JPS61115715A - 乗物用のサンバイザの製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、乗物用のサンバイザであって、サンバイザ本
体の内部に少なくとも１個の、プラスチック射出成形部
品として構成された支承部材が配置されておシ、かつ該
支承部材が支承軸部のための挿入開口を少なくとも１つ
備えている形式のものに関する。

従来技術 従来のサンバイザの本体は一般に線材フレームから成る
補強挿入体と、本体長手縁の端部範囲に本体内に埋込ま
れた、挿入開口を有する第１の支承部材と、本体長手縁
の他の端部範囲に本体内に埋込まれた、２つの挿入開口
を有する第２の支承部材とを備えており、第１の支承部
材の挿入開口は一方の端部が旋回支承部材によって受容
された支承１部の他方の端部が挿入されるようになって
おり、かつ第２の支承部材の２つの挿入開口は本体長手
縁にほぼ平行にサンバイザ本体の切欠きを横断して延び
る支承ピンの両端部をそれぞれ受容するようになってお
り、支承ピンは脱着可能に対応支承部材の支承受容部内
に係止される。支承部材は線材フレームにクリップ止め
されているかまたは直接線材フレームに一体成形されて
いる。埋込んだ支承部材を１個、かつ該支承部材に挿入
される支承軸部を１個備えているにすぎないサンバイザ
も知られている。

従来の構成のサンバイザ本体では線材フレームと支承部
材から成るユニットは外側に被覆用のシートを有するク
ッション材料内に埋込まれている。クッション材料とし
ては切断フオームまたは成形フオームが使用される。切
断フオームクッションとはプラスチックフォームノ々ン
から切断されたものであり、これを支承部材を有する補
強挿入体の両側に置き、かつ被憂用シートによってまと
めて保持されている。一般に被覆用シートは環状に縁部
で溶着される。成形フオームから成るサンバイザ本体に
ついては支承部材を有する補強挿入体を発泡用金型内に
入れ、かつその周囲でプラスチック材料を発泡させる。

このようにして製作されたフオームも一般に同様に被覆
用シートで覆われる。

主として成形フオームから構成されるサンバイザ本体を
製作するときには支承部材の範囲で大きな問題が生じる
、それというのも発泡圧のために支承部材ないしはその
挿入開口に発泡材料が入らないように保持するのが困難
であるからである。従来行なわれてきた、可能な発泡材
料侵入箇所の接着テープによる密閉は満足の行く最終的
な解決ではない、それというのもこの形式は時間と作業
の手間がかかり、しかも結局は特に信頼できるものでは
ないからである。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、冒頭に記載の形式のサンバイザを支承
部材に関して改善し、かつサンバイザ本体を発泡成形す
るときに支承部材内部への発泡材料の侵入が阻止される
ように支承部材を構成することであり、しかもこの課題
は特に簡単に、かつ経費上有利に解決されなければなら
ない。

問題点を解決するだめの手段 上記の課題を解決するだめの本発明の手段は、挿入開口
の縁部に続いていて、しかもサンノぐイザ本体から突出
した材料付加部が支承軸部を挿入する前に再び取除くこ
とができるように支承部材に一体成形されていることで
ある。

実施態様 有利には材料付加部は接続管状に構成されている。材料
付加部が挿入開口の軸線方向に延びていると有利である
。これらの手段によって挿入開口と接続管状材料付加部
の孔とはＡ’＝−’＝形機の同一のスライダを用いて成
形することができる。

本発明のもう１つの有利な実施態様によれば、材料付加
部は２つの互いに向き合った挿入開口の孔縁部を互いに
結合している。この場合に材料付加部の内径が挿入開口
の直径と等しいと、有利である。この手段はサンバイザ
本体の長手縁に平行に延びる支承ピンを受容するための
２つの挿入開口を備えた支承部材で特に有利である、そ
れというのも発泡材料の侵入を阻止するために２つの挿
入開口は同時に閉鎖されるからである。２つの挿入開口
を備えだ支承部材を製作するときには一方の挿入開口を
盲穴として構成してもよく、他方の挿入開口は材料付加
部とは反対の端部範囲で挿入開口内に押し込められる栓
等によって持続的に閉鎖しなければならない。挿入開口
間に存在する管状の材料付加部は発泡過程の後単に切離
せばよく、これは分離装置を用いて迅速かつ簡単に行な
うことができる。

本発明の実施態様によれば、材料付加部は少なくとも１
つの予定破断箇所を有している。支承部材と材料付加部
との移行範囲にリング状のくびれ部が予定破断箇所とし
て形成されていてもよい。本発明による材料付加部はこ
れらの手段によってその保護機能を果した後に破シ取る
ことによって支承部材から取り去ることができる。

実施例 第１図に示されたサンバイザはサンバイザ本体１から成
っている。支承部材３と、支承部材内に差込まれたＬ字
形の支承軸部４と、支承軸部４の短い脚部を受容する、
乗物ゼデイに取付けられる支承ケーシング５とから成る
旋回支承部がサンバイザ本体の上方の長手縁２の一方の
端部範囲に配置されている。長手縁２の他方の端部範囲
には対応支承軸部６と支承部材７から成る対応支承部が
配置されており、対応支承軸部６は乗物ゼデイに取付け
られる対応支承ケーシング８の支承受容部内に脱着可能
に係止することができる。支承部材３と７はサンバイザ
本体１内に埋込まれており、かつサンバイザ本体を補強
する補強挿入体９と結合されている。補強挿入体は有利
に線材フレームから構成されている。

その場合支承部材３と７を補強挿入体９に直接結合する
ために、クリップ結合部材等が設けられていてもよい。

支承部材３は更に外部に対して閉鎖されて受容されたば
ね１０を備えており、ばね１０は支承軸部の長い方の脚
部を半径方向で負荷している。

第３図に示された支承部材３はブロック状のプラスチッ
ク射出成形品から成り、かつ直接補強挿入体９に対して
射出されて分離不能に補強挿入体９と結合されている。

支承部材３は上方の範囲に支承軸部４の長い脚部を回動
可能に受容するための貫通している挿入開口１１を有し
ている。支承部材３は挿入開口４の挿入方向でみて後方
の端部からしか接近できない挿入開口１３を有しておシ
、挿入開口１３はＵ字形のばね１０を受容するために用
いられている。挿入開口１３はばねの脚片の範囲で挿入
開口１１に移行しているので、ばねの脚片は支承軸部４
を半径方向で負荷することができる。支承部材３の端面
の周囲には突出したカラー１４が一体成形されており、
カラー１４は内面に環状みぞを有している。カラー１４
によって構成された開口には鉢形のキャップ１５の開放
側が挿し込まれて、係止されており、係止はキャップ壁
の外面に一体成形された、カラー１４のみそに係止され
る隆起部を介して行なわれている。挿入開口１１の後端
部はキャップ１５によって閉鎖されておシ、はね１０は
完全にカプセル式に受容されている。

更に挿入開口１１の前方側は支承部材３に一体成形され
た管状の材料付加部１６によって延長せしめられている
。支承部材３と材料付加部１６との間の移行範囲にはリ
ング状のくびれ部１７または薄いスキンとして構成され
た結合部が形成されていて、予定破断箇所となっている
。

キャップ１５と同様に材料付加部１６は先ず支承部材３
を埋込んで発泡材料を発泡させるときに支承部材３の内
部に発泡材料が入り込まないように阻止する。更にまた
この材料付加部１６は有利には支承部材３と支承部材７
並びに補強挿入体９から成てユニットを位置を精確に調
整して発泡金型内に保持するために利用することができ
、そのためには単に材料付加部１６が金型内で締付は固
定されれば良い。サンバイザ本体１が製作された後は材
料付加部１６は破断することによってサンバイザ本体１
ないしは支承部材３から取去られる。

第４図に示された支承部材３は第３図に示された支承部
材３とは異なる構成を有している。

本実施例では支承軸部４のための挿入開口１１は片側の
端部１８で閉鎖されている。ばね１０は受は座１９内に
取付けられておシ、受は座１９と一緒に支承軸部４のた
めの挿入開口１１に対して直角の挿入開口１３内に挿入
されている。

本実施例の支承部材３は補強挿入体９のためのクリップ
受容部２０（詳細には図示せず）を備えている。支承部
材３は管状の材料付加部１６を有しており、この材料付
加部の支承部材３への結合は第３図に示された構成と同
様の形式で行なわれており、かつこの材料付加部も支承
部材３への移行範囲に環状のくびれ部１７を予定破断箇
所として有している。

第５図には第１図と第２図で略示されているにすぎない
支承部材７の１実施例が示されている。支承部材７はＵ
字形を有し、ウェブ２１と脚部２２から構成されており
、脚部２２の端部範囲には支承軸部６を挿入するための
挿入開口１１が形成されている。発泡過程で挿入開口１
１内に発泡材料が侵入しないようにするためには、互い
に向き合った挿入開口１１の孔縁部は管状に構成された
材料付加部１６によって互いに結合されている。図面の
左側に示された挿入開口１１は一体成形された底部２３
によって閉鎖されており、右側に示された挿入開口１１
は栓２４が押込まれていることによって閉鎖されている
。

支承部材の囲シで発泡過程を実施した後に材料付加部１
６は破断するかまたは分離装置（鋸その他）を用いて取
去られる。サンバイザ本体１に被覆用シートを設けた後
に、支承軸部６を挿入開口１１内に挿入することができ
る。支承軸部６がこのように後から挿入されるので支承
軸部６と被覆用シートとの間で特に清潔な密閉が達成さ
れる。

第６図には支承部材７の第２実施例が示されている。支
承部材７は本実施例では補強挿入体９に直接一体射出成
形されている。本実施例においても挿入−口１１を有す
る支承アイ２５は管状の材料付加部１６によって相互に
結合されており、かつ左側の挿入開口１１は底部２３を
有しておシ、右側の挿入開口１１は栓２４を有している
。挿入開口１１と材料付加部１６はそれぞれ直径の等し
い内孔を有している。

発明の効果 本発明の構成によって、第１にサン、６イザ本体を発泡
成形するときに発泡材料が挿入開口内に侵入しないこと
が達成される。第２に支承部材とこの支承部材と場合に
より結合されている補強挿入体とは材料付加部によって
発泡用金型内で正しい位置に保持されることが達成され
る。

製作された発泡成形体から突出した材料付加部は容易に
つかむことができ、支承部材から分離し、かつ場合によ
って再使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は完成したサンバイザの１実施例の平面図、第２
図は第１図によるサンバイザの補強挿入体とこれと結合
された支承部材を示した図、第３図は第１図と第２図で
左側に示された支承部材の１実施例の断面図、第４図は
第３図とは別の実施例の断面図、第５図は第１図と第２
図で右側に示された支承部材の１実施例の断面図、第６
図５は第５図とは別の実施例の断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、乗物用のサンバイザであつて、サンバイザ本体（１
   ）の内部に少なくとも１個の、プラスチック射出成形部
   品として構成された支承部材（３、７）が配置されてお
   り、かつ該支承部材が支承軸部（４、６）のための挿入
   開口（１１）を少なくとも１つ備えている形式のものに
   おいて、挿入開口（１１）の縁部に続いていて、しかも
   サンバイザ本体（１）から突出した材料付加部（１６）
   が支承軸部（４、６）を挿入する前に再び取除くことが
   できるように支承部材（３、７）に一体成形されている
   ことを特徴とする、乗物用のサンバイザ。 ２、材料付加部（１６）が接続管状に構成されている、
   特許請求の範囲第１項記載のサンバイザ。 ３、材料付加部（１６）が挿入開口（１１）の軸線方向
   に延びている、特許請求の範囲第１項または第２項記載
   のサンバイザ。 ４、材料付加部（１６）が２つの互いに向き合つた挿入
   開口（１１）の孔縁部を互いに結合している、特許請求
   の範囲第１項から第３項までのいずれか１つの項記載の
   サンバイザ。 ５、材料付加部（１６）が挿入開口（１１）の直径と等
   しい内径を有している、特許請求の範囲第２項から第４
   項までのいずれか１つの項記載のサンバイザ。 ６、材料付加部（１６）が少なくとも予定破断箇所を備
   えている、特許請求の範囲第１項から第５項までのいず
   れか１つの項記載のサンバイザ。 ７、リング状のくびれ部（１７）が予定破断箇所として
   支承部材（３、７）と材料付加部（１６）との間の移行
   範囲に形成されている、特許請求の範囲第６項記載のサ
   ンバイザ。