JPH10246307A - ロックアップクラッチ構造 - Google Patents

ロックアップクラッチ構造

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JPH10246307A
JPH10246307A JP6746197A JP6746197A JPH10246307A JP H10246307 A JPH10246307 A JP H10246307A JP 6746197 A JP6746197 A JP 6746197A JP 6746197 A JP6746197 A JP 6746197A JP H10246307 A JPH10246307 A JP H10246307A
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clutch
fluid pressure
plate
coil spring
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直紀 加藤
Masahiro Kojima
昌洋 小嶋
Noriyuki Takahashi
徳行 高橋
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0278Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch comprising only two co-acting friction surfaces

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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動部材と摩擦部材とを連結する連結機構の
部品点数の低減や構造の簡略化を図ることの可能なロッ
クアップクラッチ構造を提供する。 【解決手段】 コンバータハウジング2およびポンプイ
ンペラ6の内部に挿入された出力軸9と、出力軸9に対
して軸線A方向に移動可能に取り付けられたピストン2
7と、ピストン27に取り付けられ、かつ、コンバータ
ハウジング2に係合・解放される第1プレート50およ
びクラッチフェーシング53と、この第1プレート50
とピストン27とを軸線A方向に相対移動可能に連結す
る嵌合孔32、嵌合爪52と、コンバータハウジング2
およびポンプインペラ6の内部に形成された係合流体圧
室Cおよび解放流体圧室Dとを備えたロックアップクラ
ッチ構造において、嵌合孔32、嵌合爪52が係合流体
圧室Cに配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動変速機の流
体式動力伝達装置に適用されるロックアップクラッチ構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機の流体式動力伝達装置として
のトルクコンバータは、エンジンと変速機構との間に配
置されてトルクの伝達を行う流体機械である。このトル
クコンバータは流体によりトルクの伝達を行なっている
ため、入力部材と出力部材とに回転差が発生し、トルク
の伝達損失が発生する。そこで、トルクコンバータの機
能を必要としないトルク伝達領域において、いわゆるロ
ックアップ機能によりトルクの伝達効率を向上させるロ
ックアップクラッチ構造が採用されている。
【0003】このようなロックアップクラッチ構造の一
例が特開平7−4497号公報に記載されている。
【0004】この公報に記載されたロックアップクラッ
チ構造は、コンバータハウジングに固定されたポンプイ
ンペラと、コンバータハウジングの内部に配置されたク
ラッチハブと、クラッチハブの外周に固定されたタービ
ンランナと、クラッチハブに軸線方向に移動可能に取り
付けられた環状のピストンと、ピストンとタービンラン
ナとを接続するトーションダンパーと、ピストンとコン
バータハウジングとを係合・解放させる摩擦部材とを備
えている。
【0005】この摩擦部材は、カバーに取り付けられた
環状の第1摩擦部材と、ピストンに取り付けられた環状
の第2摩擦部材とを備えている。そして、第1摩擦部材
の外周がコンバータハウジングの第1円筒部にスプライ
ン嵌合され、第2摩擦部材の内周がピストンの第2円筒
部にスプライン嵌合されている。さらに、コンバータハ
ウジングおよびポンプインペラの内部に解放流体圧室と
係合流体圧室とが形成されている。
【0006】そして、解放流体圧室および係合流体圧室
の油圧がほぼ同一に制御された場合は、ロックアップク
ラッチが解放されている。このため、コンバータハウジ
ングのトルクが、内部の油の流れによりタービンランナ
に伝達され、このトルクがクラッチハブに伝達される。
一方、係合流体圧室の油圧が解放流体圧室の油圧よりも
高く制御された場合は、ピストンが軸線方向に移動して
ロックアップクラッチが係合される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トルクの伝
達損失や車両の軽量化の観点からは、ロックアップクラ
ッチの部品点数の低減や構造の簡略化を図ることが好ま
しい。例えば、ピストンに軸線方向の孔を貫通形成し、
第2摩擦部材に軸線方向のピンを形成するとともに、ピ
ンを孔に挿入してピストンと第2摩擦部材とを軸線方向
に移動可能にする連結機構を採用することが考えられ
る。
【0008】しかしながら、上記公報に記載されたロッ
クアップクラッチ構造においては、ピストンと第2摩擦
部材との連結機構が解放流体圧室に配置されているた
め、上記のような構成を採用すると、係合流体圧室と解
放流体圧室とが孔により連通してしまう。その結果、係
合流体圧室および解放流体圧室の油圧制御が不可能にな
り、ロックアップクラッチの機能が損なわれる。したが
って、上記のような構成によって第2摩擦部材の連結機
構の部品点数の低減や構造の簡略化を図ることは困難で
あった。
【0009】この発明は上記事情を背景としてなされた
もので、移動部材とクラッチ部材とを連結する連結機構
の設計上の自由度を拡大することにより、部品点数の低
減や構造の簡略化を図ることの可能なロックアップクラ
ッチ構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
を達成するためこの発明は、回転駆動される中空の入力
部材と、この入力部材の内部に配置され、前記入力部材
のトルクが流体を介して伝達される出力部材と、この出
力部材に対して軸線方向に移動可能に取り付けられ、か
つ、前記入力部材の内部の流体圧により前記軸線方向に
移動される移動部材と、この移動部材に取り付けられ、
かつ、前記入力部材に係合・解放される摩擦部材と、こ
の摩擦部材と前記移動部材とを前記軸線方向に相対移動
可能に連結する連結機構と、前記入力部材の内部に形成
され、かつ、前記移動部材を移動させて前記摩擦部材と
前記入力部材とを係合させる流体圧を発生する係合流体
圧室と、前記入力部材の内部に形成され、かつ、前記移
動部材を移動させて前記摩擦部材を前記入力部材から解
放させる流体圧を発生する解放流体圧室とを備えたロッ
クアップクラッチ構造において、前記連結機構が前記係
合流体圧室に配置されていることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、移動部材と摩擦部材と
を連結する連結機構が係合流体室に配置されているた
め、例えば、移動部材に軸線方向の貫通孔を形成して摩
擦部材と移動部材とを軸線方向に相対移動可能に連結す
る連結機構を構成した場合でも、係合流体圧室と解放流
体圧室との液密性が維持される。したがって、連結機構
の設計自由度が拡大されて連結機構の部品点数の低減や
構造の簡略化を図ることが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を自動変速機の
流体式動力伝達装置としてのトルクコンバータに適用し
た実施例に基づいて説明する。図1はトルクコンバータ
1の正面半断面図である。トルクコンバータ1はエンジ
ン(図示せず)と変速機構(図示せず)との間に設けら
れており、以下に述べるような構成を備えている。
【0013】まず、コンバータハウジング2は、円板部
3と、円板部3の外周端から変速機構側、つまり図1の
右側へ向けて軸線A方向に突出された円筒部4とを有
し、円板部3の外側面にはナット5が円周方向に沿って
複数固定されている。そして、エンジンのフライホイー
ル(図示せず)に取り付けられるボルト(図示せず)が
ナット5にねじ込まれてフライホイールとコンバータハ
ウジング2とが連結される。
【0014】コンバータハウジング2の変速機構側、つ
まり図1の右側には軸線Aを中心として回転する環状の
ポンプインペラ6が設けられており、その外周端はコン
バータハウジング2の円筒部4の先端部に溶接固定され
ている。また、ポンプインペラ6の内周端はコネクティ
ングドラム7の外向きフランジ8の外周端に溶接固定さ
れている。なお、コネクティングドラム7は自動変速機
のハウジング(図示せず)に設けられた軸受(図示せ
ず)により回転可能に支持されている。
【0015】一方、コネクティングドラム7内には出力
軸9が軸線Aを中心として回転可能に配置されており、
その一方の端部がコンバータハウジング2の近傍まで到
達している。出力軸9内には軸線Aに沿って油路10が
設けられており、この油路10はロックアップ制御バル
ブ(図示せず)に接続されている。
【0016】また、出力軸9におけるコンバータハウジ
ング2側の端部外周には環状のクラッチハブ11がスプ
ライン嵌合されており、クラッチハブ11の外周には外
向きフランジ12が形成されている。外向きフランジ1
2のポンプインペラ6側の側面には環状のタービンラン
ナ13がリベット14により固定されている。そして、
外向きフランジ12とコンバータハウジング2の内側面
との間にはスラスト軸受15が設けられている。なお、
出力軸9におけるコンバータハウジング2側の端部に
は、出力軸9の外周とクラッチハブ11の内周との間を
液密に維持するオイルシール16が装着されている。
【0017】前記コネクティングドラム7と出力軸9と
の間には固定筒17が設けられており、固定筒17は自
動変速機のハウジングにより回転不能に支持されてい
る。固定筒17の端部はクラッチハブ11の近傍まで到
達しており、固定筒17の内径は、出力軸9の外径より
も大きく設定され、固定筒17の外径はコネクティング
ドラム7の内径よりも小さく設定されている。このよう
にして、固定筒17の内周面と出力軸9との間には、制
御バルブ(図示せず)に連通する油路18が形成され、
かつ、固定筒17とコネクティングドラム7との間に
は、オイルポンプ(図示せず)に連通する油路19が形
成されている。
【0018】固定筒17の外周におけるコネクティング
ドラム7とクラッチハブ11との間には一方向クラッチ
20が取り付けられている。一方向クラッチ20は固定
筒17にスプライン嵌合された内輪21と、内輪21の
周囲に配置された外輪22と、内輪21と外輪22との
間に設けられた係合体23などから構成された公知の構
造のものである。
【0019】そして、一方向クラッチ20とクラッチハ
ブ11との間にはスラスト軸受24が設けられている一
方、一方向クラッチ20とコネクティングドラム7の外
向きフランジ8との間にはスラスト軸受25が設けられ
ている。このようにして、クラッチハブ11、一方向ク
ラッチ20が、コンバータハウジング2、コネクティン
グドラム7に対して軸線A方向に位置決めされている。
なお、外輪22の外周には環状のステータ26が固定さ
れている。
【0020】上記のように構成されたトルクコンバータ
1の内部には、コンバータハウジング2とタービンラン
ナ13との間にロックアップクラッチBが設けられてい
る。以下、ロックアップクラッチBの構成について具体
的に説明する。
【0021】前記クラッチハブ11の外周には環状のピ
ストン27が取り付けられている。このピストン27は
クラッチハブ11に対して相対回転可能に、かつ、軸線
A方向に相対移動可能に構成されている。ピストン27
は、半径方向に設けた円板部28と、円板部28の外周
端からポンプインペラ6側に向けて軸線A方向に突出さ
れた円筒部29とを有する。
【0022】図2はピストン27の右側面図であり、円
筒部29には円周方向に所定間隔おきに切欠部30が複
数形成されている。そして、円板部28の外周側におけ
る切欠部30に対応する位置にはリベット孔31が各々
形成されている。各リベット孔31はほぼ同一円周上に
配置されている。また、円板部28におけるリベット孔
31よりも内周側には、円周方向に所定間隔をおいて嵌
合孔32が複数形成されている。なお、前記クラッチハ
ブ11とピストン27との間には、図1に示すようにO
リング33が装着され、クラッチハブ11とピストン2
7との間が液密にシールされている。
【0023】ピストン27のタービンランナ13側の側
面には、円周方向に複数個のスプリング保持プレート3
4が取り付けられている。図3は、ピストン27および
スプリング保持プレート34の右側面図である。スプリ
ング保持プレート34は、ピストン27の円板部28の
側面に当接された円弧状の基板部35と、基板部35の
両端からタービンランナ13側に突出され、かつ、ピス
トン27側に戻るようにU字状に屈曲された一対の屈曲
部36と、一対の屈曲部36から外側に向けて接続され
た板状の固定部37と、各固定部37の外端からポンプ
インペラ6側に突出された爪部38と、基板部35の一
対の屈曲部36の間に形成され、かつ、タービンランナ
13側に突出されたガイド部39とを備えている。
【0024】そして、ピストン27のリベット孔31に
挿入されたリベット40により、固定部37とピストン
27とが固定されている。このようにして、円周方向に
隣り合うスプリング保持プレート34の屈曲部36同
士、固定部37同士、爪部38同士が接近した位置に配
置されている。なお。各スプリング保持プレート34の
外周において、ピストン27の嵌合孔32に対応する位
置にはそれぞれ切欠部34Aが形成されている。
【0025】また、各スプリング保持プレート34のガ
イド部39と、ピストン27の円筒部29との間には、
円周方向に複数の第1コイルスプリング41が配置さ
れ、各第1コイルスプリング41の内方空間には、第1
コイルスプリング41の内径よりも小さな外形に設定さ
れた第2コイルスプリング42が配置されている。この
第2コイルスプリング42の円周方向の長さは、第1コ
イルスプリング41の円周方向の長さよりも短く設定さ
れている。
【0026】さらに、各第1コイルスプリング41の両
端は保持ピン43により保持されており、各保持ピン4
3が屈曲部36、爪部39に当接されている。また、ピ
ストン27の円筒部29の内周には、切欠部30同士の
間に補助保持プレート44が各々配置されている。各補
助保持プレート44は図4に示すように円周方向に湾曲
した形状を備え、かつ、図1に示すように軸線A方向に
おいて円弧状に湾曲した形状を備えている。そして、各
補助保持プレート44の内周側に各第1コイルスプリン
グ41、第2コイルスプリング42が保持されている。
【0027】なお、ピストン27の円筒部30の先端が
図1に示すように内側に屈曲されており、この屈曲部分
とガイド部39とにより、補助保持プレート44、第1
コイルスプリング41、第2コイルスプリング42が脱
落しないように確実に保持されている。このようにし
て、第1コイルスプリング41、第2コイルスプリング
42は、屈曲部36同士および爪部39同士の領域内で
円周方向に伸縮可能に保持されている。
【0028】上記第1コイルスプリング41、第2コイ
ルスプリング42、保持ピン43などによりダンパ機構
が構成されている。このダンパ機構はエンジン出力の変
動や、ロックアップクラッチBの係合時に生じる衝撃が
出力軸9に伝達されることを抑制するためのものであ
る。
【0029】一方、前記クラッチハブ11の外向きフラ
ンジ12とタービンランナ13の内周端との間にはトル
ク伝達リング45が取り付けられている。このトルク伝
達リング45は、ピストン27、第1コイルスプリング
41、第2コイルスプリング42から伝達されたトルク
をクラッチハブ11に伝達するためのものである。
【0030】図4はトルク伝達リング45の右側面図で
あり、トルク伝達リング45の円板部46の内周側に
は、軸線A方向に貫通するリベット孔47が形成されて
いる。このリベット孔47は同一円周上に複数形成され
ており、各リベット孔47に挿入されたリベット14に
より、クラッチハブ11とタービンランナ13とトルク
伝達リング45とが固定されている。
【0031】また、円板部46のリベット孔47よりも
外周側には、同一円周上に複数の貫通孔48が形成され
ている。さらに、円板部45の外周側がタービンランナ
13側に若干傾斜されており、その外周端に複数の受圧
部49が形成されている。各受圧部49は、ピストン2
7の切欠部30に対応する位置に形成されている。
【0032】各受圧部49は、図1に示すように円板部
46の外周からリベット40側に向けて屈曲され、第1
コイルスプリング41、第2コイルスプリング42の配
置中心にほぼ到達する箇所から逆方向に屈曲されて強度
が高められている。このように各受圧部49が、スプリ
ング保持プレート34の屈曲部36と爪部38との間、
言い換えれば保持ピン43同士の間に配置されている。
【0033】一方、図1に示すように、前記ピストン2
7とコンバータハウジング2の円板部3との間には、軸
線Aを中心にして環状の第1プレート50が配置されて
いる。図5は第1プレート50の側面図であり、第1プ
レート50は円板部51と、円板部51の外周に円周方
向に所定間隔で複数形成された嵌合爪52とを備えてい
る。
【0034】各嵌合爪52はピストン27の嵌合孔32
に対応して形成されており、円板部51の外周からポン
プインペラ6側に軸線A方向に突出され、ついで逆方向
に折り返されて強度が高められている。そして、各嵌合
爪52が嵌合孔32、切欠部34Aに挿入されて第1プ
レート50とピストン27とが一体回転する構成になっ
ている。また、第1プレート50とピストン27とは軸
線A方向に相対移動可能である。なお、円板部51にお
ける円板部3との対向面には環状のクラッチフェーシン
グ53が固定されている。
【0035】前記円板部3の内側面には軸線Aを中心と
して円筒部54が固定されており、この円筒部54の外
径が第1プレート50の内径よりも小さく設定されてい
る。そして、円筒部54の外周には環状の第2プレート
55がスプライン嵌合されている。この第2プレート5
5の外径は、第1プレート50の嵌合爪52の内径より
も小さく設定されており、第2プレート55が第1プレ
ート50とピストン27との間に配置されている。
【0036】図6は第2プレート55の右側面図であ
り、第2プレート55の内周側には円周方向に複数の切
り欠き56が形成されている。この切り欠き56が円筒
部54の外歯に係合される。そして、第2プレート55
の両側面には環状のクラッチフェーシング57が固定さ
れている。クラッチフェーシング57の外径がクラッチ
フェーシング53の外径とほぼ等しく設定されており、
クラッチフェーシング57の内径がクラッチフェーシン
グ53の内径とほぼ等しく設定されている。
【0037】クラッチフェーシング53,57は軸線A
を中心に配置されており、図2に示すように、クラッチ
フェーシング53,57の外径が、ピストン27の各嵌
合孔32の内接円(図示せず)の直径よりも小さく設定
されている。したがって、クラッチフェーシンング57
はピストン27の各嵌合孔32よりも内周側に係合され
る。
【0038】上記構成において、図1に示すように、ロ
ックアップクラッチBが係合されると、コンバータハウ
ジング2とポンプインペラ6との内部が、クラッチハブ
11、ピストン27、第1プレート50、クラッチフェ
ーシング53、第2プレート55、クラッチフェーシン
グ57により区画されて係合流体圧室Cと解放流体圧室
Dとが形成される。そして、前記油路10が解放流体圧
室Dに連通され、前記油路18,19が係合流体圧室C
に連通されている。
【0039】また、上記実施例では、ピストン27と第
1プレート50とを軸線A方向に相対移動可能に連結す
るための嵌合爪52、嵌合孔32が、クラッチフェーシ
ング53,57の外周側に配置されて係合流体圧室Cに
対面している。さらに、嵌合爪52が嵌合される切欠部
34Aも係合流体室Cに対面している。
【0040】ここで、上記実施例の構成と請求項1との
対応関係を説明すれば、コンバータハウジング2、ポン
プインペラ6が請求項1の入力部材に相当し、クラッチ
ハブ11、出力軸9が請求項1の出力部材に相当し、ピ
ストン27が請求項1の移動部材に相当し、第1プレー
ト50、クラッチフェーシング53が請求項1の摩擦部
材に相当し、嵌合爪52、嵌合孔32が請求項1の連結
機構に相当する。
【0041】つぎに、上記実施例の動作を説明する。ま
ず、図示しないオイルポンプから油路19を介してトル
クコンバータ1の内部に油が供給されており、エンジン
の回転がコンバータハウジング2からポンプインペラ6
に伝達されると、ポンプインペラ6の回転によりトルク
コンバータ1内の油に流れが発生する。
【0042】すると、タービンランナ13は油の流れに
よってトルクを作り出し、作り出されたトルクがクラッ
チハブ11および出力軸9を介して変速機構に伝達され
る。この動作中、ステータ26は油の流れを変え、ポン
プインペラ6からタービンランナ13に伝達されるトル
クを増幅させる働きをする。
【0043】上記トルクの伝達中、トルクコンバーター
1の機能を必要とするトルク伝達領域においては、制御
バルブから油路10,18を介して供給される油圧によ
って係合流体圧室Cおよび解放流体圧室Dの油圧がほぼ
均等に制御され、ロックアップクラッチBが解放されて
いる。
【0044】一方、トルクコンバーター1の機能が不要
なトルク伝達領域では、係合流体圧室Cの油圧を、解放
流体圧室Dの油圧よりも高める制御が行われる。する
と、ピストン27がコンバータハウジング2側へ向けて
軸線A方向に移動して摩擦部材57とピストン27とが
係合されるとともに、第2プレート55がコンバータハ
ウジング2側に移動され、クラッチフェーシング57と
第1プレート50とが係合される。ついで、第1プレー
ト50がコンバータハウジング2側に移動され、クラッ
チフェーシング53がコンバータハウジング2に係合さ
れる。
【0045】このようにして、ロックアップクラッチB
が係合されると、コンバータハウジング2のトルクがピ
ストン27、スプリング保持プレート34を介して第1
コイルスプリング41、第2コイルスプリング42に伝
達され、第1コイルスプリング41、第2コイルスプリ
ング42が弾性変形されて衝撃が吸収される。第1コイ
ルスプリング41、第2コイルスプリング42に伝達さ
れたトルクは、保持ピン43、トルク伝達プレート4
5、クラッチハブ11を介して出力軸9に伝達される。
【0046】上記実施例によれば、ピストン27と第1
プレート50およびクラッチフェーシング53とを相対
移動可能に連結する嵌合爪52、嵌合孔32が、クラッ
チフェーシング57とピストン27との係合面よりも外
側、つまり係合流体室Cに配置されている。また、クラ
ッチハブ11とピストン27との間はOリング33によ
り液密にシールされている。このため、ピストン27を
軸線A方向に貫通する嵌合孔32が形成されているにも
拘らず、係合流体圧室Cと解放流体圧室Dとの液密性が
維持される。
【0047】したがって、連結機構の設計自由度が拡大
されて、例えばピストンと第1プレートとをスプライン
嵌合などの複雑な機構により連結する必要がなく、連結
機構の部品点数の低減や構造の簡略化を図ることが可能
になる。
【0048】また、上記実施例によれば、ピストン27
とスプリング保持プレート34とを固定するためのリベ
ット40が第1コイルスプリング41同士の間に取り付
けられ、ピストン27のコンバータハウジング2側の露
出表面が可及的に外側に拡大されている。したがって、
ピストン27に係合されるクラッチフェーシング53,
57の外径を可及的に大きく設定し、かつ、クラッチフ
ェーシング53,57を可及的に外周側に配置すること
が可能になり、クラッチフェーシング53,57の係合
面の熱容量やトルク容量が十分に確保されてトルク伝達
機能が向上する。
【0049】図7はほかの実施例を示す正面半断面図、
図8は図7の右側面図である。この実施例では、タービ
ンランナ13とコンバータハウジング2との間にロック
アップクラッチFが配置されている。以下、ロックアッ
プクラッチFの構成を詳細に説明する。クラッチハブ1
1の外向きフランジ12の外周には環状のピストン60
が取り付けられている。このピストン60は外向きフラ
ンジ12に対して軸線A方向に相対移動可能に、かつ、
相対回転可能に構成されている。
【0050】ピストン60は半径方向に設けられた円板
部61と、円板部61の外周からポンプインペラ6側に
向けて軸線A方向に突出された円筒部62とを有する。
円板部61のコンバータハウジング2側の側面には、軸
線Aを中心とする環状のクラッチフェーシング63が固
定されている。
【0051】一方、クラッチハブ10の外向きフランジ
12には環状の中間ハブ64が固定されている。また、
中間ハブ64の外周には環状のトルク伝達プレート65
がスプライン嵌合されている。トルク伝達プレート65
の外周には、図8に示すように円周方向に所定間隔おき
に爪部66が突出形成されている。この爪部66は軸線
Aにほぼ直交する方向に突出されている。またトルク伝
達プレート65には、軸線A方向に貫通された長孔67
が円周方向に複数形成されている。
【0052】さらに、トルク伝達プレート65のタービ
ンランナ13側の側面には、環状のスプリング保持プレ
ート68が取り付けられている。そして、スプリング保
持プレート68とピストン60とがリベット69により
相対回転不能に固定されており、リベット69が長孔6
7内に挿入されている。つまり、ピストン60およびス
プリング保持プレート68と、トルク伝達プレート65
とが、長孔67により円周方向に一定範囲で相対回転可
能に構成されている。
【0053】前記スプリング保持プレート68は、トル
ク伝達プレート65に当接された円板部分の外周側がタ
ービンランナ13側に傾斜され、その外周側が軸線Aに
直交する方向に形成され、さらにその外周側がタービン
ランナ13側に傾斜され、さらにその外周側が軸線Aに
直交する方向に突出された屈曲部70を備えている。
る。
【0054】この屈曲部70には円周方向の窓部70A
が形成されており、屈曲部70の外周端には、ピストン
60側に向けて突出された突出部71が、円周方向に所
定間隔おきに複数形成されている。この突出部71の配
置位置はトルク伝達プレート65の爪部66の配置位置
とほぼ同一に設定されている。各突出部71は爪部66
よりも外側に配置されている。また、各突出部71のピ
ストン60側の端部には軸線Aに直交する方向に内側に
突出された突出部72が各々形成されている。各突出部
72は爪部66とピストン60の円板部3との間に配置
されている。
【0055】一方、ピストン60の円筒部62の内周
側、具体的には各突出部71同士の間には、各々補助保
持部材73が配置されている。各補助保持部材73は円
周方向に円弧状に湾曲され、かつ、軸線A方向の形状も
円弧状に湾曲されている。そして、各補助保持部材73
の内側、つまり爪部66同士の間には各々第1コイルス
プリング74が配置されている。
【0056】さらに、各第1コイルスプリング74の内
方空間には、第1コイルスプリング74の内径よりも小
さい外径に設定された第2コイルスプリング75が各々
配置されている。各第1コイルスプリング74の円周方
向の長さは、第2コイルスプリング75の円周方向の長
さよりも長く設定されている。
【0057】さらにまた、この実施例ではピストン2
7、スプリング保持プレート68が図8に示す矢印E方
向(時計回り)に回転される。そして、各第1コイルス
プリング74の一端側、つまり、図8に示すようにピス
トン27の回転方向の上流側に対応する箇所に、保持ピ
ン76が各々配置されている。
【0058】そして、この保持ピン76には爪部66、
突出部72、屈曲部70が当接されている。また、第1
コイルスプリング74の回転方向の下流側の端部には、
図7に示すように爪部66がほぼ直径方向に当接されて
いる。上記第2コイルスプリング75、上記第1コイル
スプリング74、第2コイルスプリング75、保持ピン
76などによりダンパ機構が構成されている。なお、そ
のほかの構成は、図1ないし図6の実施例と同様であ
る。
【0059】つぎに、図7、図8に示す実施例の動作を
説明する。まず、トルクコンバータ1の機能を必要とす
るトルク伝達領域においては、図1ないし図6の実施例
と同様に動作される。一方、トルクコンバータ1の機能
が不要なトルク伝達領域では、ピストン60のポンプイ
ンペラ6側の側面に作用する油圧が高められ、ピストン
60がコンバータハウジング2側へ向けて軸線A方向に
移動し、クラッチフェーシング63がコンバータハウジ
ング2に係合される。その結果、コンバータハウジング
2のトルクがピストン60およびリベット45を介して
スプリング保持プレート68に伝達される。
【0060】すると、スプリング保持プレート68の屈
曲部70、突出部72が保持ピン76を円周方向に押圧
するため、この押圧力が第1コイルスプリング74、第
2コイルスプリング75を介して爪部66に伝達され
る。その結果、トルク伝達プレート65が回転され、そ
のトルクが中間ハブ64、クラッチハブ11を介して出
力軸9に伝達される。
【0061】一方、ロックアップクラッチFの係合中
に、エンジン側でトルクの変動が発生した場合は、第1
コイルスプリング74、第2コイルスプリング75が伸
縮することでトルク変動が吸収され、ピストン60とト
ルク伝達プレート65との間で円滑なトルクの伝達が行
われる。
【0062】また、図7、図8に実施例によれば、爪部
66が第1コイルスプリング74、第2コイルスプリン
グ75の直径方向に配置されているため、第1コイルス
プリング74、第2コイルスプリング75に軸線A方向
のスラスト力が作用することが可及的に抑制され、確実
に円周方向に伸縮される。したがって、第1コイルスプ
リング74、第2コイルスプリング75の伸縮によるヒ
ステリシストルクが安定し、トルク伝達機能が良好に維
持される。このため、ロックアップクラッチFの係合領
域を低車速側に一層拡大することが可能になる。
【0063】また、図7、図8の実施例によれば、スプ
リング保持プレート68の屈曲部70の一部と突出部7
2とが軸線Aにほぼ直交して相互に平行に配置されてお
り、この屈曲部70の一部と突出部72とにより、第1
コイルスプリング74の一端および保持爪76がそれぞ
れ2点で支持されている。したがって、第1コイルスプ
リング74の保持力が充分に確保され、単一のスプリン
グ保持プレート68により確実に第1コイルスプリング
74を保持することが可能になる。
【0064】さらに、図7、図8の実施例によれば、第
1コイルスプリング74の回転方向の上流側に保持ピン
76が配置され、保持ピン76により第1コイルスプリ
ング74の端部の半径方向の移動が規制されている。こ
のため、第1コイルスプリング74が伸縮された場合に
も、第1コイルスプリング74の外周側が補助保持部材
73に当接することが可及的に抑制され、第1コイルス
プリング74の伸縮によるヒステリシストルクの変動を
抑制することが可能になる。このため、ロックアップク
ラッチFの係合領域を低車速側に一層拡大することが可
能になる。
【0065】さらにまた、図7、図8の実施例によれ
ば、第1コイルスプリング74の回転方向の下流側には
格別の保持部材が配置されていないため、伝達トルクの
大幅な変動が生じた場合は第1コイルスプリング74の
外周側が補助保持部材73に当接され、その摩擦抵抗に
よりトルク変動が吸収される。したがって、第1コイル
スプリング74が補助保持部材73の内周側における収
納性が向上する。なお、この発明はフルードカップリン
グにも適用可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、移動部材と摩擦部材とを連結する連結機構が係合流
体室に配置されているため、例えば、移動部材に軸線方
向の貫通孔を形成して摩擦部材と移動部材とを軸線方向
に相対移動可能に連結する連結機構を構成した場合で
も、係合流体圧室と解放流体圧室との液密性が維持され
る。したがって、連結機構の設計自由度が拡大されて連
結機構の部品点数の低減や構造の簡略化を図ることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のロックアップクラッチ構造を自動変
速機のトルクコンバータに適用した実施例を示す正面半
断面図である。
【図2】図1の実施例に用いられるピストンの右側面図
である。
【図3】図1の実施例に用いられるピストン、スプリン
グ保持プレート、第1コイルスプリング、第2コイルス
プリングを示す右側面図である。
【図4】図1の実施例に用いられるトルク伝達リングを
示す右側面図である。
【図5】図1の実施例に用いられる第1プレートを示す
右側面図である。
【図6】図1の実施例に用いられる第2プレートを示す
右側面図である。
【図7】この発明のロックアップクラッチ構造を自動変
速機のトルクコンバータに適用したほかの実施例を示す
正面半断面図である。
【図8】図7の実施例に用いられるピストン、スプリン
グ保持プレート、第1コイルスプリング、第2コイルス
プリング、トルク伝達プレートを示す右側面図である。
【符号の説明】
2 コンバータハウジング 6 ポンプインペラ 9 出力軸 11 クラッチハブ 27 ピストン 32 嵌合孔 50 第1プレート 52 嵌合爪 53,57 クラッチフェーシング 55 第2プレート A 軸線 B ロックアップクラッチ C 係合流体圧室 D 解放流体圧室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される中空の入力部材と、この
    入力部材の内部に配置され、前記入力部材のトルクが流
    体を介して伝達される出力部材と、この出力部材に対し
    て軸線方向に移動可能に取り付けられ、かつ、前記入力
    部材の内部の流体圧により前記軸線方向に移動される移
    動部材と、この移動部材に取り付けられ、かつ、前記入
    力部材に係合・解放される摩擦部材と、この摩擦部材と
    前記移動部材とを前記軸線方向に相対移動可能に連結す
    る連結機構と、前記入力部材の内部に形成され、かつ、
    前記移動部材を移動させて前記摩擦部材と前記入力部材
    とを係合させる流体圧を発生する係合流体圧室と、前記
    入力部材の内部に形成され、かつ、前記移動部材を移動
    させて前記摩擦部材を前記入力部材から解放させる流体
    圧を発生する解放流体圧室とを備えたロックアップクラ
    ッチ構造において、 前記連結機構が前記係合流体圧室に配置されていること
    を特徴とするロックアップクラッチ構造。
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