されたり、他
の手段によって固定されたりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のブラ
ケットは、熱交換器本体の形状に応じて作製されている
ため、比較的形状が複雑になり、組付性がそれ程良くな
く、かつ、ろう付けする場合にはろう付け不良率が比較
的高いという問題がある。
ケットは、熱交換器本体の形状に応じて作製されている
ため、比較的形状が複雑になり、組付性がそれ程良くな
く、かつ、ろう付けする場合にはろう付け不良率が比較
的高いという問題がある。
【0005】また、ブラケットの形状も、機種毎に異な
るため、生産ラインにおける組付が煩雑なものとなって
いる。また、ろう付けする場合には、ろう付け前のサブ
組付が機種毎に必要になり、治工具類も多種必要となっ
ている。さらに、機種毎に異なる形状となるので、形状
による設計上の制約も大きい。
るため、生産ラインにおける組付が煩雑なものとなって
いる。また、ろう付けする場合には、ろう付け前のサブ
組付が機種毎に必要になり、治工具類も多種必要となっ
ている。さらに、機種毎に異なる形状となるので、形状
による設計上の制約も大きい。
【0006】さらに、とくにブラケットをろう付けによ
り熱交換器本体に一体的に接合する場合には、ブラケッ
トの材料がろう付け可能な材料、たとえば熱交換器本体
側がアルミ合金材の場合にはブラケットもそれと同一ま
たは同種の材料に限られ、材料的に制約を受ける。この
ような材料の制約を受けると、ブラケットの強度向上に
は限界が生じ、ブラケット自身の強度、さらには熱交換
器取付強度が不十分になるおそれがある。
り熱交換器本体に一体的に接合する場合には、ブラケッ
トの材料がろう付け可能な材料、たとえば熱交換器本体
側がアルミ合金材の場合にはブラケットもそれと同一ま
たは同種の材料に限られ、材料的に制約を受ける。この
ような材料の制約を受けると、ブラケットの強度向上に
は限界が生じ、ブラケット自身の強度、さらには熱交換
器取付強度が不十分になるおそれがある。
【0007】そこで、本発明の課題は、機種毎に生じる
設計上の制約を大幅に緩和し、ブラケット構成部材の共
通化をはかるとともにブラケット形状を簡素化し、か
つ、材料上の制約を実質的に除去することにあり、それ
によって究極的には、組付性の向上、ろう付け不良率の
低減、ブラケット自身の強度および取付強度の向上をは
かることにある。
設計上の制約を大幅に緩和し、ブラケット構成部材の共
通化をはかるとともにブラケット形状を簡素化し、か
つ、材料上の制約を実質的に除去することにあり、それ
によって究極的には、組付性の向上、ろう付け不良率の
低減、ブラケット自身の強度および取付強度の向上をは
かることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の熱交換器は、少なくともヘッダーパイプを
備えた熱交換器において、該ヘッダーパイプに一端にコ
ネクタを接合し、該コネクタとは別部材に構成された、
外部部材への取付機構を有するサイドメンバーを、前記
コネクタに固定したことを特徴とするものからなる。
に、本発明の熱交換器は、少なくともヘッダーパイプを
備えた熱交換器において、該ヘッダーパイプに一端にコ
ネクタを接合し、該コネクタとは別部材に構成された、
外部部材への取付機構を有するサイドメンバーを、前記
コネクタに固定したことを特徴とするものからなる。
【0009】上記コネクタはヘッダーパイプの一端にろ
う付け等により接合すればよい。また、上記サイドメン
バーは、上記コネクタとは異種材料、たとえばコネクタ
がヘッダーパイプと同種のアルミ系材料からなる場合に
は、サイドメンバーを鉄系材料から構成できる。
う付け等により接合すればよい。また、上記サイドメン
バーは、上記コネクタとは異種材料、たとえばコネクタ
がヘッダーパイプと同種のアルミ系材料からなる場合に
は、サイドメンバーを鉄系材料から構成できる。
【0010】また、熱交換器のタイプは特に限定されな
いが、たとえば複数の熱交換チューブが並行に配列され
た、いわゆるマルチフロータイプの熱交換器に構成でき
る。この場合には、たとえば、前記コネクタが一対のヘ
ッダーパイプの下端にそれぞれ接合され、前記サイドメ
ンバーが両コネクタ間に延設された構成とできる。
いが、たとえば複数の熱交換チューブが並行に配列され
た、いわゆるマルチフロータイプの熱交換器に構成でき
る。この場合には、たとえば、前記コネクタが一対のヘ
ッダーパイプの下端にそれぞれ接合され、前記サイドメ
ンバーが両コネクタ間に延設された構成とできる。
【0011】このような熱交換器においては、従来機種
毎に作製されていた取付用ブラケットが、ヘッダーパイ
プの端部に接合されるコネクタと、該コネクタに固定さ
れるサイドメンバーとに分割される。したがって、コネ
クタは、サイドメンバーに対して固定可能な形状であり
さえすればよく、形状が単純化される。また、コネクタ
とサイドメンバーとの連結部を共通形状にしておけば、
機種が変わっても共通形状のサイドメンバーを使用で
き、サイドメンバーの形状上(設計上)の制約が実質的
になくなる。さらに、サイドメンバーは、コネクタに固
定される別部材構成となるから、材料に制約がなくな
り、鉄系材料等を使用することにより大幅な強度向上が
可能となる。
毎に作製されていた取付用ブラケットが、ヘッダーパイ
プの端部に接合されるコネクタと、該コネクタに固定さ
れるサイドメンバーとに分割される。したがって、コネ
クタは、サイドメンバーに対して固定可能な形状であり
さえすればよく、形状が単純化される。また、コネクタ
とサイドメンバーとの連結部を共通形状にしておけば、
機種が変わっても共通形状のサイドメンバーを使用で
き、サイドメンバーの形状上(設計上)の制約が実質的
になくなる。さらに、サイドメンバーは、コネクタに固
定される別部材構成となるから、材料に制約がなくな
り、鉄系材料等を使用することにより大幅な強度向上が
可能となる。
【0012】また、コネクタの形状自身も簡素化可能で
あるため、組付性が大幅に向上され、ろう付けする場合
にはろう付け不良率が大幅に低減される。また、コネク
タは、容易に熱交換器本体と同時にろう付けできるた
め、ろう付け前のサブ組付も実質的になくなるか、ごく
単純なものとなり、機種毎に異なる治工具類は不要とな
り、工程が大幅に簡素化される。また、上述の如くサイ
ドメンバーを高強度部材に構成することが可能となるの
で、サイドメンバー自身の強度、ひいては熱交換器の取
付強度が大幅に向上される。
あるため、組付性が大幅に向上され、ろう付けする場合
にはろう付け不良率が大幅に低減される。また、コネク
タは、容易に熱交換器本体と同時にろう付けできるた
め、ろう付け前のサブ組付も実質的になくなるか、ごく
単純なものとなり、機種毎に異なる治工具類は不要とな
り、工程が大幅に簡素化される。また、上述の如くサイ
ドメンバーを高強度部材に構成することが可能となるの
で、サイドメンバー自身の強度、ひいては熱交換器の取
付強度が大幅に向上される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を、図面を参照して説明する。図1および図2は、
本発明の一実施態様に係る熱交換器を示しており、マル
チフロータイプの熱交換器に本発明を適用した場合を示
している。図において、1は熱交換器全体を示してお
り、該熱交換器1は、一対のヘッダーパイプ2、3と、
ヘッダーパイプ2、3間に並行に配列された複数の熱交
換チューブ4と、熱交換チューブ4間に配設されたコル
ゲートフィン5と、上下両端部に設けられた端板6、7
を有している。ヘッダーパイプ2には、たとえば冷媒の
入口パイプ8が、ヘッダーパイプ3には出口パイプ9
が、それぞれ接続されている。各熱交換チューブ4は、
ヘッダーパイプ2、3に設けられた穴10に挿入され、
該ヘッダーパイプ2、3に接合されている。
形態を、図面を参照して説明する。図1および図2は、
本発明の一実施態様に係る熱交換器を示しており、マル
チフロータイプの熱交換器に本発明を適用した場合を示
している。図において、1は熱交換器全体を示してお
り、該熱交換器1は、一対のヘッダーパイプ2、3と、
ヘッダーパイプ2、3間に並行に配列された複数の熱交
換チューブ4と、熱交換チューブ4間に配設されたコル
ゲートフィン5と、上下両端部に設けられた端板6、7
を有している。ヘッダーパイプ2には、たとえば冷媒の
入口パイプ8が、ヘッダーパイプ3には出口パイプ9
が、それぞれ接続されている。各熱交換チューブ4は、
ヘッダーパイプ2、3に設けられた穴10に挿入され、
該ヘッダーパイプ2、3に接合されている。
【0014】ヘッダーパイプ2、3の一端、本実施態様
では下端部に、コネクタ11、12が設けられている。
これらコネクタ11、12は、ヘッダーパイプ2、3と
同一または同種のアルミ系材料から構成され、キャップ
13で閉塞されたヘッダーパイプ2、3の下端に、ろう
付けによって接合されている。
では下端部に、コネクタ11、12が設けられている。
これらコネクタ11、12は、ヘッダーパイプ2、3と
同一または同種のアルミ系材料から構成され、キャップ
13で閉塞されたヘッダーパイプ2、3の下端に、ろう
付けによって接合されている。
【0015】コネクタ11、12間には、外部部材への
取付機構14を有するサイドメンバー15が設けられて
いる。サイドメンバー15は、断面コ字状のチャンネル
部材に構成されており、該コ字状部分によりコネクタ1
1、12の一部を挟むように配設されている。サイドメ
ンバー15の両端部には、貫通孔16およびナット17
を接合することにより形成されたねじ穴18が設けられ
ている。ボルト19を、貫通孔16、コネクタ11、1
2に穿設された貫通孔20に挿通し、ねじ穴18にねじ
込むことにより、サイドメンバー15は両側コネクタ1
1、12に固定されている。但し、サイドメンバー15
とコネクタ11、12との固定機構は、上記機構に限定
されず、任意の機構を採り得る。
取付機構14を有するサイドメンバー15が設けられて
いる。サイドメンバー15は、断面コ字状のチャンネル
部材に構成されており、該コ字状部分によりコネクタ1
1、12の一部を挟むように配設されている。サイドメ
ンバー15の両端部には、貫通孔16およびナット17
を接合することにより形成されたねじ穴18が設けられ
ている。ボルト19を、貫通孔16、コネクタ11、1
2に穿設された貫通孔20に挿通し、ねじ穴18にねじ
込むことにより、サイドメンバー15は両側コネクタ1
1、12に固定されている。但し、サイドメンバー15
とコネクタ11、12との固定機構は、上記機構に限定
されず、任意の機構を採り得る。
【0016】サイドメンバー15の外部部材への取付機
構14は、本実施態様では、サイドメンバー15の下面
に接合された支持部材21と、該支持部材21の下面に
接合された、下方にロッド状に延びる支持部材22によ
って構成されている。支持部材22が、外部部材、たと
えば防止ゴム装置等に係合、固定される。但しこの取付
機構14も上記機構に限定されず、任意の機構を採り得
る。
構14は、本実施態様では、サイドメンバー15の下面
に接合された支持部材21と、該支持部材21の下面に
接合された、下方にロッド状に延びる支持部材22によ
って構成されている。支持部材22が、外部部材、たと
えば防止ゴム装置等に係合、固定される。但しこの取付
機構14も上記機構に限定されず、任意の機構を採り得
る。
【0017】サイドメンバー15は、本実施態様では、
熱交換器本体やコネクタ11、12のアルミ系材料とは
異なる鉄系材料で構成されている。この材料としては、
鉄系材料に限定されるものではないが、他の材料を選択
する場合には、本発明の目的から、高強度材料とするこ
とが好ましい。
熱交換器本体やコネクタ11、12のアルミ系材料とは
異なる鉄系材料で構成されている。この材料としては、
鉄系材料に限定されるものではないが、他の材料を選択
する場合には、本発明の目的から、高強度材料とするこ
とが好ましい。
【0018】上記のように構成された熱交換器において
は、熱交換器の取付用ブラケット部分が、コネクタ1
1、12とサイドメンバー15との分割構成とされる。
コネクタ11、12は、形状的には、ヘッダーパイプ
2、3との接合構造およびサイドメンバー15との連結
構造を考慮すればよいだけであるから、極めて単純な形
状でよい。コネクタ11、12の形状が簡素化されるた
め、ヘッダーパイプ2、3への組付は極めて容易にな
り、ろう付けする場合にも、炉内で容易に熱交換器本体
と同時にろう付けでき、ろう付け不良率も低くなる。コ
ネクタ11、12の形状が単純であるため、このコネク
タ11、12の作製には、押出材や鍛造品、または鋳物
等を使用できる。
は、熱交換器の取付用ブラケット部分が、コネクタ1
1、12とサイドメンバー15との分割構成とされる。
コネクタ11、12は、形状的には、ヘッダーパイプ
2、3との接合構造およびサイドメンバー15との連結
構造を考慮すればよいだけであるから、極めて単純な形
状でよい。コネクタ11、12の形状が簡素化されるた
め、ヘッダーパイプ2、3への組付は極めて容易にな
り、ろう付けする場合にも、炉内で容易に熱交換器本体
と同時にろう付けでき、ろう付け不良率も低くなる。コ
ネクタ11、12の形状が単純であるため、このコネク
タ11、12の作製には、押出材や鍛造品、または鋳物
等を使用できる。
【0019】また、上記単純な形状のコネクタ11、1
2に、同じく単純形状のサイドメンバー15を連結固定
するので、全体としての組付性も極めて良好である。し
たがって、組付に際して特別な治工具が不要となる。
2に、同じく単純形状のサイドメンバー15を連結固定
するので、全体としての組付性も極めて良好である。し
たがって、組付に際して特別な治工具が不要となる。
【0020】また、ヘッダーパイプ2、3の径が同じで
あれば、異なる機種についてコネクタ11、12を共通
化することが可能となる。また、コネクタ11、12の
サイドメンバー15への連結部構造を共通化しておけ
ば、サイドメンバー15の共通化が可能となる。これら
部品の共通化により、たとえ組付用治工具を使用する場
合にも、その共通化が可能になるとともに、複雑な形状
の特殊な治工具は不要になる。
あれば、異なる機種についてコネクタ11、12を共通
化することが可能となる。また、コネクタ11、12の
サイドメンバー15への連結部構造を共通化しておけ
ば、サイドメンバー15の共通化が可能となる。これら
部品の共通化により、たとえ組付用治工具を使用する場
合にも、その共通化が可能になるとともに、複雑な形状
の特殊な治工具は不要になる。
【0021】また、コネクタ11、12、サイドメンバ
ー15の形状の単純化、および別構成化により、設計上
の制約が大幅に緩和される。
ー15の形状の単純化、および別構成化により、設計上
の制約が大幅に緩和される。
【0022】さらに、サイドメンバー15をコネクタ1
1、12とは別部材としたことにより、サイドメンバー
15の材料上の制約がなくなって、サイドメンバー15
を鉄系材料等の高強度材料から構成することが可能にな
る。その結果、サイドメンバー15自身の強度はもちろ
んのこと、ブラケット部全体、ひいては熱交換器の取付
強度が大幅に向上される。
1、12とは別部材としたことにより、サイドメンバー
15の材料上の制約がなくなって、サイドメンバー15
を鉄系材料等の高強度材料から構成することが可能にな
る。その結果、サイドメンバー15自身の強度はもちろ
んのこと、ブラケット部全体、ひいては熱交換器の取付
強度が大幅に向上される。
【0023】なお、上記実施態様では、コネクタ11、
12とサイドメンバー15を異種材料から構成したが、
同種材料から構成し、サイドメンバーをコネクタ11、
12にろう付けにより接合するようにしてもよい。この
ような構成であっても、コネクタ11、12とサイドメ
ンバー15を別部材構成にすることにより、少なくと
も、各部材の形状の単純化、それに伴う設計上の制約の
緩和、組付性の向上、ろう付け不良率の低減の効果が得
られる。
12とサイドメンバー15を異種材料から構成したが、
同種材料から構成し、サイドメンバーをコネクタ11、
12にろう付けにより接合するようにしてもよい。この
ような構成であっても、コネクタ11、12とサイドメ
ンバー15を別部材構成にすることにより、少なくと
も、各部材の形状の単純化、それに伴う設計上の制約の
緩和、組付性の向上、ろう付け不良率の低減の効果が得
られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱交換器
によれば、コネクタとサイドメンバーとを別部材構成と
し、コネクタをヘッダーパイプに接合するとともにサイ
ドメンバーをコネクタに固定するようにしたので、各部
材の形状の単純化、取付用ブラケット部の設計上の制約
の大幅な緩和、サブ取付の不要化あるいは簡素化、各部
品の共通化、組付性の向上、ブラケット部の強度向上等
が可能となる。
によれば、コネクタとサイドメンバーとを別部材構成と
し、コネクタをヘッダーパイプに接合するとともにサイ
ドメンバーをコネクタに固定するようにしたので、各部
材の形状の単純化、取付用ブラケット部の設計上の制約
の大幅な緩和、サブ取付の不要化あるいは簡素化、各部
品の共通化、組付性の向上、ブラケット部の強度向上等
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る熱交換器の斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1の熱交換器の拡大部分分解斜視図である。
1 熱交換器 2、3 ヘッダーパイプ 4 熱交換チューブ 5 フィン 6、7 端板 8 入口パイプ 9 出口パイプ 10 チューブ用穴 11、12 コネクタ 13 キャップ 14 取付機構 15 サイドメンバー 16 貫通孔 17 ナット 18 ねじ穴 19 ボルト 20 貫通孔 21、22 支持部材
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくともヘッダーパイプを備えた熱交
換器において、該ヘッダーパイプに一端にコネクタを接
合し、該コネクタとは別部材に構成された、外部部材へ
の取付機構を有するサイドメンバーを、前記コネクタに
固定したことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項2】 前記コネクタがヘッダーパイプの一端に
ろう付けされている、請求項1の熱交換器。 - 【請求項3】 前記サイドメンバーが前記コネクタとは
異種材料から構成されている、請求項1または2の熱交
換器。 - 【請求項4】 マルチフロータイプの熱交換器である、
請求項1ないし3のいずれかに記載の熱交換器。 - 【請求項5】 前記コネクタが一対のヘッダーパイプの
下端にそれぞれ接合され、前記サイドメンバーが両コネ
クタ間に延設されている、請求項4の熱交換器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12109196A JPH09280768A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 熱交換器 |
EP19970302478 EP0802385B1 (en) | 1996-04-17 | 1997-04-11 | Heat exchanger |
DE1997605454 DE69705454T2 (de) | 1996-04-17 | 1997-04-11 | Wärmetauscher |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12109196A JPH09280768A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09280768A true JPH09280768A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14802660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12109196A Pending JPH09280768A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 熱交換器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0802385B1 (ja) |
JP (1) | JPH09280768A (ja) |
DE (1) | DE69705454T2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4089077B2 (ja) * | 1999-03-30 | 2008-05-21 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
FR3028933B1 (fr) * | 2014-11-20 | 2019-08-16 | Valeo Systemes Thermiques | Dispositif de blocage pour bouteille d'echangeur de chaleur, bouteille, echangeur de chaleur et module comprenant un tel dispositif |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4367793A (en) * | 1977-03-18 | 1983-01-11 | Macintosh John J | Universal radiator assembly |
JPH05332693A (ja) * | 1992-06-02 | 1993-12-14 | Showa Alum Corp | 熱交換器 |
US5429182A (en) * | 1993-09-08 | 1995-07-04 | Showa Aluminum Corporation | Heat exchanger having inlet and outlet pipes for a heat exchanging medium and a method of making same |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP12109196A patent/JPH09280768A/ja active Pending
-
1997
- 1997-04-11 EP EP19970302478 patent/EP0802385B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-11 DE DE1997605454 patent/DE69705454T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0802385A1 (en) | 1997-10-22 |
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