JP4828291B2 - 流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置 - Google Patents

流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4828291B2
JP4828291B2 JP2006117171A JP2006117171A JP4828291B2 JP 4828291 B2 JP4828291 B2 JP 4828291B2 JP 2006117171 A JP2006117171 A JP 2006117171A JP 2006117171 A JP2006117171 A JP 2006117171A JP 4828291 B2 JP4828291 B2 JP 4828291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
plate
front cover
friction plate
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006117171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007292087A (ja
Inventor
直樹 富山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Exedy Corp
Original Assignee
Exedy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Exedy Corp filed Critical Exedy Corp
Priority to JP2006117171A priority Critical patent/JP4828291B2/ja
Priority to US11/730,888 priority patent/US20070246317A1/en
Priority to DE102007017046A priority patent/DE102007017046A1/de
Publication of JP2007292087A publication Critical patent/JP2007292087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4828291B2 publication Critical patent/JP4828291B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0284Multiple disk type lock-up clutch

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

本発明は、流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置、特に、トルクコンバータやフリュードカップリング等の流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置に関する。
流体式トルク伝達装置として、例えばトルクコンバータが知られている。トルクコンバータは、3種の羽根車(インペラー、タービン、ステータ)を内部に有し、内部の作動油の循環によってトルクを伝達する装置である。インペラーは、入力側回転体に連結されたフロントカバーに固定されている。インペラーが回転すると、インペラーからタービンに向かって作動油が流れ、タービンが回転する。この結果、タービンから入力シャフトにトルクが出力される。このようなトルクコンバータには、ロックアップ装置が設けられることが多い。
ロックアップ装置は、タービンとフロントカバーとの間に配置されており、フロントカバーとタービンとを機械的に連結することで直接トルクを伝達するための装置である。この種のロックアップ装置として、3面の摩擦面を有しているものが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
この3面の摩擦面を有するロックアップ装置は、主に、ダンパー機構と、第1摩擦プレートと、第2摩擦プレートと、ピストンとを備えている。ダンパー機構は、タービンと一体回転するハブフランジと、ハブフランジと相対回転可能に設けられたリティーニングプレートおよびクラッチプレートと、ハブフランジとリティーニングプレートおよびクラッチプレートとを回転方向に弾性的に連結するトーションスプリングとを有している。トーションスプリングは、リティーニングプレートおよびクラッチプレートに保持されている。第1摩擦プレートは、リティーニングプレートおよびクラッチプレートに相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係合している。第2摩擦プレートは、フロントカバーの最外周部において相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係合している。ピストンは、リティーニングプレートおよびクラッチプレートにリベットを介して固定されている。そして、ピストンは、第2摩擦プレートの軸方向タービン側に近接して配置されており、作動流体の圧力変化によって、ダンパー機構とともに軸方向に移動可能になっている。
このようなロックアップ装置において、ピストンの軸方向フロントカバー側の空間内の作動油を排出すると、ピストンの軸方向タービン側の空間内の油圧が軸方向フロントカバー側の空間内の油圧よりも高くなり、ピストンが軸方向フロントカバー側に移動する。すると、ピストンが第2摩擦プレートを押圧し、第2摩擦プレートが第1摩擦プレートを押圧し、第1摩擦プレートがフロントカバーの摩擦面を押圧して、摩擦連結が行われる。このため、フロントカバーのトルクは、第1摩擦プレートおよびピストンを介して摩擦面および第2摩擦プレートからリティーニングプレートおよびクラッチプレートに伝達され、さらに、トーションスプリングを介してハブフランジに伝達され、タービンに出力される(以下、この状態をロックアップON状態とする)。
また、ロックアップON状態において、ピストンの軸方向フロントカバー側の空間内に作動油を供給すると、ピストンの軸方向フロントカバー側の空間内の油圧が高くなり、ピストンが軸方向タービン側に移動する。すると、ピストンが第2摩擦プレートを軸方向フロントカバー側に押圧しなくなり、第1摩擦プレートがフロントカバーの摩擦面を押圧しなくなり、摩擦連結が解除される。このため、フロントカバーのトルクは、第1摩擦プレートおよびピストンを介して摩擦面および第2摩擦プレートからリティーニングプレートおよびクラッチプレートに伝達されなくなり、この結果、インペラーからの流体駆動によってタービンにトルクが出力される(以下、この状態をロックアップOFF状態とする)。
特開昭63−72968号公報
しかしながら、このロックアップ装置では、第1摩擦プレートがダンパー機構側の部材に支持されている。このため、ダンパー機構の入力側の部材として動作するピストンと第1摩擦プレートとの動作が同調しにくい場合があり、この結果、ロックアップONやロックアップOFFといったロックアップ動作時の応答性が低下する場合がある。
本発明の課題は、3面の摩擦面を有するロックアップ装置において、ロックアップ動作時の応答性を向上させることにある。
第1の発明に係る流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置は、フロントカバーとタービンとの間に配置され、フロントカバーとタービンとを機械的に連結するための流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置である。このロックアップ装置は、タービンに相対回転可能にかつ軸方向に相対移動可能に支持されるピストンと、ピストンとタービンとを回転方向に弾性的に連結するダンパー機構と、フロントカバーとピストンとの間に配置され、ピストンに一体回転可能に支持される第1摩擦プレートと、ピストンと第1摩擦プレートの間に配置され、フロントカバーに一体回転可能にかつ軸方向へ相対移動可能に支持される第2摩擦プレートとを備えている。ダンパー機構は、タービンに一体回転可能に連結されるドリブン部材と、ドリブン部材に対して相対回転可能に配置されるドライブ部材と、ドライブ部材とドリブン部材とを回転方向に弾性的に連結する弾性部材と、ピストンとドライブ部材とを一体回転可能にかつ軸方向へ相対移動可能に連結する連結部材と、を有している。このロックアップ装置は、ピストンに固定されピストンと連結部材とを連結する固定部材をさらに備えている。第1摩擦プレートは、軸方向に延びるように形成され内周側に連結孔が形成される筒状部を有している。固定部材は、ピストンおよび連結部材を軸方向に貫通する軸部と、軸部の一端に形成され軸部よりも外径が大きい固定部と、軸部の他端に形成され固定部との間にピストンおよび連結部材を挟み込む頭部と、を有している。頭部は、軸部よりも外径が大きく、連結孔に挿入されている。第1摩擦プレートは、頭部によりピストンに対して軸方向に移動可能に支持されている。
このロックアップ装置では、第1摩擦プレートがピストンに一体回転可能に支持されているため、ピストンと第1摩擦プレートとの動作が同調しやすくなり、ロックアップ動作時の応答性を向上させることができる。
しかし、このロックアップ装置の第1摩擦プレート周辺の摩擦面同士の間の隙間調整の精度が要求される。なぜなら、摩擦面同士の間の隙間が大きい場合はロックアップ動作時の応答性が低下し、摩擦面同士の間の隙間が小さい場合はロックアップOFF時にドラッグトルクが発生するためである。このため、例えば第1摩擦プレートがピストンに固定されている場合、第1摩擦プレートを単独で位置決め調整することが困難となり、第1摩擦プレート周辺の隙間調整が困難となり、この結果、ロックアップ動作時の応答性が低下したり、あるいはロックアップOFF時にドラッグトルクが発生したりする。
そこで、第2の発明に係る流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置は、第1の発明の装置において、第1摩擦プレートがピストンに軸方向に相対移動可能に支持されている。
これにより、第1摩擦プレート周辺の隙間調整が容易となり、ロックアップ動作時の応答性の低下を防止することができるとともに、ロックアップOFF時のドラッグトルクの低減を図ることができる。
第2の発明に係る流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置は、第1の発明の装置において、ドライブ部材は、環状のドライブ部材本体と、ドライブ部材本体から半径方向外方へ突出する複数の突出部とをさらに有している。連結部材の一端は突出部に固定されており、連結部材の他端は隣り合う突出部同士の間に配置された固定部材によりピストンに固定されている。
この場合、固定部材が隣り合う突出部同士の間に配置されているため、ロックアップ装置の軸方向寸法を短縮できるとともに、連結部材が軸方向に弾性変形するための空間を容易に確保できる。
第3の発明に係る流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置は、第1または2の発明の装置において、第2摩擦プレートがフロントカバーと一体回転可能にかつ軸方向へ相対移動可能に係合する係合部を有している。係合部の流路面積はフロントカバーと第2摩擦プレートの内周部との軸方向間の流路面積と略一致している。
これにより、第1摩擦プレートおよび第2摩擦プレート周辺の作動油の流れが円滑になり、ロックアップ動作時の応答性が向上するとともにロックアップOFF時におけるドラッグトルクの低減を図ることができる。
ここで、流路断面積が略一致しているとは、完全に一致する場合の他に、ロックアップ動作時の応答性が向上し得る程度に流路断面積が近似する場合も含まれる。
第4の発明に係る流体式トルク伝達装置は、エンジンからトルクが入力されるフロントカバーと、フロントカバーとともに流体室を形成するインペラーと、インペラーに対向して配置されたタービンと、フロントカバーとタービンとの間に配置された第1〜第3の発明のいずれかのロックアップ装置とを備えている。
この流体式トルク伝達装置では、第1〜第3の発明のいずれかのロックアップ装置を備えているため、ロックアップ動作時の応答性が向上する。
本発明に係るロックアップ装置および流体式トルク伝達装置では、上記の構成により、ロックアップ動作時の応答性が向上する。
以下、図面に基づいて、本発明に係る流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置の実施形態について説明する。
(1)トルクコンバータの全体構造
図1に、本発明の流体式トルク伝達装置のロックアップ装置の第1実施形態が採用されたトルクコンバータ1の縦断面概略図である。図1の左側にはエンジン(図示せず)が配置され、図の右側にトランスミッション(図示せず)が配置されている。また、図1に示すO−Oは、トルクコンバータ1の回転軸線である。
トルクコンバータ1は、エンジン側のクランクシャフト(図示せず)からトランスミッションの入力シャフトにトルクを伝達するための装置であり、入力側の部材に固定されるフロントカバー2と、3種の羽根車(インペラー9、タービン10、ステータ11)からなるトルクコンバータ本体3と、ロックアップ装置5とから構成されている。
フロントカバー2は、円板状の部材であり、主に、カバー円板部8aと、カバー円板部8aの外周部に形成された軸方向トランスミッション側に突出する外周筒状部8bとを有している。外周筒状部8bは、インペラー9のインペラーシェル12に溶接によって固定されている。
インペラー9は、インペラーシェル12と、その内側に固定された複数のインペラーブレード13と、インペラーシェル12の内周側に設けられた筒状のインペラーハブ21とから構成されている。
タービン10は、流体室内でインペラー9に対向して配置されている。タービン10は、タービンシェル14と、タービンシェル14に固定された複数のタービンブレード15と、タービンシェル14の内周側に固定されたタービンハブ16とから構成されている。タービンハブ16は、外周側に延びるフランジ16aを有しており、このフランジ16aには、タービンシェル14の内周部が、後述のハブフランジ52とともに、複数のリベット17によって固定されている。また、タービンハブ16の内周部には、図示しないトランスミッションの入力シャフトがスプライン係合している。
ステータ11は、インペラー9とタービン10の内周部間に配置され、タービン10からインペラー9へと戻る作動油を整流するための機構である。ステータ11は、主に、環状のステータキャリア18と、その外周面に設けられた複数のステータブレード19とから構成されている。ステータキャリア18は、ワンウェイクラッチ20を介して図示しない固定シャフトに支持されている。なお、フロントカバー2とタービンハブ16との軸方向間には第1スラストベアリング31が設けられ、タービンハブ16とステータ11との間には第2スラストベアリング32が設けられ、ステータ11とインペラーハブ21との間には第3スラストベアリング33が設けられている。各スラストベアリング31〜33においては、半径方向に作動油が流通可能なポートが形成されている。
(2)ロックアップ装置の構造
図1〜図5を用いてロックアップ装置5について説明する。図2にロックアップ装置5の縦断面部分図(図4のA−A断面図)、図3にロックアップ装置5の縦断面部分図(図4のB−B断面図)、図4にロックアップ装置5をタービン側から見た平面図(ピストン51およびラグプレート58を取り除いた状態で図示)を示す。図5にフロントカバー2側の外周側から見たストラッププレート59周辺の部分斜視図、図6および図7にタービン10側の外周側から見たストラッププレート59周辺の部分斜視図を示す。なお、図4の右上の図は、図4のC−C断面図を示している。また図5〜図7では、トーションスプリング55が省略されており、内部構造を見やすくするためにピストン51や第1摩擦プレート56の一部が切り欠かれている。また図6ではピストン51が省略されている。
ロックアップ装置5は、フロントカバー2に連結可能なクラッチ機構6としての機能と、クラッチ機構6とタービン10とを回転方向に弾性的に連結するダンパー機構7としての機能とを有しており、必要に応じて、フロントカバー2とタービン10とを機械的に連結するための装置である。図1に示すように、ロックアップ装置5は、主に、タービン10に相対回転可能にかつ軸方向へ相対移動可能に支持されるピストン51と、タービン10に一体回転可能に連結されるドリブン部材としてのハブフランジ52と、ハブフランジ52に対して相対回転可能に配置されるドライブ部材としてのクラッチプレート53およびリティーニングプレート54と、ハブフランジ52とクラッチプレート53およびリティーニングプレート54とを回転方向に弾性的に連結する弾性部材としての複数のトーションスプリング55と、フロントカバー2とピストン51との間に配置される第1摩擦プレート56と、ピストン51と第1摩擦プレート56との間に配置される第2摩擦プレート57と、フロントカバー2に固定されるラグプレート58と、ピストン51とクラッチプレート53およびリティーニングプレート54とを一体回転可能にかつ軸方向に相対移動可能に連結する連結部材としての複数のストラッププレート59とから構成されている。
ピストン51は、ロックアップ装置5のロックアップ動作の切換を行うための部材であり、主に、円板状のピストン本体61から構成されている。ピストン本体61は、フロントカバー2とタービン10との間の空間を軸方向に2分割するように半径方向に延びる円板状かつ環状の部材である。ピストン本体61の外周部は、環状かつ平坦な押圧部62となっている。押圧部62の軸方向エンジン側には、摩擦フェーシング63が設けられている。また、押圧部62の外周縁には、軸方向トランスミッション側に延びる外周筒状部64が設けられている。押圧部62の内周側のピストン本体61の半径方向中間付近の部分には、ピストン本体61の一部が軸方向エンジン側に向かって突出する複数(本実施形態では、8個)の中間突出部65が円周方向に並んで設けられている。ピストン本体61の内周縁には、軸方向エンジン側に延びる内周筒状部66が設けられている。内周筒状部66の内周面は、タービンハブ16に固定された環状のピストン支持プレート67の外周面に対して軸方向および回転方向に移動可能に支持されている。
ピストン支持プレート67は、ハブフランジ52やタービンシェル14がリベット17によって固定されている位置よりも外周側の位置に、タービンシェル14の内周部に溶接により固定されている。内周筒状部66とピストン支持プレート67の外周面との間には、シールリング68が設けられている。このようにして、フロントカバー2とピストン51との間の空間S1と、ピストン51とタービン10との間の空間S2とは、内周部においてシールされている。
ハブフランジ52は、ロックアップ装置5からトルクを出力するための部材であり、主に、円板状のハブ本体71から構成されている。ハブ本体71は、上述のように、その内周部がタービンハブ16に固定されており、そこから半径方向外側に延びる環状の部材である。ハブ本体71は、円周方向に延びる複数の窓部72を有しており、各窓部72内にコイルスプリングからなるトーションスプリング55が配置されている。
クラッチプレート53およびリティーニングプレート54は、ピストン51からのトルクをダンパー機構7に伝達するための部材であり、ハブフランジ52の軸方向エンジン側および軸方向トランスミッション側に設けられた一体の回転体である。具体的には、クラッチプレート53は、主に、円板状のプレート本体73と、トーションスプリング55の軸方向エンジン側部分を保持しかつその円周方向両端に当接する窓部74と、プレート本体73から外周側へ突出する複数(本実施形態では8個)の固定部77とを有している。リティーニングプレート54は、主に、円板状のプレート本体75と、トーションスプリング55の軸方向トランスミッション側部分に保持しかつその円周方向両端に当接する窓部76と、プレート本体75から外周側へ突出する複数(本実施形態では8個)の固定部78とを有している。
これらの窓部74、76は、窓部72に対応する位置に配置されており、これらの窓部74、76と窓部72との間でトーションスプリング55が圧縮されることにより、クラッチプレート53およびリティーニングプレート54とハブフランジ52とが回転方向に弾性的に連結される。
また、プレート本体73、75は、ハブフランジ52の外周端よりもさらに外周側まで環状に延びており、さらにその外周側においては固定部77,78がリベット24により固定されている。固定部77,78にはプレート貫通孔73a,75aがそれぞれ形成されており、プレート貫通孔73a,75aをリベット24が貫通している(図4参照)。これにより、クラッチプレート53およびリティーニングプレート54の外周側に複数の突出部97が形成されており、隣り合う突出部97同士の間には複数の凹部98が形成されている。
ストラッププレート59は、ピストン51とクラッチプレート53およびリティーニングプレート54とを一体回転可能にかつ軸方向に相対移動可能に連結ための部材であり、バネ鋼等の弾性変形可能な素材からなる帯状の部材から構成されている。具体的には、ストラッププレート59は、長手方向一端に形成された第1プレート貫通孔59aと、長手方向他端に形成された第2プレート貫通孔59bとを有している。そして、各ストラッププレート59の第1プレート貫通孔59aは、リティーニングプレート54のプレート貫通孔75aに対応するように配置され、クラッチプレート53とリティーニングプレート54とともに、複数のリベット24によって固定されている(図3参照)。また、各ストラッププレート59の第2プレート貫通孔59bは、ピストン51のプレート貫通孔69に対応するように配置され、ピストン51の中間突出部65に複数のリベット23によって固定されている(図2および図5〜図7参照)。このように、ストラッププレート59は、クラッチプレート53およびリティーニングプレート54とピストン51とを一体回転可能にかつ軸方向に相対移動可能に連結しており、ピストン51からクラッチプレート53およびリティーニングプレート54へストラッププレート59を介してトルク伝達が可能となっている。
また、ストラッププレート59の弾性力によって、クラッチプレート53およびリティーニングプレート54とピストン51とが軸方向に弾性的に連結されている。ストラッププレート59の自由状態において、ピストン51の押圧部62、後述する第1摩擦プレート56、第2摩擦プレート57およびラグプレート58の摩擦面同士の軸方向間に流路A3が確保されている。
第1摩擦プレート56は、ピストン51とともにトルクを伝達する円板状の部材であり、主に、環状のプレート本体81と、プレート本体81の軸方向両側に設けられた環状の摩擦フェーシング83,84と、プレート本体81から内周側へ突出する複数(本実施形態では8個)の支持部82とを有している。第1摩擦プレート56は、支持部82を介してピストン51に一体回転可能にかつ軸方向へ相対移動可能に支持されている。具体的には図3および図5〜図7に示すように、支持部82は、エンジン側に延びる筒状部82bと、筒状部82bの内周側に形成される貫通孔82aとを有しており、ピストン51側に固定されたリベット23の一部が貫通孔82aを貫通している。より詳細には、リベット23は、ピストン51のプレート貫通孔69を貫通する軸部23aと、軸部23aの一端に形成され軸部23aよりも外径が大きい固定部23bと、軸部23aの他端に形成され軸部23aおよび固定部23bよりも外径が大きい頭部23cとを有しており、ピストン51の中間突出部65とストラッププレート59とは固定部23bと頭部23cとの間に狭持されている。頭部23cはピストン51の軸方向エンジン側に突出しており、支持部82の貫通孔82aには頭部23cが軸方向に挿嵌されている。これにより、ピストン51と第1摩擦プレート56とが一体回転可能にかつ軸方向に相対移動可能に連結されている。
また、ピストン51に対する第1摩擦プレート56の軸方向の傾きが筒状部82bおよびリベット23により規制されており、この結果、第1摩擦プレート56の回転軸に対する姿勢が安定するとともに、ピストン51および第1摩擦プレート56の摩擦面を平行に保ちつつ、第1摩擦プレート56を軸方向に移動させることができる。
第2摩擦プレート57は、フロントカバー2からのトルクをロックアップ装置5に入力するための部材であり、主に、第1摩擦プレート56とピストン51の押圧部62との軸方向間に配置された円板状のプレート本体91と、プレート本体91の外周縁から外周側に延びる円周方向に並んで設けられた複数(本実施形態では、16個)の爪部92とを有している。
ラグプレート58は、フロントカバー2に固定され第2摩擦プレート57をフロントカバー2に対して一体回転可能にかつ軸方向へ相対移動可能に支持するための部材であり、主に、フロントカバー2の外周筒状部8bの内周側に配置されたラグ筒状部93と、ラグ筒状部93の軸方向エンジン側縁からフロントカバー2のカバー円板部8aの内面に沿うように内周側に向かって延びフロントカバー2に溶接により固定されるラグ円板部94とを有している。ラグ筒状部93には、第2摩擦プレート57の複数の爪部92を、フロントカバー2に対して相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係合する係合部としての複数(本実施形態においては、16個)の係合爪部95が形成されている。係合爪部95は、ラグ筒状部93の一部を軸方向に切り欠くことによって形成されている。ラグ円板部94の第1摩擦プレート56側の面には、第1摩擦プレート56の摩擦フェーシング83に近接する摩擦面96が形成されている。
爪部92と係合爪部95との係合部周辺の流路面積は、第1摩擦プレート56の摩擦フェーシング83,84周辺の流路面積とほぼ同一の面積に設定されている。図8に第2摩擦プレート57およびラグプレート58の係合部の詳細図を示す。図8(a)は第1摩擦プレート56および第2摩擦プレート57を組み合わせた状態での平面概略図、図8(b)は図8(a)のD−D断面図、図8(c)は図8(a)のE−E断面図である。
図8に示すように、係合爪部95とプレート本体91との半径方向間には、複数(本実施形態では12個)の流路A1が形成されている。また、ラグ円板部94と爪部92との軸方向間には、複数(本実施形態では12個)の流路A2が形成されている。流路A1は作動油が主に軸方向に流れる空間であり、流路A2は作動油が主に半径方向に流れる空間であり、いずれの流路A1,A2も第1摩擦プレート56の摩擦面周辺の空間と連通している。
一方、図2および図3に示すように、ロックアップOFF時においては、第1摩擦プレート56の摩擦フェーシング83とラグ円板部94との軸方向間および摩擦フェーシング84と第2摩擦プレート57との軸方向間には、環状の流路A3が形成されている。
そして、これらの流路A1およびA2の合計の流路面積と流路A3の流路面積とは、ほぼ同一の面積に設定されている。すなわち、第1摩擦プレート56の摩擦面周辺の入口流路面積と出口流路面積とがほぼ一致している。これにより、ロックアップ動作時の作動油の流れがスムーズになり、ロックアップ動作時の応答性が向上する。
また図4〜図7に示すように、クラッチプレート53およびリティーニングプレート54の固定部77,78からなる突出部97、第1摩擦プレート56の支持部82、ストラッププレート59およびリベット23,24がほぼ同一円周上に配置されている。具体的には、支持部82を含む第1摩擦プレート56の内周部は、固定部77を含むクラッチプレート53の外周部に対して相補的な形状を有しており、支持部82およびリベット23は凹部98内に(より詳細にはクラッチプレート53の固定部77同士の円周方向間)に配置されている。また、ストラッププレート59は凹部98に対応する位置に配置されており、固定部77との軸方向間には固定部78の板厚分に相当する空間S3が確保されている。これらの構成により、ロックアップ装置5の軸方向寸法を短縮することができるとともに、ストラッププレート59のたわみ空間を確実に確保することができる。
以上のように、本実施形態のロックアップ装置5では、ピストン51、第1摩擦プレート56、第2摩擦プレート57、複数のストラッププレート59、およびラグプレート58のラグ円板部94によりクラッチ機構6が構成されており、ハブフランジ52、クラッチプレート53、リティーニングプレート54、および複数のトーションスプリング55によりダンパー機構7が構成されている。
(3)トルクコンバータの動作
次に、図1〜図11を用いてトルクコンバータ1の動作について説明する。図9および図10に第1実施形態のロックアップ装置5のロックアップON時の動作図、図11(a)にロックアップOFF時の部分断面図、図11(b)にロックアップON時の部分断面図を示す。
エンジン側のクランクシャフトからのトルクは、図示しないフレキシブルプレートを介してフロントカバー2に入力される。ロックアップ装置5が連結されていない場合、インペラー9が回転し、作動油がインペラー9からタービン10へと流れる。この作動油の流れによりタービン10は回転し、タービン10のトルクは図示しない入力シャフトに出力される。
トルクコンバータ1の速度比が上がり、入力シャフトが一定の回転速度になると、空間S1の作動油が入力シャフト内部の油路を通って排出される。この結果、ピストン51の軸方向タービン側の空間S2内の油圧が軸方向フロントカバー側の空間S1内の油圧よりも高くなり、図9〜図11に示すようにピストン51がフロントカバー2側に移動する。この結果、ピストン51とラグプレート58のラグ円板部94との間に第1摩擦プレート56および第2摩擦プレート57が狭持され摩擦連結が行われる。これにより、フロントカバー2に入力されたトルクは、摩擦係合によりピストン51および第1摩擦プレート56に入力され、複数のストラッププレート59を介してリティーニングプレート54およびクラッチプレート53に伝達される。クラッチプレート53およびリティーニングプレート54に伝達されたトルクは、トーションスプリング55を介してハブフランジ52に伝達され、タービン10に出力される(以下、ロックアップONとする)。
またロックアップONの動作時において、ダンパー機構7側ではなくピストン51側の部材であるリベット23により第1摩擦プレート56が支持されているため、第1摩擦プレート56の動作がピストン51の動作と同調しやすくなり、ロックアップ動作時の応答性が向上する。
ロックアップONの状態において、ピストン51の軸方向フロントカバー側の空間S1内に作動油を供給すると、ピストン51の軸方向フロントカバー側の空間S1内の油圧が高くなり、ピストン51が軸方向タービン側に移動する。このとき、ピストン51がストラッププレート59の弾性力によって元の位置(ストラッププレート59の自由状態に対応する軸方向位置)に戻る(図2および図3参照)。この結果、ピストン51とラグプレート58のラグ円板部94との間における第1摩擦プレート56および第2摩擦プレート57の狭持が解除され、摩擦連結が解除される。これにより、フロントカバー2のトルクは、ロックアップ装置5を介さず、インペラー9およびタービン10の間の流体駆動によってタービン10に出力される(以下、ロックアップOFFとする)。
また、第1摩擦プレート56および第2摩擦プレート57は、ピストン51による押圧が解除されるため、軸方向に自由な状態となる。これにより、ロックアップ装置5によりトルク伝達が解除される。
(4)本発明の効果
このように、このロックアップ装置5では、第1摩擦プレート56がピストン51に一体回転可能に支持されているため、ピストン51と第1摩擦プレート56との動作が同調しやすくなり、ロックアップ動作時の応答性を向上させることができる。また、第1摩擦プレート56がピストン51に軸方向に相対移動可能に支持されているため、第1摩擦プレート周辺の隙間調整が容易となり、ロックアップ動作時における応答性の低下を防止することができるとともに、ロックアップOFF時のドラッグトルクの低減を図ることができる。また、第1摩擦プレート56の筒状部82bおよびリベット23の頭部23cにより、第1摩擦プレートのピストン51に対する姿勢がより安定し、ロックアップ動作時の応答性がより向上するとともに、ロックアップOFF時のドラッグトルクをより低減させることができる。また、このロックアップ装置5では、第1摩擦プレート56がストラッププレート59を連結するリベット23の頭部23cに支持されているため、第1摩擦プレート56を支持するために新たに部材を追加する必要がなく、部品点数の増加を防止できる。
また、リベット23がクラッチプレート53およびリティーニングプレート54に形成された隣り合う突出部97同士の間の凹部98(より詳細にはクラッチプレート53の隣り合う固定部77同士の円周方向間に形成された空間)に配置されているため、ロックアップ装置5の軸方向寸法を短縮できるとともに、ストラッププレート59が軸方向に弾性変形するための空間S3を容易に確保することができる。
さらに、第1摩擦プレート56の摩擦面周辺の入口流路面積と出口流路面積とがほぼ同一であるため、第1摩擦プレート56および第2摩擦プレート57周辺の作動油の流れが円滑になり、ロックアップ動作時の応答性が向上するとともに、ロックアップOFF時におけるドラッグトルクの低減を図ることができる。
(5)その他の実施形態
本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
例えば、前述の実施形態ではロックアップ装置を備えた流体式トルク伝達装置としてトルクコンバータを例に説明しているが、フリュードカップリングなどであってもよい。
また、前述の実施形態では、ピストン側の部材をリベット23として説明しているが、例えばボルトおよびナットなどの螺子やピストン51と一体成形された部材であってもよい。すなわち、ピストン側の部材とは、ピストン51と一体成形されあるいはピストン51に固定され、ピストン51と軸方向および回転方向に一体である部材を意味しており、ピストン51の一部分である場合の他にピストン51とは別部材である場合も含まれており、また頭部23c、軸部23aおよび固定部23bからなるリベット23としては、一体の部材である場合の他に、複数の部材が結合され各部が形成されている場合も含まれる。
本発明の第1実施形態に係るトルクコンバータ1の縦断面概略図。 ロックアップ装置5の縦断面概略図。 ロックアップ装置5の縦断面概略図。 ロックアップ装置5の平面概略図。 ロックアップ装置5の部分斜視図。 ロックアップ装置5の部分斜視図。 ロックアップ装置5の部分斜視図。 第2摩擦プレート57およびラグプレート58の係合部の詳細図。 ロックアップ装置5のロックアップON時の動作図(図2に対応する図)。 ロックアップ装置5のロックアップON時の動作図(図3に対応する図)。 ロックアップ装置5のロックアップON時の動作図(図4の部分図に対応する図)
1 トルクコンバータ(流体式トルク伝達装置)
2 フロントカバー
5 ロックアップ装置
6 クラッチ機構
7 ダンパー機構
10 タービン
23 リベット(ピストン側の部材)
51 ピストン
52 ハブフランジ(ドリブン部材)
53 クラッチプレート(ドライブ部材)
54 リティーニングプレート(ドライブ部材)
55 トーションスプリング(弾性部材)
56 第1摩擦プレート
57 第2摩擦プレート
58 ラグプレート
59 ストラッププレート(連結部材)

Claims (4)

  1. フロントカバーとタービンとの間に配置され、前記フロントカバーと前記タービンとを機械的に連結するための流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置であって、
    前記タービンに相対回転可能にかつ軸方向に相対移動可能に支持されるピストンと、
    前記ピストンと前記タービンとを回転方向に弾性的に連結する機構であって、前記タービンに一体回転可能に連結されるドリブン部材と、前記ドリブン部材に対して相対回転可能に配置されるドライブ部材と、前記ドライブ部材と前記ドリブン部材とを回転方向に弾性的に連結する弾性部材と、前記ピストンと前記ドライブ部材とを一体回転可能にかつ軸方向へ相対移動可能に連結する連結部材とを有するダンパー機構と、
    前記ピストンに固定され前記ピストンと前記連結部材とを連結する固定部材と、
    前記フロントカバーと前記ピストンとの間に配置され、前記ピストンに一体回転可能に支持される第1摩擦プレートと、
    前記ピストンと前記第1摩擦プレートの間に配置され、前記フロントカバーに一体回転可能にかつ軸方向へ相対移動可能に支持される第2摩擦プレートと、を備え、
    前記第1摩擦プレートは、軸方向に延びるように形成され内周側に連結孔が形成される筒状部を有しており、
    前記固定部材は、前記ピストンおよび連結部材を軸方向に貫通する軸部と、前記軸部の一端に形成され前記軸部よりも外径が大きい固定部と、前記軸部の他端に形成され前記固定部との間に前記ピストンおよび連結部材を挟み込む頭部と、を有しており、
    前記頭部は、前記軸部よりも外径が大きく、前記連結孔に挿入されており、
    前記第1摩擦プレートは、前記頭部により前記ピストンに対して軸方向に移動可能に支持されている、
    流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置。
  2. 前記ドライブ部材は、環状のドライブ部材本体と、前記ドライブ部材本体から半径方向外方へ突出する複数の突出部とをさらに有しており、
    前記連結部材の一端は、前記突出部に固定されており、
    前記連結部材の他端は、隣り合う前記突出部同士の間に配置された前記固定部材により前記ピストンに固定されている、
    請求項1に記載の流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置。
  3. 前記第2摩擦プレートは、前記フロントカバーと一体回転可能にかつ軸方向へ相対移動可能に係合する係合部を有しており、
    前記係合部の流路面積は、前記フロントカバーと前記第2摩擦プレートの内周部との軸方向間の流路面積と略一致している、
    請求項1または2に記載の流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置。
  4. エンジンからトルクが入力される前記フロントカバーと、
    前記フロントカバーとともに流体室を形成するインペラーと、
    前記インペラーに対向して配置された前記タービンと、
    前記フロントカバーと前記タービンとの間に配置された請求項1〜3のいずれかに記載のロックアップ装置と、
    を備えた流体式トルク伝達装置。
JP2006117171A 2006-04-20 2006-04-20 流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置 Expired - Fee Related JP4828291B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006117171A JP4828291B2 (ja) 2006-04-20 2006-04-20 流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置
US11/730,888 US20070246317A1 (en) 2006-04-20 2007-04-04 Hydrodynamic torque transmitting device and lock-up device using for it
DE102007017046A DE102007017046A1 (de) 2006-04-20 2007-04-11 Hydrodynamische Drehmomentübertragungsvorrichtung und dafür verwendete Überbrückungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006117171A JP4828291B2 (ja) 2006-04-20 2006-04-20 流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007292087A JP2007292087A (ja) 2007-11-08
JP4828291B2 true JP4828291B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=38537005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006117171A Expired - Fee Related JP4828291B2 (ja) 2006-04-20 2006-04-20 流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070246317A1 (ja)
JP (1) JP4828291B2 (ja)
DE (1) DE102007017046A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008058082B4 (de) * 2007-12-12 2018-10-18 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Vorrichtung zur Drehfestlegung eines Drehmomentwandlers mit abgeschlossenem Kolben
DE102009019588A1 (de) * 2008-05-16 2009-11-19 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Nasskupplung
JP5115401B2 (ja) * 2008-08-28 2013-01-09 トヨタ自動車株式会社 流体伝達装置
JP5241626B2 (ja) * 2009-06-18 2013-07-17 アイシン・エィ・ダブリュ工業株式会社 高耐熱性を有すロックアップクラッチ
JP2011085236A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Exedy Corp トルクコンバータ用のロックアップ装置
KR101841289B1 (ko) * 2009-10-20 2018-03-22 섀플러 테크놀로지스 아게 운트 코. 카게 블라인드 리베팅을 이용한 피스톤 플레이트 연결
US20150152951A1 (en) * 2013-12-03 2015-06-04 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Torque converter with integrated triple plate lock-up clutch
KR102556824B1 (ko) 2015-02-17 2023-07-17 알리손 트랜스미션, 인크. 토크 컨버터 로크업 클러치 백킹 플레이트
US9822862B2 (en) * 2015-10-02 2017-11-21 Valeo Embrayages Hydrokinetic torque coupling device for a motor vehicle
US10274067B2 (en) * 2016-11-29 2019-04-30 Valeo Embrayages Hydrokinetic torque-coupling device having lock-up clutch operatively connected to torsional vibration damper, and related methods
US11078999B2 (en) * 2019-09-23 2021-08-03 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Torque converter with wavy connection between damper and bypass clutch

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4177885A (en) * 1978-10-13 1979-12-11 General Motors Corporation Torque converter and lock-up clutch
FR2453335A1 (fr) * 1979-04-02 1980-10-31 Ferodo Sa Transmission a organe d'accouplement hydraulique et embrayage de verrouillage, notamment pour vehicule automobile
JPS604628A (ja) * 1983-06-23 1985-01-11 Daikin Mfg Co Ltd 薄肉型ダンパ−デイスク
US4785924A (en) * 1986-07-11 1988-11-22 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Gmbh Torque transmitting assembly
JPH03144153A (ja) * 1989-10-27 1991-06-19 Nissan Motor Co Ltd 大容量ロックアップ付流体伝動装置
US5477950A (en) * 1994-11-04 1995-12-26 Ford Motor Company Noise and vibration reduction in a torque converter clutch assembly
FR2766542B1 (fr) * 1997-06-19 1999-10-15 Valeo Procede de montage d'un embrayage de verrouillage pour un appareil d'accouplement hydrocinetique, notamment de vehicule automobile
FR2782362B1 (fr) * 1998-07-08 2001-04-27 Valeo Appareil d'accouplement hydrocinetique, notamment pour vehicule automobile
JP2006090375A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Exedy Corp 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2006153029A (ja) * 2004-10-27 2006-06-15 Exedy Corp 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20070246317A1 (en) 2007-10-25
JP2007292087A (ja) 2007-11-08
DE102007017046A1 (de) 2007-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4828291B2 (ja) 流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置
JP3854661B2 (ja) ロックアップ装置付きトルクコンバータ
JP2008281202A (ja) がたつき防止及び冷却流れ配列を備えたトルクコンバータ
JPH1163152A (ja) トルクコンバータ
JP4073749B2 (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2005273709A (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP6173814B2 (ja) クラッチ
JP7051272B2 (ja) 摩擦締結装置
WO2016132635A1 (ja) 流体継手
JP2006162054A (ja) ダンパーディスク組立体
JP4437683B2 (ja) 流体伝動装置およびロックアップクラッチ機構
JPH1163151A (ja) トルクコンバータ
JP2006090375A (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2006083997A (ja) トルクコンバータ
JP5986868B2 (ja) クラッチ
JP2000266079A (ja) 湿式摩擦部材及び摩擦ディスク
JP2020200945A (ja) トルクダンパ装置
JP3695989B2 (ja) トルクコンバータのロックアップ装置
JP4999437B2 (ja) トルクコンバータ
JP2000230623A (ja) トルクコンバータのロックアップ装置
JP2006153029A (ja) 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
JP2004324744A (ja) 流体式トルク伝達装置
JP2000230624A (ja) トルクコンバータのロックアップ装置
JP2005133779A (ja) 流体伝動装置
JP2006207718A (ja) スラストワッシャ及びそれを備えた流体式トルク伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees