JPS604628A - 薄肉型ダンパ−デイスク - Google Patents

薄肉型ダンパ−デイスク

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JPS604628A
JPS604628A JP58114077A JP11407783A JPS604628A JP S604628 A JPS604628 A JP S604628A JP 58114077 A JP58114077 A JP 58114077A JP 11407783 A JP11407783 A JP 11407783A JP S604628 A JPS604628 A JP S604628A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトルクコンバータ内等の狭小スペース内にダン
パーディスクを設ける場合に好適な薄肉型ダンパーディ
スクに関する。
従来のダンパーディスクを第１図に示す。内周端面にス
プライン１０１を有するハブフランジ１０２は、図示し
ない中央の出力側ハブのフランジ１１５に形成された外
スプライン１１６に中心線０】−０゜方向摺動自在に嵌
合し、ハブフランジ１０２の外周部両側には２枚のサイ
ドプレート１０３．１０４が配置されている。フランジ
１０２とプレートｉｏ３．１０４には、その対向する位
置に角窓１０５．１０６．１０７が円周方向に複数組設
けられ、各角窓１０５．１（１６，１０７内にはトーシ
ョンスプリング１０８が円周方向に延びる姿勢で縮設さ
れている。一方のプレート１０３側には更にプレッシャ
プレートを兼ねる環状のピストン板１０９が配置され、
両プレート１０３．１０４とピストン板１０９とは円周
方面に複敬個配置された中心線０１−０１と平行なピン
１１０によって一体的に固定されている。ピン１１０は
ハフフランジ１０２に穿設された円周方向の長孔Ｉｌｌ
内に摺動自在に嵌合している。１１２はフェーシング、
１１３は摩擦部材である。
上記従来の構成では、例えばトルクコンバータ内に収納
した場合にタービン羽根車の笑出部分とピン１１０が干
渉し合い、充分な摺動ストロークを確保できない不具合
がある。（なお先行技術として特願昭５７−１７０４６
３号がおる。）本発明は上記不具合に鑑み、ダンパーデ
ィスクを薄肉化して、トルクコンバータ内等の狭小スペ
ース内に配置した場合でも作動不良等の不具合が発生せ
ず、又装置全体のコンパクト化が図えるダンパーディス
クを提供することを目的としておシ、次に図面にハづい
て本発明を説明する。
第１図は本発明によるダンパーディスクをトルクコンバ
ータ内の直結用クラッチ（ロックアツプクラッチ）に採
用した場合を示している。第１図において０２−０２を
中心線とするトルクコンバータのポンプ羽根車ｌの外周
部にはフロントカバー２の筒状周壁３の先端部が溶着さ
れている。カバー２はタービン羽根車４を背面側（ポン
プ羽根車ｌと反対側）から覆う環状端壁５を備え、端壁
５の外周部に浴着された？Ｊ（？のナツト状ボス６が、
ボルト７によシ図示しない工、ンジンのフライホイール
に連結されたドライブプレート８に固着されている。端
壁５の内周縁には環状ボス９が溶着され、ポス９０内周
縁は図示しないガイド軸に溶着されている。ｌＯは図示
しない筒状の固定軸にワンウェイクラッチを介して支搏
されているステータ羽根車である。ポンプ羽根車ｌに対
向するタービン羽根車４には背面にシェル１１が設けら
れ、シェル１１の内周部には環状のフランジ１２が設け
られておシ、フランジ１２は図示しない出力軸に連結し
、出力軸の他端はトランスミッションの入力部に連結し
ている。
シェル１１と環状端壁５との間には中心線０２−０２　
を中心とする直結クラッチ用のダンパーディスク２０が
配置面されている。ディスク２ｏの中央には、図示しな
いタービン羽根車４のハブと環状ボス９との間にスラス
トワッシャ１３，１４を介して配置されると共に図示し
ない出力軸にスプライン嵌合するスプラインハブ２１が
設けられ、ハブ２１の外周には環状の内周（ｔｉｌｌフ
ランジ２２が一体に形成されている。フランジ２２の外
周部には中心線０．−０２と平行に端壁５曲に突出する
ビン２３の基部が固定されている。ビン２３は略円柱形
で中央部にフランジ２３ａを一体に有し、固在方よシフ
ランジ２２に穿設された孔２２ａにフランジ２３ａ迄挿
入された後、ピン２３０基部がかしめられることによっ
て、ビン２３はフランジ２２に強固に一体化され゛る。
ビン２３の先端部（固在半部）には中心線ｏ、−０，を
中心とする環状の外周側フランジ２４の内周部が支持さ
れている。即ちフランジ２４の内周部には中心線Ｏｚ　
Ｏｘ方向の孔２４ａが穿設され、孔２４ａがビン２３に
嵌合することによって中心線０２−０２方向のみ摺動自
在に支持されでいる。フランジ２４の外周部両側には環
状のサイドプレート２５．２６が配置され、フランジ２
４、プレート２５．２６には互いに対向する位置に円周
方向に長い略矩形の角窓２７．２８．２９が設けられて
いる。角窓２７．２Ｂ、２９内には円周方向に延びるコ
イルスプリング３０（トーションスプリング）が縮設さ
れている。内盛２７．２８．２９よシ内周１１１１には
、環状のヒステリシストルク発生部３１，３２（つ鳳−
ブスプリング、フリクンヨンワツシャ等）がフランジ２
４とサイドプレート２５．２６間に圧接状態で介在して
いる。トルク発生部３１．３２０更に内周側には、フラ
ンジ２４に円周方向に延びる略矩形の窓孔３３が穿設さ
れている。窓孔３３内には両サイドプレート２５に形成
された内周側に突出する略矩形の舌部３４．３５が湾曲
挿入されており、窓孔３３内で重ね合わされた舌部３４
．３５は中心線０２−０２方向に張シ出すことなく、丁
度フランジ２４の厚さと合致している。一方サイドプレ
ート２５と環状端壁５との間には環状のピストン板３６
が配置されておシ、ピストン板３６の中間部に形成され
た凸部３７と上記舌部３４．３５は中心線０２−０２方
向のビン３８によって一体的にかしめ止められている。
ピストン板３６の外周部には環状端壁５に対向する環状
のフェーシング３９が固着され、ピストン板３６の内周
部はシールリング４０を介してスプラインハブ２１の外
周面に摺動自在に支持されている。
なおダンパーディスク２０のｌ１ｌａ　−ｊｌｌａ断面
を左半部に、１１）ｂ−Ｊｌｌｂ　断面を右半部に示す
第３図で明ら炉なように、外周側フランジ２４の内周部
の孔２４ａは同一円周上等間隔に６−石段けられ、６本
のピン２３がそれぞれの孔２４ａに嵌合しても・る。
フランジ２４外周の角窓２．７は同一円周上略等”［Ｉ
Ａ隔に８箇所設けられ、その内の同−直径上に位置する
２商所の角窓２７ａは円周方向に長く設定されている。
サイドプレート２６（２５）の角窓２９（２８）は同一
円周上略等間隔に角窓２７に対向するように設けられ、
角窓２７ａに対向する同−直径上の２つの角窓２９ａ　
（１個のみ図示）は円周方向に短く設定されている。各
自ｍ２７．２９　（２８）内には円周方向に延在するコ
イルスプリング３０が、１宿設されておシ、スプリング
３０の両端はディスク自由状態において、各角窓２７，
２９（２８）の円周方向端面にそれぞれ当接している。
ただし角窓２７ａ１２９ａ内のスプリング３０ａは短く
、角窓２９ａの端面に当接している。従ってディスク自
由状態においてスプリング３０８の両端と角窓２７ａの
端面との間にはそれぞれ円周方向に間隔ｄ１、’２が形
成されている。角窓２７よシ内周側のフランジ２４上に
設けられた窓孔３３は同一円周上等間隔に配置された円
周方向に延びる略矩形の４箇所の孔であシ、窓孔３３内
に配置される舌部３４．３５と窓孔３３の円周方向端面
との間をこ（よそれぞれ間隔ｄｈ’４が設けられている
。更をこ舌部３４．３５の外周側端部中央には、トルり
発生部３２（３１）のセンタリングのための凸部４１が
フランジ２４側に突出する姿勢でプレス成形によって形
成されている。
第２図において、ピストン板３６の両側には油圧室５０
．５１が形成されておシ、カバー周壁３とピストン板３
６との間には環状の隙間５２が形成されている。又フェ
ーシング３９は第２図のように端壁５に圧接した状態に
おいて隙間５２を端壁５側の油圧室５０に対して遮断し
ている。端壁５内周部のボス９には油圧室５０に連通す
る油路５５が設けられ、油路５５は図示しない出力軸内
の油路や制御バルブを介して油圧供給原に接続している
。一方ボンブ羽根車ｌとステータ羽根車１０との間には
油圧室５１に連通する油路５８が設けられ、油路５８は
図示しない油路や制御バルブを介して油圧供給−に接続
されている。なお上記制御バルブはアクセル回度センサ
ーその他のセンサーを有する油圧制御装置に接続してい
る。油圧制御装置は制御バルブの開度を調節して両部圧
室５０．５１の油圧を相対的に変え、例えばポンプ羽根
車ｌとタービン羽根車４の回転速度比がｌ：ｌに近付ぐ
と、油圧室５１の油圧を相対的に高めるように作動する
。
次に作動を説明する。第２図において前述の油圧制御装
置によシ油圧室５１の油圧を相対的に高めてピストン板
３６を端壁５側へ押圧すると、ディスク２０のうち外周
側フランジ２４に付属する部分がピン２３に沿って端壁
５側へ移動し、フェーシング３９が端壁５に圧接する。
これにょシフロントカバー２とハブ２１がディスク２ｏ
を介して直結され（クラッチ接続状態となシ）、フライ
ホイールからのトルクは端壁５、フェーシング３９、サ
イドプレート２５．２６、スプリング３０、外周倶１フ
ランジ２４、ピン２３、内周側フランジ２２、ハブ２１
を介して出力軸へ伝わる。
このとき例えば中央のハブ２１に対してピストン板３６
に第２図の矢印Ｘ１方向の捩シトルクが発生したとする
と、ダンパーティスフ２０は次のように作動して捩シ振
動を吸収する。ピストン板３６のＸｔ力方向捩れはピン
３８を介してサイドブレー）２５，２６に伝達され、フ
ランジ２４に対してプレート２５．２６がＸ１方向に捩
れるのであるが、このときの捩夛角θ−捩シトルクＴ持
性は第４図のようになる。第４図において捩シ角θが０
〜０１間では間隔ｄ１のためスプリング３０ａは作用せ
ず残シのスプリング３０のみが圧縮される。間隔ｄ１が
Ｏとな９スプリング３０ａが角窓２７ａの端面に当接し
たときが捩シ角θ１に相当し、それ以後は全スプリング
３０か作用する。この間窓孔３３と舌部３５との間隔ｄ
３も小さくなシ続け、間隔ｄ３がＯとなって窓孔３３と
舌部３４．３５とが当接したときが捩シ角θ２であシ、
これが最大捩多角となる。最大捩シ角θ２から戻るとき
には上記作動と逆に作動するが、これら作動の除にヒス
テリシストルク発生部３１．３２に摩擦が生じヒステリ
シストルクＢが与えられることによって振動が吸収され
る。
第４図には示してし・なし・が、逆Ｘ１方向に捩れる場
合には上記作動と逆方向に同様に作動してトルク振動が
吸収される。ただしこの場合は間隔ｄ２及び間隔ｄ４が
０となるように作動する。
次に前記ｎ１１圧制御装置によシ油圧室５１の油圧を相
対的に低下させると、ピストン板３６が油圧室５０内の
油圧により押し戻されて外周側フランジ２４に付属する
部分がビン２３に沿ってターヒン羽４０１８４側へ移動
し、フェーシング３９が端壁５から離れて直結クラッチ
が遮断される。この状態ではポンプ訝根車ｌから作動油
を介してタービン羽根車４にエンジン動力が伝わシ、出
力軸に動力が伝達される。
以上説明したように本発明によると、中央のハブ２１に
ハブフランジ２４を設け、ハブフランジ２４の両側に２
枚のサイトブレー）２５．２６を同心にｔｉｌｔし、ハ
ブフランジ２４とサイドプレート２５．２６とにそれぞ
れ設けた角窓２７１２８・２９内にトーションスプリン
グ（例えばコイルスプリング３０）を縮設して、ノｈブ
フランジ２４とサイドプレート２５．２６を内周方向弾
性的に連結したダンパーディスク２０において、ノ１ブ
フランジ２４に窓孔３３を設け、窓孔３３内で両側のサ
イドプレート２５．２６同志を圧」妥１固着すると共に
、サイドプレーＦ−２５，２６の該圧接固着部分と窓孔
３３との間に円周方向の間隔’３、ｄ４を設けたので、
サイドプレート２５．２６を運命する部分の厚みを略フ
ランジ２４の厚みに相当する分だけ薄ぐでき、トルクコ
ンバータ内等の狭小スペース内に配置した場合でも摺動
ストロークが充分確保できることから、作動不良等の不
具合が発生せず、又装置全体のコンパクト１ヒが図れる
利点がある。
なお本発明を芙施するにあｆコシ、次のような構成とす
ることもできる。
（ａ）　コイルスプリング３０に代えて、その一部又は
全部をゴム状弾性体としてもよい。又各１個のコイルス
プリング３０を同心に配置した１組の大径及び小径のコ
イルスプリングに代えることもできる。
（ｂ）　本発明によるダンパーディスク２０はトルクコ
ンバータの直結クラッチ用として使用される場合に限ら
れることはなく、従って油圧式でない場合にはピストン
板３６がなくてもよい。
（Ｃ）　舌部３４．３５０両方を湾曲させて固定せず、
一方を平板状とし、片方のみを湾曲させて重ねるように
してもよい。
（（１）　舌部３４．３５外周縁の湾曲部でとステリン
ストルク発生部３１１３２を支持し、凸部４１を省略し
てもよい。
（ｅ）　ビン３８に代えて、スポット溶接等にょ少溶着
することもできる。
＜ｒ）角窓２７．２８．２９よｐ外周側に窓孔３３及び
舌部３４、：（５を形成してもよい。この場合は窓孔３
３を切欠き状としてもよい。
［株］ン　内周側フランジ２２を平行に２枚形成し、そ
の間に孔２４ａが嵌合するビン２３を架設してもよい。
【図面の簡単な説明】
＠１図は従来の夕″ンパーティスクのＮ断面部分図、第
２図は本発明によるダンパーディスクをトルクコンバー
タ内の直結クラッチ用とした場合の縦断面部分図、第３
図は左半部及び右手部がそれぞれ第２図ｏｍａ−ｍｓ断
面、ｌｌｂ　−ＩＩＪｂ断ｉｉ　Ｃｐ示す一部省略図、
第４図は捩シ角−捩ジトルクＩ？ｊ性を示すグラフであ
る。２ｏ・・・ダンパーディスク、２１・・−、ハブ、
２４・・・ハブフランジ、２５．２６・・・サイドプレ
ート、２７．２８．２９・・・角窓、３ｏ・・・コイル
スプリング（トーションスプリングの一例）、３３・・
・窓孔、’ａ１’４・・・間隔代理人　弁理士大株忠孝
１′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中央のハブにハブフランジを設け、ハブフランジの両側
    に２枚のサイドプレートを同心に配置し、ハブフランジ
    とサイドプレートとにそれぞれ設けた角窓内にトーショ
    ンスプリングを縮設して、ノ１ブフランジとサイドプレ
    ートを円周方向弾性的に連結したダンパーディスクにお
    いて、ハブフランジに窓孔を設け、窓孔内で両側のサイ
    ドプレート同志を圧接固着すると共に、サイドプレート
    の該圧接固着部分と窓孔との間に円周方向の間隔を設け
    たことを特徴とする薄肉型ダンパーディスク。
JP58114077A 1983-06-23 1983-06-23 薄肉型ダンパ−デイスク Granted JPS604628A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58114077A JPS604628A (ja) 1983-06-23 1983-06-23 薄肉型ダンパ−デイスク
KR1019840003281A KR870000660B1 (ko) 1983-06-23 1984-06-12 얇은 형의(thin type) 댐퍼 디스크(damper disc)
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Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58114077A JPS604628A (ja) 1983-06-23 1983-06-23 薄肉型ダンパ−デイスク

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JPS604628A true JPS604628A (ja) 1985-01-11
JPH0212306B2 JPH0212306B2 (ja) 1990-03-19

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ID=14628472

Family Applications (1)

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JP58114077A Granted JPS604628A (ja) 1983-06-23 1983-06-23 薄肉型ダンパ−デイスク

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KR (1) KR870000660B1 (ja)
DE (1) DE3423208A1 (ja)
FR (1) FR2549180B1 (ja)

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