JPH0616309Y2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH0616309Y2
JPH0616309Y2 JP4679289U JP4679289U JPH0616309Y2 JP H0616309 Y2 JPH0616309 Y2 JP H0616309Y2 JP 4679289 U JP4679289 U JP 4679289U JP 4679289 U JP4679289 U JP 4679289U JP H0616309 Y2 JPH0616309 Y2 JP H0616309Y2
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JP
Japan
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refrigerant
pipe
outlet
pipes
inlet
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JP4679289U
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JPH02140165U (ja
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寿男 青木
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Sanden Holdings Corp
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Sanden Corp
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車用冷房装置に用いられる熱交換器、特
に冷媒の流入、流出のための接続パイプを接続する接続
部材を備えた凝縮器に関する。
[従来の技術] 従来、この種の凝縮器1は、第6図乃至第10図に示す
ように、並列に配列された断面偏平状の冷媒管10とそ
の周囲に配設されたコルゲート状の放熱フィン20と冷
媒管10の両端に配設され、冷媒管10の入口側と連通
する入口側ヘッダーパイプ30と出口側と連通する出口
側ヘッダーパイプ40と放熱フィン20の最外側を覆う
サイドプレート50(第9図)とを備えている。入口側
ヘッダーパイプ30と出口側ヘッダーパイプ40には各
々入口側接続部材31と出口側接続部材41並びに冷媒
の漏れを防止するキャップ32,42が取り付けられて
いる。また、出口側ヘッダーパイプ40の内部には、第
10図に示すように、平板状の仕切板43が形成されて
いて、凝縮器1内の冷媒をターンさせている。
この従来例にあっては、出口側接続部材41が出口側ヘ
ッダパイプ40の下側に補強部材43によって固着され
ている。そして、この出口側接続部材41の流入口と出
口側ヘッダーパイプ40とは接続パイプ44で連通され
ている。
これらの各部材は、アルミニューム及びその合金からな
り、ロー材を被覆したクラッド材等を使用し、ロー付け
炉にて一体ロー付けされて構成される。これにより、放
熱フィンと冷媒管、冷媒管とヘッダーパイプ、ヘッダー
パイプとキャップ及び仕切板を接合し、伝熱的な接合、
冷媒にたいして密閉性が保たれる接合が得られる。ま
た、接続部材とヘッダーパイプの接合も同様に炉内一体
ロー付けやトーチロー付けTig溶接等で結合される。
このような構成の凝縮器1に接続部材を介して高温高圧
の冷媒を流入させると、冷媒は図中矢印のように流れそ
の間に冷媒管、放熱フィンを通じて空気中に放熱し、冷
却され凝縮する。液化された冷媒は、出口側接続部管か
ら回収される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来の技術にあっては、凝縮器1
を車体に搭載する場合に、接続部材がヘッダーパイプの
側面に突出して取り付けられている為に、車体内部での
凝縮器が占有するスペースが大きくなり、車体の形状に
よっては、搭載が困難となる場合があった。また、冷媒
回路を接続する場合に、接続部材の取り付け位置が出口
側ヘッダーパイプに固定されているので接続のための配
管が長くなり、一定スペース内で熱交換器の取り付け面
積が減少し、熱交換器自体を小さくすることとなり、放
熱量が不足する場合がある等の問題点があった。
そこで本考案の技術的課題は、伝熱管の両端に配設され
たヘッダーパイプの間に形成されているサイドプレート
の実質的の中間位置に接続部材を取り付けることによっ
て、凝縮器の車体への取り付け自由度を増加させ、凝縮
器と車体の適合性を向上させた熱交換器を提供すること
である。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、間隔を置いて並列に配列された複数の
冷媒管とその冷媒管の周囲に配置されたコルゲート状の
放熱フィンと、該放熱フィンの最外側に配列されたサイ
ドプレートと、前記冷媒管の両端に連通して配設された
入口側及び出口側の一対のヘッダーパイプとを備えた熱
交換器において、前記サイドプレートのうちの前記一対
のヘッダーパイプ間に、流入口と流出口とを有する接続
部材を取り付けると共に、該接続部材の流入口と前記一
対のベッダーパイプの出口側とを連通接続せしめる接続
パイプを設けたことを特徴とする熱交換器が得られる。
[作用] 入口側接続部材から流入した冷媒は、入口側ヘッダーパ
イプに流入した後に複数の冷媒管に分流され、他方の出
口側ヘッダーパイプ内で合流する。合流した冷媒は、次
の冷媒管群が配置されている出口側ヘッダーパイプ位置
へ移動し、再び、複数の冷媒管に分流される。このよう
な作用を繰り返しながら液化した後に出口側ヘッダーパ
イプの端部から接続パイプを経て接続部材に流入し、凝
縮器と受液器との接続パイプへ流出し、受液器へ導かれ
る。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。尚、従来の技術と類似する構成には同符号を付して
説明する。
第1図、第2図は、本考案の第一実施例を示したもので
あって、第1図は、凝縮器の正面図、第2図は、要部斜
視図である。
本考案の熱交換器、例えば、凝縮器1は、第1図に示す
ように、並列に間隔を置いて複数本配列された断面偏平
状の冷媒管10と該冷媒管10の周囲、即ち冷媒管10
を上下で挾むように配設されたコルゲート状の放熱フィ
ン20と冷媒管10と連通し、冷媒管10の両端に取り
付けられた入口側ヘッダーパイプ30と出口側ヘッダー
パイプ40と放熱フィン20の最外側に形成されたサイ
ドプレート50とを備えている。そして、入口側ヘッダ
ーパイプ30の上部には冷媒入口側接続部材31が下端
には冷媒の漏れを防止するキャップ32が取り付けられ
ている。また、出口側ヘッダーパイプ40の両端にも同
様なキャップ42が取り付けられている。更に、両ヘッ
ダーパイプ30,40の内部には、仕切板43が配設さ
れ、凝縮器1内の冷媒をターンさせている。
本考案の出口側接続部材60は、第2図に示すように、
箱形のアルミニューム合金製で、下側のサイドプレート
50の両ヘッダーパイプ30,40の略中間部分にロー
付けにて固定されている。そして、この接続部材60に
は、接続パイプ61で出口側ヘッダーパイプ40と連通
する流入口62と受液器(図示しない)と接続される流
出口63が形成されている。この実施例では、接続パイ
プ61を外径9.53mm,肉厚0.8mmのアルミニュウム合金
の円形パイプを用いている。
第3図は、第2実施例を示したもので、この実施例で
は、円形の接続パイプ61に替えて第8図とほぼ同一の
偏平管64を用いている。但し、寸法的には、偏平冷媒
管10と比較して約4倍の冷媒通路面積が得られるよう
に設定している。
第4図は、第3実施例を示したもので、この実施例で
は、サイドプレート50の両側縁を折曲し、固定片51
を形成するとともに、接続部材60の固定側に一対の嵌
合溝65を形成し、該嵌合溝65に固定片51を嵌合し
た後にロー付けして両者を固定している。従って、この
実施例では、接続部材60とサイドプレート50の固定
がより強固のものとなる。
第4図は、第4実施例を示したもので、この実施例で
は、第3実施例におけるロー付け固定に替えてビスで固
定する構成のものであって、接続部材60とサイドプレ
ート50の固定片51にネジ穴66と52が形成されて
いる。53はビスである。この実施例とロー付けを組み
合わせればより強固な固定が可能となる。
[考案の効果] 以上の説明の通り、本考案は、出口側接続部材をサイド
プレートの両ヘッダープレートの略中間に位置する部分
に設けることによって、凝縮器の設計上の自由度が増
し、しかも、より大きな放熱面積がえられるように車両
への搭載が可能となるばかりか、接続部材の取り付けも
強固となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例を示した正面図、第2図
は、第1図の要部斜視図、第3図は、第2実施例を示し
た要部斜視図、第4図は、第3実施例を示した要部斜視
図、第5図は、第4実施例を示した要部斜視図、第6図
乃至第10図は、従来の凝縮器を示したもので、第6図
は、第1の従来例を示した正面図、第7図は、第2の従
来例を示した正面図、第8図(a),(b)は、第6図に用い
られている冷媒管の形状を示した断面図、第9図は、第
7図のサイドプレートを示した斜視図、第10図は、ヘ
ッダーパイプの内部に形成されている仕切板を示した一
部断面図である。 1……熱交換器(凝縮器)、10……冷媒管、20……
放熱フィン、30……入口側ヘッダーパイプ、40……
出口側ヘッダーパイプ、50……サイドプレート、60
……出口側接続部材、61……接続パイプ、62……流
入口、63……流出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔を置いて並列に配列された複数の冷媒
    管とその冷媒管の周囲に配置されたコルゲート状の放熱
    フィンと、該放熱フィンの最外側に配列されたサイドプ
    レートと、前記冷媒管の両端に連通して配設された入口
    側及び出口側の一対のヘッダーパイプとを備えた熱交換
    器において、 前記サイドプレートのうちの一対のヘッダーパイプ間
    に、流入口と流出口とを有する接続部材を取り付けると
    共に、 該接続部材の流入口と前記一対のベッダーパイプの出口
    側とを連通接続せしめる接続パイプを設けたことを特徴
    とする熱交換器。
JP4679289U 1989-04-24 1989-04-24 熱交換器 Expired - Lifetime JPH0616309Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP4679289U JPH0616309Y2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24 熱交換器
US07/513,689 US5101890A (en) 1989-04-24 1990-04-24 Heat exchanger

Applications Claiming Priority (1)

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JP4679289U JPH0616309Y2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24 熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02140165U JPH02140165U (ja) 1990-11-22
JPH0616309Y2 true JPH0616309Y2 (ja) 1994-04-27

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ID=31562174

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JP4679289U Expired - Lifetime JPH0616309Y2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24 熱交換器

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JP3791079B2 (ja) * 1996-06-18 2006-06-28 株式会社デンソー 複式熱交換器
JP5271622B2 (ja) * 2008-07-14 2013-08-21 株式会社日本クライメイトシステムズ 熱交換器

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JPH02140165U (ja) 1990-11-22

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