JPH0340436Y2 - - Google Patents

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JPH0340436Y2
JPH0340436Y2 JP13452987U JP13452987U JPH0340436Y2 JP H0340436 Y2 JPH0340436 Y2 JP H0340436Y2 JP 13452987 U JP13452987 U JP 13452987U JP 13452987 U JP13452987 U JP 13452987U JP H0340436 Y2 JPH0340436 Y2 JP H0340436Y2
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union
flat tube
tube
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JP13452987U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両搭載用空調装置などに用いられ
る車両用熱交換器に関する。
(従来の技術) 一般に、車両用空調装置に用いられるエバポレ
ータやコンデンサ等の熱交換器は、蛇行状に屈曲
した偏平チユーブと、このチューブの互いに平行
な直管部間に介装されたフインとを備え、偏平チ
ユーブの各端部には媒体の出入口となるヘツダー
パイプおよびユニオンが接続され、これらを仮組
付けした後、一体ろう付けにより製作される。
また、従来において偏平チユーブに接続される
ヘツダーパイプが冷媒の流れに沿つて取付けられ
たものや、ヘツダーパイプが冷媒の流れに直交す
る向きに取付けられたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記ヘツダーパイプが冷媒の流れに
沿つて設けられるタイプでは、熱交換器の横巾が
大形化する不具合がある。
また、上記ヘツダーパイプが冷媒の流れと直交
する向きに設けられるタイプでは、ろう付け部の
ろう付け性を良好にするには、ヘツダーパイプお
よびユニオンの接続部分の肉厚を薄く形成する必
要があるとともに、これらの圧入寸法が所定長必
要であるため、熱交換器の奥行き寸法が大きくな
る問題がある。
例えば、第5図および第6図に示すように、偏
平チユーブ11に直交する向きに取付けられたヘ
ツダーパイプ12の端部とユニオン13の接続部
13aとを圧入寸法aだけ圧入して一体ろう付け
するには、偏平チユーブ11とヘツダーパイプ1
2、ヘツダーパイプ12とユニオン13のそれぞ
れのフイレツトfの寸法bを2m〜3m程度余分に
確保しなければならず、ヘツダーパイプ12の突
出し寸法がAとなり、熱交換器の奥行き寸法が大
きくなり、取付け寸法の制限のある箇所では取付
けが困難となる問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述した問題点を解決するためになさ
れたもので、蛇行状に湾曲した偏平チユーブの互
いに平行となる直管部間にフインが介装され、前
記偏平チユーブの各端部に、ヘツダーパイプが冷
媒の流れと直交する向きにそれぞれ接続され、前
記各ヘツダーパイプの一端部に圧入により取付け
られるユニオンの接続部を薄肉に形成するととも
に、接続部の前記偏平チユーブに対応する箇所に
切欠部を設け、前記偏平チユーブ、フイン、ヘツ
ダーパイプ及びユニオンが一体ろう付けにより形
成される構成としたものである。
(作用) したがつて、ヘツダーパイプをユニオンの接続
部内に圧入する際には、接続部の切欠部内に偏平
チユーブの側部が入り込むとともに所定のフイレ
ツト寸法が切欠部内にとれるので、ヘツダーパイ
プの突き出し寸法を大巾に縮小でき、全体の奥行
き寸法が小さくなる。また、ユニオンの接続部の
肉厚が薄く形成されるとともに、必要な圧入寸法
も確保できるので、一体ろう付け性を良好にする
ことができる。
(実施例) 以下に、本考案の一実施例を図面に基づき説明
する。
第1図は熱交換器本体の側面図であり、図中、
1はチユーブである。チューブ1は、アルミニウ
ム材を押出し成形により、複数の媒体の通路を有
する断面偏平に形成され、蛇行状に湾曲されてい
る。チューブ1の直管部1a間には波状のフイン
2が介装されている。チューブ1の各端部には、
第2図および第3図に示すように、ヘツダーパイ
プ3がチューブ1内の冷媒の流れと直行する向き
に接続されている。ヘツダーパイプ3は内外両面
にろう材をグラツドした電縫管で形成されてお
り、ヘツダーパイプ3の取付け孔にチューブ1の
端部を圧入することにより仮組付けされる。
また、ヘツダーパイプ3は、その一端側がキヤ
ツプ4により閉塞され、他端側には冷媒配管に連
結するためのユニオン(継手)5が取付けられて
いる。このユニオン5は、フランジ部5aと接続
部5bとからなり、フランジ部5aには冷媒の出
入口6と締結ボルト用の穴7が設けられている。
またフランジ部5aと接続部5bとは一体的に形
成され、フランジ部5aは、剛性上、厚肉に、接
続部5bはろう付け性の上から薄肉に形成されて
おり、この接続部5b内にヘツダーパイプ3の端
部が圧入される。
更に、上記ユニオン5の接続部5bには、チュ
ーブ1の側部と対応する箇所に側部の断面半円状
の外形に相似となる半円状の切欠部5cが形成さ
れている。そして、ヘツダーパイプ3と接続部5
bの圧入時には、切欠部5c内にチューブ1の側
部が入り込み、切欠部5cの周縁とチューブ側部
との間に一定のフイレツト間隔b(2〜3mm)を
残した状態で仮組付けされ、所定の温度で一体ろ
う付けが行われる。尚、図中、fはろう付けに伴
うフイレツトを示す。
したがつて、接続部5bに圧入されるヘツダー
パイプ3の突出し寸法Aは、第3図および第4図
に示すように、切欠部5c内にヘツダーパイプ3
側部が寸法cの分だけ入り込み、またフイレツト
寸法bが圧入寸法a内にとれることにより、従来
に比べて大巾に短縮化でき奥行き寸法が縮小す
る。また、ヘツダーパイプ3が冷媒の流れに対し
直交する向きに接続されるので全体的な横巾寸法
が増大することがなく、その上ユニオン5のフラ
ンジ部5aに比べて接続部5bの肉厚がヘツダー
パイプ3と略同等の厚さに形成されているので、
一体ろう付けが容易となる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、ヘツダー
パイプの端部が圧入されるユニオンの接続部の偏
平チユーブと対応する箇所に切欠部を設けたこと
により、これらの取付け時に目印となつて取付け
性が向上するとともに、切欠部内に偏平チユーブ
が入り込み、またフイレツト寸法をとれるので、
ヘツダーパイプの突き出し寸法が少なくて済み、
熱交換器全体の奥行き寸法の縮小化が図られる。
また、ヘツダーパイプを偏平チユーブに対し直交
する向きに設けたので、熱交換器全体の横巾寸法
も少なくて済み、熱交換器の全体的なコンパクト
化を図ることができる。更に圧入寸法が充分に確
保されるので、ユニオン接続部の肉厚を薄く形成
でき、一体ろう付け性を良好なものとすることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図は熱交換器全体の側面図、第2図、第
3図はヘツダーパイプとユニオンとの取付け部を
示す斜視図および平面図、第4図は第3図中のN
−N矢視断面図、第5図、第6図は従来のヘツダ
ーパイプとユニオンとの取付け部を示す斜視図お
よび平面図である。 1,1a……偏平チユーブおよびその直管部、
2……フイン、3……ヘツダーパイプ、5,5b
……ユニオンおよびその接続部、5c……切欠
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蛇行状に湾曲した偏平チユーブの互いに平行と
    なる直管部間にフインが介装され、前記偏平チユ
    ーブの各端部に、ヘツダーパイプが冷媒の流れと
    直交する向きにそれぞれ接続され、前記各ヘツダ
    ーパイプの一端部に圧入により取付けられるユニ
    オンの接続部を薄肉に形成するとともに、接続部
    の前記偏平チユーブに対応する箇所に切欠部を設
    け、前記偏平チユーブ、フイン、ヘツダーパイプ
    及びユニオンが一体ろう付けにより形成されるこ
    とを特徴とする車両用熱交換器。
JP13452987U 1987-09-04 1987-09-04 Expired JPH0340436Y2 (ja)

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JP13452987U JPH0340436Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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JP13452987U JPH0340436Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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JPS6442739U JPS6442739U (ja) 1989-03-14
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JP13452987U Expired JPH0340436Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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JP2508764Y2 (ja) * 1991-10-17 1996-08-28 昭和アルミニウム株式会社 熱交換器

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JPS6442739U (ja) 1989-03-14

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