JP2000280730A - 複合型熱交換器の接続構造 - Google Patents
複合型熱交換器の接続構造Info
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- JP2000280730A JP2000280730A JP11089219A JP8921999A JP2000280730A JP 2000280730 A JP2000280730 A JP 2000280730A JP 11089219 A JP11089219 A JP 11089219A JP 8921999 A JP8921999 A JP 8921999A JP 2000280730 A JP2000280730 A JP 2000280730A
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Abstract
け易く締結固定する接続構造の提供。 【解決手段】 第1熱交換器3のヘッダパイプ2の端部
をその軸線方向外方に突出し、そこに接続用嵌着部2a
を形成する。そして接続用嵌着部2aにアーム9の嵌着
孔7を嵌着すると共に、そのアーム9を締結ボルト12を
介して第2熱交換器6に締結固定する。
Description
エンジン冷却水冷却用熱交換器とカークーラー用熱交換
器とを一体的に接続する接続構造に関する。
冷却用ラジエータとは、共にエンジンルームの前端部に
近接して並列される。そのため両者間を予め接続してお
き、両者一体でエンジン内に取付けたい場合が生じる。
このようなとき、夫々の熱交換器のタンクまたは強度メ
ンバに適宜なブラケットを取付け、且つブラケット間を
接続金具及び締結ボルトを介して締結固定することが考
えられる。
毎にブラケットを位置決めしてろう付け固定する作業は
面倒であると共に部品点数が多くなり且つ、強度上も問
題となるおそれがある。そこで本発明は、構造が簡単で
且つ強度が高く、取付け易い複合型熱交換器の接続構造
を提供することを課題とする。
は、並列された多数のチューブとフィンとで第1コア1
が形成され、夫々のチューブの両端部が夫々一対のヘッ
ダパイプ2に液密に連通された第1熱交換器3と、並列
された多数のチューブとフィンとで第2コア4が形成さ
れ、夫々のチューブの両端部が夫々一対のタンク5に液
密に連通された第2熱交換器6と、前記ヘッダパイプ2
の端部に前記第1コア1よりも軸線方向外方に突設され
た接続用嵌着部2aと、その接続用嵌着部2aの外周に
整合する嵌着孔7が一端側に形成されると共に、他端側
に接続孔8が設けられたアーム9と、前記タンク5また
は第2コア4の周縁の強度メンバ10に設けられた接続用
ボルト孔11と、を具備し、そのアーム9の嵌着孔7が前
記ヘッダパイプ2の接続用嵌着部2aに嵌着されると共
に、その接続孔8が前記接続用ボルト孔11に整合され、
締結ボルト12を介して第1熱交換器3が第2熱交換器6
に締結固定された複合型熱交換器の接続構造である。
いて、前記ヘッダパイプ2の断面外周が円形に形成さ
れ、その軸線方向の両端に直径の同一な接続用嵌着部2
aが突設された複合型熱交換器の接続構造である。 請
求項3に記載の本発明は、請求項1において、前記ヘッ
ダパイプ2の断面外周が円形に形成され、その軸線方向
の両端に直径が漸次偏平に絞られるようにして先端が閉
塞され、そこに前記接続用嵌着部2aが突設された複合
型熱交換器の接続構造である。請求項4に記載の本発明
は、請求項2または請求項3において、そのアーム9の
嵌着孔7が、弾性パッキン13を介して前記ヘッダパイプ
2の接続用嵌着部2aに嵌着された複合型熱交換器の接
続構造である。
いて、そのアーム9の嵌着孔7が前記ヘッダパイプ2の
接続用嵌着部2aに嵌着された状態で、その嵌着部が一
体的にろう付け固定され、そのアーム9の接続孔8が締
結ボルト12,12aおよびシュラウド15を介して、第2熱
交換器6の強度メンバ10またはタンク5に締結固定され
た複合型熱交換器の接続構造である。
施の形態につき説明する。図1は本発明の第1の実施の
形態を示す分解斜視図であり、図2はその接続状態を示
す要部縦断面図である。また、図3は本発明の第2の実
施の形態を示す分解斜視図であり、図4は第3の実施の
形態を示す要部斜視図、図5は第4の実施の形態を示す
分解斜視図、図6はその組立状態を示す斜視図である。
図1及び図2に示す接続構造は、第1熱交換器3がカー
クーラー用のコンデンサとして用いられるものであり、
第2熱交換器6がエンジン冷却水冷却用のものである。
第1熱交換器3は左右に離間して一対のヘッダパイプ2
(左側省略)が配置され、多数のチューブとフィンとか
らなる第1コア1がそれらの間に配置されている。そし
て夫々のチューブの両端部がヘッダパイプ2に連通さ
れ、その連通部が液密にろう付け固定されてなる。この
ヘッダパイプ2は断面が円形に形成され、その一側面に
多数の偏平なチューブ挿通孔が穿設されたものである。
そしてヘッダパイプ2の上下両端は夫々第1コア1の上
下両方向にその直径を保ったまま突出されて接続用嵌着
部2aを形成している。そしてヘッダパイプ2の上下両
端には端蓋16が被嵌され、各部品間が一体的にろう付け
固定されてなる。
のタンク5が設けられ、それらの間にフィンとチューブ
とからなる第2コア4が配置されている。そして第2コ
ア4の夫々のチューブの両端部がタンク5の図示しない
偏平なチューブ挿通孔に挿通され、その挿通部が液密に
ろう付け固定される。それと共に、各チューブ間にフィ
ンが配置され、フィンとチューブとの間がろう付け固定
されている。夫々のタンク5の長手方向両端で且つその
外面には、埋込型の袋ナットが取付られ、その表面に接
続用ボルト孔11が露出されている。このようにしてなる
第1熱交換器3と第2熱交換器6とを接続するアーム9
は、一例として断面コ字状に形成され、その一端部に接
続用嵌着部2aに略整合する嵌着孔7が形成され、他端
部に接続孔8が穿設されている。この嵌着孔7にはパッ
キン13が嵌着され、そのパッキン13を介して嵌着孔7
が、ヘッダパイプ2の接続用嵌着部2aに止着される。
さらにアーム9の接続孔8とタンク5の接続用ボルト孔
11とが整合され、それらに締結ボルト12が螺着締結され
る。
両端部が偏平に塑性加工され、その偏平の根元部に着座
用のフランジ14が一体的にろう付け固定されたものであ
る。そしてその接続用嵌着部2aにパッキン13が被嵌さ
れ、そのパッキン13を介して接続用嵌着部2aにアーム
9の嵌着孔7が嵌着されるものである。次に、図4の例
は接続用嵌着部2aの上端部を塑性変形により偏平に絞
り込むと共に、その偏平の長軸側も絞り込んだ例であ
る。
第1熱交換器3の両側部に配置されるものであり、その
アーム9の上下両端にL字状部が設けられる。この例で
は、上端のL字状部はアーム9と一体に形成され、下端
のそれは別部品により形成されている。そして夫々にヘ
ッダパイプ2の接続用嵌着部2aに整合する嵌着孔7が
穿設され、その嵌着孔7がヘッダパイプ2の接続用嵌着
部2aに夫々嵌着される。そしてその嵌着部が一体的に
ろう付け固定され、第1熱交換器3はアーム9付きのも
のとして一体化される。そしてこの例では、シュラウド
15は締結ボルト12aを介して第2熱交換器6の強度メン
バ10に締結固定される。次いで、そのシュラウド15の両
側部間にアーム9が挿入され、そのボルト孔が整合さ
れ、そこに締結ボルト12が螺着締結されて第1熱交換器
3と第2熱交換器6とシュラウド15とが一体的に接続さ
れる。即ち、この例では第1熱交換器3はシュラウド15
を介して第2熱交換器6の接続用ボルト孔11に接続され
る。
の接続構造によれば、ヘッダパイプ2の端部に軸線方向
外方へ一体に延長して突設された接続用嵌着部2aが設
けられ、その接続用嵌着部2aにアーム9の嵌着孔7が
嵌着して、そのアーム9を介し第1熱交換器3が第2熱
交換器6に締結固定されるものであるから、強度が強く
且つ取付け容易な接続構造を提供できる。請求項2に記
載の発明は、ヘッダパイプ2の断面外周が円形に形成さ
れ、その直径を保ってそのまま軸方向両端に接続用嵌着
部2aが突設され、その接続用嵌着部2aを利用して、
第1熱交換器3と第2熱交換器6とが接続されたもので
あるから、製造し易く且つ構造が簡単で強度の高い接続
構造を提供できる。
の断面外周が円形に形成され、その軸方向両端部に直径
が漸次偏平に絞られるようにしてその先端を閉塞し、そ
こに接続用嵌着部2aが突設されたものであるから、ヘ
ッダパイプ2の閉塞と接続用嵌着部2aとが一体化さ
れ、部品点数が少なく製造し易い接続構造となり得る。
請求項4に記載の発明は、アーム9の嵌着孔7がパッキ
ン13を介してヘッダパイプ2の接続用嵌着部2aに嵌着
される接続構造であるから、第1熱交換器3と第2熱交
換器6との熱膨張の差異や振動を吸収し、信頼性の高い
接続構造となる。請求項5に記載の発明は、第1熱交換
器3と第2熱交換器6とがアーム9及びシュラウド15を
介して互いに締結固定されるものであるから、第1熱交
換器3と第2熱交換器6とシュラウド15とを同時に締結
固定し、全体としてコンパクトで部品点数が少なく取付
け易い接続構造となり得る。
施の形態を示す分解斜視図。
施の形態を示す分解斜視図。
施の形態を示す要部斜視図。
施の形態を示す分解斜視図。
Claims (5)
- 【請求項1】 並列された多数のチューブとフィンとで
第1コア1が形成され、夫々のチューブの両端部が夫々
一対のヘッダパイプ2に液密に連通された第1熱交換器
3と、 並列された多数のチューブとフィンとで第2コア4が形
成され、夫々のチューブの両端部が夫々一対のタンク5
に液密に連通された第2熱交換器6と、 前記ヘッダパイプ2の端部に前記第1コア1よりも軸線
方向外方に突設された接続用嵌着部2aと、 その接続用嵌着部2aの外周に整合する嵌着孔7が一端
側に形成されると共に、他端側に接続孔8が設けられた
アーム9と、 前記タンク5または第2コア4の周縁の強度メンバ10に
設けられた接続用ボルト孔11と、 を具備し、 そのアーム9の嵌着孔7が前記ヘッダパイプ2の接続用
嵌着部2aに嵌着されると共に、その接続孔8が前記接
続用ボルト孔11に整合され、締結ボルト12を介して第1
熱交換器3が第2熱交換器6に締結固定された複合型熱
交換器の接続構造。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記ヘッダパイプ2の断面外周が円形に形成され、その
軸線方向の両端に直径が同一に接続用嵌着部2aが突設
された複合型熱交換器の接続構造。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記ヘッダパイプ2の断面外周が円形に形成され、その
軸線方向の両端に直径が漸次偏平に絞られるようにして
先端が閉塞され、そこに前記接続用嵌着部2aが突設さ
れた複合型熱交換器の接続構造。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3において、 そのアーム9の嵌着孔7が、弾性パッキン13を介して前
記ヘッダパイプ2の接続用嵌着部2aに嵌着された複合
型熱交換器の接続構造。 - 【請求項5】 請求項1において、 そのアーム9の嵌着孔7が前記ヘッダパイプ2の接続用
嵌着部2aに嵌着された状態で、その嵌着部が一体的に
ろう付け固定され、 そのアーム9の接続孔8が締結ボルト12,12aおよびシ
ュラウド15を介して、第2熱交換器6の強度メンバ10ま
たはタンク5に締結固定された複合型熱交換器の接続構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08921999A JP4372885B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 複合型熱交換器の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000280730A true JP2000280730A (ja) | 2000-10-10 |
JP4372885B2 JP4372885B2 (ja) | 2009-11-25 |
Family
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JP (1) | JP4372885B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002257495A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Toyo Radiator Co Ltd | 複数熱交換器の接続構造 |
JP2005195314A (ja) * | 2003-12-09 | 2005-07-21 | Denso Corp | 熱交換器およびその熱交換器を用いたクーリングモジュール |
KR100759792B1 (ko) * | 2001-09-08 | 2007-09-20 | 한라공조주식회사 | 일체형 열교환기 |
KR100771990B1 (ko) * | 2001-12-05 | 2007-11-01 | 한라공조주식회사 | 열교환기 |
US7640966B2 (en) | 2003-12-09 | 2010-01-05 | Denso Corporation | Heat exchanger and cooling module having the same |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP08921999A patent/JP4372885B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100759792B1 (ko) * | 2001-09-08 | 2007-09-20 | 한라공조주식회사 | 일체형 열교환기 |
KR100771990B1 (ko) * | 2001-12-05 | 2007-11-01 | 한라공조주식회사 | 열교환기 |
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US7640966B2 (en) | 2003-12-09 | 2010-01-05 | Denso Corporation | Heat exchanger and cooling module having the same |
JP4622473B2 (ja) * | 2003-12-09 | 2011-02-02 | 株式会社デンソー | クーリングモジュール |
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