JPH0356771Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0356771Y2 JPH0356771Y2 JP1983194900U JP19490083U JPH0356771Y2 JP H0356771 Y2 JPH0356771 Y2 JP H0356771Y2 JP 1983194900 U JP1983194900 U JP 1983194900U JP 19490083 U JP19490083 U JP 19490083U JP H0356771 Y2 JPH0356771 Y2 JP H0356771Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- fins
- fin
- heat exchanger
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 9
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 3
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 6
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、熱交換器の伝熱管に接合される針状
フインの断面を円形化して圧力損失の低減を企図
するに際し、断面の円形化を容易且つ低コストに
て達成し得る針状フインに関する。
フインの断面を円形化して圧力損失の低減を企図
するに際し、断面の円形化を容易且つ低コストに
て達成し得る針状フインに関する。
管内外の二流体間で熱交換を行う熱交換器にお
いて、管内外の流体の熱伝達率が大きく異なる場
合、例えばラジエタのように空気対水或いはエア
コンのように空気対冷媒等の場合には、熱伝達率
の小さい空気側に種々の形状のフインを付加した
フイン付伝熱管を用いて伝熱面積の増大を図り、
熱伝達率の大きい流体側が伝達し得る伝熱量に近
付けて性能を向上させたものが特にコンパクト型
のものに多くみられる。
いて、管内外の流体の熱伝達率が大きく異なる場
合、例えばラジエタのように空気対水或いはエア
コンのように空気対冷媒等の場合には、熱伝達率
の小さい空気側に種々の形状のフインを付加した
フイン付伝熱管を用いて伝熱面積の増大を図り、
熱伝達率の大きい流体側が伝達し得る伝熱量に近
付けて性能を向上させたものが特にコンパクト型
のものに多くみられる。
例えば、コルゲート型熱交換器の外観を表す第
１図に示すように、内部が図示しない隔壁で仕切
られた偏平伝熱管１の端部には、接続用のユニオ
ン２が設けられており、この偏平伝熱管１はベン
ド部（曲管部分）３で交互に180度折り曲げられ、
コルゲートフイン４を挾み込むように蛇行してい
る。
１図に示すように、内部が図示しない隔壁で仕切
られた偏平伝熱管１の端部には、接続用のユニオ
ン２が設けられており、この偏平伝熱管１はベン
ド部（曲管部分）３で交互に180度折り曲げられ、
コルゲートフイン４を挾み込むように蛇行してい
る。
近年、熱交換効率の向上を企図して第２図に示
すようなコルゲートフイン４が採用されるように
なつて来ており、第１図中の−矢視断面の一
部を表す第３図に示すように、コルゲートフイン
４と偏平伝熱管１とをコルゲートフイン４の縁部
５でろう付け等により一体化し、偏平伝熱管１内
を流れる熱媒体がコルゲートフイン４の針状フイ
ン６の間を通過する空気との間で熱交換を行うよ
うにしている。
すようなコルゲートフイン４が採用されるように
なつて来ており、第１図中の−矢視断面の一
部を表す第３図に示すように、コルゲートフイン
４と偏平伝熱管１とをコルゲートフイン４の縁部
５でろう付け等により一体化し、偏平伝熱管１内
を流れる熱媒体がコルゲートフイン４の針状フイ
ン６の間を通過する空気との間で熱交換を行うよ
うにしている。
ところで、図示するような針状フイン６を具え
たコルゲートフイン４は、一般に帯状をなす金属
薄板を打ち抜くことで製作されるため、針状フイ
ン６の断面形状が矩形となつてしまい、圧力損失
の増大をもたらす結果となる。このため、従来で
はあらかじめ金属薄板の表面にろう材層を形成し
ておき、このろう材層を加熱により軟化させて表
面張力により針状フイン６を円形化したり（特開
昭57−209716号公報参照）、或いは針状フイン６
を機械加工により塑性変形させて円形化する方法
が提案されている。
たコルゲートフイン４は、一般に帯状をなす金属
薄板を打ち抜くことで製作されるため、針状フイ
ン６の断面形状が矩形となつてしまい、圧力損失
の増大をもたらす結果となる。このため、従来で
はあらかじめ金属薄板の表面にろう材層を形成し
ておき、このろう材層を加熱により軟化させて表
面張力により針状フイン６を円形化したり（特開
昭57−209716号公報参照）、或いは針状フイン６
を機械加工により塑性変形させて円形化する方法
が提案されている。
ところが、これらの方法では加熱工程や機械加
工工程が必要であり、工数増加に伴うコスト上昇
を避けることができない。しかも、ろう材を用い
る方法では相当に厚いろう材層をあらかじめ金属
薄板の表面に形成しておかなければならず、ろう
材の費用を無視することができないばかりか、ろ
う材が流出することなく表面張力を発生するよう
に、その加熱温度や加熱時間を制御することが非
常に難しい。又、１ミリメートル未満の肉厚の金
属薄板の針状フイン６を円形断面に塑性変形する
ことは極めて困難であり、結局、コストや作業の
容易性の点で種々の問題があつたのである。
工工程が必要であり、工数増加に伴うコスト上昇
を避けることができない。しかも、ろう材を用い
る方法では相当に厚いろう材層をあらかじめ金属
薄板の表面に形成しておかなければならず、ろう
材の費用を無視することができないばかりか、ろ
う材が流出することなく表面張力を発生するよう
に、その加熱温度や加熱時間を制御することが非
常に難しい。又、１ミリメートル未満の肉厚の金
属薄板の針状フイン６を円形断面に塑性変形する
ことは極めて困難であり、結局、コストや作業の
容易性の点で種々の問題があつたのである。
本考案はかかる知見に基づき、断面形状の円形
化を容易且つ低コストにて行い得る針状フインを
提供することを目的とする。
化を容易且つ低コストにて行い得る針状フインを
提供することを目的とする。
この目的を達成する本考案の熱交換器用針状フ
インにかかる構成は、伝熱管に針状フインを接合
した熱交換器において、帯状をなす金属薄板材を
打ち抜いて形成したほぼ矩形断面の或いは円形化
が不充分な断面針状フイン素材に表面張力により
前記針状フインの断面を円形化させる防食塗料を
塗布したことを特徴とするものである。
インにかかる構成は、伝熱管に針状フインを接合
した熱交換器において、帯状をなす金属薄板材を
打ち抜いて形成したほぼ矩形断面の或いは円形化
が不充分な断面針状フイン素材に表面張力により
前記針状フインの断面を円形化させる防食塗料を
塗布したことを特徴とするものである。
従つて本考案によると、針状フイン素材に塗布
される防食塗料の表面張力により円形断面の針状
フインを成形することができるので、圧力損失の
増大を抑えることが可能である。又、ろう材と比
較して極めて安価な防食塗料を塗布するだけで針
状フインの円形化が可能なため、作業が著しく容
易であつてコストの点でも有利であり、防食効果
をも併せて得られる。
される防食塗料の表面張力により円形断面の針状
フインを成形することができるので、圧力損失の
増大を抑えることが可能である。又、ろう材と比
較して極めて安価な防食塗料を塗布するだけで針
状フインの円形化が可能なため、作業が著しく容
易であつてコストの点でも有利であり、防食効果
をも併せて得られる。
つまり、本考案の原理を表す第４図に示すよう
に、打ち抜かれた針状フイン素材７の針状フイン
部８に防食塗料９を塗り付けて行くと、防食塗料
９の表面張力によつてこれが図示するように丸く
なろうとし、この状態のまま乾燥する。この防食
塗料９の塗布工程は伝熱管との接合前でも接合後
でも良く、当然のことながら表面張力の強い防食
塗料９ものほど好ましい。
に、打ち抜かれた針状フイン素材７の針状フイン
部８に防食塗料９を塗り付けて行くと、防食塗料
９の表面張力によつてこれが図示するように丸く
なろうとし、この状態のまま乾燥する。この防食
塗料９の塗布工程は伝熱管との接合前でも接合後
でも良く、当然のことながら表面張力の強い防食
塗料９ものほど好ましい。
第１図はコルゲート型熱交換器の外観を表す正
面図、第２図はそのコルゲートフインの外観を表
す斜視図、第３図は第１図中の−矢視断面
図、第４図は本考案による熱交換器用針状フイン
の一実施例の断面構造を表す原理図であり、図中
の符号で、１は偏平伝熱管、４はコルゲートフイ
ン、６は針状フイン、７は針状フイン素材、８は
針状フイン部、９は防食塗料である。
面図、第２図はそのコルゲートフインの外観を表
す斜視図、第３図は第１図中の−矢視断面
図、第４図は本考案による熱交換器用針状フイン
の一実施例の断面構造を表す原理図であり、図中
の符号で、１は偏平伝熱管、４はコルゲートフイ
ン、６は針状フイン、７は針状フイン素材、８は
針状フイン部、９は防食塗料である。
Claims (1)
- 伝熱管に針状フインを接合した熱交換器におい
て、帯状をなす金属薄板材を打ち抜いて形成した
矩形断面の針状フイン素材に表面張力により前記
針状フインの断面を円形化させる防食塗料を塗布
したことを特徴とする熱交換器用針状フイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19490083U JPS60105974U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 熱交換器用針状フイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19490083U JPS60105974U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 熱交換器用針状フイン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60105974U JPS60105974U (ja) | 1985-07-19 |
| JPH0356771Y2 true JPH0356771Y2 (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=30752375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19490083U Granted JPS60105974U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 熱交換器用針状フイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60105974U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57209771A (en) * | 1981-06-17 | 1982-12-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Production of heat exchanger |
-
1983
- 1983-12-20 JP JP19490083U patent/JPS60105974U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57209771A (en) * | 1981-06-17 | 1982-12-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Production of heat exchanger |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60105974U (ja) | 1985-07-19 |
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