JPS6324389Y2 - - Google Patents

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JPS6324389Y2
JPS6324389Y2 JP1982001714U JP171482U JPS6324389Y2 JP S6324389 Y2 JPS6324389 Y2 JP S6324389Y2 JP 1982001714 U JP1982001714 U JP 1982001714U JP 171482 U JP171482 U JP 171482U JP S6324389 Y2 JPS6324389 Y2 JP S6324389Y2
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JP
Japan
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fins
flat
needle
joined
heat exchanger
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JP1982001714U
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English (en)
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JPS58107482U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は針状フインを具えた熱交換器に関し、
同一フイン本数で伝熱性能を向上することができ
るようにしたものである。
一般に熱交換器の伝熱性能を向上させるため伝
熱管に種々のフインを接合することが行なわれて
おり、その形状等も種々提案され、本願考案者ら
も針状フインを有する高性能な熱交換器を提案
(実願昭56−111005号〔実開昭58−21784号〕)し
た。
この針状フインを有する熱交換器はカーエアコ
ンや住宅用エアコンのコンデンサあるいはエバポ
レータ等として優れたものであり、その構造は第
1図に示すように、伝熱管として内部に隔壁1a
を有する偏平管1が用いられ、その偏平面1bが
互いに間隔をおいて対向するとともに平行に配置
され、この偏平面1bで形成される間隔内に帯状
金属板でコルゲート状(波状)に成形した針状フ
イン群2が偏平管1の長手方向に直交して接合さ
れている。そして、偏平管1の長手方向と直交す
る方向から管外流体である空気3が流入する。
この針状フイン群2は、第2図イ、ロに示すよ
うに、帯状金属板(板幅h)の幅方向両端部2a
をわずかに残して多数の矩形のスリツト2bを打
抜いて梯子状にし、これを長手方向に沿つて蛇行
幅をwとして蛇行させてコルゲート状に成形し、
その幅方向両端をろう付けや接着剤で偏平面1b
間に接合してある。そして、この針状フイン群2
の配列は空気3の流れ方向と平行なフインピツチ
がPLであり、空気3の流れ方向と直角なフイン
ピツチがPTで、それぞれのフイン間隙がGL,GT
となつているが、フイン間隙GLは精密プレス等
で打抜いて形成するため通常0.5mm適度に微小化
できるが、これと直交するフイン間隙GTは、コ
ルゲート状とする場合の蛇行幅、すなわちフイン
幅wに比べて非常に小さいため、空気3の流れ方
向と直角な方向の隣接フインの接触を避けるため
フイン間隙GTの微小化は困難であり、通常1.0〜
1.2mm程度とGLの2倍以上である。このため、空
気3は抵抗の少ないフイン間隙GT間を優先して
通過し、フイン間隙GTの通過量が減少しフイン
が有効に機能せず伝熱性能の向上がはかれないと
いう欠点がある。
本考案はかかる従来の欠点を解消し、同一フイ
ン本数であつても伝熱性能を向上できる熱交換器
の提供を目的とする。かかる目的を達成する本考
案の構成は、内部に熱交換媒体を通過させる偏平
管の偏平面が互いに間隔をおいて対向し平行に配
置されると共に上記間隔内で、帯状金属板の幅方
向に両端部を残して多数のスリツトを打抜いて針
状フインを形成して当該帯状金属板をその長手方
向に沿つてコルゲート成形したものを配置し、そ
の幅方向両端部を上記偏平面に接合した熱交換器
において、針状フインの配列方向が上記偏平管の
長手方向に対して所定の傾斜角を有し、かつ、コ
ルゲート頂部と底部が上記偏平管の幅方向端部側
に位置するように、上記偏平面に接合したことを
特徴とする。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に
説明するが、従来と同一部分には同一番号を記し
重複する説明は省略する。
本考案の熱交換器も従来同様、伝熱管として内
部に隔壁1aを有する偏平管1が用いられ、その
偏平面1bが互いに一定の間隔を保つて対向する
とともに略平行となるよう配置するため偏平管1
を蛇行させて1本の連続する管体としたり、ヘツ
ダ等を介して連結してある。そして、この一定間
隔の偏平面1b間に針状フイン群2がコルゲート
状に成形されて接合されるが、本考案の針状フイ
ン群2は、第3図にその部分横断面を示すよう
に、配列が従来と異なり、針状フイン群2の配列
方向が偏平管1の長手方向(第3図での左右方
向)に対して傾斜角θだけ傾け、かつ、コルゲー
ト頂部と底部が偏平管1の幅方向端部側に位置す
るように、偏平面1bに接合してある。したがつ
て、針状フイン群2を成形する場合には、帯状金
属板(板幅h)を用い、その両端部2aをわずか
に残して多数のスリツト2bを打抜き、これを長
手方向に沿つて蛇行幅Wで蛇行させてコルゲート
状とし傾斜角θだけ傾けて接合したときに所定の
フイン幅wとなるようあらかじめ成形しておく。
このように針状フイン群2の配列方向を傾斜角
θだけ傾けて接合することで偏平管1の長手方向
と直交して流入する空気3は、そのまま針状フイ
ン群2内に直進し、フイン間隙GTに強制的に流
れ込むこととなる。したがつて、各々の針状フイ
ンの周囲を空気3が一様に流れるのでフインによ
る放熱効果が向上し、熱交換器の伝熱性能の向上
となる。
以上、実施例とともに具体的に説明したように
本考案によれば、同一フイン本数であつてもその
周囲に一様に空気等を流すことができるので伝熱
性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図イ、ロは従来の針状フイン
を有する熱交換器にかかり、第1図は一部分の斜
視図、第2図イは第1図の−矢視断面図、第
2図ロは第1図の−矢視断面図、第3図は本
考案の熱交換器の一実施例にかかる第2図イ相当
図である。 図面中、1は偏平管、1aは隔壁、1bは偏平
面、2は針状フイン群、2aは両端部、2bはス
リツト、3は空気、PL,PTはフインピツチ、GL
GTはフイン間隙、θは傾斜角である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に熱交換媒体を通過させる偏平管の偏平面
    が互いに間隔をおいて対向し平行に配置されると
    共に上記間隔内に、帯状金属板の幅方向に両端部
    を残して多数のスリツトを打抜いて針状フインを
    形成して当該帯状金属板をその長手方向に沿つて
    コルゲート成形したものを配置し、その幅方向両
    端部を上記偏平面に接合した熱交換器において、
    針状フインの配列方向が上記偏平管の長手方向に
    対して所定の傾斜角を有し、かつ、コルゲート頂
    部と底部が上記偏平管の幅方向端部側に位置する
    ように、上記偏平面に接合したことを特徴とする
    熱交換器。
JP171482U 1982-01-09 1982-01-09 熱交換器 Granted JPS58107482U (ja)

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JP171482U JPS58107482U (ja) 1982-01-09 1982-01-09 熱交換器

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JP171482U JPS58107482U (ja) 1982-01-09 1982-01-09 熱交換器

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Publication Number Publication Date
JPS58107482U JPS58107482U (ja) 1983-07-21
JPS6324389Y2 true JPS6324389Y2 (ja) 1988-07-04

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ID=30014720

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JP171482U Granted JPS58107482U (ja) 1982-01-09 1982-01-09 熱交換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2577431B (en) * 2017-07-12 2021-05-12 Mitsubishi Electric Corp Heat source unit

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642093A (en) * 1979-09-12 1981-04-20 Hitachi Ltd Heat exchanger

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS484648U (ja) * 1971-06-16 1973-01-19

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JPS5642093A (en) * 1979-09-12 1981-04-20 Hitachi Ltd Heat exchanger

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JPS58107482U (ja) 1983-07-21

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